|
カテゴリ:妊婦生活
初雪の降った静かな朝、ひっそりとしたリビングで横にはバシネットで眠る娘がいる。自分が親になったなんて今だに信じられないけど、この小さな赤ちゃんはHELPLESSで自分を頼りに生きていると思うと涙がでそう。 この世のお母さんたちは出産の痛みなんて忘れるというけど、忘れるまえに書き残しておきたい。 ハロウィーンの明け方4時陣痛で目が覚める。トイレでおしるし確認。 陣痛の間隔は5-10分。ものすごい痛みではないけど眠ることができず。陣痛の間にウトウト、5分間でも夢をみれる! 翌日1日明け方病院へ。まだ2cmと言われ、4時間後にまた出直すようにいわれる。 5時間後また病院へ。変化なし。病院へいくとなぜか陣痛が弱まる。眠れないと訴えるとモルヒネ注射をうってくれた。即効きいて4時間ほどウトウト。 また眠れぬ夜をすごす。2日の午前中に病院へ。痛みがましてきた。呼吸法もヒッヒッフーに切り替えないと乗り切れない。旦那さんに座った状態でひざを押してもらうと腰が少し楽になる感じ。 3-4cmといわれ病院に受け入れてもらう。(実は3cmだったらしい)この日は満員御礼で部屋がまだ空いてないといわれる。個室があくまで診察室の一角ですごす。歩くようにいわれるが、痛みとPRESSUREが増してきて歩けない。即無痛分娩を希望する。バランスボールで痛みを逃す。シャワーを浴びて少し楽になる。 やっと個室に移動。このあたりから記憶があいまい。とりあえず湯船につかる。痛みが楽になる。陣痛の間隔があく。医師の診察で4cm。陣痛促進剤を使うといわれる。麻酔の医師が他のオペで遅れているらしい。 ナースがチェックしてくれたときに破水する。これがきっかけか、促進剤がきっかけかわからないが、ものすごい痛みが次から次にやってくる。ナースに促進剤をストップしてもらうようにお願いする。(麻酔してもらうまで) やっと麻酔の医師が登場したときは神様にみえる。少し休憩するようにいわれ目を閉じるが、すぐにものすごいいきみたい感覚で手足も振るえだす。破水からはあっという間に10cmになった感じ。しかし、記憶はあいまい。 医師が到着するまえにすでにPUSH。赤ちゃんが横向きだといわれる。ここからが長かった!3時間のPUSH、もうあきらめて“もうできない”と弱音をはきつつ3日の午前1時に娘が誕生。 頭が真っ白でまわりが何をいっているのか、自分がなにを言っているのか理解できず。 サポートしてくれた夫には本当に感謝、そしてナース、医師にも感謝。娘を無事に誕生されてくれてありがとう。 おなかの上に乗せてもらったあかちゃんは、ふにゃふにゃで暖かくて…。 この経験を忘れませんように。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.11.15 03:35:29
コメント(0) | コメントを書く |