|
テーマ:障害児の親として(1435)
カテゴリ:ゆうちゃん
夏休みに入る直前、発達相談があった。
この相談は医師ではなく、ベテランの発達相談員の方が2ヶ月に1回行っているもの。 医師に診断名を聞いてから初めての相談だったので、 ゆうちゃんが「軽度精神遅滞」「広汎性発達障害」と言われたことを報告した。 その発達相談員の方の意見は、広汎性の部分はたぶん弱いだろうと。 医師による相談の時、発達検査からみた状態ではもっと言葉がでてもいいのに 広汎性があるからコミュニケーションの問題で言葉が出にくいのでは?ということを言われた。 そのことについても、言葉が出る、出ないより ゆうちゃんの発音の仕方が微妙に揺れがあったりするので (その先生の例えでは脳性マヒのある子のような) 言葉については欲張らず、ゆっくり見守りましょう、とのことだった。 そして就学について、 私が一番心配しているのは、特別支援教室が新設されなかった場合、 地元の小学校に行かせて、集団に入れず学校自体に拒否反応を起こさないか・・・。 なにしろゆうちゃんは今でも集団が全くダメ。 慣れた友達がたくさんいてもそうなのだから、小学校で人数が増えて 教室の中で我慢できるのか?と考えると・・・。無理っぽい。 ならやっぱり隣接する学区の特別支援教室に・・・、と考えていた。 ところが発達相談員の先生は 先生:「普通学級でも大丈夫だと思いますよ。介助の先生がいれば。」 私:「でも集団が全然ダメで、教室も入れず登校拒否になりそうで・・・。」 先生:「それは今のことでしょ?来年にはもっと落ち着いてると思いますよ。 2年生くらいまでは普通学級でいけるんじゃないかな。 4年生くらいになってくるとちょっと難しいですね。」 そうなのか~~!と急に先が明るくなった気がした。 別に普通学級にこだわっていたわけではないけど、選択肢が広がったのと そういうふうに落ち着いてくるでしょう、って言われるとむしょうにうれしくて・・・。 それにゆうちゃんの入学時に特殊支援教室が新設されなくても、1年普通学級で過ごして、 次の年に設置される可能性も残されるし。 (ゆうちゃんより年下にも介助が必要な子がいるようなので・・・) でもまぁ介助の先生がすぐ付くかはわからないので、 特殊支援教室が新設されるのが一番望ましいのは変わりない。 かなり状況は厳しかっただけに、 今回の発達相談で普通学級に行ける可能性も出てきたことは、すごくうれしい。 とにかくいろんな可能性があるってことがわかって この相談はすごく私にとって貴重だったなぁ~、と思う。 それに私にとっての課題も見つかった。 ゆうちゃんが自分の思いが通らず感情的になった時、どうしてますか?と言われ、 いっしょになって感情的に怒っている^^;と言った私に、 先生:「それをしていると大きくなったときに大変ですよ。 なるべく穏やかに気持ちを早く落ち着かせるように頑張ってください。 大きくなったときに、ゆうちゃんがどんな風に育つか、 まわりからどのようにみられるか、それで変わってきますよ。」 私: 「・・・まだ間に合いますか?」 先生:「まだ大丈夫ですよ」 なかなか大変だな~とは思うけど、がんばってみよう。 ゆうちゃんが大きくなって友達と上手くやれるか、嫌われたり怖がられたりするかは 私にもかかっているんだ、と思う。 夏休みでイライラもするけど、上手に発散させるようにがんばろう! 母の夏休みの目標です! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[ゆうちゃん] カテゴリの最新記事
|