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2021.09.09
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カテゴリ:経済問題

 今日(8日)は、経済面ではカヴジュオール・トルコ中央銀行(TCMB)総裁の講演に関する記事が出ていました。社会面では。エルドーアン大統領による教員の追加採用の発表、電車事故、地下鉄マークの変更、トルコ外交に関する記事などが出ていました。

 今日も「(AAでは)記事にならない情報」として、「エルドーアン大統領(時代)の終わり」に関する記事なのかもしれませんが、昨日、電車事故裁判に関する重要なニュースが出ていました。また、今日もエジプトとの協議に関する記事が出ていましたが、「外交のUターン」と言えば、まだ穏やかなのかもしれませんが、「外交の逆行、大転換」とでも訳せば良いのでしょうか、これまでとは正反対の言動を取っていることが改めて指摘されていました。

 電車事故に関しては、201878日にテキルダー県で起こった脱線事故(5)24人がなくなり、318人が負傷しましたが、その裁判で、これまでは線路の補修工事を行っていた4人の労働者だけが起訴されている状態でしたが、裁判所はトルコ国鉄の幹部の刑事責任を問うべく、検察庁に裁判に提出されて資料を送付するという決定を行ったとのことです。これまでは、エルドーアン大統領の機嫌を損ねないように?、司法機関のトップとして位置づけられる憲法裁判所の決定を無視するような簡易裁判所・地方裁判所レベルの裁判所が出る始末でしたが、検察が一切手を着けていなかったトルコ国鉄幹部の刑事責任を問うべく、裁判所が初めて行動を起こしたことになります。

 外交では、これまで何度か紹介してきましたが、エジプトを始め、アラブ首長国連邦(BAEUAE)、サウジアラビアとの関係改善が進み、反対に難民(無秩序移民)とタリバンとの協力では、進行を止めている、あるいは様子見になっています。次は、イスラエルとシリアとの関係改善も視野に入ってきました。東側だけではなく、ギリシャとギリシャ系キプロスとの関係改善も無いとは言い切れませんが、最後の2国は、地中海問題(大陸棚の線引き)だけではなく、エーゲ海の領海幅・島の領有問題、島の非武装化問題とキプロス問題というトルコにとっての「北方領土、竹島、尖閣諸島」とでも言えば良いのでしょうか、1923年の共和国成立以来続いているとも言える問題(キプロス問題は1963年から、エーゲ海の領海幅問題は70年代から)で、おいそれとは譲歩できないので、ここでの逆行・Uターンは、相当厳しいと思います。

 今日、アナトリア通信(AA)に出ていた記事の見出しは下のとおりで、今日は1~3の記事を紹介します。

1 カヴジュオールTCMB(トルコ中央銀行)総裁は、『第4四半期にインフレ率は低下傾向に入るものと考えている』と発言

2 エルドーアン大統領は、『15千人の新しい教員の追加任命を行う』と発表

3 トゥズラで、停車できなかった電車が駅で停車中の電車に衝突した

4 外国人は、8月に今年で最も多額の株式純購入を行った

5 カライスマイルオール運輸インフラ大臣は、『運輸インフラ省として建設した地下鉄のマークを(“M”から)“U”にする』と発言

6 チャヴシュオール外務大臣は、アメリカ及びドイツとアフガニスタンにおける状況を協議した

7 トルコ・エジプト事前行儀の第2回会議がアンカラで実施された

8 エルドーアン大統領は、『我々が建設した水力発電所によって、この分野でトルコを全くこととなった次元に引上げた』と発言

9 シェントプTBMM(トルコ大国民会議、トルコ国会)議長は、『無秩序移民は国際的な問題である』と発言

 98(最初の患者確認から547)付けの新型コロナウイルス(KOVID-19)の感染状況を紹介します。

今日の検査件数:  308,437

今日の感染者数:  23,914

今日の死者数:    262

今日の完治者数:  3103

 

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 今日、最初に紹介するAAの記事の見出しは「カヴジュオールTCMB(トルコ中央銀行)総裁は、『第4四半期にインフレ率は低下傾向に入るものと考えている』と発言」です。今日(8)付の記事です。膨大な記事ですので、抜粋して紹介します。

 シャハップ・カヴジュオール・トルコ中央銀行(TCMB)総裁は、ドイツ・トルコ商工会議所が主催した「金融政策、インフレ及び投資」というテーマで開催されたハイブリッド会合(出席とオンラインの混合)で行った講演で、トルコ経済における最新の進展を分析しました。

 EUはトルコの最も重要な貿易と投資のパートナーであることを明らかにした同総裁は、トルコは輸出の55%、輸入の50%をEU加盟国と行っていると述べました。

 同総裁は、トルコの支持的な財政及び金融政策に加えて、ワクチン接種でも進歩が見られることを指摘して、KOVID-19の感染対策でも成功している経済の1つであること、この状況は生産、投資及び雇用に好反応を起こしていると指摘し、次のように述べました。「他の新興国経済とトルコを比べた場合、トルコ経済はインフレ、外貨準備高及びリスク・プレミアムの問題は改善が見られる分野であるとみている。一方、トルコは同様の国と比べて、より早い時期により強力に金融引き締めを実施した結果、2021年始めから現在までに明確なプラスの実質金利を支払っている国の1つとなっている。経常収支の改善に加えて、インフレと外貨準備高の増加の問題に対する努力の段階が進むにつれて、借入コストに影響を与えるリスク・プレミアムでの改善過程が継続する。20215月以降、短期対外借入は257億ドル減少して、1,449億ドルから1,192億ドルとなった。この状況は、トルコの対外借入指標にも好影響を与えている。」

 また、同総裁は、「今年第2四半期に、ベースメント効果も加わって、トルコは多くのヨーロッパ諸国よりも高い成長率を記録した。同期には、トルコの成長パフォーマンスが多くの国よりも高かったことを、OECD加盟国の中ではイギリスに次いで、最も高い成長率を示した2番目の国となったことを指摘しておきたい。第3四半期についても、先行指標は、国内経済活動が外需に支えられて強力になっていることを示している。」と述べました。

 年間インフレ率が0.3ポイント上昇して19.25%になったこと、また、この期間には核インフレ利率からなる、また、TUFEから未加工食品、エネルギー、アルコール飲料及びたばこを除いて得られるB指標の年間インフレ率は0.05ポイント低下して18.46%に、B指標から加工食品を除いたC指標の年間インフレ率は0.46ポイント低下して16.76%に低下したことを指摘した同総裁は、講演を次のように続けました。「8月には、年間インフレ率において食品グループで大幅な上昇が見られた一方、サービス・グループでは限定的な上昇が見られた。その他の基本グループでは低下した。生産者インフレ率は国際商品価格、サプライチェーンにおける停滞と需要条件の理由により高騰が続いた。短期のインフレ率見通しに影響を与える暫定要因の影響が無くなること、また、第4四半期には、インフレ率は低下傾向に入るものと我々は考えている。食品価格では、悪天候の条件と、干害、いくつかの国における輸出に対する特別な制限及び在庫増加に基づく国際的な増加を確認している。この関連で、各国の中央銀行と政策決定者たちは、食品価格における進展で、核インフレ率の進展と上昇するインフレ率がインフレ率予測に与える影響を注目している。」

 ここからは一言解説・雑感です。金融政策委員会の決定文書では良いことを言っているのですが、総裁が単独でしゃべるときには、ほぼ常に「全く説得力のない話」をしているように思います。その例としては、「1,280億ドルはどこへ行った」の回答が全くできていないこと、今日は紹介できませんが、現在の外貨準備高についても全く説得力の無い説明になっていることを挙げることができます。現実とは違った説明をしようとするために必然的に起こる結果かもしれませんが、「不正確な説明に終始する」という状況のように思えます。例えば、トルコがOECDの2位の成長率と言うところまでは良いのですが、例えば310位は何%なのかを示せば、状況がよく分ります。OECD全加盟国の数字は見つかりませんでしたが、少なくともスペイン(19.8)、メキシコ、フランス、ハンガリー、イタリア、チリ、ポルトガル、イスラエル(15.0)までは、第2四半期の対前年同期比の成長率は15%以上でした。

 

 今日、2つ目に紹介するAAの記事の見出しは「エルドーアン大統領は、『15千人の新しい教員の追加任命を行う』と発表」です。今日付の記事です。

 レジェップ・タイイップ・エルドーアン大統領は、15千人人の新しい教員の任命を行うと発表しました。

 エルドーアン大統領は、ソーシャルメディアで行った発表で、「ここから教員の皆さんと全ての教育界に対して、重要な奇跡を伝えたいと思う。我々は、トルコの将来への投資を行い続ける。子どもたちがより質の高い教育を受けることができるよう、更に15千人の新しい教員の任命を行う。」との表現を使いました。

 ここからは一言解説・雑感です。ここも、トルコ語風に言えば、「お早うございます」と言うことになります。つまり、COVID-19環境下で、本来なら教員を増やす必要があるにもかかわらず、「余剰の教員がいる」といって追加任命の要請をことごとく断ってきたのですが、新年度が始まった直後に、相当な数の苦情が来たためか、慌てて追加任命を行うことになったものと思われます。

 

 今日、3つ目に紹介するAAの記事の見出しは「トゥズラで、停車できなかった電車が駅で停車中の電車に衝突した」です。今日付の記事で、こちらも抜粋して紹介します。

 (イスタンブル市())トゥズラ区で、停車できなかった電車が、駅で停車中のほかの列車に衝突しました。事故で7人が負傷し、病院に搬送されました。

 アダパザル~ペンディキ間を運行してきた列車が、停車できずに低速で、トゥズラ造船駅で停車中のソーウットリュチュシメ~コンヤ間を運行していた高速鉄道(YHT)に衝突しました。

 ここからは一言解説・雑感です。上でも列車事故の情報を紹介しましたが、根本的な問題を放置したまま運行が続いている可能性が大と思われます。今回の事故も、ATCが機能しない電車が起こした事故のようです。日本の新幹線のように専用軌道ではないため、いろいろなシステムの電車が運行されており、一元管理が困難なようです。今回は、一方の電車は停車中で、も一方の電車も低速運行中であったため、運転手が直前に気がついて急ブレーキをかけ、かんり減速してから軽く衝突したため、大事故には至らなかったようです。

 

 

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株初心者向けIPO初値予想

 今日はトルコのガラス製品を紹介します。
​ トルコのガラスは産業向け製品、大量生産品もそれなりの品質です。​






今日はトルコ・コーヒーも紹介します。




ここからはブレスレッドです。
















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Last updated  2021.10.10 22:16:35
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