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カテゴリ:バリ島でのこと。
もう10年くらい前のこと。
結婚する予定だった人と別れ、 へろへろな状態のまま友だちとバリにいったことがある。 そのとき、 「のりちゃんはなんだか生気がないからバリアンにみてもらったら?」と 宿のオーナーに声をかけられた。 それで訪れたのがウブド近くのバリアン。 バリアンとは呪医師・呪術師で、バリ人は心身に不調があると訪れるという。 バリ人じゃなくても訪問でき、日本の首相を治療したバリアンもいると読んだ。 いたって普通のバリの家で、おじいちゃんといった感じの人に、 まず友だちが診てもらった。 寝て、体のところどころを押したりしてた記憶がある。 で、結果。 彼女はいたって元気。ノープロブレム。 笑った。確かに、彼女は元気いっぱい。バリの家具や雑貨を買う気満々。 帰国時には、家具をどーんとコンテナで船便輸送。 今、彼女の家にはバリの家具がセンス良く並んでる。 私はというと、診たあと(たぶん)治療してもらい、 (何か道具を使うわけではなく、私自身は目をつぶってたからよく分からない) さらに特別な治療が必要と言われた。 自分では言葉がよく分からないし(宿のオーナーさんにインドネシア語を訳してもらってた)、 特別な治療はせず、一緒にいった数人でそれほど高くはない金額を置いてきた。 (支払う額は自分で決め、あらかじめ決まってない) 最近、『バリの賢者からの教え』を読んでいて 思い出したバリアンのこと。 そういえば、ジュリア・ロバーツ主演の映画『食べて、祈って、恋をして』にも バリアンがでてくる。 笑顔が素敵なおじいちゃんで、 クトゥさんのような人なら見てもらいたいというか、お会いしたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.05.23 20:47:11
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