2007/11/26(月)03:34
支援とは
ISOを維持していくお手伝いの中で、
昔は出来るだけ多くの面でレベルアップできるように
話をしていた気がする。
そしてその中で納得を得られたことについて
できることを考えるというスタンスだった。
(今もその面は多分にあると思う)
しかし多くのお手伝いをしていると
私の話に全て同意して頂ける会社も少なくない。
途中で心配になり「大丈夫ですか?できますか?」と聞くと
「・・・でもやらなくちゃねぇ」とか「う~ん。そうですね・・・」
などの返事が返ってくることもある。
これでは私が色々と言っている方々の問題点と
同じではないかと思った。
課題が多過ぎたり、会社にとって重要度が低かったり、難問だったりすると
モチベーションが低下してしまうおそれもある。
レベルアップ(ステップアップ)する階段の方向性がバラバラだったり
違う方向に向いていたり、段差が高すぎたりすると
登る気にさえならないものだろう。
会社の将来像は一般的な「あるべき姿」ではなく
経営者や社員が「望む姿」でなければならない。
そして、そこに進むためには、先ず何を改善しなければならないかを
どのように考えているかが重要である。
その事柄について頑張れば登れる高さに段差を調節しながら、
押し上げたり、引っ張り上げたりという
お手伝いをしなければならないのだと思っている。
これをこなすのは簡単な事ではないが
挑戦し続けていかなければならない。