|
カテゴリ:行政書士
今日の午後、法務局で類似商号と目的適合性の調査をしてきた。
そもそも、今回はその必要はないと考えていた。 依頼者の方も、その必要性はないとの認識であった。 それは、その調査に私ではない別の専門家が関与していたからに他ならない。 そう、私の前に、別の専門家が調査を終えていたのだ。 ということで、私も当初、調査の必要性はないだろうと考えていた。 しかし、念のため、ということで今日調査にいったのだ。 実際調査をしておどろいた。目的適合性に問題あり。 登記官にも確認したが、現在の目的では登記は通らないとの回答だ。 以前調査をした専門家は何をどのように調査をしたのだろう。 定款認証を受けても法務局で登記ができなければ全く意味がない。 最初からやり直しだ。そのことは考えていたのか・・・。 これは手続的な問題に終わらない。 もちろん、一回登記が通らなくても、しかるべき手続きをとれば設立はできる。 当然時間はそれ相当にかかるのは言うまでもない。 しかし、依頼者にとっては、一日も早く会社を設立させて事業を開始したいのだ。 こんな手続きに落ち度があったら当然会社設立のタイミングも遅れてしまう。 これでは、事業が開始できないという経済的な損失を依頼者に与えてしまうことになる。 このようなことを、その専門家は考えたことがあるんだろうか。 安易に仕事を受けて、無責任な仕事をする。 これでは専門家に対する信頼はがた落ちになってしまう。 しっかり責任をまっとうしなければプロとはいえない。 こういう適当な仕事をしている同業者がいること、ほんとにあきれてしまう・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 21, 2005 11:34:35 PM
[行政書士] カテゴリの最新記事
|
|