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テーマ:自分の性格について(109)
カテゴリ:私のこと
タイルを触っていると顕著に表れる自分の性格。 決められたスペースにどんな大きさの、どんな形の、どんな色のタイルを、どういうふうに並べていくか。 その人の好みや性格によって全然違うものが出来上がるのがタイルクラフトの面白さの一つです。 私は色味が近いものを選び、テーマを決めて上下左右が対になるような並べ方をよくやります。 隙間のあけ方までこだわる神経質さを作業中に自分でも感じます。 はて、いつからこうキッチリと自分の納得のいくまでこだわる性格になったのか…。 実は以前はかなり大雑把で、良くも悪くもテキトー、真摯に何かに向き合ったり取り組んだりはしないタイプでした。 血液型もO型。血液型で人を決めつけることに意味は感じませんが、よく言われている傾向には文句なしで当てはまる、とても分かりやすいO型。 そんな生き方がガラッと変わったのは、精神的に不調になったタイミングかもしれません。 何故なのかは分かりませんが…。 思い返すとそうなる以前まではお金の管理もテキトー、部屋の片付けもあまりせず、食生活も好きなものを好きな時に食べる、夜は夜更かしばかりする、という奔放なものでした。 仕事を休職したり退職したり、イラストレーター活動をしたり、結婚したり、と2年間ほど忙しない時期に変化がありました。 毎日自分で料理をするようになり、苦手だった野菜も食べるようになり、家中を掃除し、お金に関わる書類を扱うようになったため自分の銀行口座を見直し、家計簿をつけるようになり…。 それらが習慣として身についたのか、以前は「まあいいか」で済ませていたことが「ちゃんとやらなきゃ気が済まない!」に変わっていました。 やらなきゃいけないと追い込まれるような感覚ではなく、そうした方が落ち着くから、気持ち良く過ごせるから、というポジティブな感覚。 今じゃすっかり毎日整った暮らしを続けています。 以前の自堕落な私は何処へ…。 と、長々と性格の変化について書きましたが、これがいわゆるアートを楽しむ場面でも表れているようで。 私がアートを楽しむ・遊ぶ時は大抵頭も身体もリラックスしている状態。 難しいことは考えず自分が楽しい、面白い、心地良いと思うままに取り組んでいます。 その状態で表れる神経質さは、自分の中にある心地良いと感じる条件に当てはめていくとそう見えるだけで、本来は神経質とは程遠い感覚なのかもしれません。 以前の私がタイルをいじったらどうなるだろう。 きっと個性的に見えるコンセプトを掲げて、ちょっと捻くれたものを作ろうとするかも。 それか、大胆で奔放に、その時の気分にまかせてテキトーに散らすかも。 今の自分と以前の自分、他人のように違うけど間違いなく同じ自分。 そう思うと人って不思議で面白いですね。 おかしな着地点になりましたが、自分の性格の変化を改めて自覚できた気がします。 今日目地入れをしました。 これから使うのが楽しみです。 ishikayaka お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.06.29 22:30:55
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