川崎町の石んこ日記 ~石んこ地蔵とともに~

2016/06/06(月)08:51

光州市の鴨肉と豚肉のおいしいお店で打ち上げ。韓国のインスタントラーメンも

私的日記(649)

5月29日。いよいよ最終公演です。公演は15時からでした。この日は、朝からあっという間に打ち上げの時間になった様な気がします。公演の内容をお伝えすすべきところですが、今日は食に特化しますねー。1枚目の写真は、打ち上げの宴が始まる直前。鴨肉と豚肉で有名なお店だそうです。宿泊所のごく近所です。鴨肉、サンチュ、チヂミも。大根の酢漬け、キムチはもちろん。 こちらは、厚切り豚肉。この写真でわかるでしょうか?鉄板が右に傾いています。肉の鉄板の向こう側、四角いお皿に入っているもの。粉のようなのが、エゴマの粉です。隣にはゴマ油。お肉に付けてサンチュで巻いて食べます。 そして、このように脂が垂れて、落ちるようになっているのです。 右は、光州市の演劇協会の会長さん。ひだりは、えずこシアターの会長です。お互いにプレセント交換のようなことをしました。光州の演劇協会からは、スタッフさんたちがみんな来ていた黒いTシャツを、私たち全員分、プレゼントしていただきました。 そして、光州の演劇界の顧問だったか重鎮の方。民話かなにかの話を事前にしてくださって、そのあと、このように民謡なような浪曲のような感じで歌ってくださいました。そして、アリランも。ちょっと難しい手拍子とともに。こちらは歌詞は分かりませんが、メロディーは知っていましたので、一緒にうなりました。みんなで大きな声になり手拍子になりました。歌や手拍子は、国境を越えて、人々をつなげてくれるものですね。私たちのお芝居も、国境や言葉を超えて、きっと韓国の皆さんに受け入れてもらえたと思います。お客さんが笑ったり何か言ったりしてくれるのを、感じながら、進んでいく舞台でした。 こちらは、左が光州で舞台美術家の憲さん。はんさん。で彼は10数年前に日本に3か月住んでいて、そこで日本語を覚えたそうです。その夜、10数年ぶりで日本語を話したというのですが、結構お上手でした。そして、ひらがなが読めます。いろいろお話ししていたら、お歳が39歳、舞台美術の仕事とともに俳優さんもしている、奥様は女優さんで40歳。そしたら、なんと、写真真ん中に映っている、えずこシアターのHさんも、同じ年、奥さんも女優さん、・・・共通点が多いのでした。びっくりです。すっごく盛り上がってしまいました。右は、光州の大学の先生です。憲さんのお話し。光州には70人くらいから100人くらい収容する小さい劇場が15か所もあるそうです。以前はもっと盛んに演劇が行われていましたが、今はあまり盛んではないようです。憲さんともうひとりの舞台美術さんが、その仕事で食べていけているというのは、すごいことと都も居ました。さきほどのHさんは、仙台の演劇界にも詳しいので、訊いてみると、仙台でも、舞台美術家は2人ほどが、食べていけている、ということでした。さて、宿泊所の朝食は、毎日、自分たちで用意します。食パンとマヨネーズとサニーレタス、スライスチーズなど。牛乳やヨーグルトも。写真の黄色い入れ物のような、スープやおかゆもいろいろありました。カップ麺などの人もいました。私は、おかゆが気に入り、2日はおかゆでした。後はパン。 スーパーでパンケーキの素を買ってきて、焼いていた若者たちです。日本のような菓子パン系は売っていなかったようでした。 さてさて、また時間が前後しますが、最終公演の日のお昼は、いつものようにキンパを作ってもらって、その他に、演劇協会の事務局長さんが、楽屋の裏の入り口に卓上コンロを持ってきて、大鍋で韓国のラーメンを作ってくれました。これがまた、おいしかったのでした。辛いけれど。こんな心尽くしのおもてなしも、とってもうれしい。 左側の黒Tシャツ姿が、事務局長さん。「日本のラーメン、韓国のラーメン、違う」と日本語で説明してくれました。右は、ボランティアで通訳をしてくれたユージンさん。日本に1年くらい住んでいたことがあるそうです。彼女にはこの次の日にもお世話になりました。番外編の、光州平和演劇祭への旅。あと2回、かな、と思います。いま少しお付き合いを。  宮城県柴田郡川崎町の石神彫刻工房です。www.isinko.com この日記は妻の日記です。

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