トルコ経済ニュース(中央銀行の外貨準備高と、市中銀行の貸出残高の状況について)
今日は昨日に引き続き、経済関係の記事を紹介します。 一方、IMKB-100は、バブルがはじけた可能性が高まってきました。まだ分かりませんが、今日は先週金曜日と同様に一日中下がり続け、一気に82,000ポイントを割り込みました。 励みにしていますので、クリックをよろしくお願いします。にほんブログ村 一つ目に紹介する記事は中央銀行の外貨準備高などに関するものです。 見出しは「中央銀行の公的準備資産が増加した」です 中央銀行の公的準備資産は、12月には前月と比べて8億500万ドル増加して、1,191億6,700万ドルとなりました。 公的準備資産は11月には1,183億6,200万ドルでした。 中央銀行は2012年12月期に関する「国際準備及び外貨流動性」に関する数値を発表しました。 それによれば、12月には、中央銀行の公的準備資産の合計は1,191億6,700万ドルとなりました。中央銀行が行った売買を行った外貨の合計は、先月と比べて2億3,300万ドル減少して、985億300万ドルから982億7,000万ドルとなりました。 11月には1億7,300万ドルであったIMFにおける準備ポジションは、12月には全く変化がありませんでした。 この期間には、金準備高も192億3,500万ドルと計算されました。金準備高は11月には182億ドルでした。 12月現在で、外貨借入、証券(動産)及び預金において、85億2,600万ドルの元本、及び40億9,400万ドルの金利の合計により、126億2,000万ドルの純流出が記録されました。11月にも、純流出は126億2,000万ドルでした。 純流出の内の24億5,600万ドルは1ヶ月まで、22億7,100万ドルは2~3ヶ月、78億8,300万ドルは4ヶ月~1年の期間で発生しました。 二つ目に紹介する記事は銀行の貸出残高に関するものです。 見出しは「銀行業界の貸出残高は8,037億リラ(約41兆3,000億円)に減少した」です。 銀行業界の合計貸出残高は、1週間で0.22%減少して、1月18日現在で8,036億9,400万リラ(約41兆3,000億円)に減少しました。 貸出残高は1月11日現在では8,054億2,900万リラ(約41兆4,000億円)水準でした。 銀行監督監査機構(BDDK)の週間ニュースによれば、金融部門への貸出残高の合計額は同期間に2.03%低下して169億5,400万リラ(約8,700億円)に減少しました。 一方、銀行業界が金融部門以外に貸し出した合計額は7,306億300万リラ(約37兆5,500億円)であることが明らかにされました。この数値は1月11日には7,328億5,300万リラ(約37兆6,600億円)水準でした。 金融部門を除く全部門のスポット貸出の合計額は1週間で0.55%増加して951億1,200万リラ(約4兆8,800億円)となりました。 BDDKの発表した数値によれば、1週間で個人向けローンの合計額も0.06%上昇して、1,953億5,900万リラ(約10兆400億円)に増加しました。個人向けローンの内、870億リラ(約4兆4,700億円)は住宅ローン、80億リラ(約4,100億円)は自動車ローン、680億リラ(約3,500億円)は自由ローン、324億リラ(約1兆6,600億円)はその他のローンからなっています。 1週間で分割払い商用ローンの合計額は898億8,600万リラ(約4兆6,200億円)から896億6,300万リラ(約4兆6,000億円)に減少しました。分割払い商用ローンの減少は0.28%と計算されました。 銀行業界の個人向けクレジット・カードの貸出残高は1月18日現在で699億9,400万イラ(約3兆6,000億円)に減少しました。1月11日現在では、711億2,800万リラ(5兆700億円)として計算された合計額は、1週間で1.59%減少しました。 銀行業界の分割払いの個人向けクレジット・カード貸付残高は384億5,500万リラ(約1兆9,700億円)に、また、一括払いの個人向けクレジット・カード貸付残高は315億3,800万リラ(約1兆6,200億円)になりました。 いつもどおり最後は市況です。 今日のIMKB-100も、先週金曜日に引き続き「右肩下がり」となりました。寄り付きは先週終値とほぼ同じ水準でしたが、その直後に昨日終値を割り込み、以降は大引けまでほぼ一貫して下がり続けました。特に、午後4時頃からは下げ足を一層速めました。結局、先週終値から4.23%、約3,590ポイント急落して82,000ポイントの大台を割り込み、81,166ポイントで今週の最初の取引を終えました。 最初にも書きましたが、バブル崩壊でしょうか。ここ2ヶ月間ほど掛けて上げてきた分を一気に吐き出した観があります。 今日は、為替もリラ安傾向です。 ドルに対しては0.06%リラ安の、 1ドル=1.7680~65リラ水準、 ユーロに対しては0.06%リラ安の、1ユーロ=2.3785~90リラ水準、 ポンドに対しては0.37%リラ高の、1ポンド=2.7753~822リラ水準、 フランに対しては037%リラ安の、1フラン=1.9095~142リラ水準、 円に対しては0.47%リラ安の、 100円=1.9493~542リラ水準、となっています。 トルコリラ等の外貨建ても含めた債券投資に関する情報を発信しています。外債投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。社債投資まとめ いろいろな投資情報が出ています。投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。株初心者向けIPO初値予想 今日は絨毯ではなく、キリムを紹介します。