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石坂千穂つれづれ日記

知事不信任案提出に関する私達の見解


          知事不信任案提出に関する私達の見解
                         2002.7.3
                         日本共産党長野県議団
                          団長  石坂千穂

 6月県議会開会にあたり、日本共産党県議団は、各会派に、道理の無い知事不信任には反対であるという私達の立場と、県民要望実現のための建設的な議論を呼びかける申し入れを行ないました。
 しかし、残念ながら、今県議会を巡る事態は、私達の申し入れとは逆行する展開となってきています。
 長野県治水・利水ダム等検討委員会の「答申」を受けての、知事の「浅川ダム・下諏訪ダムの中止」表明と今後の治水・利水対策を進めていくための「枠組み」の方針が示されたばかりにもかかわらず、「試算が示されなければ審議できない。」「答弁が食い違っていると思われるので議事録を精査してほしい。」「知事の意見が変わらなければ議論できない。」などとさまざまな理由をつけての審議中断、知事の答弁中、わずか1分45秒で議長が答弁を制止して中断させてしまうなど、議会制民主主義のルール違反の前代未聞の議会運営がまかり通ってきました。
 私達は、改めて、県民が選んだ知事を、任期途中で、重大な公約違反もないのに、意見の違いだけで不信任にするのは、道理が無いことを主張します。
 不信任を検討している皆さんは、もっぱら「ダムの中止を表明したのに代替案が具体的でなく、無責任だ。」と主張し、それを最大の不信任の理由にしようとしています。しかし、すでに明らかなように、ダム中止決定時には、全国どこでも詳細な代替案はなく、中止後に具体的な検討に入るのは、どこでも同じ手順です。これが不信任の理由になるならば、ダムを中止したところの知事は、どこでも不信任の対象になってしまいます。
 ダムにかぎらず、意見のちがいは、あくまで論戦で堂々と行なうべきで、いたずらに不信任を主張し、むしろ、景気対策をはじめとする切実な県民要求に、議会や県政の目が向かなくなることは、絶対に避けなければならないことです。
 「補正予算は賛成。予算の提案者の知事は不信任。」では、結局、「知事が気に入らない。」というだけで、県民の納得は得られません。
 この際、「先に不信任ありき」の姿勢でなく、県民の願いを第一に、県議会が本来の任務を果たすため、誠実な努力を尽くすことを、全県会議員の皆さんに呼びかけるものです。

                                                                       以上



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