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カテゴリ:いろいろ♪
オープンの部と言う、チーム(5人)を組めなかった選手や
一般の人も参加する部があり、そこにも数名の選手&父兄が参加するため 写真を撮っている横で、泣いている長男・・・。 彼の言い分は、自分もチームのために頑張ったんだから 後の人も頑張って欲しかったというコトのようです・・。 もっともな言い分のようですが・・私は少し寂しい気持ちで聞いていました。 勿論、彼は言葉に出して、仲間にそんなことを言わないからこそ 私のところで泣いているわけなんですが・・・ 母 「お前が8分で走ればメダルもらえたんじゃない?」 息子「そんなん無理や!」 母 「みんな、それぞれ頑張ったんやぞ?」 息子「でも・・・何で俺だけ・・」 とっても不服そうだったので、顔は見ずに話を続けました。 「お前が第1走者で走ってたら、1位で帰ってこれたか? その第1、第2・・、それぞれの他のチームの選手は 速い子もいれば遅い子もおるんやぞ? 特に、1走や4走や、5走(アンカー)は速い子が集まっとるんや。 お前が走った第2走は、たまたま遅めの子が 集まっとっただけかもしれんよ?」 息子は黙って聞いていました。 息子「でもメダルが欲しかった・・」 そう一言残し、うつむいたまま涙目の息子はチームの座席に帰っていきました。 一度はメダルが手に入るかもしれない!と期待をした分だけ 悔しい気持ちで、いっぱいになったのかも知れません。 確かに、11歳の子どもにしてみたらメダルを貰う機会なんて滅多にありませんし 期待をして当たり前かもしれませんが・・・ メダルより、もっと大切なものがあると思いました。 もし、2位でタスキを受け自分が逆の立場だったら・・ 順位を落としてしまった本人が、きっと一番悔しいはずです。 ふっと、小学生のときに『星稜対箕島』の18回戦を 甲子園球場の3塁側で見ていたときのことを思い出しました。 18回もの延長戦の末、2度でしょうか?勝ったと思うような フライを落とし、結局、星稜は負けてしまいました。 (帰るために2度、席を立ち、また戻った記憶が・・) 小学生ながら・・泣き崩れる選手の姿を見て 大丈夫なのかなぁ?と心配した思い出があります。 自分があの人の立場だったら、辛いだろうなぁ・・と・・ エラーした人が、どうなったのかは、ずっと気になっていました。 噂では良くない話が、まことしやかに流れていました(^^; 先日、読んだ少年野球のお父さんのブログで 守備は良いのに打てなかった息子さんと特訓して、 素晴らしい選手にした話があり・・その中の話で、心の残る話がありました。 一つ上の学年に混ざり、頑張っていたその息子さんの ミスで試合に負けてしまった時の話です。 息子さんが自分のトンネルのせいで負けてしまったと つぶやいたとき ピッチャーは、自分がデッドボールを出したからだ! キャッチャーは、盗塁を刺せなかったからだ! ショートは自分がベースに入るのが遅れたからだ! と、みんなが相手を責めるのではなく、自分も悪かったと 謝り、かばい始めたのだそうです。 http://syounenyakyu20.seesaa.net/category/235595.html それを読んだ時、長年気になっていたことがスッキリしました・・。 野球でも何でもそうですが・・チームプレーの良さは これなんだなぁ・・って思いました。 最終回のエラーや3振は、どうしても目立ちますが・・ 試合は何回もの攻守の積み重ねで決まります。 たった1人の力で負けるものでもなく、勝てるものでもありません。 3年生から少年野球で苦しい練習をして・・ メダルや賞状が残らなくても・・(残せるものなら努力して欲しいですがw) 仲間を思いやる気持ちが育つのなら、それで充分だなぁ~って心から思えます。 熊森の活動でもそうです・・ ボランティアということもあり、時間もお金も費やして、 大変といえば大変なのでしょうが、こういった活動を続ける人の基本にあるのは 『思いやり』の心だと思います。無償の愛とも言えるでしょうか・・ 自然、動物、未来の子供たちのために・・色んな形があるでしょうが、 『人々の思いやりの心』に感動して動けるのです。 人間の最大の武器は、感動を与えること 去年、重いし、苦しいし、汗と泥でドロドロになるようなドングリ運びを なぜ頑張れたのか・・ ドングリを拾い、送ってくれた人たちの『思いやり』に感動して エネルギーをいっぱい貰って、頑張れたことをおぼえています。 お金もない、時間もあまりない・・ 周りの人々にも、なかなか理解してもらえていない(^^; 今の私たちの活動ですが、 全ての動植物への思いやりと感謝の気持ちを忘れずに 頑張らなければ!と思いました。 昨日は、いっぱい感動させてもらいました♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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