--以前は同じレベルだったのにね--
十数年前に知り合った同世代の知人、ここのところ余り元気がない。「何か随分と元気が無いみたいだけど、何かあったのかい?」と問うてはみたが、本人曰く、特に何かが有ったと言う訳でもないらしい。それでも何となく気になったので、色々と話を訊いてみると、2、3ヵ月前頃から自分の”将来への不安”から軽い”鬱”状態に陥っていたらしい。将来への不安、ずばりと言うかやっぱりと言うべきか結局は”お金の悩み”。余り他人様の懐状況には関わりたくはなかったけど、乗ってしまった舟なので、もう少し話を訊いてみて私なりにアドバイス出来る事があればしてみようと・・・「因みに預貯金や流動性の資産ってどのくらいあるの?」正直、直球過ぎる質問に知人もやや困惑気味に「貯金が1,500万円くらい、それに自社株が少々、※あと伊豆にゴルフ会員権とリゾートマンションを一部屋持ってる」との答え。その時の私の本音:「出たよ、キャッシュが少ない事を気にしている人って、どうしてなのか、”車だ会員権だリゾートマンションだ”とどうでも良いもの(お金を生み出さない)を持っている事を自慢気にに強調したがるんだよな~」。両方(会員権とリゾートマンション)で約1,100万円で購入したらしいのだがローンが350万円ほど残っているとの事、今、売るとすると350~400万円なので、これはもう手叩きですね。自宅は20年ほど前に東京の郊外で戸建てを3,500万円で購入、フラット35で借り、残高は1,600万円、これも売るとなると手叩きかプラス100万円、200万円残れば恩の字か?第二の人生、約20年間として考えると、やや不安が残る懐具合ではあるが、年金はしっかりと掛けている様なので、何とかなるだろう。でも、プライドの高いこの知人の事、”細々と”なんて出来そうもなくそれで悩んでいるのでしょう。実は、この知人と私が知り合った頃、二人の懐具合は、殆ど同レベルでした。十数年が経過した今、私達、二人の資産状況にはかなりの差があります。私がここで言いたい事(書きたい事)=「ア~、不動産投資をやってて本当に良かった~~!」