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ここのところ、工場の増築やなんかがあって、
なんだか落ち着かない日々です。 鉄骨が届いて、夫がほぼ全部ペンキ塗りをしていました。 朝から晩まで、時には昼食も取らずに、 まさに猪突猛進(いのしし年) でも、 明日とあさって、製作所の職人さんが来て組み立てをしてくれれば、かなり進みます。 お日様の光はいいです。 3年前の芥川賞を受賞した若竹千佐子さんの小説「おらおらでひとりいぐも」が映画化されたというので、観に行きました。 この小説は、東北弁が面白くて、私はよく声に出して読んでいました。 11月6日公開でしたが、2週間以上たって、劇場では1日に1回しか上映していません。 朝の9時台だけ。 田中裕子さん主演で、その若いころを蒼井優さんが演じています。 若いころだけなんですよね~~ 桃子さんの頭の中に出てくるシーンは。若い頃が輝いていたから、そのころの事しか思い出さないのかなあ。 75歳の設定の主人公の桃子さん。 一日のルーティーンが、決まっていて、 目玉焼きとトーストの朝ごはん。 その前に ふとんの上や横にいるのは「どうせ・・・」という、 それから、桃子さんの頭の中のいろんな考えや言葉たちも、人物になって3人。 脳内の世界をどうやって表すのかなあ、と思っていたら、本物の人物で。 「おらだばおめだ、おめだばおらだ・・・」 岩手から東京オリンピックの年に東京に出てきた桃子さん。 旦那様を失くして一人暮らしの桃子さんちのお庭には、小さなお地蔵さまが居ました。お地蔵様のシーンは2回見えました。なんか、見てるんだなお地蔵さまが。 私も頭ん中に浮かんだ言葉を、ちゃんと残しておきたいな、思いました。 桃子さんは、カンブリア紀とかジュラ紀とか、古生代とか、マンモスとか、 興味のあることが壮大です。 それから、大正琴とか、太極拳とか、さそわれるけれど、「私はいいわ」って断っていたのですが、 最後には、やってみようかしら、と一歩踏み出す。 最後のシーン、お孫ちゃんが東北弁を使う、これがすごく救われます。 おらのDNAがちゃんと伝わっているんだなあ、娘から孫へと。 私も、今はどうだかわからないけれど、きっと娘らに何かが伝わっているんだと思います。 もっといろいろ教えておきたかった、思っていることを言っておけばよかった、と欲張りなことばかり考えています。 75歳の桃子さん、私の20年後はどうなっているのかしら? 演じる田中裕子さんはまだ60台前半かしら?しゃんとしてお若い75歳。 元気で、桃子さんの脳内のように、興味あることを追及して行けたらいいなあ。 さて、 石んこカレンダーの卓上用ですが、 この写真のように紙のケースに挟んで置くものが300セットあったのですが、 すでに残りが無くなってしまいました。 そして、 あと100セット弱は、このようにケースに載せるだけのものになりました。 これは、紙ではなく、石灰石を原料とした新素材。白石市の工場えもつくっているとか。 紙のモノよりも重いです。 倒すと紙がバラバラになってしまうのですが、すっきりとしたデザインです。 これは、紙のリサイクルではなく、今のところ燃やせるゴミになります。 中のカレンダーは紙です。 石んこ地蔵 (handcrafted.jp) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.11.25 22:38:19
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