カテゴリ:当別町
当別最南端で最小の直売所!! 200m先が江別との境界になる為、当別町最南端となる 販売所がある「ファームふたば」さん におじゃましました。 お話を伺ったのは、ファームふたば 代表の三角(みすみ)さんです。 三角さんのお家は古くから農家を続けており、 三角さんでなんと5代目になります。 今からちょうど6年前位から、 「くろまめ茶」を含め、豆の加工を始めたそうです! 味にこだわったくろまめ茶!! くろまめ茶 180g 直営店価格 350円 こちらの「くろまめ茶」は、網の上で直接煎る直火製法で 作られています。煎りが強いと、苦味が出て甘味が出ないため、 火の加減が非常に難しいとの事です。 何度も専門の焙煎職人さんと打ち合わせをして、 香ばしさと甘味が出るようにこだわったようです!! 以前に、ある業者がバイヤーを連れてきた時に、 おたくの豆は美味しいの?と訪ねられて、 即答できませんでした。 米であれば味の確認を怠ることはないのに、 豆に関しては売りさばく事しか頭が回っていなかったのです。 そのことがとてもショックだったようです。 この出来事が転機となり、豆の味を知ってもらいたい!! という強い気持ちが状況を一気に変えていきました! くろまめ畑 三角さん自身が食べて美味しいとおもった小樽の豆腐屋さん。 そこへ収穫した豆を持っていき、豆腐を作ってもらいました。 すると80丁もの豆腐に変わって返ってきました。 すごく美味しい!食べた最初の感想です。 とても食べきれないので、いろいろな方々へ配りました。 とても反応が良く、売ったほうがいいよ!という言葉を たくさんいただきました。 気がつけば、味にこだわりを持つようになり、 自信を持って売れるようになってきたのです。 戦略なきくろまめとの戦い!! 豆腐作りから始めた豆の加工ですが、 どんな売り方をするかなどの戦略は一切無かったようです。 ただ豆腐が嫌いだったり、食べられない子供たちに 豆腐を食べて欲しいという気持ちから始まりました。 すると豆腐嫌いな子供たちがここの豆腐なら食べられると 言ってくれるようになったのです。 それであれば、子供が食べられるお菓子を 作りたいと思うようになり、小樽の加工所で、 豆菓子の「いりてん」、「くろてん」が生まれました。 するとその加工所で「くろまめ茶」も作れるとお話を いただき、「くろまめ茶」が誕生しました。 枝豆みたいな黒豆 くろてん・いりてん 豆菓子の「いりてん」、「くろてん」を作るときも、 見栄えが悪くても、味が気に入っているてんさい糖を使用しました。 まわりからはこの見栄えだと売れないよ・・・、 と言われたこともありましたが、美味しいものが最後に残ると 頑なに信じてここまできたのです。 そんな訳で戦略といえるものはなかったのですが、 気がつけば安全で安心な豆加工品を、 皆さんが喜んでいただける美味しい豆製品を 作れるようになったのです。 結果的には、ほとんど後付の戦略だそうです。 ただひたすら、子供たちに食べてもらいたい。 美味しければ食べ続けてもらえるのでは・・・、 その気持ちとお客さん達のあたたかい支えがあるからこそ、 今までも、これからも続けていけるのだそうです。 ----------------------------------------------- 住所 〒061-0214 北海道石狩郡当別町蕨岱207−3 TEL/FAX 0133-22-3199 取扱商品 米、特産品、地元産農産物、おみやげなど 営業時間 午前10時00分~午後5時00分 営業期間 5月~10月 毎週土曜日 ホームページ http://farmfutaba.com/ ----------------------------------------------- お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年09月12日 16時44分08秒
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