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『ミュンヘン』-黒い9月事件の真実- ■アーロン・J・クライン 著 富永和子 訳 ■角川文庫 ■2006年2月初版発行 1972年9月ミュンヘン・オリンピック。 イスラエル選手団宿舎を「黒い9月」と名乗る8人のパレスチナ人テロリストが襲った。 人質となった11人全員が殺されるという最悪の事態を受け、イスラエル首相は報復のため諜報機関モサドに首謀者たちの暗殺を命じた。 イスラエルの軍事・諜報活動を専門とするタイム誌記者が、貴重な新資料を元にモサドなど関係者を入念に取材。 厚いベールに包まれていた暗殺事件の全貌を明らかにする、衝撃のノンフィクション。 (▲本書紹介文より) 以前、同じ事件をテーマにした本を読んだのですが、今回の作品もたいへん読み応えがありました。 上の紹介文に尽きると思います。これ以上クジラが何をか言わんや…。 オススメの一冊。 *************** イスラエル・パレスチナ情勢は以前にも増して複雑になっているような印象を受けますが、 テロ活動、報復の軍事行動…これらは一部の人たちが一部の地域で行っていることであって、 多くの人々は安全に暮らせることを願っているはずです。 共存・共栄に向けて少しずつでも前進していってもらいたいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.12.30 15:18:06
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