うどんの迷信
≪4月26日の給食≫
サラダバー、全粒粉きつねうどん、野菜の天ぷら、ナムル、オレンジ。おやつにメロンとパンケーキ。
(うどんの迷信)
さぬきの一部の地域では、身内の弔事から49日まで、うどんその他麺類を食べてはいけないという迷信がある。
『後を引く』からだそうな・・・。と言うより、さぬきの人間にとって、当たり前に毎日食べている、うどんを断つくらい、哀しみ、喪に服すという思いの表われでもあるかもしれません。
しかし、他県から嫁いだ人にはまったく理解できない迷信であり、知らずに、うどんを食べてしまったり、提供したりしたら大ごとで、非難の大嵐に見舞われる。嫁いびりの典型的なパターンである。
とは言え、今では、家で食べずに、わざわざ遠くのうどん屋に行って、こっそりうどんを食べている人もいる。
たまたま、そこで知り合いに出会ってしまったら、苦笑いしながら、「家族には内緒で…。」とお願いする。
何とも不思議な風習である。
香川県さぬき全域ではないようで、うどんを平気で食べている地域もある。
喪中にうどんを食べたから、不幸が続いたということは、有り得ないと思うのですが、気持ちの問題で、そう思い込んだ人にとっては、一大事なのでしょう。
というわけで、みんなの安心平和の為に、全員、喪中はうどんを食べないというわけです。
人間っておもしろい生き物ですよね。
今日も元気に美味しく全粒粉うどんいただきました。喪中ではありません(笑)