いしかり育ちの食のブログ

2013/11/07(木)10:54

有機栽培のにんじんでジュースを作りました!

新篠津村(10)

安心・安全で美味しいにんじんジュース!!  今回は、新篠津にて有機栽培のにんじんを皮以外まるごと使用した、 「まるごとにんじんジュース」についてお伺いしてきました。       まるごとにんじんジュース (左から80ml 250円、500ml 990円、1l瓶 1890円 ) お話を伺ったのは、園芸 ふくしの会の青木幸太郎さんです。 「まるごとにんじんジュース」で使用しているにんじんは、 有機JAS認証を受けたにんじんで、新篠津村で 「安心」・「安全」な環境で栽培されています。 また、園芸 ふくしの会では、障害者の方の 自立支援のための就労の場として、にんじん洗浄、 皮むきといった加工前の処理作業をおこなっています。 原材料でもあるにんじんにりんご果汁・りんご酢・ブドウ糖を 入れることにより、とても飲みやすくなっています。 にんじんが苦手な方でも、毎朝飲める位なんですよ! そんな「まるごとにんじんジュース」の成分ですが、 ビタミンA(βカロテン)、カリウム、 ミネラル(カリウム・イオン・リン・カルシウムなど) が含まれていて、健康の源となる成分が多く含まれています。 土作りへの強いこだわり! 新篠津村では平成6年農水省の『環境保全型農業推進本部』 設立を期に、「土づくりを基本とした農業宣言」を行い、 現在に至っています。 当時、青木さんが役場に勤めていた頃、これからは 「安心・安全な農産物を消費者に提供する」という動きがあり、 新篠津村でクリーン農業を推進しようという話になったそうです。 植物はもともと自然の中で成長して、 微生物や養分のバランスが崩れることのない土で育った 植物は生命力に溢れていると青木さん達は思い、 その自然に近い状態の土づくりをしたいと考え、 そこで、有用微生物群を培養、有機質の肥料を製造し 土地改良事業を進めていったそうです。 これは、新篠津村として全道で一番早い取り組みになったそうです。 農業と福祉の連携 平成18年に障がい者自立支援法が制定され、 一人でも多くの障がい者が地域に出て生活可能な 環境作りを目指すものとなりました。 そこで青木さんは、 農業と福祉の連携ができないかと試行錯誤されたそうです。 それには、農作物に付加価値をつけることだと考え、 完全有機のにんじんを作ろうと 決心されたそうです。 有機栽培農家では手間のかかる作業が多いため、 労働力の確保が難しく、 これらを少しでも改善するために、障がい者と 有機栽培生産者との連携を始め、有機米の仕入れ、販売、 豆類の選別・袋詰め、「ボカシ肥」の製造委託等、 有機栽培農家と福祉の連携を作り上げたようです。 「まるごとにんじんジュース」の楽しみ方 有機JAS認証を受けた農家の完全有機で栽培したにんじんを、 生のままペースト状で保管し、熟成させます。 熟成すると、糖度が高くなり、にんじん本来の甘みが出て、 とっても甘くなるようです。 にんじんには健康の源となる多くの成分が含まれているため、 毎日朝食の時に、ワイングラスに注いで飲むとリッチな気分にも なれるし、健康に良いのでオススメとのことでした。 また、シフォンケーキに入れて焼くと、色合いもよく美味しく いただけると教えていただきました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 取材店      園芸 ふくしの会 事務所 社名        園芸 ふくしの会 住所        〒066-1101             北海道新篠津村第46線北11番地 電話         TEL/FAX 0126-58-3958  取扱商品     まるごとにんじんジュース、まるごとトマトジュース、豆菓子 取材商品     まるごとにんじんジュース(80ml 250円、500ml 990円、1l瓶 1890円) 販売期間     通年 営業時間     午前9時~午後3時             ※ 事務所での販売のため、事前連絡をお願いします。 定休日       土・日・祝             (時間や在庫状況によっては定休日での販売も可能です。) 取扱店       自店、たっぷの湯、道の駅産直市場、他     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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