北広島と札幌産の天然100%の蜂蜜作りにこだわる!!北広島市大曲の「荒井養蜂場」さん。
北広島と札幌産の天然100%の蜂蜜作りにこだわる!!北広島市大曲の「荒井養蜂場」さん。北広島市2回目の取材先は、地元で長年養蜂業を営む荒井養蜂場さんです。札幌の大消費地を控えて、自然が豊かに残る北広島市や札幌市南区を拠点に、地元に多い花木や草花を活用して作る蜂蜜の味は、地元産の天然100%の蜂蜜ですから、とても希少なのです。とは言え、安い輸入蜂蜜の攻勢、宅地化と自然の後退、養蜂家の後継者不足など、難問山積の養蜂業界ですから、荒井養蜂場4代目の荒井賀奈子さんにかかる期待は大きいのです。養蜂業のカレンダーは晩秋から始まり、越冬期間の蜜蜂の繁殖が、来年の成功を決定づける!! 荒井養蜂場4代目 荒井賀奈子さん荒井さんのお話によりますと・・・、花が一斉に咲き始める6月に、蜂の数が一番多い状態にするためには、冬から春にかけての越冬期間中の、蜜蜂の繁殖が重要なのです。北広島で越冬させると蜂が半減してしまうらしく、冬になる前に、蜂と巣箱をトラックに積んで、気候温暖な鹿児島で越冬するのです。鹿児島で蜂の数を2倍に増やして、6月の開花時期に北広島に戻るのですが、近年の天候不順もあって、蜂の体調と花の咲くタイミングを合わせるのが、とても難しいらしいのです。春から秋まで、地元の自然豊かな緑林と花を求めて移動!! 北広島市内の農地で蜂蜜採集中まだまだ自然が残っていて、農薬を使う田圃が少ない北広島市郊外や、札幌市南区の山里を中心に、農家や土地の所有者と契約して蜂蜜を集めています。6月初めは、色々な草花から採れる百花の蜂蜜、次にアカシア、クローバー、エンジュ、シナノキと続き、秋まで休む暇がありません。とりわけ、雨の多い時期は、花も落ちやすく、蜂も飛べないので、天気予報ばかり気にしつつ、一喜一憂の日々が続きます。花の種類によって味も色も異なる蜂蜜を、使い分けて食べるのが蜂蜜通のこだわり!!北広島と札幌市南区で採れた天然100%の蜂蜜を4品ご紹介しましょう。1.シナの花 (300g 1,100円)甘みが強く、花の香りも強いので、スパイスの効いた料理に適する。2.クローバー (300g 1,200円)甘みが強く癖がないので、砂糖代わりにも、お菓子作りや料理にも使える。3.アカシア (300g 1,400円)甘みがさっぱりして癖がなく、上品な味なので飲み物や乳製品に向く。4.えんじゅ (300g 1,150円)花の香りがあり、紅茶や、香りを楽しむお菓子作りにマッチする。私達も味見をさせて頂きましたが、季節と花によって、蜂蜜の味がこんなに違うということを、初めて知りました。スイーツやドリンクに、蜂蜜の味の違いを使い分けられたら、すごく知的でリッチな気分になれますね。昔からの常連のお客様からの注文が多く、蜂蜜の栄養と、健康効果を期待して常用している人が多い!! 荒井養蜂場は、養蜂と蜂蜜の製造・直販のほかに、農家向けに蜂の販売、蜂のポリネーション(貸出)をしています。蜂蜜の直販では、昔からの常連のお客様からの電話注文が多く、日々の健康のために食べている方や、お菓子や料理に使う方も多いそうです。蜂蜜はビタミン、ミネラル、アミノ酸が豊富で、砂糖のカロリーより3割低く、健康にもダイエットにも、料理にも役立つ食材ですが、なぜか日本では、蜂蜜を日常的に食べる食材にはなっていなようなのです。若き後継者の荒井さんが、女性目線から、新世代目線から、蜂蜜の楽しみ方や新しい使い方をアピールしつつ、次の世代のための蜂蜜作りにも頑張っていらっしゃいます。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・社名 荒井養蜂場株式会社住所 〒061-1275 北海道北広島市大曲南ヶ丘3丁目1-2電話 TEL.011-377-3645 FAX.011-378-6070取扱商品 蜂蜜、蜂売り、蜂貸し(ポリネーション)、蜂蜜健康・美容商品営業時間 午前 8時00分~午後 7時00分定休日 1月1日取扱店 自社直販、催事販売