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2021.11.13
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カテゴリ:経済問題

 今日(12日)は、昨日(11)も含め、経済面では重要と思われる記事が非常に多く出ていました。そして、社会面でも重要と思われる記事が少数ですが、出ていました。今日は経済面の記事を中心に、要点のみ紹介します。

(AAでは)記事にならない情報」としては、今日も何と言っても、エルドーアン大統領とカラモッラオールSP党首の会談の反響に関するものが中心だったと思います。紹介できませんでしたが、AAにも「友好的な雰囲気の中で会談した」という記事は出ていました。友好的であったかどうかについて、野党関係者や反政府系メディアは、「フォン・デア・ライエンEU委員長と同様の、ソファー事件」として、ルドーアン大統領がカラモッラオールSP党首に対しても、バフチェリMHP党首がいつも座る一人掛けの近くの椅子ではなく、遠くのソファーに座るように促したことを「無礼だ」と指摘し、大いに盛り上がって?居ました。エルドーアン大統領の考えについていろいろな解説がありましたが、基本的に「自分の優位を示すため」という解説は、管理者にはしっくり来ません。「わざわざ会談しておいて、いくら自分が元いた政党の後身政党であるとしても、超弱小?政党の党首を(説得するのではなく)最初から蔑んで見せても、エルドーアン大統領に得るところがある」とは思えないからです。実際、カラモッラオールSP党首も、少なくとも表面的には、「PCR検査を受けていなかったために、離れて座った」と述べています。それ以上に大事なのは、会談内容です。基本的には「ほとんど全ての点で、合意できないことに合意した」という結果だったとのことです。経済問題、外交問題、民主主義・法の支配などの問題で、「側近たちの言っていることは、正しくないかもしれない」と現状の問題点をカラモッラオール党首が指摘したのに対して、エルドーアン大統領は、「現状には全く問題がなく、全て順調である。農民も、労働者も、満足している。トルコ経済も順調である。現状の大統領制度・議会制度にも1(大統領選挙の当選要件を「50%+1票」としたこと) 以外は問題がない。」という趣旨の回答をしたそうです。解説者はこの発言から「取り巻きが大統領を騙しているという説は全く無意味。エルドーアン大統領が信じていること、見たい・聞きたいと思っていることだけを、取り巻きも言わざるを得ない状況である。」と分析していました。大統領(又は側近)の指示がない限り、TUIKも「インフレ率を20%、失業率を12%」として発表せず、また、中央銀行も「政策金利を引き下げて、1ドル=10TL1ユーロ=12TLという状態を引き起こす」ということはしないはずですので、「大統領が騙されている」可能性は限りなくゼロに近く、この解説者の意見に管理者も賛成です。そして、もう一つの重要な点は、解説者の指摘のとおり、「50%+1票を獲得できないことを、エルドーアン大統領は自覚している」ということです。一方で、「トルコ国民がみんな本当に満足していれば、50%+1票は簡単に取れるはず」ですので、エルドーアン大統領は、「現状は認識しているが、絶対に公には認めない」という状態であることは、99.99%確実と思われます。

 その上で、財政の裏付けが全くないにもかかわらず、「ばらまき政策」を立て続けに発表しているのは、「突然の大統領選挙・総選挙」を行う可能性が高いことを示しているものと思われます。もう1つの証拠は、「選挙法を改正することで、MHPと合意した」という話が9月には出ていましたが、「選挙法改正は、施行後1年以上経過した後の選挙から適用される」という規定が憲法ありますが、今期国会が開会してから1ヶ月以上たってもまだ、選挙法改正案は提出されていない、少なくとも「審議が開始された」という話は聞いていません。つまり、「あわてて選挙法を改正する意味はない」という状態にあると考えられます。これは、「現行法で選挙を行うことを決めた」という意味かもしれませんが、「選挙法を変えても、適用できない時期に選挙を行う」という意味にもなり得ます。したがって、「(明日以降の)最適な時期に選挙を行う」か「選挙を行わない方法を考えている」かの、どちらかの可能性が高いと考えられます。

 なお、全く紹介する機会がありませんでしたが、「クルチダルオールCHP党首による公務員(検察官・裁判官などを含む)に対する遵法要求(脅迫?)」の効果がまた一つ出たのか?、行政最高裁判所で「内務省通達によって、『無許可でも、平和裏に抗議を行うことができる』という憲法上の権利を制限することはできない」(法律によってはできる可能性も指摘)という判決が出されたというニュースもありました。あまりにも当たり前の判決だと思われますが、AAではニュースにもなっていません(少なくとも、管理者は気がつきませんでした)

 

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 今日と昨日、アナトリア通信(AA)には、次の記事が出ていました。今日はそのうちの1~5の記事を紹介します。

1 リュトフィ・エルヴァン国庫・財務大臣は、『中央銀行の基本的任務は価格安定性を確保することである』と発言

2 AAフィナンスは、PPK(金融政策委員会)予測アンケート結果を発表した

3 (9月の)工業生産は年間ベースで8.9%増加した

(11日付)9月の経常収支は165,200万ドルの黒字となった

(11日付)EUは、トルコの成長率予測を9%に引上げた

6 エコノミストたちは、工業生産指数の統計を分析した

7 株式市場は、新記録で取引を終えた

8 エルドーアン大統領は、『トルコ系国家組織によって、トルコは今後、より速やかに成長する』と発言

9 テュルクカン善良党員(前副党首)に関する(国会議員資格剥奪に関する大統領府)決議案が国会(議長事務局)に提出された

 1112(最初の患者確認から612日目)付けの新型コロナウイルス(KOVID-19)の感染状況を紹介します。

今日の検査件数:  354,287

今日の感染者数:  23,637

今日の死者数:   217

今日の完治者数:  25,164

 

 今日、最初に紹介するAAの記事の見出しは「リュトフィ・エルヴァン国庫・財務大臣は、『中央銀行の基本的任務は価格安定性を確保することである』と発言」です。今日(12)付の記事です。抜粋して紹介します。

 リュトフィ・エルヴァン国庫・財務大臣は、TBMM(トルコ国会)計画・予算委員会で、同省の予算に関する審議において、国会銀からの質問に答えました。

 同大臣は、経常赤字問題に関する分析について答えたとき、「まず、この点を指摘しておきたい。中央銀行の基本的任務は価格安定を確保することである。トルコには経常赤字の構造的問題が存在している。構造的経常赤字を減少させることは政府の任務であり、構造的経常赤字を減少させる責任は政府にある。したがって、金融政策で使うことができる手段は明白である。この手段も、中央銀行が適用する。この点を明確にしておきたかった。」との表現を使いました。トルコの輸入の70%は中間財であり、20%は投資財で、10%が消費財であることを強調した同大臣は、「この点における我々の基本的態度は次のようなものである。特に中間財と投資財の輸入を減少させ、外国からハイテクを輸入する基盤と環境をトルコで実現させる必要がある。この点でトルコが成功している分野も当然存在している。防衛産業において、トルコは成功している。」と述べました。

 ここからは一言解説・雑感です。理由は不明ですが、明らかな「中央銀行批判」と考えられます。「法律で決められた“インフレ対策”ではなく、国庫・財務省の任務である“経常収支対策”にうつつを抜かしていること」を批判しています。別の言い方では「政策金利引下げによってインフレ率が高進し、経常収支は改善することを予測したカヴジュオールTCMB総裁の責任逃れを指摘した」ものと思われます。

 

 今日、2つ目に紹介するAAの記事の見出しは「AAフィナンスは、PPK(金融政策委員会)予測アンケート結果を発表した」です。こちらも今日付の記事です。

 1118()に開催されるトルコ中央銀行(TCMB)金融政策委員会(PPK)会合における金利決定に関するAAフィナンスが実施した予測アンケートに参加したエコノミストたちは、1週間物レポ入札金利(政策金利)15%に引下げられるものと予測しています。

 AAフィナンスのPPK予測アンケートは、21人のエコノミストたちの参加によって実施されました。エコノミストたちの予測の中央値は100ベーシスポイントの引下げが行われるというものでした。アンケート参加者の中の1人は25ベーシスポイント、5人は50ベーシスポイント、13人は100ベーシスポイント及び2人は150ベーシスポイント、政策金利(1週間物レポ入札金利)が引下げられるものと予測しました。

 なお、9月のPPK会合では政策金利は20ベーシスポイントの引下げが行われ、18%から16%に変更されました。また、エコノミストたちによる今年末の政策金利の予測の中央値は、前回のアンケートから200ベーシスポイント低下して15%となりました。

 

 今日、3番目に紹介するAAの記事の見出しは「(9月の)工業生産は年間ベースで8.9%増加した」です。これも今日付の記事です。

 工業生産指数は、9月には月間ベースで1.5%低下しましたが、年間ベースでは8.9%上昇しました。

 トルコ統計庁(TUIK)2021年9月の工業生産指数に関する結果を発表しました。それによれば、今年9月の暦調整後の工業生産指数は昨年同月と比べて8.9%上昇しましたが、同月の暦及び季節調整後の工業生産を見た場合、前月と比べて1.5%低下しました。未調整の工業生産指数は、年間ベースで8.82%上昇しました。

 工業の詳細分野を見た場合には、9月には鉱業及び石材業指数は、前年同月比で7.9%、製造業は9.7%、電気・ガス・蒸気及び空調生産・配給分野指数は1.0%、それぞれ上昇しました。また、同月の暦及び季節調整後の工業詳細分野を見た場合、前月と比べて、鉱業・石材業分野指数は2.2%上昇しましたが、製造業分野指数1.6%、電気・ガス・蒸気及び空調生産・配給分野指数は3.2%、それぞれ低下しました。

 暦調整後の第3四半期の工業生産指数は昨年同期と比べて10.8%上昇しました。暦及び季節調整後の工業生産指数は前期と比べて1.6%上昇しました。

 AAフィナンスの工業生産指数予測アンケートに参加したエコノミストたちは、暦調整後の工業生産指数は20219月に10.34%上昇すると予測していました。同月の未調整の工業生産指数も年率で8.03%上昇すると予測していました。

 

 今日、4つ目に紹介するAAの記事の見出しは「9月の経常収支は165,200万ドルの黒字となった」です。こちらは昨日(11)付の記事で、こちらは抜粋して紹介します。

 トルコ中央銀行(TCMB)から発表された経常収支統計によれば、昨年9月には233,500万ドルの赤字であった経常収支は、今年同月に165,200万ドルの黒字となりました。この結果、過去12ヶ月間の経常赤字は1844,400万ドルに減少しました。

 

 今日、5番目に紹介するAAの記事の見出しは「EUは、トルコの成長率予測を9%に引上げた」です。これも昨日付の記事で、こちらも抜粋して紹介します。

 EU委員会は、「ヨーロッパ経済予測2021年秋」報告書を発表しました。「回復から拡大へ」という見出しの報告書で、EU経済は2021年に5%、2022年に4.3%、2023年に2.5%の経済成長することを予測しています。

 同報告書においてトルコ経済は2020年にKOVID-19にもかかわらず1.8%の成長したことを指摘しつつ、2021年には9%、2022年にと2023年には4%の成長となると予測されています。前回の報告書では、2021年のトルコ経済成長予測は5.2%となっていました。

 

 トルコリラ等の外貨建ても含めた債券投資に関する情報を発信しています。外債投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。

社債投資まとめ

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 今日はトルコのガラス製品を紹介します。
​ トルコのガラスは産業向け製品、大量生産品もそれなりの品質です。​






​今日はトルコ・コーヒーも紹介します。​




ここからはブレスレッドです。




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Last updated  2021.12.18 20:45:42
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