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2021.12.03
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カテゴリ:社会問題

 今日(2)も、経済面でも社会面でも重要と思われる記事がいろいろと出ていました。今日はカヴジュオール中央銀行総裁とネバティ国庫・財務大臣の発言を紹介します。

 今日も「(AAでは)記事にならない情報」では、「物価高・生活苦」と「早期総選挙・大統領選挙の可能性」が話題になっていました。今日は当初から多くの人から予想され、管理者も「準備ができ次第交代が行われる」と予測していたとおり、エルヴァン国庫・財務大臣に代わって、ネバティ副大臣が昇格しました。いつもと違ったのは、誰もが予想していたためか、金曜から土曜にかけての夜中ではなく、水曜から木曜にかけての夜中に行われたと言うことでした。国庫・財務大臣が交代しても(今回の場合は、「交代したがために」が正解かもしれません)、カヴジュオール中央銀行総裁が金利引下げの緩和を匂わせる発言をしても、更に言えば、中央銀行の為替市場への直接介入を行っても、リラ安は止まっていません。

 「早期総選挙・大統領選挙の可能性」に関しては、「エルドーアン大統領・AKPの立ち往生ぶり」が次第により一層明らかになっています。「金利低下」だけを金科玉条のように唱えつつ、「リラ安の基づく輸出増加、経常収支の改善を通じた経済成長」を目指すとの新経済モデルについて言及した翌日から中央銀行による為替市場への直接介入が行われ、「経済的基盤の全くない価格形成を止めよう」とする動きがありました。典型的なマッチポンプです。「金利引下げと、その結果であるリラ安」を意図していたことは明らかでしたが、「想定外のリラ安批判」が起こったものと想像されます。一般国民が困窮することは予測していたでしょうが、そこは「最低賃金の大幅引上げ → 給与全体・年金の引上げ」でごまかすつもりだったのでしょうが、経営者からは「賃金大幅引上げによる経営負担増とリラ急落による経済活動停止状態」に対する激しい反発があったのではないかと想像されます。にもかかわらず、エルドーアン大統領は「“奇跡”を発表するのは自分だけ」という目立ちたがり屋?ぶりは相変わらずで、記者に取り囲まれているコジャ保健大臣を見つけて、大臣本人と取り囲んでいた新聞記者に「今何を話していた」と問い詰めていました。大臣が「既に発表されていることだけで、これから大統領が発表することについては何も話していません」と必死に言い訳しているところを、ニュースのアンカーも「大統領と保健大臣の間で行われた非常に興味深い会話」と指摘していました。そして、更に興味深い指摘もありました。アルンチ前大統領諮問委員会委員(元副首相・元国会議長)やチェリッキAKP広報担当などがエルドーアン大統領批判ともとれる発言をし始めたとのことです。官僚だけではなく、AKP内部からも責任逃れ、大統領との距離を取る人が出始めたとの指摘でした。それを言えば、ナジ・アーバル前トルコ中央銀行総裁も昨夜解任されたエルヴァン前国庫・財務大臣も、大統領の低金利政策を批判して解任されていると言えます。今回が初めてではありませんが、内部での離反が広がりつつあるという証拠の1つと言えます。そのため、アルンチ前委員を大統領府に呼び、1時間半あまり懇談したとのことです。そして、アルンチ前委員は上機嫌で出て行ったとのことで、「大統領が、ご機嫌取りをした」という解説がありました。「早期・即時・抜き打ち選挙が起こるのは、ばらまき政治の効果が出て、エルドーアン大統領への支持率が上昇した時」という解説を昨日紹介しましたが、もう一つの可能性として、「AKPの中から大規模な離反が起きて、集団離党し、そして、ダヴトゥオール元首相の未来党やババジャン元副首相・外相のDEVA、あるいはイスラム政党の本流であるSPへ移籍する可能性」も指摘されています。こうなった場合には、トルコ憲法116条に規定されている国会議員定員の5分の3、つまり360人の議員の賛成により、「早期総選挙・大統領選挙が実施されることが決議される場合もなきにしもあらず」ということになります。管理者は、このような状態が今日、明日といった非常に短期間で起こるとは思いませんが、国民からの批判が強まるに従って「エルドーアン大統領はもう終わった、ついて行けばひどい目に遭うことになる」と考えるAKP関係者が増え、それに従って、「集団離党、党分裂」の可能性は高まって行くことになると考えています。一方で、時々紹介しているトルコ最大の調査会社であるメトロポ(-)ル社社長は、「野党関係者は自分たちが勝利する可能性を楽観視し過ぎて(過大評価して)いる」という指摘したとのことです。管理者は「常識論では、エルドーアン大統領はじり貧になる」と考えていますが、一方で、「自分が生き残るためにはどんな手段を使うことにも全く躊躇しない(超えてはいけない一線はとっくの昔に越えており、今更後戻りはできない)」とも考えていますので、「単にエルドーアン大統領の自滅を待っているだけという作戦は危険」という認識は的を射た指摘だと考えます。

 なお、今日は「木曜日定例」の中央銀行関係3統計のうち「銀行業界貸出・預金残高」と「外貨準備高」に関する記事が出ていません。為替介入のための準備高減少や外貨預金の引出しが生じている状況を積極的には紹介したくなかったのではないかと想像します。

 

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 122(最初の患者確認から632日目)付けの新型コロナウイルス(KOVID-19)の感染状況を紹介します。

今日の検査件数:  354,385

今日の感染者数:  21,747

今日の死者数:   192

今日の完治者数:  22,284

 今日、アナトリア通信(AA)には、次の記事が出ていました。今日はこのうち1と2の記事を紹介します。

1 カヴジュオールTCMB(トルコ中央銀行)総裁は、『金融政策スタンスの累積的効果を、2022年前半に我々は目撃することになる』と発言

2 ネバティ国庫・財務大臣は、『我々の最優先の目的は、高金利としないことである』と発言

3 ヌレッディン・ネバティ(国庫・財務副大臣)が国庫・財務大臣に任命された

4 11月に最も多くの輸出は自動車産業が実現させた

5 11月に最も多く販売された自動車メーカー(ブランド)が明らかになった

6 (先週、)海外居住者は6,450万ドル分の株式を純売却した

7 カライスマイルオール運輸社会基盤大臣は、『アンタリヤ空港の入札におけるトルコの利益は855,500万ユーロである』と発表

8 今年1~11月の乗用車及び小型商用車の販売市場は1%拡大した

9 大統領高等諮問委員会が、エルドーアン大統領の主宰で実施された

 

 今日は最初に日本語の関連記事を2つ紹介します。

①トルコ中銀総裁、来年は積極利下げ休止を示唆 リラ急落で  ロイター / 2021123 126

[イスタンブール 2日 ロイター] - トルコ中央銀行のカブジェオール総裁が2日、来年1月以降は積極的な金融緩和を休止する考えを示したことが分かった。投資家との電話会議での発言を、会議の参加者が明らかにした。

国内投資家との月次電話会議で同総裁は、12月に追加利下げを実施する余地は限られていると述べたという。

ある参加者は「12月に小幅な利下げを行うのを最後に、2022年に向けてはしばらく様子を見るという印象を受けた」と語った。(以下省略)

 

②トルコのエルバン財務相が辞任、後任にネバティ副財務相  ロイター / 2021122 921

[イスタンブール 2日 ロイター] - トルコのエルドアン大統領は2日未明、エルバン財務相の辞任を承認し、後任にネバティ副財務相を指名した。官報で明らかになった。

トルコリラは経済政策の方向性を巡る懸念から最安値を更新しており、11月だけで27%値下がりした。

エルバン氏はエルドアン大統領の娘婿、ベラト・アルバイラク氏の後任として財務相に就任したが、わずか1年余りで辞任する結果となった。(以下省略)

 ここからは一言解説・雑感です。現在の制度に「辞任」はありません。「解職を乞う」と「それを許す」ということになります。

 

 今日、最初に紹介するAAの記事の見出しは「カヴジュオールTCMB(トルコ中央銀行)総裁は、『金融政策スタンスの蓄積された効果を、2022年前半に我々は目撃することになる』と発言」です。今日(2)付の記事です。抜粋して紹介します。

 カヴジュオール中央銀行総裁は、ビデオ会議方式で実施した投資家との会議で、最近の経済情勢などの分析を行いました。

 経常収支が8月と9月には黒字となったこと、また、年間ベースでの経常収支の改善が明らかになっていることを指摘した同総裁は「トルコ企業の投資意欲と雇用の期待は過去と比べて明らかに高まっている状態にある。現在の金融政策スタンスの累積的効果を、2022年前半に我々は目撃することになる」との表現を使いました。同総裁は、経常収支の均衡が恒久的に改善するために投資を支援し、輸出を増加させ、輸入を制限する適用と政策を重視していることを強調しました。

 また、同総裁は、923日から現在までにTL建て預金の増加が継続していること、外貨建て預金では限定的な水準での現象が起こっていることを指摘しました。より低い水準で実現するインフレ率と共に、預金の実質的利益の高止まりが継続することを強調した同総裁は「中央銀行の外国為替市場への介入の目的は、市場における流動性条件を支援し、過剰変動性を抑制することである」との評価を行いました。同総裁は、トルコが新型コロナウイルス(KOVID-19)後の世界的な供給、ロジスティック及び需要の連鎖における相対的な有利さによって、恒久的な価格安定性のために必要な条件を形成すると述べました。現時点での価格上昇は一時的なものであり、インフレに変化しないことを強調した同総裁は、「短期間で、非常に低い水準に低下し始める」との分析を行いました。同総裁は、投資意欲の高い企業の金融需要を支援するためにも、商業ローンにおける進展を重視していると述べました。

 

 今日、2つ目に紹介するAAの記事の見出しは「ネバティ国庫・財務大臣は、『我々の最優先の目的は、高金利としないことである』と発言」です。こちらも今日付の記事で、ポイントだけ抜粋して紹介します。

 国庫・財務大臣の職をリュトフィ・エルヴァン前大臣から引き継いだヌレッディン・ネバティ新国庫・財務大臣は「我々の最優先の目的は、高金利としないことである」と発言しました。

 同大臣は、経済として完全に独立したトルコのビジョンにより、新しい道をもたらしたことを明らかにして、次のように述べました。「この過程で任務を与えられた我々の最優先の目的は、高金利としないことである。投資、生産及び輸出の増加を促進させ、このお陰で経常収支の赤字と対外債務と言った慢性的な問題を完全に解消し、雇用を増加させ、賃金上昇をもたらし、トルコの内需の動向にも注意を払うことにより、トルコ国内及び全ての国際関係を観察し、必ず市井の意見に耳を傾け、ビジネス、企業家、労働者から遠ざかることなく必要な対策を取ることである。」と述べました。

 

 

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株初心者向けIPO初値予想






























Last updated  2021.12.04 14:30:04
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