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2021.09.26
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カテゴリ:社会問題

 今日(25日)は土曜日であったためか、経済面でも、社会面でも、重要と思われる記事は出ていませんでした。そのため、今日は昨日紹介できなかった2つに経済記事を紹介します。

 「(AAでは)記事にならない情報」では、「ポスト・エルドーアン」に関連する動きで、今日は極めて重要な動きがありました。実際には、根本の発言は昨日の話ですが、反響は今日起こっています。アクシェネルIyi Parti党首が、ある反政府系テレビの番組に出演して質問に答えました。その中で、「自分は大統領候補ではない」と発言しました。そして、「自分は(国民同盟の大統領候補が当選し、強化された議会制民主主義(無党派の、政治的権限の殆ど無い国家を代表する大統領と、議会で選出される、政府を代表する首相)を導入した後で行われる選挙で首相になることを希望する」、「今度行われる大統領選挙では国民同盟の候補が大統領に当選するが、それは2人目のエルドーアン大統領を選ぶのではなく、憲法改正によって権限のない大統領として継続することが予定されている大統領を選ぶことになる」、「大統領候補はCHPから出るかもしれないが、2人の市長のどちらかがなるかどうかは、私の責任の範囲ではない」といった趣旨のことを述べました。いろいろなチェンネルの解説を聞きましたが、同党首が説明しているとおり、次の選挙で国民同盟が大統領選挙と国会議員選挙で勝利すれば、5年の任期内に憲法改正が行われ、改めて選挙が行われることになると考えられています。憲法改正のための国民投票を行うには、国会議員の5分の3以上の賛成が必要です(3分の2以上なら、国民投票は必要なし)が、もしも国民同盟(HDP)5分の3に至らなくても、大統領の権限を弱めることに共和同盟が反対するとは思われず、憲法改正は実現するのではないかとのことでした(ここは管理者の意見ですが、もしも共和同盟の賛成が得られないために憲法改正ができない場合には、大統領権限で再選挙に行くことは可能で、公約上、そうならざるを得ないと思います)。以上の状況から、大統領候補の重要性は、以前と比べるとかなり落ちたと思いますが、それでも新制度への移行を実現させる上では重要な意味はあると思います。3人の解説者(別々のチャンネル)の説明では、2人はクルチダルオールCHP党首の可能性が高いとし、もう一人はイマムオール大イスタンブル市長の可能性が高いとしていました。クルチダルオールCHP党首を予測する2人の説明は、「象徴的な意味しか持たない大統領になるため、若く、将来があるイマムオール大イスタンブル市長は大統領になることを希望しないだろう」という理由であり、また、「党首を離れて、トルコ全体を代表する役割は、これまで国民同盟をまとめ上げてきたクルチダルオールCHP党首が担うことが相応しい」というものでした。そして、イマムオール大イスタンブル市長は、クルチダルオールCHP党首が当選して党首を辞任した後、CHP党首戦に出ることになると予測していました。もう一人の、イマムオール大イスタンブル市長を予測する解説者は、クルチダルオールCHP党首ではエルドーアン大統領に勝利できるかどうか不明であるとしていました。この点では、アクシェネル党首を含め、その他の解説者も、「エルドーアン大統領に絶対に勝てることが分る候補者でなければならない」としていて、大統領候補を決める段階で、クルチダルオールCHP党首では危ういとなれば、イマムオール大イスタンブル市長を含め、別の候補が選ばれることになるとしていました。特に接戦になるような予測では、国家機関を総動員して選挙介入をすることが予測されるエルドーアン大統領に対して、勝利を確実なものにすることが困難と考えられています。クルチダルオールCHP党首を予測する解説者は、アクシェネル党首が大統領候補にならないことを選択した理由は、「将来の首相候補になること」以外に、自分が民族主義の、クルド問題に融和的でないMHP出身であり、HDP支持者からの支持が十分集まらない可能性があると考えたのではないかと指摘し、この理由からヤヴァシュ大アンカラ市長もMHP出身であり、候補者から外れるとしていました。なお、共和同盟が破れ、AKPが雲散霧消した場合には、国民同盟の大統領の下で行われる最初の選挙では、同じ中道右派政党であるIyi PartiAKP票を吸収して、第1党になる可能性が高く、その結果、アクシェネル党首が首相になる可能性は極めて高いとしていました。一方で、今話題になっている次の選挙ですが、選挙法を改正し、改正法が適用になる施行1年後となる来年の10月か11月という説もありますが、「この1年間ではトルコ経済の改善が望めないほか、そもそも共和同盟への支持率自体が改善するとは考えられず、早期総選挙は政治的自殺であり、あり得ない」という分析をする有名な新聞記者もいました。一方で、憲法の規定上、任期満了になれば、エルドーアン大統領の立候補の資格はないと考えられるため、早期総選挙が必要になりますが、CHPは「エルドーアン大統領を選挙で葬り去ることを希望しており、早期総選挙を行いたいなら賛成する」という発言もしたとのことです。いずれにしても、少なくとも選挙法改正の上で選挙をすることが予測されますので、大統領選挙と国会議員選挙は、早くても来年秋、遅ければ再来年初夏ということになります。

 なお、アクシェネル党首は次の選挙直後でも、副大統領になることを始め、事実上の「首相」になる可能性が高いと思われているほか、心配?していたHDPとの関係やクルド問題についても、「HDPは現時点では、約600万票を得て国会に議席を有し、政党補助金を政府から得ている政党であり、合法である。(いわゆる)クルド問題を解決する場所は国会であり、イムラル島(オジャランPKK首領)やカンディルリ(PKKの本拠地)ではない」と述べ、クルチダルオールCHP党首の発言と平仄を合わせています。アクシェネル党首のこれらの発言は、「(1)大統領候補で不一致がある、(2)HDP、クルド問題で不一致がある、よって、国民同盟は短命で終わる」という共和同盟の主張を全て否定したことになるという解説がありました。上で説明しましたように、現時点では1年から1年半と予測される早期総選挙まで、まだ時間がありますので、総選挙までに何が起こるかはまだなんとも言えませんが、現時点では「国民同盟がどんどんと攻め込み、共和同盟はパニックを起こして右往左往している」という感じがしています。次は、共和同盟が行動を起こす順番と思われますが、今後の展開を楽しみに?待ちたいと思います。

 今日は上でも紹介しましたが、昨日付けのアナトリア通信(AA)に出ていた記事を2つ紹介します。

1 (9月の)業界別信頼感指数は、サービス業と小売業で上昇し、建設業で低下した

2 9月の設備稼働率は78.1%となった

 925(最初の患者確認から564)付けの新型コロナウイルス(KOVID-19)の感染状況を紹介します。

今日の検査件数:  342,145

今日の感染者数:  26,145

今日の死者数:    193

今日の完治者数:  19,199

 

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 今日、最初に紹介するAAの記事の見出しは「(9月の)業界別信頼感指数は、サービス業と小売業で上昇し、建設業で低下した」です。昨日(24)付の記事で、抜粋して紹介します。

 トルコ統計庁(TUIK)は、9月の業界別信頼感指数を発表しました。それによれば、季節調整後の業界信頼感指数は、9月には前月と比べて、サービス業は1.5%、小売業は4.8%、それぞれ上昇しましたが、建設業は0.7%低下しました。

 季節調整後のサービス業信頼感指数は、8月の116.1ポイントから9月には117.8ポイントに上昇しました。小売業信頼感指数は9月には115.6ポイントに上昇しました。建設業信頼感指数は、8月の92.4ポイントから9月には91.8ポイントに低下しました。

 

 今日、2つ目に紹介するAAの記事の見出しは「9月の設備稼働率は78.1%となった」です。こちらも昨日付の記事で、抜粋して紹介します。

 トルコ中央銀行(TCMB)から行われた発表によれば、 製造業分野で活動している1,765社に対する経済動向アンケートに対する回答から導き出されたことが明らかにされました。アンケート結果によれば、製造業全体の設備稼働率(KKO)は、9月には前月から1.0ポイント上昇して78.1%になりました。一方、同月の季節調整後の設備稼働率(KKO-MA)は、前月から1.0ポイント上昇して77.8%となりました。

 

 

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Last updated  2021.09.26 19:53:27
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