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風邪で、熱もあるのでベッドで休養。ということで、 図書館で借りてきた本を読んでいます。 三島由紀夫と宮本輝。宮本輝は、文章の言い回しがとても 好きです。また、ハッとする一文に何度も本の中で出会います。 例えば、オレンジの壷の中では・・・ 「長いあいだ気づかずにいたことに、とんでもないひょうしに 心がむいてしまう一瞬が人間にはあるのだろう、と佐和子は思った。 なぜなら・・・」というフレーズであったり。 三島由紀夫は、女性の心をよくここまで書けるなぁ、というところ が私は好きです。愛の渇きなど。これは、女性の嫉妬心をよく描いて います。 あるビジネス本を書かれている人が、その本の中で、時間は有限だから 私はビジネスに関係のある本しか読まないんだ、小説などはもう何十年も 読んでいない、その時間に別のことができるからね、ということを 書かれていて、驚いたのを覚えています。外国人のビジネスマンの本 だったと思うのですが、私は、それこそもったいないと思うのです。 よい文章に触れる時間、また名画や劇、作品に触れる時間はなにより、 人生を豊かにしてくれるものだと思います。 写真は、来週あたまに本屋さんに並ぶ本です。 本日、出版社より見本が届きました!嬉しい、感謝!感謝! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年01月18日 21時31分55秒
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