【その時々の天気を楽しむ!~ いしろーの今日の75cm(335)】
『その時々の天気を楽しむ!』◆うつ病などのメンタル不調に 陥った人のケアをする場合 医師、カウンセラー、職場、家族などの 周囲を取り巻く人たちの理解・協力は 欠かすことが出来ない。 特に身近で支える人たちの状態が メンタル不調者の回復に 直接影響することが多い。 出勤している場合は職場 自宅療養の場合は家族 特に上司や配偶者(妻・夫)・親の言動が 与える影響は大きい。 常に身近に接している人が メンタル不調者の状態や 精神的な疾病の特性を 理解していないと つい不用意な言動で傷つけ、 状態を不安定にしてしまう。 しかし、支える人たちにとっても 理解しているつもりでも 負担が大きくなってくると つい疑問や不信感が湧き出てくる 本当に調子が悪いのか 気持ちの問題だけなのではないか 良くなろうとする気はあるのか 骨折などのけがや 身体的な病気であれば 回復状況が分かるが、 心の状態は 外見からは分からないだけに 不安になったり、 疑ってしまうこともある。 こんなにやってあげているのに この状態がいつまで続くのか 疑心暗鬼になってしまう。 メンタル不調者本人も いつ回復するのか 分からない先の見えない状態で 苦しんでいるのに 周囲人たちには分かるわけはない。 出口の見えない霧の中で 先が見えない不安を抱えながら 彷徨っている状態なのだ まだ支援者の気持ちに 余裕があるうちはいいが、 負担度が大きくなり 余裕がなくなってくると 相手の分まで抱えている 荷物が苦しく感じられてきてしまう。◆そんなときは 余裕を作ることが大切なのだろう。 まずは抱え込んだ荷物をいったん下ろす 今の状態を受け止める 山の天気のように 暴風、豪雨、雷や突然の濃霧 自分の力では コントロールできないことを 受け入れる。 自分の力で何とかしようとする 気持ちを捨てること。 自分だけではなく、 支える仲間を増やしていく。 時には人の助けを借りることも必要だ。 ◆今苦しんでいる相手を信じ いつかは天気が快復することを信じ その時々の天気に応じた 対応をとっていく。 その時どきの天気の変化を 楽しみながら 一緒に過ごせる時間を 大切に出来ればいいのだろう。 いつか一緒に素晴らしい景色が 見られることを期待して。 -------------【今日の75センチ!(335歩)】『あるがままを受け止める!』 自分の力で どうしようもないことは 開き直って 受け止めるしかないのだろう。 248.25/1405m(1goume)