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2020年09月26日
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カテゴリ:不動産投資


先日のブログでも少しだけ触れたが「姫路のトランプ」と呼ばれた〇川さんの一件。

氏の凄さやバイタリティーは本当に尊敬に値するものだし、私自身、刺激も受けました。

今回のトラブルも、実際には「大家さん」としての失敗と言うだけではなく、その裏側には様々な事情や要因が絡み合っていたのだと思います。


これも先日のブログで触れたことですが、個別相談を通して気になっていることとして、「多くの方(大家さん予備軍の方やスタートしたばかりの方を中心に)が規模を大きくすることを目指している」があります。


しかし、個人投資家としてスタートした方の中では、群を抜いて「突き抜けた」存在であった〇川氏の躓きを見ると、不動産投資家が(個人レベルで)規模を大きくすることに隠れているリスクや黒い事実があることを充分に認識し注意する必要があることが分かると思います(氏には、大変申し訳ないのですが、今回の一件は、多くの方に大きな教訓を与えてくれました)。


私は、大家さんと言う商売を「後家さん商売(たばこ屋、お師匠さん、大家さん)」だと考えていて、その時点の自分の器以上に大きくしてはいけないものだと考えています。

規模を大きくすること自体を悪いことだと言っているのではなく、大きくしたいのなら、予めその分(以上に)、自分も成長していなければならないのです。

勿論、時には背伸びすることがあっても良いのですが、し過ぎて両足が浮いてしまっては話になりません。


〇川さんは、決して恵まれていなかった若いころから努力に努力を重ねていっぱしの大家さんになられた方ですが、拡大路線を進む中、どこかでその時点のご自分の器の大きさをビジネスの規模が追い越してしまったのでしょう。


何故、そうなってしまうのか?

それは、周囲がそうさせてしまうのです。

例えば金融機関。

「晴れの日に傘を貸し、雨の日に取り上げる」と言う言葉がある様に、調子の良い時には、積極的に貸し出そうとアプローチしてくるので、そのアプローチを受けている側は、いつの間にか自分に力が付いてきたと勘違いし始めます。

物件を持ち込んでくる業者も同じで買ってもらいたいがために、ちょっとした方便やおべんちゃらは日常茶飯事で、いつしか自分が思っているよりも大物になったんだ、と思えてきます。


こうなると、もう引っ込みが付きません。

「この物件は、ちょっと‥」なんて思っても、おだてに乗ってると断ることも出来ず、提示された融資条件に「この条件では、ちょっと‥」って思っても、ついつい、断れずに進めてしまうなんてことになっていくのです。


実は、〇川氏に付いては、昨年の時点で取引きをした業者の幹部から「決済日程などは、まるで金融機関の言いなりになっている様に思えたし、その他でも間に入った業者にコントロールされているイメージだった」との情報が入っていたので、注視していたのですが、まさかこれほど早く危惧が現実化するとは思っていませんでした。


今回のトラブルは〇川さんのみならず、ある程度の規模を超えた大家さんであれば、誰にでも起き得ることです。

この機会に不動産投資における「原理・原則」の重要性を再認識して欲しいですね。


〇川さんのことですから、このまま終わることはないと思います。氏の奮起を期待します。






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最終更新日  2020年09月26日 18時20分38秒
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