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上海の地下鉄で事故が発生しましたね。
巻き込まれたかたはお気の毒です。 以下、JNN(9月28日)より抜粋~ 中国の列車で再び起きた追突事故のニュースです。 今回事故を起こしたのは上海市内を走る地下鉄で、 けが人は日本人2人を含む270人以上にものぼっています。 「路線の総延長は世界一」と中国が誇る地下鉄で、いったい何が起きたのでしょうか?(中略) 追突事故は日本時間の午後4時前に起きました。 上海市内を走る地下鉄10号線で信号のトラブルが発生。 列車が10分ほど停車し、運転を再開したところ前の列車に追突したといいます。(後略) ~以上、JNNより抜粋 原因としては機器の故障(信号?)と人為的ミスが重なったため起きたと思われます。 列車同士の事故の一番多いパターンでしょう。 この事故を受けて東京メトロのコメント記事 以下、産経新聞より~ 上海地下鉄追突「日本で考えにくい」 高速鉄道の追突事故に続き、今度は地下鉄の追突事故。「日本では考えにくい」。 中国からの一報を聞いた日本の鉄道関係者に驚きが広がった。 全9路線で総延長195キロを運行している東京メトロは平成10年までに全線で追突防止の “決め手”とされる自動列車制御装置(ATC)の導入を完了。 自動列車停止装置(ATS)よりも進んだ保安装置だ。 前方に電車がいると自動的にブレーキがかかり、安全な車間距離を確保し追突を避ける。 しかもATCが故障して運転速度を指示する信号が途絶えた場合にも、 東京メトロの電車は緊急停止するようになっている。 日本のある鉄道関係者は「日本の地下鉄で同じような追突事故が起こった記憶はない」といい、 「詳しい状況が分からないが、日本では考えにくい事故ではないか。 保安装置は付いていなかったのか」と話した。 ~以上、産経新聞より リスク管理意識の低さが垣間見える。 2000年(平成12年)以降で、東京の地下鉄の事故を検索すると(wikipediaより) 2000年(平成12年)3月8日 9時1分頃 (列車脱線事故) 営団地下鉄(現:東京メトロ)日比谷線の東横線直通電車が、中目黒駅付近における急曲線で脱線、 対向電車の側面をえぐる形で衝突し、死者5名、負傷者64名を出した。 東京地下鉄東西線衝突事故 2009年(平成21年)9月9日 4時10分頃 東京地下鉄東西線・東陽町駅に留置されていた始発の営業用電車(05系01編成)に 保線用の車両が正面衝突し、走行不能になった(保線用の車両にはATCは付いていなかった)。 そのため東西線は始発から高田馬場駅 - 葛西駅間で運休となり、 途中高田馬場 - 九段下駅間では部分的に運転を再開するものの、 衝突された営業電車の先頭車両が連結器破損のため牽引できず、 先頭車両を人力で撤去せざるをえなかったためもあり 全線での運転を再開するのに5時間以上を要した。 けが人はいなかったものの、通勤ラッシュの時間帯を直撃したため29万人に影響した。 以上、2件あった。鉄道事故にすると10倍以上。(有名な福知山線事故もその1つ) 原因は安全装置があっても、運転士の見落としや手動解除、無視などがある。 言わば人為的ミスや、想定を超える故障というものは起こる可能性がある。 原発事故で思い知ったはずではないのか。鉄道は多くの人命に関わるというのに・・・。 なぜ、例えば「安全には万全を期しておりますが、様々な事態を考慮し、更に検討・調査を重ね、 万が一にも事故が発生しないように、これからも努力いたします。」 (もっと上手い言い回しがあると思われるが・・・) 程度の趣旨を示した発言ができないのだろうか。本当に不思議でならない。 マネジメントのリスク管理の基本として、他社で起きた事故や災害は、自社において水平展開し、 検討するのが普通のことなのに・・・ 最近リスク管理が注目されています。規格も発行されましたし。 9000や14000でも重要視されるかもしれません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Sep 28, 2011 10:51:17 AM
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