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トルコとイスタンブール、ちょっと投資

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2020.03.19
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カテゴリ:カテゴリ未分類

 今日(18日)は既に、新型コロナウイルスの最新の流行状況と過去24時間に取られた対策について紹介いています。また、雑感として、「15日からは、ほとんど倍々に急増しました」として、8日目である今日は患者数が191人に達し、その内の2人が亡くなっていることを紹介しています。そして、約4時間にわたって行われた新型コロナウイルスに関する経済対策調整会議の結果をエルドーアン大統領が発表したことを紹介しました。

 今回は、その経済対策調整会議の内容をもう少し詳しく紹介します。

 

 なお、トルコ中央銀行(TCMB)が発表した20201月の国際投資状況に関する記事の冒頭部分だけを紹介します。トルコ中央銀行(TCMB)が発表した20201月の国際投資ポジションによれば、今年1月末現在で、昨年末と比べて(管理者注:つまり、月間ベースで)トルコの国外資産は0.7%低下して2,502億ドル、国外負債は1.9%増加して6,164億ドルをなりました。

 

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 今回紹介するのは、エルドーアン大統領が発表したトルコにおける新型コロナウイルスに関する経済対策調整会議の結果に関する記事です。今日(18)付のアナトリア通信(AA)の記事です。抜粋して紹介します。

 見出しは「エルドーアン大統領は、安定の盾パッケージを発表した」です。

 レジェップ・タイイップ・エルドーアン大統領は、チャンカヤ・キョシュキュ(管理者注:旧旧大統領府、旧首相府)で主宰したコロナウイルス対策調整会議の後で行った記者会見で、トルコのフラッグ・キャリアーであるトルコ航空は今回の危機で大きな貢献をしており、一方では、最も大きな悪影響を受ける組織の代表であるトルコ航空にも必要な支援を行うと述べました。

 ウイルスの流行が初めて明らかになった日から、トルコとして迅速に決定を行い、早急に適用しながらトルコが今回の危機から最も少ない影響を受ける形となるよう、最大限の努力を行って来たこと、また、今後も努力を続けることを強調したエルドーアン大統領は、次のように述べました。

「実際、トルコの周辺国では非常に広い流行が見られているとしても、深刻な被害が現実となっているとしても、トルコへの伝染は、非常に遅く、また、非常の限定的なものとなった。実施した対策の効果によって実現したこの肯定的な光景を継続させることを我々は決意している。そのために、危険がトルコに到達する前に、継続的に新しく、また、効果のある対策を取って、そして、実施している。この関連で、少し前に、閣僚、ビジネス界の代表、公的及び民間のあらゆる組織の代表者の参加を得て、包括的な評価会議を実施した。特に、現在起こっている過程がトルコ経済に、市場に、生産に、雇用に、与える悪影響を減少させる目的で、非常に重要な決定を行った。これまでに全く前例のなかった状況の中にあり、そのために、被害の規模は把握しきれない。そのため、我々はあらゆるシナリオに対して準備をする必要がある。しかし、この時期で、新興国の中では、トルコは相対的に良い乖離が起こっている国の1つという状況にある。」

 経済を守る盾として、1つのパッケージを実施すると述べたエルドーアン大統領は、昨日、中央銀行が市場の観点からは非常に重要ないくつかの対策を取ったこと、流動性の逼迫が起こらないようにする保証を明らかにしたことを強調しました。

 エルドーアン大統領は、発表されたパッケージの恩恵を受ける企業に対する前提条件は、雇用の喪失を起こさないことであると述べました。

 「金融機関からは、この環境で雇用を維持でき、また、経済成長を継続させることができるために、貸出条件を柔軟にする方向での対応を期待している。トルコ銀行協会がこの問題で出した推奨に、全ての金融機関が応じることを信じている。我々もこの過程に注目していく。」

 新型コロナウイルスの流行の悪影響を減少させるために、一連の対策を取ったことを明らかにしたエルドーアン大統領は、「経済に対する安定の盾という名称を付けたパッケージにより、KOVID-19流行の影響を減少させるために、総額1,000億リラの予算を投入する。」との発表を行いました。

(19項目からなるパッケージの詳細は、今回、紹介できませんが、前回も少し紹介しましたが、主に「企業対策・支援」と言えると思います。ただし、上でも紹介しましたが、「企業が裨益できる前提条件は、雇用を維持すること」ということのようです。)

 今回の決定が国民とトルコ経済にとって幸運をもたらすことを祈ったエルドーアン大統領は、「如何なるウイルスも、トルコには、トルコ国民の団結・協力・兄弟愛には、トルコ政府が取った・これから取る対策には、かなわないことを再度強調する。」と指摘して、発表を終えました。

 

 ここからは一言解説・雑感です。前回、「ここまで深刻な状況になっていても、自分の気に入った人だけを集め、反対に気に入らない野党も、一部の労働組合なども招待せず、一方的な決定を行っているという指摘をしていました。」とニュースの解説を紹介しましたが、エルドーアン大統領は、今回の新型コロナウイルスへの対応とそのための経済対策によほどの自身があるものと思われます。その成果を独り占めして、一気に名誉回復をという起死回生を狙う挙に出たものと思われます。

​ 成功すればそれも可能かもしれませんが、自分自身も認めているように、「これまでに全く前例のなかった状況の中にあり、そのために、被害の規模は把握しきれない。そのため、我々はあらゆるシナリオに対して準備をする必要がある。」という状況にあり、少なくともここ数日間の患者数の急増状況を見る限り、「トルコ国内でも、そんなに簡単には感染を抑えきれない可能性が高い」ように思います。ただし、これも以前指摘しましたが、「患者の急増が、主にヨーロッパから帰国した人の感染確認」で起こっているのであれば、国内で流行していることにはならず、比較的落ち着いた状況なのかもしれません。​

 

 

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 次は、トルコの「国家・国民酒(?)」のラクを紹介します。ギリシャやフランスなどにも、名前は違っても同じお酒があるそうですが、トルコが発祥の地と思われます。
















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Last updated  2020.03.19 19:11:35
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