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いしかり育ちの食のブログ

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札幌市

2013年12月05日
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カテゴリ:札幌市


札幌からの取材は「さっぽろスイーツ」で締めくくり!!


1-大通公園縮小.jpg

札幌からの取材は、今回で10回目になります。
札幌には、全国に誇れるグルメな料理や食品がイッパイありますね。
代表的なものでは、「さっぽろラーメン」「スープカレー」「ジンギスカン」
「海鮮料理」などですが、近頃話題に事欠かないのが「さっぽろスイーツ」
ではないでしょうか。
札幌を、日本の、いや世界のスイーツ王国にしようと立ち上がったのが、
2005年に設立された「スイーツ王国さっぽろ推進協議会」(2013年
11月時点の構成団体は、札幌洋菓子協会、札幌商工会議所、札幌市の3
団体)です。
札幌市内および近郊の洋菓子店に所属するパティシエを対象にして、
その年に札幌を代表するに相応しいスイーツを決める「さっぽろスイーツ
コンペティション」が開催されて8年目になります。
同協議会に加盟するお店は、どちらのお店もレベルの高いお店ばかりで、
今回取材させていただくお店は、“さっぽろスイーツ2013”グランプリ
を受賞された“さっぽろ黒豆タルト”の「ケーキハウス ステラ☆マリス」
さんに決めさせていただきました。



「さっぽろスイーツ2013」生洋菓子部門のグランプリに輝いた
「さっぽろ黒豆タルト」の「ケーキハウス ステラ☆マリス」さんです!!



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「ケーキハウス ステラ☆マリス」           


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「さっぽろスイーツ2013」洋菓子部門
グランプリに輝いた「さっぽろ黒豆タルト」


「さっぽろ黒豆タルト」を開発したのは、ステラ☆マリスのパティシエール
(女性のパティシエ)の橋本直子さんです。
黒豆が大好きな橋本さんが、正月だけでなくいつでも黒豆が食べられたら、
と思ってケーキに使ってみたのがレシピ開発のキッカケです。
ケーキの中には12個の黒豆を使い、ケーキの表面には黒豆の煮汁をかけて
外側を黒く覆い、全体が黒豆に見えるようにしたことが、デザイン的にも
技術的にも、オリジナリティの高いスイーツ作りを可能にしたのです。
今年の春にグランプリが決まり、同協議会加盟店に「さっぽろ黒豆タルト」
のレシピが公開されて、このレシピをベースにした参加店独自の「さっぽろ
黒豆タルト」を作って、味とデザインを競うのが、この事業の核になって
います。
参加店は25社54店で、5月末から7月末まで、参加店を巡って
“さっぽろ黒豆タルト”を食べ歩くスタンプラリーが開催されました。
その結果、道産の黒豆が品薄状態になり、道内から広く黒豆が集められた
ほど、食材もスイーツも売れたのです。


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「さっぽろ黒豆タルト」


グランプリが発表された後、すぐにステラ☆マリスにお客様が押し寄せて、
ホワイトデーを間近に控えていた時期だというのに、あっという間に売る
商品が無くなってしまい、作っても作ってもすぐに売切れてしまう状態が
2~3ヵ月続いたそうです。
さぞや儲かったのではと思いきや、手作りで1日に作れるスイーツの数は
知れていて、原材料の仕入れや、職人確保の難しさもあって、簡単には増産
できないのだそうです。それより、常連のお客様にご迷惑をおかけすること
の方が心配だったようです。
世の中は、お菓子のようには甘くはないようです。それにマスコミの取材も
連日続いたり、今思えば毎日が台風のような日々だったそうです。
また、“グランプリを取ってからが、本当の勝負だった”と後で分って残念な
思いもしたそうですが、“やっぱりグランプリを取ってよかったですね”と、
オーナーの隅田さんは感慨深げにおっしゃっていました。



オーナーの隅田さんは、スイーツ作りだけでなく、
シュガークラフトのコンクールでも活躍するパティシエです!!



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オーナーの隅田さん                  


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どれも美味しそうなケーキが並ぶショーケース


ご紹介が後になってしまいましたが、「ケーキハウス ステラ☆マリス」の
オーナーの隅田和男さんは、札幌洋菓子協会の副会長で、北海道洋菓子協会
の常務理事という重責を担う方です。
お店の名前は、ラテン語のSTELLA=星、MARIS=海 のことで、“北極星”
を意味しているのだとか。お店の場所は、地下鉄南北線「澄川駅」から
徒歩約5分のマンションの1階にあります。
製造・販売しているスイーツは、各種ケーキ、焼き菓子、デコレーション、
パイ、プリン、ジャムなどですが、特徴的なのがシュガークラフト(砂糖細工
の工芸品)の人形作りです。年間500~600体もの人形を作っていて、
東京からのオーダーも多いのだそうです。


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シュガークラフトのデコレーション。


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シュガークラフトのキャラクター。


ウェディングや誕生祝のデコレーションケーキに、シュガークラフトの
人形をデコレートしてプレゼントするために使われるもので、英国では、
19世紀のビクトリア時代から続く、シュガーアートとして人気があります。
オーナーの隅田さんは、昔からシュガークラフトのコンテストに作品を出品
する常連で、これまでに沢山の賞を獲得してきた方です。いわば、お菓子
細工の工芸家でもあるのです。



市内の果樹園さんから仕入れた果物と野菜に、
市内の乳業会社から仕入れた乳製品を使った、
札幌産食材にこだわったスイーツ作り!!



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札幌産のリンゴとカボチャのスイーツを前に語るオーナーの隅田さん。


「いしかり育ちの食」がテーマの取材ですから、ステラ☆マリスさんの
石狩管内産の食材を使ったスイーツをお聞きしたところ、沢山ありました。
ケーキやパイ、デコレーションやジャムなどに使っている果物や野菜は、
その多くが市内南区の岡村果樹園さんで生産しているものを使っています。
また、スイーツ作りに欠かせない乳製品も、市内厚別区の新札幌乳業さん
の製品を使っているなど、札幌産こだわったスイーツ作りを前提にして
います。
では、何故そこまで札幌産食材にこだわるのでしょうか?
実は、ステラ☆マリスのお店を開業した14年前(平成11年)にお子さん
が生まれて、子供が食べてくれるお菓子作りをテーマにしてきたのです。
子供に食べさせて安全な食材、添加剤を使わないお菓子、子供が食べやすい
味付けを追及している内に、無農薬で添加物を使わない、素材の味を
活かした優しい味のお菓子作りにたどり着いたのです。



ステラ☆マリスの取って置きの定番スイーツは、
札幌市南区産のリンゴを使った、ちょっと不格好なアップルパイ!!



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ステラ☆マリスの定番のスイーツ“アップルパイ”。
    
 
パイを作るのが好きなオーナーが、色々なフルーツを包んでは焼いてみて、
一番美味しかったのがリンゴを使ったアップルパイだったそうです。
お店を開業することになった時、真っ先に南区の岡村果樹園さんに、
年間を通してリンゴを仕入れさせていただけるようにお願いしたのです。
また、パイ生地に使うバターは新札幌乳業さんから仕入れたもので、
生産者の心が伝わる地産食材にこだわって使用しているのです。
お店を開業して以来、14年間毎日作り続けてきた定番スイーツが
ステラ☆マリスの“アップルパイ”なのです。
見た目がちょっと無骨ですが、この形がとても食べやすいのです。
それにパイ生地のサクサクした食感と、酸味が少し残る甘みを抑えた
煮リンゴの味が、パイ生地とよく馴染んで、癖になりそうな味です。
よくお客様から、お店の一番のお薦めスイーツはどれですか・・・?
と聞かれて、すかさず“アップルパイ”ですと答えると、10人中9人
はもっと見栄えの良いスイーツを買っていくそうです。
しかし、この一見無骨な“アップルパイ”を一度でも食べた人は、大抵
リピーターになってくれるくらい、すぐにまた食べたくなって来店する
らしいのです。だからこそ、14年間も売れ続けているのですね。
どうやら、小さな子供が喜々として食べてくれるスイーツとは、実は大人
が欲していた、愛情たっぷりの優しい味のスイーツなのかもしれません。
貴方も、ステラ☆マリスの“アップルパイ”と“さっぽろ黒豆タルト”を
じっくり味わってみませんか。


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「さっぽろスイーツ」に関する情報は「スイーツ王国さっぽろ推進協議会」
のホームページとブログをご参照ください。
スイーツ王国さっぽろ推進協議会  http://sweets-sapporo.com/
スイーツ王国さっぽろ公式ブログ http://sapporo.100miles.jp/s-sweets

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取材先名         ケーキハウス ステラ☆ハウス
住所            〒005-0004
               札幌市南区澄川4条3丁目4-20 シャトー澄川1階
電話/FAX         011-817-0777/011-817-0888 
取扱商品         ケーキ、焼菓子、プリン、デコレーション、シュガークラフト
取材商品         アップルパイ 1個230円
石狩管内産食材     札幌市南区の岡村果樹園のリンゴ、
               札幌市厚別区の新札幌乳業のバター
販売期間         通年販売
営業時間         午前10時00分~午後8時00分
定休日           年中無休
取扱店           自店、ネット通販
ホームページ        http://www.stella-maris.co.jp/

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最終更新日  2013年12月05日 13時42分15秒


カテゴリ:札幌市


希少価値の高い「大浜みやこ」の魅力


「大浜みやこ」をご存知ですか?
人物の名前にも聞こえますがそうではなく、
札幌市手稲区で生産されているカボチャの名前なんです!
名前の由来は、「みやこ」という品種であることと、
近くにある大浜海水浴場(現在のおたるドリームビーチ)
にちなんで、「大浜みやこ」と名づけられたようです。
「大浜みやこ」は収穫量がわずかなため稀少価値が高く、
また味が濃く、ホクホクした食感から、料理人たちからも
高く評価されているようです。


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「大浜みやこ南瓜」のポスター


JR手稲駅南口の活性化を推進する
「ふるさと軽川街づくり協議会」では、
そんな希少価値の高い手稲区のブランドかぼちゃ
「大浜みやこ」を活用し、手稲の新たな食の魅力を創り出し、
商店街の活性化につなげていきたいと考えています。
「ふるさと軽川街づくり協議会」の船木さんに
お話を伺ったところ、平成22年度に「さぽーとほっと基金」(※注1)
の助成を受けて本格的に「大浜みやこ」を活用した商品作りを開始し、
JR手稲駅南口の商店街の店舗と協力して、
試作研究会を開催し、かぼちゃのパウダーを使った
そばやパスタ、ケーキやお餅と13品の試作品を作り、
意見交換をして改良を重ねていったようです。
最初はかぼちゃのパウダーを作り、次にペーストを作り、
併用していましたが、今はペーストのみを作っているようです。
「大浜みやこ」をペーストに加工しているのは、
サトホロのジェラートで紹介した、セイウニカさんです。


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「大浜みやこ」かぼちゃのペースト        


フナキ社長.jpg

「ふるさと軽川街づくり協議会」の船木さん


(※注1)さぽーとほっと基金は、皆さんからの寄付を札幌市が募り、
町内会・ボランティア団体・NPOなどが行うまちづくり活動に
助成することで、札幌のまちづくり活動を支える制度です。



大浜みやこのしんこ餅!!


「大浜みやこ」を活用した商品作りをしている、
JR手稲駅南口の商店街の店舗の中から、
今回は、「大浜みやこのしんこ餅」を製造・販売している
もち屋 山内さんを訪ねました。


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早速、店主の山内さんに「大浜みやこのしんこ餅」を
用意していただきました。


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大浜みやこのしんこ餅 1個90円


こちらの「大浜みやこのしんこ餅」は、お餅の生地の中に
かぼちゃペーストを練り込んでいて、見た目にも鮮やかな
かぼちゃの黄色が目を引きます。
中の白あんにも、かぼちゃペーストを練りこんでいて、
「大浜みやこ」尽くしのしんこ餅になっているんです!
とてもやわらかいのですが、しっかりとしたお餅の食感がして、
かぼちゃの優しい味が楽しめます。
甘さもくどくなく、1日何個でも食べられちゃいそうです!
山内さんにお話を聞くと、
最初の頃は味の加減が難しく、かぼちゃの味が
うまく出せなかったようです。
またお餅の生地だけにかぼちゃペーストを練りこんでも
かぼちゃの味がうまく出せなかったり、
白あんにかぼちゃペーストを混ぜても、
白あんが硬くなってしまったりとバランスや配合が難しかったようです。
大福にもかぼちゃペーストを混ぜてみたようなのですが、
少し硬くなってしまう為、大福には合わないようです。
実際に食べてみると、かぼちゃの味が主張し過ぎない
絶妙なバランスと甘さで、食感はとてもやわらかく、
しっとりとしたお餅の食感があり、
本当にバランスや配合が難しかったのか何度も聞き返してしまいました。


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お月見に合わせて


「大浜みやこのしんこ餅」の販売時期は、お月見に合わせて
販売開始しているようです。
「大浜みやこ」の色がキレイにお餅の生地と混ざっているので、
まるで満月みたいです。
今の場所に移転してから15年以上も店を構えているけど、
個人商店のためか、入りづらいお客さんも多いかもしれないと
おっしゃっていましたが、決して一見さんお断りのお店ではないので、
お気軽に食べに来てくださいとおっしゃっていました。
「大浜みやこ」のかぼちゃは収穫量が少ない為、
ペーストに加工する量も限られています。
例年は、早々に販売が終わってしまうそうですが、
今年は、年内までは持たせたいとおっしゃっていました。
念のため電話で確認してから行くのをオススメします!


月見用.jpg

お月見にもどうぞ!



なお、大浜みやこを使ったメニューの取扱店は
他にもJR手稲駅南口商店街の
・そば屋 味彩
・米の里手稲店 水車
・酒と肴の晩菜
・パステリー ル シエル
・手稲ステーションホテル
・北のおとうふ 豆太
・パン屋喫茶 大和
・菓子工房 ふぉ~YOU
・cake & cafe コレット
・株式会社小林製麺
のお店があります。
(平成25年12月2日現在)


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取材店名        もち屋 山内(山内商店)
住所           〒006-0022
              札幌市手稲区本町2条1丁目3-18
電話/FAX       011-681-4919
取扱商品        和菓子、袋菓子、菓子パン、加工食品、他
取材商品        大浜みやこのしんこ餅
販売期間        9月中旬~12月末位まで
              (原料がなくな次第販売終了の為、事前に電話での
              確認をお願いします。)
営業時間        8時半から19時まで
定休日          日・祝  ※12月など年末近くは、日曜日でも営業
取扱店          自店        
ホームページ       -

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最終更新日  2013年12月05日 13時41分09秒
2013年11月05日
カテゴリ:札幌市


札幌のワイナリー・ブームの先駆者!!
中央区盤渓の「ばんけい峠のワイナリー」さんです。



石狩管内には、4箇所のワイナリーがあることをご存知ですか。
札幌には3箇所あり「ばんけい峠のワイナリー」「さっぽろ藤野ワイナリー」
「八剣山ワイナリー」があります。千歳には1箇所あり「千歳ワイナリー」
は、同ブログで8月22日にご紹介させていただきました。
札幌の3箇所のワイナリーは、2001年以降に開園した新しいワイナリー
で、その先駆者となったのが、今回の取材先の「ばんけい峠のワイナリー」
です。
オーナーの田村修二さんは、長年赴任していたフランスで、ワイナリーと
食文化の奥深さに触れて、札幌に、より豊かな食文化の発信の地を求めて、
盤渓にワイナリーを開園したのです。


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ばんけい峠のワイナリー


ところで、札幌で初めて葡萄酒が醸造されたのは、北海道開拓使の顧問
として招聘されたホーレス・ケプロンの進言で、明治9年に札幌葡萄酒
製造所が開設されて、アメリカから持ち込んだブドウの木で葡萄酒が
作られたのです。しかし、その当時は、道内で葡萄酒を飲む習慣はなく、
大半は東京に出荷されていて、大正2年に製造所は廃止になりました。
歴史上は、北海道開拓使(札幌)の葡萄酒製造は、山梨県の甲府に次いで
2番目に古く、ワインにゆかりのある土地なのです。
オーナーの田村さんは、自らを“樽人”と言い、近年の札幌のワイナリー・
ブームの先駆者として、ホーレス・ケプロンの夢を21世紀に蘇らせた、
熱き開拓者魂の血を継ぐエノロゴ(醸造家)なのでしょう。



自家栽培のブドウ畑で育てた、札幌市中央区生まれの山ソービニオン!!


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ブドウ畑と「峠の山ソービニオン」ワイン


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山ソービニオン


「ばんけい峠のワイナリー」は、ばんけいスキー場の約800m手前にあり、
日当たりの良い南東斜面のブドウ畑で、フランス系とアメリカ系の品種の
ブドウを、完全無農薬の自然栽培で育てていますが、冬の雪と寒気が大敵
とのことです。
ワイナリーを開園したのは2001年で、ブドウのワイン7種類のほかに、
シードル(リンゴ)とアロニアのワインも造っていて、年間6,000リットル
以上のワインを製造・販売しています。
その中で、自家栽培のブドウで造った地場産のワインは、山ソービニオン
(山ブドウとカベルネ・ソーヴィニョンの交配種)で造られたワインで、
酵母のチカラだけで発酵させた、添加物を使わない、手作りのワインです。
その名も“峠の山ソービニオン”といい、札幌市中央区盤渓(ばんけい)生まれ
の希少なワインです。


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小粒で濃い紫色の山ソービニオン


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ルビー色に輝く峠の山ソービニオン


完熟した山ソービニオンを生食すると、山ブドウほどの強い酸味では無く、
程よい酸味と甘みと深みが感じられます。
“峠の山ソービニオン”を試飲させていただくと、フランス東部のアルザス系
赤ワインのフルーティで高貴な香りが漂い、キリッとしたシャープな味わいで、
一言で言えば“凛とした味”なのです。



ワイナリー巡りを愉しむ、札幌の新しい食文化を発信したい!!


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オーナーの田村さんは、元通産省(現在は経済産業省)の職員で、
経済協力開発機構(通称OECD)のパリ本部に長く赴任されていた後、
北海道札幌経済産業局商工部長の経験もあり、退職後は北海道大学の
客員教授として教鞭を取られていました。
現在は、ライフワークのフィールドテクノロジー研究室(農業を源流とした
産業を地域のビジネスとして立ち上げる組織)を主催する傍ら、札幌市の
産業起こしとして、ワイナリーとチーズ工房の2つを経営しています。
奥様の田村雅子さんは、ワイナリーの支配人で、北海道フードマイスター
(札幌商工会議所の検定制度/北海道を知ろう・学ぼう・伝えよう)の認定者
でもあり、道産食材を使った酵母パン、ガレット、ケーキなどを作って、
ワイナリーに訪れるお客様のおもてなしに、腕を振るっています。
田村さんご夫婦は、ヨーロッパ在住中に経験されてきた、ワイナリー巡り
の愉しみ方を、今度は自らホスト役として、北海道産の恵み豊かな食材を
活かした食とワインの愉しみ方、ワイン好きな人々との出会い、その土地の
歴史や風土などもワイン文化として、トータルに愉しんでいただきたいと、
“樽人”はお話をされていました。

今年の11月21日は、ボジョレーヌーボ(フランスのボジョレー地区で
作られた新酒)の解禁日ですが、「ばんけい峠のワイナリー」の“ばんけい
ヌーボ”は、11月2~4日に解禁になりました。
この機会に、地場産のワインを味わってみたい方は、石狩管内4箇所の
ワイナリー巡りをされてみてはいかがでしょうか。



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※「ばんけい峠のワイナリー」を除く、石狩管内のワイナリー

「さっぽろ藤野ワイナリー」 2009年開園
  札幌市南区藤野3条1-2-10 
  電話011-593-8700
  http://www.vm-net.ne.jp/elk/fujino/
「八剣山ワイナリー」 2011年開園
  札幌市南区砥山194-1
  電話011-596-3981
  http://www.hakkenzanwinery.com/
「千歳ワイナリー」 1988年開園
  北海道千歳市高台1丁目7番 
  電話0123-27-2460
  http://www.chitose-winery.jp/
※「いしかり育ちの食」ブログの8月22日にアップ済み

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取材先名       ばんけい峠のワイナリー
住所          〒064-0945
             札幌市中央区盤渓201-4
TEL&FAX     011-618-0522
取扱商品       ワイン、甘味果実酒、チーズ、酵母パン、ガレットほか
取材商品       山ソービニオン 1本720ml 2,520円
販売期間       生産数量が限られるため、売切れ次第で終了になります。
営業日・時間     毎月末の土・日曜日の午前10 時00分~午後4時00分
             (テイスティング可能)
             同ワイナリーのホームページで営業日を告知しています。
定休日        不定期
取扱店        山ソービニオンは数量が限られるため、
             ばんけい峠のワイナリーとインターネットで販売。
             その他は、札幌市南区「地酒仙丸」、
             札幌市西区「ラッキー山の手店」、インターネットで販売。
ホームページ     http://www.h5.dion.ne.jp/~winery/

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最終更新日  2013年11月07日 10時34分17秒
カテゴリ:札幌市


スープカレーはもはや北海道料理!


北海道料理と呼んでもいいくらい全国的に有名に
なった“札幌スープカレー”。
その始まりは諸説ありますが、札幌のとある飲食店が
薬膳としてスープ状のカレーを出したのが起源というのが
有力説とされています。
1970年代を起源とする札幌のスープ状のカレーは
その後、メニューとして提供するお店が増え、各店舗が
特徴を持ったオリジナルのスープカレーを開発し、
「スープカレー」と呼ばれるようになり、独自のジャンル
として認められるようになりました。
90年代の初頭から中頃には、現在も有名店といわれて
いるお店が誕生し、2000年代に入るとスープカレーは
札幌市を起点に爆発的なブームになりました。
 今ではスープカレーを取り扱うお店は全国的に広がり、
札幌市内だけでも250を超える店舗があるといわれて
います。
そんな数あるスープカレーのお店のひとつ、
「一般社団法人日本スープカレー協会」の
副理事長、須藤 修さんにご自身の経営する
札幌スープカリィ専門店PICANTE[ピカンティ]
北13条本店さんを訪ね、スープカレーをいただきま
した。


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いただいたのは新メニューの
“GOAN DISH(ゴアンディッシュ)”です。


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ゴアンディッシュ 980円


須藤さんが今までに無いくらい友人・知人に試食を
してもらい、試作を重ねて完成させたそのスープカリィ
は、北海道千歳市産のにんじんをはじめ、石狩管内産の
おいしい野菜の入ったスパイシーでとってもおいしい
スープカレー。盛り付けと野菜の綺麗な色が目も楽しま
せてくれます。
須藤さんの最新の自信作で、ピカンティ北13条本店
とXY象SAキサの両店で食べることができます。
商品の写真をご覧になって、何か不自然さを感じませ
んか?
そうです、深さのある器なのに、お肉も野菜もスープ
に沈んでいないのです。撮影用に特別なことをした訳で
はありません。
お肉も野菜も最後まで揚げ物等をサクッと食べられる
ように須藤さんは器まで開発しちゃいました。


DSC_0175.jpg


秘密はこのでっぱり。
ここに具材をのせて盛り付けることで具材がスープに浸る
ことなく、最後まで具材の食感を楽しめます。ひたひたの
食感が好みの方は、スープに浸して食べるのも、もちろん
オーケーです。
また、運ぶときも底面に手が入るので持ちやすくて一石
二鳥!購入希望の方には個人・業者にかかわらずお分けする
とのことなのでお問い合わせ下さい。
 
器まで開発してしまうほどスープカリィをこよなく愛し
ている須藤さん。


DSC_0166.jpg


スープカレーとの出会いは、バンドマンをしていた若い
頃、後に奥様となられる女性に誘われて札幌にあるスープ
カレーの元祖といわれるお店で食べたことでした。
そして食べた直後に「これを仕事にしよう」と思った
そうです。
その後、スパイスの勉強をしてカレーのことを学び、真空
パックのカレーの製造・販売業を経て、スープカリィの
お店をオープンするに至りました。
そのお店は北海道大学の学生に熱烈な支持を受け、手狭
になった店舗を移転したり、増やしたりして、現在は直営
店の他、フランチャイズ店4店、仙台にも姉妹店がありま
す。札幌の姉妹店、XY象SAキサではライブも楽しめる
そうです
最近では海外からのお客様も目立つとの事で、その訳を
考えていた時、たまたま外国人の方の忘れ物の現地のガイド
ブックをみたら自分のお店が載っていたとのこと。
海外でも“札幌スープカレー”は有名になりつつある?

老若男女、幅広い層に人気の札幌スープカレー。
日本スープカレー協会の事務局の松本さんに伺ったところ、
「北海道の特産物を上手に料理したものがスープカレー
です。カレーというよりは新しいスパイス料理として、
見た目も含めてお楽しみ下さい」とのことでした。
札幌スープカレー、まだまだ熱いです!


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取材店名・社名   札幌スープカリィ専門店
             PICANTE ピカンティ北13条本店 
住所・電話      〒 001-0013
             札幌市北区北13条西3丁目 アクロビューロ北大前1F
             TEL 011-737-1600 FAX -- 
取扱商品       札幌スープカレー ドリンク デザート 他
取材商品       札幌スープカレー
営業期間       通年
営業時間       午前 11時30分~午後11時00分 
             ラストオーダー 午後10時45分
             年中無休
取材商品の
販売期間       通年

取扱店         自店  (直営店)XY象SAキサ
             (札幌FC店) ヴォイジュ ピカンティホライゾン
             (仙台FC店) ヴァサラロード
ホームページ      http://www.picante.jp

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最終更新日  2013年11月07日 10時18分22秒
2013年10月03日
カテゴリ:札幌市


幻のタマネギを使った札幌黄ねりこみラーメン!!
札幌市東区の「オシキリ製麺」さん。



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今回の取材は、幻のタマネギ「札幌黄」を使って、昔ながらの
懐かしい札幌ラーメンの味を蘇らせた、オシキリ製麺さんに
お伺いしました。
商品名は「札幌黄ねりこみラーメン」と言い、商品開発を担当
された須貝専務に、お話をお聞きしました。



昔の札幌ラーメンの味が消えてしまったことに驚く!!


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須貝専務


須貝専務は、札幌生まれの札幌育ちで、東京本社の調味料製造会社に
永年勤められて、調味料の販売と開発に携わってこられた方です。
10年程前に帰郷してオシキリ製麺に入社し、ラーメンの商品開発を担当。
市場調査のため、札幌の有名ラーメン店を食べ歩いたところ、
昔よく食べていた札幌ラーメンの味が消えてしまったことに気が付き、
とても驚いたそうです。
それなら、自分が昔の札幌ラーメンの味を再現してみようと考え、
商品開発が本格的にスタートしました。
昔の記憶をたどりながら、いろいろな食材を集めては何度もラーメンを
試作してみたものの、納得できる味にはならなかったそうです。
しかし、永年培ってきた調味料の開発経験から、スープに使う野菜の中で、
タマネギが昔のものと違うことに気が付いたのです。



絶妙なタイミングでやって来た「札幌黄」との出逢い!!


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須貝専務が商品開発した「札幌黄ねりこみラーメン」


調味用の加工タマネギを集めて試作を繰り返しても、タマネギ特有の
ツンツンした臭い匂いが工場内に立ち込めて閉口していたとき、
幻のタマネギ「札幌黄」が絶滅危惧種として、「食の世界遺産版」と言われる、
国際スローフード協会(本部イタリア)の「味の箱舟」に申請されたことが
新聞記事に載り、申請に関わった札幌市の担当部所で、札幌黄のことを
詳しく知ることになったのです。また、札幌黄の歴史が分る
札幌村郷土記念館を教えてもらい、何度も通いつめたそうです。
須貝専務いわく、札幌黄の歴史は札幌の歴史そのもので、明治11年から
栽培が始まり、昭和初期まで札幌玉葱「札玉」として海外に輸出されたり、
昭和47年頃までは全国に大量に出荷されていて、札幌の経済に多大な
貢献をしてきた主要農産物と言うことなのです。



調味料開発のプロを虜にした「札幌黄」の効用!!


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収穫されたばかりの札幌黄


札幌黄は、甘みと辛みのバランスが良く、加熱調理すると辛みが消えて
甘みが強まり、一段と旨味が増すので、煮込み料理に適しています。
しかし、病気に弱く不揃いで収量が安定せず、しかも賞味期限が短い
難点があるため、品種改良により生産効率がよく、販売期間も長い
新しい品種の登場により、昭和47年をピークに生産する農家が減り、
幻のタマネギと言われてきました。
お話は元に戻りますが、須貝専務は平成17年に収穫した札幌黄を使い、
改めてラーメンを作ってみると、昔の甘みのあるラーメンの味がして、
思わず“この味だ!!”と、ご本人の座右の銘である「北大路魯山人」の
“うまいは甘い”を思い起こして納得したのです。



札幌黄を麺に練り込んだ、ラーメンの驚くべき効果!!


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オシキリ製麺の藤井誠社長が自ら経営するラーメン店「麺’S BAR誠」の辛みそラーメン
麺とスープは「札幌黄ねりこみラーメン」を使用。但し、袋麺にはラーメンの具は入っていません。


札幌黄ねりこみラーメンは、麺に札幌黄タマネギを練り込んだラーメンです。
ラーメン屋さんだったらスープに札幌黄を使ったのでしょうが、
袋麺では、添付のスープに札幌黄を入れられる量が少なく、効果が出ない
のです。
そこで逆転の発想から、麺に札幌黄を練り込んでみたら、予想以上の
いいこと尽くめのメリットが生み出されたのです。
そのポイントを列記してみると・・・、
◎麺を茹でる時間が短くて済む(普通の麺は3分位、札幌黄の麺は2分位)。
◎麺を茹でたお湯が濁らないのと、生ラーメン特有の匂いが出ない。
◎麺のゆで湯に札幌黄の旨味が出て、美味しいスープとして使える。
◎茹でた後も麺が延びにくく、腰のある食感が長く楽しめる。
◎麺そのものに札幌黄の甘みと旨味があり、スープとの相乗効果で甘味が
 増して、普通の麺では味わえない上品で奥深い美味しさが味わえる。

意外なお話ですが、普通の麺なら、熱いスープに浸かってしばらくすると、
麺に含まれる小麦とかん水のむせる様な匂いが出るらしく、その匂いを嫌う
女性が結構多いのだそうです。その点、幻のタマネギ札幌黄を練込んだ麺は、
嫌な匂いを包み込むタマネギのマスキング効果から、嫌な匂いがしないため、
女性に喜ばれるラーメンでもあるのです。
この、むせる様な匂い、短時間で食べきる男性は気が付かないのだとか?!



女性に喜ばれるラーメンづくりにこだわった戦略!!


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「札幌黄ねりこみラーメン」4種類 1袋2食入り525円

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札幌黄の冷凍ペースト・パック


札幌黄を練り込んだ麺の特徴だけでも、女性が喜ぶラーメンなのですが、
それ以外にも幾つかのこだわりがあるのです。
麺の開発に対し、現場の要望を的確にアドバイスしてくださった、
須貝専務が信頼するルスツリゾートホテル総料理長の野坂さんのご協力を
得て、地産地消と安全・安心にこだわりながらも、業務用ラーメンとして、
茹で上がりが早く、ゆで湯が濁りづらく、ゆで延びがしづらく、スープ
との絡みが良い、美味しい生ラーメンの開発を要請され、その条件を全て
解決して完成させることができました。
麺作りでは、道産の小麦にこだわり、食感は女性が好む腰の強いうどんの
ようなツルツル感とモチモチ感を重視。スープにも、道産小麦や札幌黄
タマネギと相性が良いと思われる昔風の醤油味や、味噌味を2品にしたり、
夏向きにトマト冷やし味も揃えました。
肝心の札幌黄は、収穫したあと乾燥させて甘みが出るよう熟成させてから、
一気にペースト状に加工して、年間需要の1年半分を冷凍保存しています。
また、札幌黄を加熱したときに出る、食欲をそそる美味しそうな香りと、
麺の甘みと旨味を高めるために、札幌黄のフリーズドライまで独自に製造
しているのです。
このようなこだわりの商品開発が功を奏して、販売してから間もない
平成19年に札幌商工会議所の「北のブランド」の認定を受けると共に、
札幌市農業振興協議会の「さっぽろとれたてっこ」の加工品第1号に認定
され、22年には道産食品独自認証制度の「きらりっぷ」中華麺認証第1号
になるなど、「札幌黄ねりこみラーメン」に対する評価の高さが窺えます。

須貝専務は、「札幌黄ねりこみラーメン」の拡販と札幌黄のPRを通じて、
“永年札幌黄を生産されて来られた農家の皆様に対し、感謝と敬意を表し
ながら、今後さらなる生産拡大を目指していただけるよう、微力ながら
応援させていただきたい”とおっしゃっていました。



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社名        オシキリ製麺株式会社
住所        〒065-0021
           札幌市東区北21条東14丁目3番7号
TEL/FAX     011-711-2571/011-711-2573
取扱商品     生ラーメン、業務用タレ・メンマ、もやし、納豆、豆腐ほか
取材商品     札幌黄ねりこみラーメン4種類(みそ、辛みそ、しょうゆ、
            トマト)1袋2食入り 525円
販売期間      通年販売
営業時間      (工場前直売所)午前9時00分~午後5時00分
定休日      日曜日・祝祭日
取扱店      どさんこプラザ札幌、きたキッチン、狸小路HUGマート、
            フーズバラエティすぎはら、全国百貨店催事販売、
            自社直売所、ネット販売、通販
ホームページ        http://www.oshikiri-seimen.com/
備考       ※オシキリ製麺株式会社の藤井誠社長が自ら経営するラーメン
            店で、「札幌黄ねりこみラーメン」を食べることができます。
            (店名) 麺’SBAR誠MAKOTO (メンズバー誠)
            札幌市中央区南3条東1丁目3番地 アルファ創成橋ビル1階
            TEL011‐218‐6155
            営業時間 (昼)11時00分~午後3時00分 
            (夜)午後6時00分~12時00分
            (土曜のみ翌日午前2時閉店)
            定休日:日曜日・祝祭日

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最終更新日  2013年10月08日 10時15分19秒
カテゴリ:札幌市


いしかり産の生乳から作られた「ピュアブラン」に注目!!
札幌市東区の「サツラク農業協同組合・市乳事業部」さん。



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サツラク農業協同組合 市乳事業部


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サッポロさとらんどのミルクの郷


今回の取材は、札幌市東区のサッポロさとらんどの一角にある、
「サツラク農業協同組合・市乳事業部」さんにお伺いしました。
サツラク農業協同組合は、創業以来118年の歴史を誇る組合で、
日本で最も古い酪農専門の組合として、北海道の酪農の礎を築いてきた、
輝かしい実績を誇る農業協同組合です。
こちらの市乳事業部の工場では、石狩管内の90軒の酪農家の組合員から
集められた“いしかり産の新鮮な生乳”を殺菌・パック詰めにして、
石狩管内に出荷しています。


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企画開発課・課長補佐の安井さん(右)と、開発担当の上杉さん(左)


こちらの研究施設で開発された、新タイプの乳製品「ピュアブラン」
について、企画開発課・課長補佐の安井友浩さんと、
開発を担当された上杉浩司さんに、開発の経緯をお聞きしました。



食べる牛乳の開発構想から生まれた、新タイプの乳製品「ピュアブラン」!!


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ピュアブラン 1個170g/630円


牛乳の需要は、平成8年をピークに消費が減少し始めて、
サツラク農協では、飲む牛乳から、食べる牛乳の開発がテーマに
なっていました。当初の研究では、粉末ヨーグルトの研究が行われて
いたのですが、製品化の問題点が多く断念されたのです。
そのあとを受けて、8年前に企画開発課に配属になった上杉さんは、
開発の基本条件として、「主な販売先は洋菓子業界」で、
「ヨーグルトをベースにした新食材」の開発を命じられたのです。
その当時は、雲をつかむような、ゼロからのスタートと言ってもよい
状態だったようです。



市場調査、実験、提案の繰り返し、
その執念が実って画期的な製法にたどり着く!!



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開発担当の上杉さん


これまでの研究結果を見直し、問題点を整理してみると・・・、
洋菓子に使うためには、ヨーグルトの水分を取る離水方法と、
ヨーグルトが一番美味しい状態で、発酵を止める方法が必要です。
さらに、洋菓子に使いやすいように、ヨーグルトをペースト状に
する必要がありました。
しかし、そのために必要な技術や製法にたどり着くまでには、
30回以上もの試作とテイスティングが繰り返されたのだそうです。
また、数多くの洋菓子店を回って、新食材の需要や用途、使い勝手、
スイーツの食べ歩きを重ねて、業界のニーズを調べ尽くしてきたのです。
さらに、製菓学校に1年間通い、お菓子の作り方を基礎から学ぶと言う
熱の入れようなのです。
そんな研究の積み重ねと、上杉さんの研究熱心な性格が功を奏して、
ヨーグルト菌の働きを止める加熱殺菌と、ヨーグルトの離水を促す
低温蒸発方法が開発されて、平成20年には特許出願をするまでに、
成果が実ったのです。
まさに、長年、地道に研究を積み重ねてきた結果の快挙といえます。



殺菌・濃縮ヨーグルトペースト「ピュアブラン」の誕生!!


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「ピュアブラン」


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企画開発課・課長補佐の安井さん


ピュアブランは、いしかり産の生乳からできたヨーグルトに、
道産のグラニュー糖を加えた、添加物を一切使っていない、
真っ白な濃縮ヨーグルトと言う意味から、
(ピュア=純粋)+(ブラン=白)=ピュアブランと名付けられました。
ピュアブランの特徴は・・・、
◎ヨーグルトの2.5倍に濃縮された、酸味と甘味が濃厚な味わい。
◎純白のペースト状で、白さも味も変わらないので、
スイーツに使うペーストや、ホイップクリーム替わりに最適。
◎クリームチーズと比べてカロリーは約半分、脂質は約4分の1、
 カルシウムは約3倍で、健康にもダイエットにも最適。
◎冷凍保存(-18度以下)で、賞味期限は1年間。
 (業務用10kgと1kgで販売)
 ※写真のピュアブラン170g入りは要冷蔵(10℃以下)、
 賞味期限は1か月。
◎解凍して冷蔵保管しながら、スイーツ作りにすぐに使える便利さ。
・・・等々、今までになかった「殺菌・濃縮ヨーグルトペースト」が
誕生したのです。



華々しいデビューを飾った「ピュアブラン」!!


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平成21年[北海道新技術・新製品開発賞]食品部門奨励賞(北海道知事賞) の賞状と楯
(写真提供:サツラク農業協同組合)


“食べる牛乳”というテーマから始まった、新しい食材開発は、
長い開発期間をたどったものの、結果として牛乳の未来を拓くに
相応しい、新しいカテゴリーの乳製品と、新製法の特許技術を、
世に送り出すことになりました。
「ピュアブラン」は、平成21年[北海道新技術・新製品開発賞]の
食品部門奨励賞(北海道知事賞)を受賞し、洋菓子業界にも広く知られる
食材となり、ロールケーキ、タルト、ティラミスなどのスイーツに
使われることも多く、皆さんも知らず知らずの内に、食べているのでは
ないでしょうか。


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ピュアブランを使ったスイーツ(写真提供:サツラク農業協同組合)


これからは業務用だけでなく、一般のお客様にも味わっていただけるよう、
販売を強化するようなので、店頭で見かけたらぜひ味わってみてください。
ヨーグルト好きの方には、ヨーグルトを超えた、新食感の乳製品として、
食べずにはいられない一品になることでしょう。
サツラク農業協同組合の「食べる牛乳」構想は、これからも目が離せません。



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社名      サツラク農業協同組合 市乳事業部
住所      〒007-8511
         札幌市東区丘珠町573番地27
電話/FAX  011-785-7800/011-785-8992
取材商品   ピュアブラン 170g 630円
保存方法   要冷蔵(10℃以下)    
販売期間   通年商品
施設内売店  ミルクの郷まきば館売店(TEL011-785-0201)
         営業期間4月29日~11月4日(午前9時00分~午後5時00分)
          (期間内無休)
          ※ピュアブランは、まきば館売店で購入できます。
取扱店     きたキッチン、北海道どさんこプラザ札幌店
ホームページ  http://www.satsuraku.com/

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最終更新日  2013年10月03日 10時32分51秒
2013年09月05日
カテゴリ:札幌市



自社製の有精卵をたっぷり使ったシフォンケーキが大好評!!
札幌市清田区の「永光農園・農園の四季」さん。
 


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札幌市4回目の取材先は、有精卵にこだわった平飼い養鶏所の経営と、
有精卵の旨味を活かしたシフォンケーキを製造・販売されている、
清田区有明の「永光農園・農園の四季」さんにお訪ねしました。
札幌市郊外の田園エリアで、農業に適した、閑静で緑豊かな立地に
あります。



有精卵を知り尽くした、たまごやさんが作った、
我が家自慢のシフォンケーキを商品化!!



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永光社長


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農園の四季の店内



お話を伺ったのは、永光農園の永光社長です。
そもそも、シフォンケーキを作るようになったのは、
15年前から始めた養鶏所で、卵がたくさん採れて余った時に、
料理好きの社長が自ら作っていた、自慢のシフォンケーキなのです。
当初は鶏の数が300羽でしたが、養鶏所の規模を拡大して行く内に、
卵の販売だけでは済まなくなり、卵を使った商品開発が必要になった
のです。
そこで、有精卵の味の良さを100%活かせて、大量に消費できるもの、
自宅でも作れるものとして、昔から作っていたシフォンケーキに再着目
したのです。



食べた人が皆さん絶賛する・・・、
しっとりふわふわのシフォンケーキ!!



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バニラシフォンケーキ 200円


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シフォンケーキの種類は12種類


社長は、”幸運でした・・・”と言って、改めてシフォンケーキの作り方を、
本を読んだり、インターネットで調べて、いいとこ取りの自前レシピで、
自宅にあるオーブンレンジで焼いてみたら、
驚くほど美味しいシフォンケーキができたのです。
業務用の高いオーブンレンジを買わなくても、
家庭用のオーブンレンジでできる、
初めから、設備投資が少なくても始められたのは、まさに幸運でした。
それに、販売してから徐々に、シフォンケーキの味が評判を呼び、
テレビや雑誌に取り上げられて反響を呼び、
皆さんに助けられてここまで来こられたのです。
そのおかげで、新札幌サンピアザ、エスタ札幌、
丸井今井札幌店などに、お店を出せるようになったのです。



有精卵の味を活かした商品作りは、これからが本番!!


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有精卵のくせのない味、甘くてコクのある味を活かして、
シフォンケーキに次ぐ商品として、3年前に卵風味の効いたプリンを発売。
今年は、有精卵をたっぷり使ったカステラと焼き菓子を新発売。
このあとも、新しい商品開発や設備の拡充計画が進行中で、
料理好きな永光社長の夢はどんどん拡がっているようです。



平飼の養鶏で有精卵の生産にこだわるのは、
昔ながらの安全で美味しい卵を広めたいから!!



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オスとメスが一緒の平飼の養鶏舎


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有精卵10個パック 450円


そもそも永光社長が養鶏を始めたのは、
ご両親が長年、減農薬・有機質肥料栽培で野菜を作られていて、
社長も有畜複合の循環型農業を目指していたからのようです。
15年前に300羽から始めた養鶏は、
今では10倍の3000羽に増えました。
有精卵とは、オスとメスの鶏を一緒に飼い、
自然交配で受精した卵のことで、
一般にスーパーなどで売っている無精卵の卵とは異なり、
昔ながらの生命力に満ちた、生きた卵(3週間温めるとヒナになる)
のことです。
また、平飼とは、風通しがよく日光が当たる鶏舎で、
鶏を地面に放して、ストレスなく自然に近い飼育環境で育てることです。
とりわけ、社長がこだわっているのは、抗生物質や添加物を一切使わない、
道産飼料を主体にした、安心・安全な有精卵づくりなのです。
有精卵の生産量の半分は、会員のお客様への宅配と店売で賄い、
残りの半分は、シフォンケーキやお菓子づくりに活かしているのです。

どうやら、永光社長は「農業」を「脳業」にする新世代の寵児のようでもあり、
「養鶏」を「養恵」として、鶏達からの恩恵を1つも無駄にすることなく、
社会に役立てていきたいと考えているようです。


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取材店名   株式会社 永光農園 (農園の四季)
住所      〒004-0821
          札幌市清田区有明216
電話      TEL/FAX 011-886-6595
取扱商品   有精卵、シフォンケーキ、カステラ、プリン、焼き菓子、そば
取材商品   たまごやさんのシフォンケーキ (要冷蔵/10℃以下)
営業期間   3~12月の毎週金・土・日・祝日営業 
          (1~12月は休業)
営業時間   金・土・日・祝日は午前11時00分~午後3時00分
取扱店     農園の四季、丸井今井札幌店、エスタ札幌、新札幌サンピアザ、
         コープさっぽろ藤野店、スイーツランド北海道オンラインショップ
ホームページ http://nagamitsu.jp/

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最終更新日  2013年09月05日 14時50分19秒
カテゴリ:札幌市


幻のタマネギ「札幌黄」にこだわるカレー専門店!!
札幌市東区の「温故知新ブルックスカレー食堂」さん



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今回の取材は、札幌で栽培が始まって全国に供給され、
一時期は輸出の花形野菜にもなった、幻のタマネギ「札幌黄」を使った
カレーをご紹介しましょう。
取材先は、札幌市東区伏古にある「温故知新ブルックスカレー食堂本店」
さんです。
社長の土居さんは、「札幌黄」復活の旗手として、
よくマスコミに登場される方なので、ご存知の方も多いことでしょう。
お話を伺ってみると、カレーのルーのように味わい深いお話でした。



「札幌黄」復活の使命に燃える、孤高の料理人!!


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土居社長は、自らを料理人といいます。
フランス料理やイタリア料理を学んだとき、
地域ごとに受け継がれる食文化の奥深さに感銘を受けて、
伝統的な料理や食材の歴史、さらには栽培方法などにも
関心を持つようになったそうです。
その後、オーガニック野菜の栽培農家を訪ね歩いているとき、
幻のタマネギ「札幌黄」が、札幌(日本)で初めて栽培された耕地に
たどり着き、料理人として・・・、
”札幌黄を絶対残さなければならない”と直感したそうです。
それ以来、「札幌黄」を復活させるという使命感に燃えた人生が
始まったのです。



もっと札幌黄を知って食べていただきたい、
という一心でカレー専門店を始める!!



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札幌黄がまるごと入った
1日限定10皿の温故知新ビーフカレー 890円



普通の料理人なら、美味しいカレーを作るために「札幌黄」を使いますが、
土居さんは、「札幌黄」を復活させるためにカレー専門店を作ったのです。
通好みのこだわりカレーではなく、家庭で作れるカレーが狙いなのです。
札幌黄を使えば、我が家のカレーがもっと美味くなることを知って欲しい
のです。
そういえば、ライスカレーの名付け親は、クラーク博士だったという説が
あるらしいですね。
当時の札幌農学校(現・北海道大学)の学生寮ではパン食が進められていて、
カレーのときだけ米食が許されたようです。
博士は米国流に「タイスカレー」と呼んでいたそうです。



料理職人の知恵と技で「札幌黄」を蘇らせて未来につなげたい!!


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札幌黄(米国名:イエロー・グローブ・ダンバース)を札幌に持込んだのは、
これまたクラーク博士の後任のウィリアム・P・ブルックス先生です。
明治11年から札幌近郊(今の札幌市東区)で本格的に栽培が始まり、
昭和50年代半ばまで全国に供給された、札幌発のタマネギです。
この「札幌黄」に惚れ込んだ料理職人が作るカレーですから、
「札幌黄」を3回に分けて2日間煮込み、さらに1日寝かせることで、
コクと旨味が詰まった、味わい深いカレーができるのです。
これ程までに、札幌にゆかりの深いカレーとタマネギですから、
ご家庭でも、札幌黄を使った美味しいカレーを作って、
子供たちに札幌黄のカレーの歴史物語を話してあげて欲しいですね。



契約農家さんと2人3客で、札幌黄の生産拡大と普及促進!!

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(写真提供::株式会社ブルックスカレー)



カレーに使っている札幌黄のほとんどはヴェール農場で生産しています。
札幌黄を安定確保するために、農場にセントラルキッチンと冷凍倉庫を
設けて、秋に収穫した札幌黄を、1か月以上寝かせてしつかり熟成させ、
甘みを出してから一次加工し、それを冷凍保存して年間の需要を賄って
いるのです。
また、カレーに使う野菜や米の安全性と品質管理についても、
第三者機関が定める農場管理基準に基づいて、
食材の安全管理をしているのです。
料理だけではなく、使用する食材の全てにこだわりがあるのです。
ここまで徹底しているとは、驚きましたね~!!



「札幌黄」を札幌発の誇りある食文化として残すために!!


土居さんが1人で始めた、「札幌黄」の復活運動は新しい事業を生み、
その趣旨に賛同する「ヴェール農場」や「札幌黄ふぁんくらぶ」などの
応援を受けて、いまや大きなウェーブになって広がろうとしています。
土居さんは、”いつも頭の中は「札幌黄」のことだけしか考えていない”
という、半ば狂信的なまでの熱い思い入れがなければ、
誇れる食文化として「札幌黄」を残すことはできないのではないでしょうか。


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取材店名   温故知新ブルックスカレー食堂本店
会社名     株式会社ブルックスカレー
住所        〒007-0868
          札幌市東区伏古8条3丁目1-25 マサミツビル1階
電話       TEL/FAX 011-785-5766
取扱商品   カレーライス、ヌードル、定食、デザート、ドリンクほか
取材メニュー 温故知新ビーフカレー 890円
営業時間   平日 午前11時00分~午後3時00分
          午後 5時00分~午後9時00分
          土・日・祝日 午前11時00分~午後9時00分
定休日      不定休(同社ホームページの「お知らせ」欄をご覧ください)
店舗       温故知新ブルックスカレー食堂本店/手稲店/狸小路店
          オリジナル商品のインターネット販売
          催事販売 (同社ホームページの「お知らせ」欄をご覧ください)
ホームページ http://www.oncochishin.com/

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最終更新日  2013年09月05日 14時48分50秒
2013年08月08日
カテゴリ:札幌市
旬の地産有機野菜で、創作漬物の新境地を開く!!
札幌市南区澄川の「しんこや ふじ田」さん


いしかり育ちの食を求めて、第2回目は・・・、
札幌市南区の地産有機野菜を使った創作漬物をご紹介します。
場所は、南区澄川4条2丁目にある「しんこや ふじ田」さんです。

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オーナーの藤田さんに、創作漬物と、地産野菜のこだわりについて、
その熱い胸の内を伺ってまいりました。
開店6年目、今でも試行錯誤の連続と謙遜されていましたが、
漬物の認識が変わるような、あっと驚くお話ばかりでした。



こだわりの旬の創作漬物が、お客様の目をくぎ付けにする!!

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取材チームがお店に入ってすぐに目を奪われたのは、
真っ赤に熟したプチトマトのパック詰めと
緑と黄色の皮が水々しいズッキーニのパック詰めでした。
どちらも札幌市南区の契約農家さんが育てた旬の有機野菜です。
近いうちに、同じ農家さんから黄色のコリンキーと、
カラフルなカリフラワーが入荷するらしいので、
それが売り場に並んだら、色鮮やかな漬物のパレットになりそうです。
それなら漬物がもう脇役だなんて言えませんね。



食卓の真ん中に乗ることをイメージして漬物を創る!!

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食卓に乗って見栄えがよい漬物、家族の会話が弾む漬物がテーマです。
ビン詰めの商品のように、冷蔵庫の奥に埋もれる食品にはしたくないのです。
生産者が分かり、生育状態が分かる地産の旬の野菜にこだわり、
化学調味料も添加物も一切使わない、安全で新鮮な漬物を、
食べ切りのパック詰めにして食卓にお届けしたい、というのがポリシーです。
創作漬物の開発は、見た目が8割、味が1割、制作者の思いが1割・・・、
と言っていましたが、見た目も味も感動ものでした。これは美味しい!!
一口食べたその時から、漬物の認識が変わること間違いなしです。


創作漬物が生まれたのは、消えていく郷土の食文化への憂いから!!

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創作漬物の開発意図を熱く語るオーナーの藤田さん。
オーナーの藤田さんは、元々は大手出版販売会社に勤めていた方で、
仕事で全国各地を飛び回っていた時に、
地域ごとのグルメと食文化の奥深かさに感銘を受けてきたそうです。
札幌に戻って、北海道の食文化が育たないうちに消えていくことを憂い、
自分は何をすればよいか、消去法でたどり着いたのが漬物だったのです。
結論として、和の漬物と洋のピクルスのいいとこ取りから生まれたのが、
「しんこや ふじ田流」創作漬物なのです。
化学調味料は使わない、昔からの漬物の作り方でピクルスにする、
和食にも合う、洋食にも合う創作漬物が出来たのです。
ワイン通にも喜ばれる、若い人にも食べていただける、
子供たちが食べ継いでくれる新しい漬物作りが、
藤田さんがたどり着いた、札幌発の漬物の新境地なのです。




家族の思い入れとこだわりで作る漬物だから、一品一品が逸品!!


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しんこやふじ田さんは、食の安全と生産者が見える食材に、
昔ながらの化学調味料を使わない漬物作りが信条です。
家族で作る思い入れのこもった漬物づくりなので、
旬のおすすめ漬物の少量生産が基本です。
売り場は、同店と「きたキッチン」だけになりますが、
漬物の認識を変えたい方は、ちょっと足を伸ばしてみてはいかがですか。
初夏から秋は、地産有機野菜を使った旬の創作漬物が中心になり、
冬は道産食材を使った自慢のニシン漬けで賑わうそうです。
また、オーダー漬物や、道産のフルーツ酢なども扱っています。



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取材店名 創作つけものとピクルスの店 しんこや ふじ田

住所  札幌市南区澄川四条二丁目3-18 ステージ澄川2 1階

電話     011-300-9306

取扱商品 創作漬物、ピクルス、フルーツ酢、農産加工品、海産加工品

営業時間  平日 午前9時30分~午後7時00分
土日・祝日 午前9時30分~午後5時00分

定休日   木曜日

販売期間 プチトマトとズッキーニのピクルスは7月から9月までの販売予定。

HP http://www.shinkoyafujita.com/


取扱店
しんこや ふじ田・道産セレクトショップ きたキッチン(札幌丸井今井本店)

※8月~9月は、札幌駅前通地下歩行空間のマルシェ開催時に出店予定。
詳しくは、同店のホームページをご覧ください。






最終更新日  2013年08月09日 10時05分17秒
カテゴリ:札幌市


幻のイチゴを使ったサトホロのジェラート!!
札幌市中央区のレ・ディ・ローマ・プラスさん



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いしかり育ちの食を求めて、第1回目の取材は、
札幌生まれの幻のイチゴを使った、サトホロのジェラートを製造・販売している
レ・ディ・ローマ・プラスさんにお伺いしました。
場所は、札幌市営地下鉄東西線円山公園駅前のマルヤマクラス1階です。
お出迎えいただいたのは、
同店の元店長で、現在は本社広報部マネージャーの金井由佳さんです。

サトホロのジェラートは、
レ・ディ・ローマ・プラスだけでしか食べられない!!



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右がさとほろジェラート。
左がさとほろミルク・ジェラート。
1種類でも2種類(ドッピィオ)でも、ボリュームと価格は同じ390円。3種類(トリポロ)なら490円。

さて、市場にはほとんど出回らない幻のイチゴですが、
札幌生まれのサトホロのイチゴをたっぷり使ったジェラートは、
北海道広しといっても、ここレ・ディ・ローマ・プラスでしか食べられない、
とっても希少なジェラートなのです。知っていましたか?!

私たち取材チームも、さっそく試食させていただきました。
まるで、イチゴの表面の赤いところだけを使ったような濃いピンク色で、
イチゴ独特の甘味と適度な酸味が相まって、ジェラート全体の味をキリッと
引き締めています。完熟した摘みたてのイチゴをそのまま冷たくして食べたような、
新鮮で濃厚な味わいなのに、後味がサラッとしたジェラートなのです。



それはサトホロとの衝撃的な出会いから始まった!!

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金井マネージャーのお話によりますと・・・
会社のオーナー((株)セイ・ウニカ増谷社長)が、知り合いのフードライターから、
札幌生まれの中まで真っ赤に熟するイチゴがあると聞かされて、
出会ったのが幻のイチゴ“サトホロ”なのです。
一目見て ”なんだ~このイチゴは!!” と衝撃を受けたそうです。
熟すると果肉の中まで真っ赤な色になり、イチゴ本来の持つ酸味があって甘みもある、
味のバランスが絶妙なイチゴなのです。
このイチゴを使ったら素晴らしいジェラートができる!!と直感。
そこから、サトホロのジェラートづくりが始まったのです。

サトホロは市場にはほとんど出回らないデリケートなイチゴ!!

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写真提供:株式会社セイ ウニカ

このイチゴは、札幌市農業センターが15年かけて育ててきた、
生粋の札幌生まれのイチゴなのです。
でも、このイチゴを使って商品化するのは大変だったようです。
サトホロは早摘みすると味も色も追熟しないまま傷んでしまい、熟すると果肉が
柔らかくなって売り物になりにくい、とっても、と~ってもデリケートなイチゴなのです。
ですから生産していただける農家さんが少なく、市場にも出回らないので、
伝説のイチゴとか、幻のイチゴと言われるようになったのですね。
現在は、札幌市清田区の契約農家さんで栽培していただいているそうですが、
今年は春先の天候不順で収穫量が激減、原料の確保には苦労が絶えないようです。


サトホロのジェラートを一番美味しく食べていただくための工夫!!



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サトホロの収穫期の初めと終わりでは、味も色も粒の大きさも違うので、
完熟した粒から順に摘み取って冷凍保存しておき、全部摘み終わってから、
最後にブレンドして保存しているのです。
だからいつでも均一で、一番美味しい状態で提供できるのですね。
お客様からは、イチゴの味って本当はこういう味なんだ~!! 
・・・と感動の声もよく聞かれるそうです。
それから、ジェラート全体に言えることですが、収穫してから、お客様が注文して
食べていただく寸前まで、温度管理と衛生管理に徹して、常に最高の状態で
食べていただけるように努めているそうです。



もっとサトホロを食べて頂くために、
 もっと地産のジェラートを増やしていくために!!


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サトホロのジェラートは、その年のサトホロの収穫量にもよりますが、
今年は12月までは販売できるようです。
ほかにも、サトホロを使ったジャムやシロップがありますが、
数量に限りがあるようなので、直接お店にお問い合わせください。

札幌生まれのサトホロに魅せられた同社では、北海道産の食材にはまだまだ活かされていない、
美味しい果物や野菜があることが分かり、地産の新しい味のジェラートづくりを通して、
“生産者と消費者の懸け橋になりたい”という思いが募り、
それがいまの会社の使命になったということです。


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取材店名  RE di ROMA  plus (レ・ディ・ローマ・プラス)

住所   札幌市中央区南1条西27丁目1番1号 maruyama class 1階

電話   011-614-5760

取扱商品  イタリアン・ジェラート、フレッシュ・ジュース、ジャムなど

営業時間  午前10時00分~午後8時00分 ※営業時間と休日(年1回)は、maruyama classと同じです。



販売期間  サトホロのジェラートは、今年は7月から12月までの販売を予定していますが、
      サトホロの原料がなくなり次第終了になりますのでご了承ください。

HP    http://www.re-di-roma.com/plus/

会社名  株式会社 Sei unica  (セイ ウニカ)
住所    〒062-0055札幌市豊平区月寒東5条6丁目2番14号
TEL・FAX 011-598-9997・011-598-9998







最終更新日  2013年08月09日 09時59分32秒

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