トルコとイスタンブール、ちょっと投資

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  第2四半期の成長率(＋日本語記事)、エルヴァン国庫・財務大臣の成長分析、8月の工業PMI、12月17～25日の一斉捜査事件の影響(続)と最新の世論調査結果、新型コロナウイルス患者発生の540日目の状況

  　今日（9月1日）は、AAのサイトが、少なくとも管理者のコンピュータからは思うように閲覧できず、経済面でいくつかの記事を見ることができただけでした。そのため、社会面の事件は全く分りません(その後少し回復)。経済面では、重要と思われる記事がいくつか出ていましたので、今日はこれらの記事を中心に紹介します。　なお、「(AAでは)記事にならない情報」に関しては、今日も、「2013年12月17～25日の『警察・検察によるクーデター未遂事件』ともいわれる、4人の大臣とその親族に対する一斉捜査」に関するニュースや解説が多く出ていました。新しい暴露はありませんでしたが、特にエルドーアン・バイラクタル元環境・都市計画大臣の発言に関する詳しい解説が行われていました。以前少し紹介しましたジェヴヘリ・ギュヴェンというインターネットでディープな情報を暴露し続けている新聞記者？はイスタンブルで行われた4つ/人の事件/ビジネスマンに関する事件を紹介していました。一言で言えば、「まずは違法を見逃しておいて、後から当時の真面目な公務員に違法部分を全て洗い出させ、その点を脅したり、違法を拡大することを見逃すなどして賄賂をもらうシステム」を構築したとのことです。イスタンブル(ヨーロッパ側)の中心とも言える場所にあるゾルル・ショッピングセンターなどを例に挙げて、如何に大金(何百億円という単位)がエルドーアン大統領と大金持ちの間で分配されていたかなどを説明していました。別の解説者も、「このような経済犯罪が行われていたことは事実であるが、たとえ、目的がFETOによるエルドーアン大統領排除であった(FETOであれ、義憤に駆られた警察・検察であれ)としても、『12月17～25日の事件』は行われた悪事を暴いた事件であった。しかし、これに対してエルドーアン大統領(当時首相)は、警察官や検察官、裁判官を脅したり、ねつ造による逮捕・収監を行うといった対応を行い、越えてはいけない一線を越えてしまった、『エルドーアン大統領によるクーデター』とも言える事件で、検察/裁判所の司法を完全に掌握・機能停止させてしまった。そして、この事件以降は、トルコは法治国家では完全になくなってしまった」という趣旨の説明をしていました。今から考えれば、この説明にかなり同意することができるような気がします。更に、「もう後戻りはできないので、エルドーアン大統領は生涯、大統領・与党であり続ける必要がある。野党になった瞬間、逮捕・訴追されてしまう」という指摘をしていました。ただ、最後の部分は完全に正しいわけではなく、元(前)大統領や大臣は国会で弾劾裁判が最初に行われることになっていて、国会議員の3分の2以上の決議が必要とのことで、次の選挙で共和同盟(AKP+MHP)が野党になっても、それ以外の政党(国民同盟とHDPなど)で3分の2以上を占めることができなければ、基本的には弾劾裁判で有罪とすることはできないことになります(共和同盟から造反が出れば別ですが。エルドーアン後の話ですので、必ずしもないというわけではなさそうです)。　また、反AKP系と思われるアヴラシア(ユーラシア)調査会社の最新の調査結果が出ていました。いくつかの数値を紹介します。まずは、「早期総選挙があった場合、どの党に投票するか」という質問に対しては、15.2％の未定を含めた場合、AKPが24.7％、CHPが23.2％、Iyi Partiが11.7％、HDPが8.3％、MHPが6.2％等となっています。未定を除いた場合、AKPが29.1％、CHPが27.2％、Iyi Partiが13.8％、HDPが9.8％、MHPが7.3％等となっています。また、エルドーアン大統領に支持率に関する質問として、「次の大統領選挙で、エルドーアン大統領が再選されることを望みますか」という質問に対しては、いいえが54.9％、はいが34.2%、分らないが10.9％となっています。(別の調査会社関係者(AKPに近い？)からは、AKPの支持率が結党以来初めて33％になり、MHPも10％を割っており、共和同盟も支持率も40％を少し超えたところだという指摘もありました。)　「エルドーアン大統領と、アクシェネルIyiParti党首、クルチダルオールCHP党首、ヤヴァシュ大アンカラ市長又はイマムオール大イスタンブル市長が大統領選挙の2回目の投票に残った(上位2位となった)場合、どちらに投票するか」という質問に対しては、野党候補の得票率は順番に、54％、54.2%、58.1％、59.5％を得票するとの予想になっています。次は「早期総選挙を行うべきか」との質問に対しては、58.7％は行うべき、30.8％は必要ない、10.5％は分らない、でした。「次の政策では、与党と野党でどちらが成功すると思うか」との質問で、(1)自然災害：野党65.3％、与党28.1％、双方とも無理6.6％、(2)難民問題：野党60.2％、与党27.7％、双方とも無理12.1％、(3)経済：野党53.1％、与党35.9％、双方とも無理11.0％、となっています。「AKPでなければ経済運営はできない」がエルドーアン大統領の売りであり、そう信じている人も多かったと思われますが、底でもてんかんが起こっています。各政党のどの政策・点を重視するかとの質問では、経済が77.5%、難民75.2％、法律・民主主義66.3％、党首・候補64.2％、思想64.0％、教育63.1％、保健・医療54.2％となっています。反政府系の調査会社という理解ですので、AKPとMHPにやや厳しい結果となっていると思われますが、それでもAKPとCHPが近い数字となり、MHPよりもHDPの方が、支持率が高いという点ではかなり確定的な状況が続いているように思います。　今日、アナトリア通信(AA)に出ていた記事の見出しは下のとおりで、今日は1～3の記事を紹介します。１　トルコの経済は第2四半期に21.7％成長した ２　エルヴァン国庫・財務大臣は、『成長の57％は投資と純外需から来ている』と発言３　ISO(イスタンブル工業会議所)は、トルコの製造業PMI(購買担当者(景気)指数)は8月に54．1に上昇したと発表４　経常赤字の減少は、トルコの成長に貢献する　9月1日(最初の患者確認から540目)付けの新型コロナウイルス(KOVID-19)の感染状況を紹介します。 今日の検査件数：　　30万2,869件今日の感染者数：　　2万3,946人今日の死者数：　　　　290人今日の完治者数：　　1万5,164人 　励みにしていますので、クリックをよろしくお願いします。にほんブログ村にほんブログ村 エスプレッソ・デミタスコーヒーカップ＆ソーサー珍しい小さめ椀皿トルココーヒー用2客セット：ルーミー /トルコお土産価格：2380円（税込、送料別) (2020/9/12時点)トルコ｜トルコみやげ｜トルコ土産｜トルコおみやげ｜トルコお土産｜トルコタイル｜トルコ陶器｜トルコ雑貨｜コースター｜角タイル【小】19価格：900円（税込、送料別) (2020/9/12時点)  トルコ｜トルコタイル｜トルコ陶器｜トルコ雑貨｜鍋敷き｜なべしき｜鍋しき｜鍋布き｜トリベット　Trivet｜花型タイル【大】73価格：1890円（税込、送料別) (2020/9/12時点)　今日は、経済記事についての日本語記事を先に紹介します。トルコ経済、高成長が諸刃の剣に　高インフレ続く　　　ロイター / 2021年9月1日 13時58分［アンカラ　３１日　ロイター］ - 今年のトルコ経済は、好調な製造業や消費を背景に新型コロナウイルス禍から回復し、１０％近い成長が見込まれているが、好景気を受けてインフレ率は２桁に達しており、インフレが景気に悪影響を及ぼしつつある。アナリストは経済成長率とインフレ率の予測をともに上方修正しており、エルドアン大統領が望む利下げは先送りされる公算が大きい。大統領は公の場で９月の利下げを主張している。ロイター調査によると、９月１日発表の第２・四半期の国内総生産（ＧＤＰ）は前年比２１．７％増となる見通し。通年のＧＤＰは８％以上増加すると予想されている。９月３日発表の８月のインフレ率は、７月の１８．９５％に近い水準になるとみられる。個人消費、リラ安に伴う輸入物価の上昇、世界的なコモディティー価格の上昇で、世界的にも高水準のインフレとなっている。(中略)エルドアン大統領が繰り返し利下げ開始を求める中、内外の投資家は、中銀政策の継続性に期待を寄せている。中銀のカブジュオール総裁は信用の伸びがさらに鈍化すると予想。９月１日に投資家との電話会議を開催する。ある民間銀行の為替トレーダーは「主なリスクは早期利下げの可能性だ」とし、「内需は強く（早期利下げは）インフレにつながる」と話した。トルコの過去２０年間の平均経済成長率は５％だが、ここ数年は通貨危機、景気後退、新型コロナ流行を受けて、この水準を大幅に下回っていた。政府は今年の経済成長率を８％以上と予測している。ある当局者はロイターに「新型コロナの流行に伴う新たな封鎖や問題がなければ、現在のトレンドから見て、８─１１％の経済成長を新たな支援策なしで実現することも可能だ」と述べた。 　今日、最初に紹介するAAの記事の見出しは「トルコの経済は第2四半期に21.7％成長した」です。今日(9月1日)付の記事です。抜粋して紹介します。　トルコ経済は、今年第2四半期に21.7％成長しました。この成長率は1999年以来で発表された最も高い成長率です。(管理者注：昨年同期はマイナス10.4％でしたので、2年前と比べれば約9％増ということになります。年平均で4.5％程度ですが、COVID-19環境下にあったことを考えれば、これが「正しい数値」であれば、それなりに評価すべきと思われます。ただし、「継続性のない、無理やり作り出された成長率」と言う指摘もありますが、、、)　トルコ統計庁(TUIK)は、今年第2四半期(4～6月)に関するGDP統計の結果を発表しました。それによれば、連鎖支出指数としては、今年第2四半期に昨年同期と比べて21.7％の成長となりました。生産方式によれば、現在価格によるGDP推測は、今年第2四半期には昨年同期と比べて52.4％増加して1兆5,811億2,000万リラとなりました。今年第2四半期のドルベースでのGDPは1,885億6,600万ドルでした。　1999年以降で発表された新しいGDP統計としては、今年第2四半期は最高水準となりました。この成長率は、昨年同期がマイナス10.4％となったことが影響しました。一方、TUIKは第1四半期の成長率を修正しました。ここと次第1四半期の成長率は7.0％から7.2％に上方修正されました。　暦調整後のGDPは、連鎖支出指数に寄れば、今年第2四半期には21.9％の成長となりました。季節調整後の第2四半期の成長率は、前期と比べて0.9％の成長となりました。(管理者注：前期と比べたこの数値が、ある意味で普通に体感される成長率(＝「殆ど変わらない」)かもしれません) 　今日、2つ目に紹介するAAの記事の見出しは「エルヴァン国庫・財務大臣は、『成長の57％は投資と純外需から来ている』と発言」です。これも今日付の記事です。 　リュトフィ・エルヴァン国庫・財務大臣は、ツイッターで、トルコ統計庁が発表した今年第2四半期の成長率に関する分析を行いました。　トルコは今年第2四半期にOECDで2番目に高い成長率を記録した国となりました。同大臣は、「第2四半期の成長の57％は投資と純輸出から来ている。持続可能と広範な成長のためには、低いインフレ率、為替相場の安定及び予測可能性が極めて重要である。収入配分の公平さをより改善して、成長を継続させることができるようにするための努力を我々は行っている。」との分析を行いました。　ここからは一言解説・雑感です。「処方箋とそれに基づく行動方針は完全に正しい」のではないかと思いますが、結果はその正反対とまでは言いませんが、全く不十分と思われます。 　今日、３つ目に紹介するAAの記事の見出しは「ISO(イスタンブル工業会議所)は、トルコの製造業PMI(購買担当者(景気)指数)は8月に54．1に上昇したと発表」です。これも今日付の記事です。こちらは抜粋して紹介します。　イスタンブル工業会議所(ISO。新しい読者の方のための注釈ですが、少なくとも、イスタンブル、アンカラ、イズミル及びガーズィアンテプの4県では、商工会議所ではなく、商業会議所と工業会議所が独立して存在しています)トルコ製造業購買担当者(景気)指数は、先月、54.1ポイントに上昇しました。　ISOは、トルコ製造業PMIアンケートの8月の結果を発表しました。同指数は、50.0ポイントを超えれば同業界で楽観的な状況となっていることを示しているアンケートの結果によれば、7月には54.0ポイントであったPMIは、8月には54.1ポイントに上昇し、工業分野のパフォーマンスの強力な改善を示し、1月以降で最高の水準に達しました。活動状況は、過去3ヶ月連続して上昇しました。　   トルコリラ等の外貨建ても含めた債券投資に関する情報を発信しています。外債投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。社債投資まとめ　いろいろな投資情報が出ています。投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。株初心者向けＩＰＯ初値予想　今日はオリーブ・オイルを紹介します。日本への売り込みにも力を入れ始めたそうです。　次は、トルコの「国家・国民酒(?)」のラクを紹介します。ギリシャやフランスなどにも、名前は違っても同じお酒があるそうですが、トルコが発祥の地と思われます。​

  2021.09.02

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  第２四半期の経済成長率予測アンケート結果、先週の中央銀行外貨準備高、アカル国家防衛大臣のトルコ軍のアフガニスタンからの撤退に関する発言、トルコにおける新型コロナウイルス患者発生の534日目の状況

  　今日（26日）は、経済面でも、社会面でも、いくつか重要と思われる記事が出ていましたので、今日はこれらの中から、第２四半期の経済成長率予測アンケート結果、先週の外貨準備高、アカル国家防衛大臣のトルコ軍のアフガニスタンからの撤退に関する発言の記事を紹介します。　なお、今日は詳しくは紹介できませんが、IMFがSDR(特別引出権)を加盟国に新たに配分したことに関する国庫・財務省の声明に関する記事が出ていましたが、「IMFから再び借金をした」という野党の説明に対する反論になっています。確かに「ＩＭＦからの借金ではない」ことは事実で、一言で言えば、「無償増資」のようなものです。申込みに寄らず、トルコを含む加盟国、特に発展途上国に対して、COVID-19の悪影響で国際収支の赤字、財政収支の赤字などで苦しむ加盟国のためにＩＭＦが出資額に応じて「一方的に付与した」ものです。が、エルドーアン大統領が外貨準備高の増加にこの権利を加えて発言していることも事実であり、「外貨準備高の増加で、ＩＭＦに頼った部分がある」ということも、また、事実と言えます。　今日、アナトリア通信(AA)に出ていた記事の見出しは下のとおりで、今日は1～３の記事を紹介します。１　ＡＡフィナンスは第２四半期の経済成長率予測アンケート結果を発表 ２　中央銀行の外貨準備高は1,086億ドルとなった３　アカル国家防衛大臣は、『トルコ軍のアフガニスタンからの移動活動を最短で完了させることを目標としている』と発言４　国庫・財務省は、ＩＭＦのＳＤＲ配分に関する声明を発表５　銀行業界の貸出残高は、先週、3兆8,954億リラとなった６　国外居住者は、先週、2億710万ドル分の株式を買越した７　アフガニスタンからの帰国したトルコ軍人を、責任者が花を持って迎えた８　エルドーアン大統領は、『トルコは、偉大な文明の遺産の今日の継承者として新たな育成過程にある』と発言　8月26日(最初の患者確認から534目)付けの新型コロナウイルス(KOVID-19)の感染状況を紹介します。 今日の検査件数：　　29万7,068件今日の感染者数：　　1万9,616人今日の死者数：　　　　257人今日の完治者数：　　1万5,205人　ここからは一言解説・雑感です。かなり長い間「膠着状態」が続いています。が、次第に重症患者が増え、そして、死者も増えているようです。トルコの医師がテレビニュースで強調しているのは、「死者の殆どは、ワクチン接種を受けていない人たちだ」ということです。今日は、コジャ保健大臣が「ワクチン接種を拒否していた医師2名(30代と50代)が死亡した」と発表しました。ビオンテク・ファイザー社とモデルナ社のワクチンは新しい技術によるワクチンですので、今後数年で、あるいは数十年で、人体に何が起こるのかは誰にも分りませんが、現時点では、「ワクチン接種で死亡した人の数より、しないために死亡した人の数の方が圧倒的に多い」ということは事実と思われます。 　励みにしていますので、クリックをよろしくお願いします。にほんブログ村にほんブログ村  トルコ｜トルコタイル｜トルコ陶器｜トルコ雑貨｜鍋敷き｜なべしき｜鍋しき｜鍋布き｜トリベット　Trivet｜花型タイル【大】73価格：1890円（税込、送料別) (2020/9/12時点)トルコ製・バクル（銅製品）のお盆・楕円形30.5×20cmシシケバブのトレー/Turkish Bakir, Oval tray価格：7225円（税込、送料無料) (2020/9/12時点)トルコ土産/トルコ雑貨/クッションカバー/クッション/トルコクッションカバー/トルコ/イスタンブール/トルコ絨毯/アラジン/オスマン帝国/オスマン帝国外伝/誕生日プレゼント/クリスマスプレゼント/パッチワークデザインクッションカバー04価格：2300円（税込、送料別) (2020/9/12時点)SV天然ターコイズ（トルコ石）ネックレス大ぶりトップ付き【12月誕生石】【ハンドメイド】【レディース,激安,特価,通販】価格：8190円（税込、送料無料) (2020/9/12時点)  　今日は最初に、トルコによるアフガニスタン難民対策に関する日本語記事を紹介します。アフガン難民に立ちはだかるトルコの壁 大統領「完全阻止」を約束AFPBB News / 2021年8月26日 8時0分【AFP＝時事】下着、空のボトル、新しい足跡──これらは、イランとの国境沿いにトルコが建てている新しい壁の近くに残されたアフガニスタン難民たちの痕跡だ。イスラム主義組織タリバン（Taliban）のアフガン制圧が、欧州の懸念をかき立てている。(中略)　トルコのレジェプ・タイップ・エルドアン（Recep Tayyip Erdogan）大統領は国民感情をくみ取り、不正な移民の通過を「完全に阻止」すると約束した。　トルコは、イランとの534キロの国境沿いに長さ243キロのコンクリートの壁を建設中だ。上部に有刺鉄線を付け、周囲には深い溝を巡らしている。(以下略) 　今日、最初に紹介するAAの記事の見出しは「ＡＡフィナンスは第２四半期の経済成長率予測アンケート結果を発表」です。今日(26日)付の記事です。抜粋して紹介します。　AAフィナンス成長率予測アンケートに参加したエコノミストたちは、2021年第2四半期のGDPは21.8％の成長となると予測しています。　トルコ統計庁(TUIK)が9月1日(水)に発表する2021年第2四半期のGDPに関する統計についてのAAフィナンスの予測アンケートは、16人のエコノミストたちの参加を得て実施されました。エコノミストたちの今年第2四半期の成長率予測の平均は21.8％となりました。アンケートに参加したエコノミストたちの今年第2四半期の成長率予測で、最も低いものは19.0％で、最も高いものは24.0％でした。　エコノミストたちの2021年通年の経済成長率予測の平均は8.1％となりました(管理者注：前期(3ヶ月前)には5.5％の予測でした)。アンケートに参加したエコノミストたちの2021年通年の成長率予測で最も低いものは6.7％、最も高いものは9.5％でした。（管理者注：2020年の成長率は1.8％でした）　トルコ経済は、2021年第1四半期には7.0%の成長となっていました。 　今日、2つ目に紹介するAAの記事の見出しは「中央銀行の外貨準備高は1,086億ドルとなった」です。これも今日付の記事です。 　トルコ中央銀行(TCMB)が発表した金融及び銀行週間統計によれば、8月20日時点でのTCMBの外貨準備(通貨のみ)は8億1,300万ドル増加して681億7,000万ドルとなりました。8月13日の時点では673億5,600万ドルでした。同期の金(Gold)準備は6億4,300万ドル増加して、397億4,300万ドルから403億8,600万ドルになりました。　その結果、TCMBの総外貨準備は、前週と比べて14億5,700万ドル増加して、1,070億9,900万ドルから1,085億5,600万ドルになりました。　ここからは一言解説・雑感です。上でIMFに関する記事について言及しましたが、経常赤字、外貨準備高はトルコの政治と経済にとって繊細な問題です。「1,280億ドルはどこへ行った問題」も解決していませんが、結局、韓国を含む各国との外貨スワップ協定等を含めた最大限の対応可能性とも言える「総」外貨準備高(保有資産)の大きさを強調するエルドーアン大統領以下のAKP関係者と、いつ返済する必要が生じるかもしれない「仮の大きさ」ではなく、トルコ自身が持っている「純」外貨準備高(純資本)がマイナスになっているということを強調するクルチダルオールCHP党首を始めとする野党関係者による論争が続いています。保有資産に相当する総外貨準備高に意味が無いわけではありませんが、いざ通貨危機が生じた場合、あるいは、生じるかどうかの瀬戸際の場合には、真の対応能力である純外貨準備高が重要になってくるものと思われます。 　今日、3つ目に紹介するAAの記事の見出しは「アカル国家防衛大臣は、『トルコ軍のアフガニスタンからの移動活動を最短で完了させることを目標としている』と発言」です。これも今日付の記事です。　アカル国家防衛大臣は、トルコ軍のアフガニスタンからの撤退に関して、「移動活動を最短で完了させることを目標としている」と述べました。　フルスィ・アカル国家防衛大臣は、アフガニスタンに関して与えられた任務を成功裏に実施した自信に満ちたトルコ軍は、アフガニスタンからの撤退を開始したことを指摘して、「移動活動を最短で完了させることを目標としている」と述べました。　同大臣は、AA記者からのトルコ軍のアフガニスタンからの撤退に関する質問に答えました。アフガニスタンに関して与えられた任務を成功裏に実施した自信に満ちたトルコ軍は、アフガニスタンからの撤退を開始したことを指摘した同大臣は、次のように述べました。「空港での異常な混雑と異常な状況にもかかわらず、TSK(トルコ軍)人員は、大きな混乱もなく、計画を順調に適用するためにあらゆる努力を行った。トルコ軍の活動の活動に対する支援を行ってくれた友好国、兄弟国であるパキスタンとタジキスタンに、地域で一緒に活動した同盟国に感謝する。外務省及び関連組織と協力しつつ、トルコ軍の活動を、現在の撤退計画の枠内で継続している。」  　トルコ・リラ等の外貨建ても含めた債券投資に関する情報を発信しています。外債投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。社債投資まとめいろいろな投資情報が出ています。投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。株初心者向けＩＰＯ初値予想今日はトルコ石のストラップを紹介します。ストラップではありませんが、、、誕生石 ネックレス アクセサリー 天然石ネックレス トルコ石 ターコイズ ネックレス レディースジュエリー 12月誕生石 プレゼント レディースネックレス　プレゼント ハート デザインネックレス 【選べる長さ 40cm・45cm】 ss価格：10000円（税込、送料無料) (2020/9/12時点)送料無料【大粒 ターコイズ インディアン リング】トルコ石 インディアン ネイティブアメリカン シルバー925 シルバーリング 指輪 シルバー925 メンズリング レディースリング アクセサリー【あす楽対応_近畿】価格：11800円（税込、送料無料) (2020/9/12時点)天然ターコイズ（トルコ石）ペンダントネックレス大ぶり一粒ストーン！【12月誕生石ターコイズ】【レディース,激安,特価,通販】価格：5130円（税込、送料無料) (2020/9/12時点) 【メール便発送可】 トルコ雑貨 トルコ タイル デザイン コンパクト 二面 ミラー価格：1780円（税込、送料別) (2020/10/11時点) 【メール便発送可】 トルコ雑貨 トルコ タイル デザイン コンパクト 二面 ミラー価格：1780円（税込、送料別) (2020/10/11時点)   

  2021.08.27

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  8月のトルコ中央銀行金融政策委員会会合の金利決定、エルドーアン大統領のテレビ生報道での発言、トルコにおける新型コロナウイルス患者発生の520日目の状況

  ​　今日（12日）は、経済関係でも、社会関係でも、いろいろと重要と思われる記事が出ていました。そのなかから、今日は8月のPPK(金融政策委員会)の決定に関する記事を紹介します。非常に長い記事ですが、いろいろと重要な内容が含まれていますので、昨日紹介できなかったエルドーアン大統領のテレビの生放送での質疑応答に関する記事も紹介します。　今日は紹介できませんが、毎週木曜日に発表されている中央銀行の統計の1つに外貨準備高があります。8月6日には39ヶ月振りの高い準備高(1,057億2,100万ドル)になったという記事が出ていました。と同時に、韓国中央銀行と175億リラ(約20億ドル)のスワップ協定を締結したという記事も出ていました。韓国も外貨不足に苦しんでいる国と言えるはずですので、弱弱協定で、韓国からの輸入以外では余り役に立ちそうには思えません。野党は現在発表されている外貨準備高には今回のようなスワップ協定も含まれていると主張していますので、「39ヶ月振りの高い準備高」と言っても、どの程度の意味があるのかは、不明です。　また、こちらも今日は紹介できませんが、「県別の10万人当たりKOVID-19新規感染者数」に関する記事も出ていました。50～100人未満の高リスク県が10県で、残りの71県は全て100人以上の超高リスク県でした(低リスクと中リスクの県はなくなりました)。　今日、アナトリア通信(AA)に出ていた記事の見出しは下のとおり(2を除く)で、今日はそのうちの1と2の記事を紹介します。１　中央銀行は金利を維持した ２　(11日付け)エルドーアン大統領は、『トルコは交易路の宿場(町)ではない』と発言３　中央銀行の外貨準備高は39ヶ月振りの高水準となった４　TCMB(トルコ中央銀行)は、『韓国中央銀行とのスワップ協定は、両国間の貿易と金融取引を活性化させる』と表明5　県別の10万人当たりKOVID-19新規感染者数が発表された6　エコノミストたちは、中央銀行の金利決定を分析した7　工業生産は、月間ベースで2.3%、年間ベースで23.9%、それぞれ上昇した8　工業生産は、第2四半期に20％以上の成長を示している９　(事務系)公務員と公務員からの年金受給者に対して、2022年6(前半)＋5(後半)％の引上げ提案10　銀行業界の預金残高が増加した11　国外居住者は、先週、1億6,800万ドル分の株式を購入した12　パクデミルリ農業森林大臣は、『全ての火災を管理下に置いた』と発表13　パクデミルリ農業森林大臣は、『空からと陸からの消火活動で、16日間で297ヶ所の火災を管理下に置いて』と発言14　焼失した8万5千のサッカー場と同じ広さの土地が、人工衛星から撮影された　8月12日(最初の患者確認から520目)付けの新型コロナウイルス(KOVID-19)の感染状況を紹介します。 今日の検査件数：　　28万1,535件今日の感染者数：　　2万2,261人今日の死者数：　　　　138人今日の完治者数：　　1万5,685人 　励みにしていますので、クリックをよろしくお願いします。にほんブログ村にほんブログ村  オイル Exバージンオリーブオイル NGT Food Co. トルコ産 1000ml_おうち時間 パン作り お菓子作り ハロウィン 敬老の日価格：1350円（税込、送料別) (2020/9/12時点)  トルコ産高品質★ドライいちじくどっさり1kgスイーツ フルーツ イチジク いちじく 果物 目 健康 グルメ 贈り物 ギフト お取り寄せ 人気 ランキング 洋菓子 詰め合わせ お菓子 業務用 訳あり 自宅用 おやつ デザート お返し 会社 引っ越し 乾燥価格：7231円（税込、送料別) (2020/9/12時点)タリッシュ ミル付きシーソルト エーゲ海塩 200g トルコ産 クリスタルソルトTARIS 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「一方、金融引き締めが、貸付及び内需に対して減速効果となっていることが確認されている。インフレ率とインフレ期待が高水準で推移していることを考慮に入れ、インフレ報告書における予測が明確な下落傾向を示すまでは、現在の金融政策引締めスタンスを、決意を持って継続している。この方向により、当委員会は、政策金利を一定に保つことを決定しました。」　同発表の中で、TCMBは、価格の安定という主目的に従って、使えるすべての手段を断固として使用し続けると指摘されています。インフレの恒久的な低下を示す強力な指標が形成され、中期目標である5％が達成されるまで、強力なディスインフレ効果が維持される形で、政策金利は引き続きインフレ率を上回る水準に設定され続けることが強調された同発表では、「価格の一般水準で確保される安定性は、カントリーリスク・プレミアムにおける低下、ドルからリラへの回帰の開始、外貨準備高の上昇の傾向に入ることと、借入コストの恒久的な低下により、マクロ経済の安定と金融安定に好影響を与える。このように、投資、生産、雇用の増加が健全で継続海賊可能な形での継続のために、適切な基盤を形成する。当委員会は、決定の透明性、予測可能性及び統計に引き続き焦点を絞った枠組みを取り続ける。」との分析が行われました。 　今日、2つ目に紹介するAAの記事の見出しは「エルドーアン大統領は、『トルコは交易路の宿場(町)ではない』と発言」です。こちらは昨日(11日)付の記事で、こちらも抜粋して紹介します。レジェップ・タイイップ・エルドーアン大統領は、チャンカヤ・キョシュキュで開催されたカナルDとCNNトルコの共同放送で時事問題に関する質問に答えました。　「アフガニスタン移民に関するトルコの政策は何か」との質問に対して、エルドーアン大統領は、400万人近くの移民がシリアから来ており、その中には職業と芸術を持っているシリア人も多く存在していることを指摘しました。アフガニスタンの状況は少し違うと指摘したエルドーアン大統領は、「現在、イランとの国境であれ、イラクとの国境であれ、国境隔離壁を大幅に高めている。この高められた国境壁は、この不規則な難民がトルコに入るのを防ぐためである。この作業は継続している。ほぼ完成している。トルコ国境は完全にこの隔離壁で囲まれる。トルコは交易路の宿場(町)ではないことを誰もが知っておく必要がある。言い換えれば、これらすべてトルコが検討し、決定する。それに応じて対策を講じる。ソーシャルメディアで流されているような、大げさな形で国境を無秩序に越えてくる難民の流れなどというものは、あり得ない」と述べました。　出火原因について様々な主張が行われ、それはテロ組織の仕業である可能性があること、また、進行中の捜査の結果、逮捕・収監された者がいることを指摘したエルドーアン大統領は、「これらすべての状況のほか、私たちが受け取った諜報結果がある。言い換えれば、MIT(国家諜報庁)によって提供された情報があり、警察庁諜報課から寄せられた情報もある。これらの情報の中には、家族の中にテロ組織関係者がいる者も含まれてることを、私たちは知っている。」と指摘しました。　森林火災との闘いは、森林総局が毎年作成している火災対策計画の一環として火災管理センターから派遣及び管理されていると指摘したエルドーアン大統領は、過去19年間で火災との闘いで、空と陸からの消火のための装置を更新し、その数を増やしてきたと述べました。陸上での火災との戦いで非常に重要な位置にある消防車の数を70％増やして1,078台にしたと述べたエルドーアン大統領は、「それまで保有していなかった給水車をさらに281台購入した。火災に即座に対応するために2,270台の緊急対応車両を購入した。保有する建設用車両の数も125%増加して682台になった。保有する消火用航空機器も効率を大幅に向上させた。消火用航空機の水投下能力も向上させた。もちろん、ここではレンタルも行っている。さらに、友好国からの支援も受た。」との情報を提供した。　トルコにおける消火に最も重要な航空機器であるヘリコプターの数は、2002年には18機であったが、今年は39機に達したと述べたエルドーアン大統領は、火災が発生したときに、他国からの支援を受けて、ヘリコプターの数はさらに増加したと指摘しました。エルドーアン大統領は、「火災発生直後に、要請を行った。要請に直ちに応じてくれた国は、アゼルバイジャンやイランのような国だった。彼らが送ったヘリコプターによって、ヘリコプターの数が大幅に増え、これらのヘリコプターは非常に役に立った。用意したヘリコプターは池・プールから水を得ることができ、どこにでも着陸できる。こういった利点がある。」と述べました。　ここからは一言解説・雑感です。非常に長くなってしまったので、この辺りでいったん切ります。生番組と言っても、あらかじめ質問が分っていて、作成された回答をエルドーアン大統領はプロンプターを読んでいたことは、映像から判明しています。管理者はそこは完全におかしいとは思いませんが、問題は回答の内容に「嘘」、あるいは「誤解を与えるようと言う意図に基づく回答」があることです。今回は紹介し切れていませんが、風や燃えている炎の影響も受けにくく、運べる水の量がより多い「航空機」についての詳しい説明をわざと避けていること、かつ、飛行場にもとて水を補給する必要のない水陸両用機の数を18機と偽っていること、水陸両用機の保有機数は2002年には20機以上であったのに対して、2021年にはゼロ機になっていることには全く言及がありません。自分と連れて行く大臣などが使う、大統領府所属の航空機が13機あり、その1機分の代金で、消火用航空機が最低10機(50機と言っている人もいます)は買うことができるとのことですが、トルコ政府は現在1機も所有していないことを野党は追及しています。 ​​ 　トルコリラ等の外貨建ても含めた債券投資に関する情報を発信しています。外債投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。社債投資まとめ　いろいろな投資情報が出ています。投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。株初心者向けＩＰＯ初値予想　今日はトルコのガラス製品を紹介します。　トルコのガラスは産業向け製品、大量生産品もそれなりの品質です。今日はトルコ・コーヒーも紹介します。ここからはブレスレッドです。

  2021.08.13

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  大規模森林火災に関する最新状況(13日目)に関するパクデミルリ農業森林大臣の発表とその雑感、6月の経常収支予測アンケート結果、7月及び1～7月の空港利用状況、新型コロナウイルス患者発生の517日目の状況

  　今日（9日）も、経済関係でも、社会面でも、重要そうな記事はあまり出ていませんでした。昨日は「継続している山林火災も、降雨もあり、終息に近づいているように思えます。」と紹介しましたが、雨が降っていることは事実ですが、まだ完全には終息していません。今日もパクデミルリ農業森林大臣の発言に関する記事のほか、今日は経常収支予測アンケート結果と今年１～７月の空港利用者数などに関する記事を紹介します。　今日、アナトリア通信(AA)に出ていた記事の見出しは下のとおりで、今日はそのうちの1～3の記事を紹介します。１　AAフィナンスは(６月の)経常収支予測アンケート結果を発表 ２　トルコで今年７ヶ月間に空港を使った旅行者の数は5,740万人となった ３　パクデミルリ農業森林大臣は、『ムーラ県とアイドゥン県で3ヶ所の火災の消火活動が続いている』と発言４　ムーラ県庁は、『同県における火災に、航空機7機、ヘリコプター39機、無人機2機、1万547人の作業員及び車両2,545台で対応している』と発表５　THY(トルコ航空)チームは、森林火災との闘いで、支援を行い続けている６　パクデミルリ農業森林大臣は、『ミラスとキョイジェーイズの火災以外の全ての森林火災は管理下に置かれた』と発言７　チェリッキAKP広報担当兼副党首は、『トルコは、誰のためにもに難民キャンプにはならない』と発言　8月9日(最初の患者確認から517目)付けの新型コロナウイルス(KOVID-19)の感染状況を紹介します。 今日の検査件数：　　24万5,253件今日の感染者数：　　2万3,731人今日の死者数：　　　　117人今日の完治者数：　　7,365人 　励みにしていますので、クリックをよろしくお願いします。にほんブログ村にほんブログ村 Eyup Sabri Tuncer ナチュラルオリーブオイル ハンド＆ボディクリーム 250ml トルコ産 エユプサブリトゥンジェル価格：1100円（税込、送料別) (2020/10/11時点) アルコール70％ Eyup Sabri Tuncer クラシックレモンコロンヤ 200ml オーデコロン トルコ製 トルコ産 エユプサブリトゥンジェル価格：1210円（税込、送料別) (2020/10/11時点)MB イスタンブール500ml（甘いもの天国トルコの伝統的なお菓子「ロクム」をイメージしたバニラとオレンジの香ばしい甘さが溶け合った香り）（ランプベルジェ）価格：2233円（税込、送料別) (2020/10/11時点)  　今日、最初に紹介するAAの記事の見出しは「AAフィナンスは(６月の)経常収支予測アンケート結果を発表」です。今日(9日)付の記事です。抜粋して紹介します。　AAフィナンスの経常収支予測アンケートに参加したエコノミストたちは、2021年6月の経常収支が12億6,000万ドルの赤字となると予測しています。　トルコ中央銀行(TCMB)が8月13日(金)に発表する2021年6月の経常収支に関するAAフィナンスの予測アンケートは、17人のエコノミストの参加によって実施されました。　それによれば、エコノミストたちによる2021年6月の経常収支予測の平均は12億6,000万ドルの赤字と予測されています。同月のエコノミストたちの経常収支の予測は、最小が7億ドル、最大が20億3,000万ドルの赤字となっています。　エコノミストたちの2021年末の経常収支予測の平均は213億ドルの赤字となりました。エコノミストたちによる今年末の経常赤字に関する予測では、最小が184億ドルで、最大が275億ドルでした。　なお、2021年5月の経常収支は30億8,100万ドルの赤字で、過去12ヶ月間の累計経常収支は318億5,800万ドルの赤字でした。 　今日、2つ目に紹介するAAの記事の見出しは「トルコで今年７ヶ月間に空港を使った旅行者の数は5,740万人となった」です。今日付の記事で、これも抜粋して紹介します。　交通・インフラ省所属国家空港総局(DHMI)は、7月及び1～7月の航空機運行回数、旅客数及び取扱貨物に関する統計を発表しました。それによれば、7月に空路を選択した旅客の数は1,713万5,415人になりました。1～7月期には5,738万6,803人が航空機を利用しました。7月に発着した航空機の数は、国際線が6万971機、国内線が8万4,604機となりました。7月にトルコの領空通過を行った航空機の数を含めて、トルコでは17万769機の航空交通が行われました。7月にはトルコ全土の空港で、国内線利用客数は873万405人、国際線利用客数は838万4,978人となりました。7月には、ダイレクトトランジット客を含めて、合計1,713万5,415人が空港サービスを利用しました。　空港での貨物（カーゴ、郵便及び手荷物）の取扱いは、7月には国内線では8万7,680トン、国際線は28万4,666トン、合計37万2,346トンとなりました。　今年1～7月には、空港に発着した航空機の数は国内線が37万9,545機、国際線が20万6,779機となりました。1～7月のトルコの領空通過を行った航空機の数を含めて、トルコでは70万8,827機の航空交通が行われました。また、1～7月にはトルコ全土の空港で、国内線利用客数は3,374万710人、国際線利用客数は2,358万8,634人となりました。1～7月には、ダイレクトトランジット客を含めて、合計5,738万6,803人が空港サービスを利用しました。 　今日、3つ目に紹介するAAの記事の見出しは「パクデミルリ農業森林大臣は、『ムーラ県とアイドゥン県で3ヶ所の火災の消火活動が続いている』と発言」です。今日付の記事で、これも抜粋して紹介します。　ベキル・パクデミルリ農業森林大臣は、ムーラ県マルマリス市で行われた調整会議に参加しました。　消火チームは空と陸から消火活動を継続していることを指摘した同大臣は、「53県で270ヶ所の火災と闘った。そのうちの267ヶ所は管理下に置いた。2ヶ所はムーラ県で、合計3ヶ所の火災の消火活動を継続させている。継続しているムーラ県の火災はキョイジェーイズとミラスの森林火災で、アイドゥン県ではボズダーで森林火災が継続している。」と述べました。　森林総局には、水陸両用機3機、ヘリコプター39機と無人機1機及び無人ヘリコプター1機が存在していることを明らかにした同大臣は、更に10機のジャンダルマ(内務省軍)所属のヘリコプターが火災との闘いに参加していることを明らかにしました。そして、「ギリシャからトルコに対する要請がある。肯定的に見ている。2機の40トンの積載能力のある森林総局所属の中古の航空機が準備されており、関係国外務省が手続きを終了次第、出発する。」と述べました。また、外国からトルコに派遣されていた2機の航空機は、ギリシャとアメリカのより深刻な森林火災のために、トルコを離れたことを明らかにしました。　ここからは一言解説・雑感です。「トルコが所有する消火用航空機はない」とエルドーアン大統領も、パクデミルリ農業森林大臣も言っていたはずです。一方で、外国から派遣された、あるいはレンタルされた消火用航空機の数は16機なのか、18機以上なのか、はっきりしませんでした。また、そのうち何機が水陸両用機だったのかもよく分りません。しかし、プーチン大統領が「ロシアからトルコに8機の消火用航空機を派遣している(3機のレンタルを含むものと思われます)」と述べたこと、かつ、その中には水陸両用機はないそうですので、プーチン大統領の言葉を信じる限りは、トルコに存在していた水陸両用機は10機以下ということになります。　なお、今日、テレビニュースで問題視されていたのは、「トルコはレンタルしている消火用航空機をギリシャに派遣するのか」という点でした。しかし、エルドーアン大統領は「トルコは世界から消化用航空機の援助を受けているだけではなく、隣国にも派遣している」という事実を作りたいはずなので、派遣は実行されると思います。更に言えば、急遽、無償で借りた航空機であれば、トルコが第3国に貸出のはおかしいと思いますが、長期レンタルしている航空機なら、それほどおかしくはないと思います(本来であれば、トルコに無償貸出されている航空機を、派遣国自身が派遣先をトルコからギリシャに変更することが正当だと思います)。　最後に、8月6日(5日付け)に紹介した一言解説で、「カナダとアメリカの森林焼失面積が正しいとしても、トルコで言えば、カナダ並みであれば2,154平方キロメートル(21万540ヘクタール)、アメリカ並みであれば1，222平方キロメートル(12万2,200ヘクタール)になり、これ以上の面積の森林がトルコで焼失しているのであれば、自慢げに言えることは何もないことになります」と紹介しましたが、今日、反政府系？テレビニュースで、最も被害が大きかったアンタリヤとムーラの2県での森林の焼失面積は、それぞれ6万8,700ヘクタールと5万2,600ヘクタールで、合計12万1,300ヘクタールとなったと報じていました。そもそも、焼失面積で競っても？意味があるとは思いませんが、それでも、「トルコの森林焼失面積比率は、カナダ、少なくともアメリカ並になった」と言うことです。なお、カナダやアメリカでも森林火災は続いているようですが、上記の焼失面積が発生から何日後の数字なのかは不明です。トルコについては、「最大でも発生から13日後」の数値です。   　トルコリラ等の外貨建ても含めた債券投資に関する情報を発信しています。外債投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。社債投資まとめ　いろいろな投資情報が出ています。投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。株初心者向けＩＰＯ初値予想　今日はトルコのガラス製品を紹介します。​　トルコのガラスは産業向け製品、大量生産品もそれなりの品質です。​​今日はトルコ・コーヒーも紹介します。​ここからはブレスレッドです。

  2021.08.10

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  7月の経済信頼感指数及びインフレ率予測アンケート結果、中央銀行総裁の第3回インフレ報告書発表記者会見、トルコにおける広範囲の森林火災、新型コロナウイルス患者発生の506日目の状況

  　今日（29日）は、経済面でも会面でも、重要と思われる記事がいくつも出ていました。今日は7月の経済信頼感指数と7月のインフレ率予測アンケート結果、第3回インフレ報告書及びトルコ全土で起こった山火事に関する記事について紹介します。　今日の「（AAでは）記事にならない情報」として、２つ紹介します。上で一言紹介しましたが、トルコ南側の多くの県で山火事が起こっていますが、その消火に問題が生じています。あまりにも数が多く、風も強く、乾燥しているために、どんどん火事が拡がって死者も３人出ています。その消火に当たっている消火用航空機についての問題です。トルコの歴史あるトルコ航空組織(THK)はトルコで作った９機の消火用航空機を保有し、少なくとも６機は稼働可能で、特に４機は直ぐにでも飛び立てる状態とのことです。しかし、水を輸送量は4,900リットルですが、入札条件を5,000リットル以上として、ロシア製の航空機3機をレンタルしているそうです。AKPはTHKを支配できないため、保有している9機の消火用航空機を使用不能の状態に放置し、ロシアから癒着仲介業者を使って3機をレンタルしたとのことです。一方で、大統領専用機は13機ある一方、トルコが保有する消火用航空機は1機も無い状態です。周辺国では、ギリシャは28機、フランスは20機、スペインは16機、イタリアは19機を保養しているとのことです。もう1つは、先日の北キプロスに対する「サプライズ・プレゼント」に関して、本当は「アゼルバイジャンによる北キプロス・トルコ共和国(KKTC)の国家承認」を発表する予定であったが、エルドーアン大統領が「サプライズ、サプライズと騒いだために、アメリカとロシアに察知され、圧力を受けために撤回(隠蔽？)した」というものでした。こちらの方は、単なる噂か真実かは、現時点で管理者は確認しようもありませんが、「サプライズが大統領府と国会議事堂建設」というのは大きな違和感がありましたので、信憑性は高いように思います。なお、情報ソースも信頼できる新聞記者です。　今日、アナトリア通信(AA)に出ていた記事の見出しは下のとおりで、今日はそのうちの1～4の記事を紹介します。１　７月の経済信頼感指数は２．３％上昇して100.1となった２　AAフィナンスは7月のインフレ率予測アンケート結果を発表した３　カヴジュオールTCMB総裁は、『経済統計は第2四半期の成長率は非常に高い割合となることを示している』と発言４　パクデミルリ農業森林大臣は、『山火事の原因に関して多角的に捜査が行われている』と発言５　中央銀行の外貨準備高は1,048億8,800億ドルとなった６　銀行業界の貸出残高は、7月19日現在、3兆8,810リラとなった７　エルドーアン大統領は、『森林火災を管理下に置くために政府は全ての資源を総動員した』と発言８　エルドーアン大統領は、『黒海天然ガスが使用開始されれば、対外依存度は大幅に低下する』と発言９　エルヴァン国庫・財務大臣は、『飲食及びその他のサービスでKDV(付加価値税)率の引下げ期間を2ヶ月更に延長した』と発言　7月29日(最初の患者確認から506日目)付けの新型コロナウイルス(KOVID-19)の感染状況を紹介します。 今日の検査件数：　　26万1,198件今日の感染者数：　　2万2,161人今日の死者数：　　　　60人今日の完治者数：　　5,463人 　励みにしていますので、クリックをよろしくお願いします。にほんブログ村にほんブログ村 ゆうパケット発送！スカーフ 正方形/大判/母の日/女性用/コットン 【トルコ　雑貨】【トルコ　お土産】価格：2545円（税込、送料別) (2020/10/11時点)ショルダーバッグ・スクエア/トルコ製ファブリック ＆合成皮革 幾何学モチーフ・レッド価格：3900円（税込、送料別) (2020/10/11時点)Dear Blossom（ディアブロッサム）シルバー 950 マネークリップ「唐草×ターコイズ」 SILVER 950、ターコイズ 【銀 トルコ石 スターリングシルバー メンズ レディース ユニセックス インディアン ネイティブ ジュエリー アクセサリー オルテガ 唐草】MC-004価格：19800円（税込、送料無料) (2020/10/11時点)【メール便発送可】 トルコ雑貨 トルコ タイル デザイン コンパクト 二面 ミラー価格：1780円（税込、送料別) (2020/10/11時点)  　今日、最初に紹介するAAの記事の見出しは「７月の経済信頼感指数は２．３％上昇して100.1となった」です。今日(29日)付の記事です。　経済信頼感指数は、7月には月間ベースで2.3％上昇して100.1ポイントとなりました。　トルコ統計庁(TUIK)は、7月の経済信頼感指数統計を発表しました。　それによれば、同指数は、今月は、6月は97.8ポイントでしたが、7月には2.3％上昇して100.1ポイントとなりました。同指数の上昇は、実体経済(製造業)、サービス業、小売業及び建設業における信頼感指数の上昇によって生じました。　実体経済(製造業)信頼感指数は2.1％上昇して112.1ポイントに、サービス業信頼感指数は5.8％上昇して114.8ポイントに、小売業信頼感指数は3.7％上昇して109.6ポイントに、及び建設業信頼感指数は4.7％上昇して86.3ポイントになりました。　消費者信頼感指数は7月には先月から2.7％低下して79.5ポイントになりました。 　今日、2つ目に紹介するAAの記事の見出しは「AAフィナンスは7月のインフレ率予測アンケート結果を発表した」です。これも今日付の記事です。　　AAフィナンスインフレ率予測アンケートに参加したエコノミストたちは、2021年7月の消費者物価(TUFE)上昇率は1.62％となると予測しています。　トルコ統計庁(TUIK)が8月3日(火)に発表する2021年7月のインフレ率に関する統計に関するAAフィナンスの予測アンケートは、17人のエコノミストたちの参加を得て実施されました。アンケート結果によれば、エコノミストたちの7月のインフレ率予測の平均は1.62%となりました。アンケートに参加したエコノミストたちの7月のインフレ率予測で、最も高かったものは2.02％、最も低かったものは1.05％でした。　なお、アンケートに参加したエコノミストたちの2021年7月のインフレ率予測の平均（1.62%）によれば、先月には17.53%となっていた年間インフレ率は、18.74%に上昇するものと計算されています。なお、2020年6月の月間インフレ率は、1.94％でした。また、エコノミストたちの今年末のインフレ率予測は、前回のアンケートから110ベーシスポイント上昇して16.09％となりました。  　今日、3つ目に紹介するAAの記事の見出しは「カヴジュオールTCMB総裁は、『経済統計は第2四半期の成長率は非常に高い割合となることを示している』と発言」です。こちらも今日の記事で、こちらも抜粋して紹介します。　シャハップ・カヴジュオール・トルコ中央銀行(TCMB)総裁は、「インフレ率報告書2021年第3号」紹介会合で行った演説で、基本的前提と短期予測に基づき、政策金利を強力なディスインフレニスト影響を維持する形で、インフレ率の一定水準高い水準で維持され続けるとの見方の下で、インフレ率を段階的に目標に近づいていくことを予測していることを明らかにしました。この枠組み内で、インフレ率は2021年末には14.1％になると予測していることを明らかにした同総裁は、「このように、2021年末のインフレ率予測を1.9ポイント上方修正して、12.2%から14.1%に引き上げた」との表現を使いました。　「我々が適用している引締め金融政策と強力な外需条件は、経常収支に好影響を与えている」と述べた同総裁は、輸出における強力な上昇傾向に加えて、ワクチン接種における強力な加速が観光業の活動を活性化し、今年残りの期間に経常収支が黒字化することを予測していることを強調しました。　同総裁は、需要と経費要素に加えて、インフレ率とインフレ率期待における上昇水準を考慮して、政策金利を4月から現在まで維持していること、また、金融政策における引締めの立ち場を維持してきたことを強調しました。　国際金融市場では統計数値に繊細な反応が高まっている時期に、カントリーリスク・プレミアムと外貨相場の過剰流動性が、前回のインフレ報告書時期と比べて低下していると同時に、依然として高い水準を維持していることを強調した同総裁は、「国際金融条件における乱高下は、新興国に対してより大きなリスクを形成している。そのため、引締め金融政策の立場が、インフレ率の低下を実現させるために決意を持って継続させることは、前述の過剰流動性に対して大きな緩衝作用を発揮している」との分析を行いました。  　今日、4つ目に紹介するAAの記事の見出しは「パクデミルリ農業森林大臣は、『山火事の原因に関して多角的に捜査が行われている』と発言」です。こちらも今日の記事で、こちらも抜粋して紹介します。　ベキル・パクデミルリ農業森林大臣は、メヴリュット・チャヴシュオール外務大臣、ムラート・クルム環境・都市計画大臣と一緒にアンタリヤ県マナヴガット郡の山林火災管理センターにおいて新聞記者に火災に関する情報を提供しました。農業森林大臣はトルコ全土で山林火災に空と地上から消火活動が行われていることを明らかにして、「航空機3機、ヘリコプター38機、消防車472台及び人員4千人が火災と闘っている」と述べました。　同大臣は、トルコ全土で発生している山林火災に関して次のように情報を提供しました。トルコ全土で7月28～29日に、17県で合計58の山林火災が発止し、そのうちの38の火災が鎮火され、一方、アダナ、アンタリヤ、カイセリ、キュタフヤ、メルスィン、ムーラ、オスマーニイェの7県で合計20ヶ所の山林火災に対する消火作業が継続していることを強調しつつ、次のように述べました。「山林火災を管理下に置くために、無人航空機(IHA)2機、航空機3機、ヘリコプター38機、無人ヘリコプター1機、消防車680台及び4千人の人員が消火に当たっている。この過程で、あらゆる困難な条件にもかかわらず、全力で消火に当たっている森林の勇者たち、彼らを支援している全ての公務員、市役所職員、民間企業及び全てのトルコ国民に感謝する。」　ここからは一言解説・雑感です。時間がたつに従って、追加して書かれているようでまとまった被害が紹介されていませんが、膨大な山林、畑、住宅地などに延焼し、膨大な数の住宅、自動車、家畜、ペットのほかに、3人の犠牲者も出ているとのことです。エルドーアン大統領は黒海東部地域の大雨被害の時と同じように被害者への補償を明言しています。しかし、少なくとも大雨被害での補償額は実際の被害を大きく下回っているようです。大雨に被害とどちらが多きかと言われれば、テレビの画像から判断する限り、今回の火災の方が格段に被害は大きそうです。「同時多発」であることから「放火(テロ)」の可能性も指摘され、捜査が行われています。 ​​​  トルコリラ等の外貨建ても含めた債券投資に関する情報を発信しています。外債投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。社債投資まとめ　いろいろな投資情報が出ています。投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。株初心者向けＩＰＯ初値予想　今日はトルコ関係の書籍を紹介します。やはり歴史の理解が大切です。​ちょっと厚いのですが、お勧めの1冊です。​この本もお勧めです。

  2021.07.30

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  7月のオスマンガーズィー大橋のバイラム中の交通量と政府保証の内容、イスタンブルの両空港の利用者数・航空機運行回数、7月の実体経済信頼感指数と設備稼働率、患者発生の504日目の状況とその雑感

  　今日（27日）は一転、重要と思われる記事は余り出ていませんでした。強いて挙げれば、昨日も紹介しましたが、更に詳しい情報が出ているようですのでオスマンガーズィー大橋の利用状況に関する記事とイスタンブル空港のバイラムの利用状況に関する記事を紹介します。また、昨日は紹介できなかった経済統計に関する記事も２つ、抜粋して紹介します。　今日、アナトリア通信(AA)に出ていた記事の見出しは下のとおりで、今日はそのうちの1と２、昨日の記事を２つ紹介します。１　オスマンガーズィー大橋及びイズミル～イスタンブル間の高速自動車道の通行量で新記録が更新された２　イスタンブルの両空港でバイラム休暇からの帰宅で航空旅客及び航空機運行回数で新記録が更新された３　トルコで現金支払の重要性は維持されている４　エーゲ海でマグニチュード4.2の地震発生５　(26日付)(７月の)実体経済信頼感指数は114.8ポイントとなり、過去9年間の最高値となった６　(26日付け)7月の設備稼働率は76.7％水準となった　7月27日(最初の患者確認から504日目)付けの新型コロナウイルス(KOVID-19)の感染状況を紹介します。 今日の検査件数：　　24万6,648件今日の感染者数：　　1万9,761人今日の死者数：　　　　51人今日の完治者数：　　7,108人　ここからは一言解説・雑感です。7月13日には、「８月の上旬の終わり頃には明らかになりますが、１万人ではなく、２万人、３万人という新規感染者が出ても、驚かない状況となる危険があります」と予測しましたが、予想を相当上回る速さで、7月中に2万人に達してしまいました。一方で、死者が50人を少し超えた水準で維持されているところから想像すれば、「デルタ株の影響で新規感染者は激増していますが、ワクチン接種の影響で死者が減っている」ということになりそうです。 　励みにしていますので、クリックをよろしくお願いします。にほんブログ村にほんブログ村 Eyup Sabri Tuncer ナチュラルオリーブオイル ハンド＆ボディクリーム 250ml トルコ産 エユプサブリトゥンジェル価格：1100円（税込、送料別) (2020/10/11時点) アルコール70％ Eyup Sabri Tuncer クラシックレモンコロンヤ 200ml オーデコロン トルコ製 トルコ産 エユプサブリトゥンジェル価格：1210円（税込、送料別) (2020/10/11時点)MB イスタンブール500ml（甘いもの天国トルコの伝統的なお菓子「ロクム」をイメージしたバニラとオレンジの香ばしい甘さが溶け合った香り）（ランプベルジェ）価格：2233円（税込、送料別) (2020/10/11時点)　今日、最初に紹介するAAの記事の見出しは「オスマンガーズィー大橋及びイズミル～イスタンブル間の高速自動車道の通行量で新記録が更新された」です。今日(27日)付の記事です。抜粋して紹介します。　アーディル・カライスマイルオール運輸インフラ大臣は、オスマンガーズィー大橋とイズミル～イスタンブル間の高速自動車道の通行量で新記録が更新されたことを明らかにしました。　同大臣は、ツイッターで、7月に関する橋と高速道路の通行量統計を発表しました。「アクルンとイスタンブル～イズミル道路の第1部分。オスマンガーズィー大橋では7月中の25日間に平均で4万6,785台の車両が通行し、通行量保証に対する割合は117％となった」との表現を使いました。　AA記者が運輸インフラ省の統計から導き出した情報によれば、9日間のバイラム休暇にオスマンガーズィー大橋を通行量は増加しました。休暇の1日目であった7月17日(土)の大橋通行量は6万1，806台でした。例外として、バイラム1日目(火曜日)と前日(月曜日)だけは、4万台を下回りました。7月24日に最大の6万4,406台が通行しました。その結果、7月17日から25日までの期間に、オスマンガーズィー大橋を合計45万１，６５２台が通行しました。　ここからは一言解説・雑感です。「４万台を超えれば万々歳」かと思えば、BOTのブラックホールはそれほど簡単でははないようです。反政府系テレビニュース(CHP所属全国会議員の主張を報道)によれば、オスマンガーズィー大橋の通行料は現在147.5リラとなっていますが、保証料金は「40米ドル＋KDV(付加価値税)」であり、約370リラになります。よって、「1台通行するごとに220リラ以上の差額(不足)」が発生しています。つまり、4万台を超えれば超えるほど、差額が大きくなると言うことになります。なお、北マルマラ高速道路の高速道路の建設費が予定を大幅に超え手いるそうですが、「建設費の差額」も国庫から支払われるそうです。つまり、入札額どおりに作る必要は全くない(＝「建設費の保証」は建設業者ではなく、トルコ政府が行っている)そうです。 　今日、2つ目に紹介するAAの記事の見出しは「イスタンブルの両空港でバイラム休暇からの帰宅で航空旅客及び航空機運行回数で新記録が更新された」です。これも今日付の記事で、こちらも抜粋して紹介します。　得られた情報によれば、7月25日(日)には、イスタンブル国際空港を15万9,436人の旅客が利用し、1,016回の航空機の運航がありました。また、同日、イスタンブル・サビハ・ギョクチェン国際空港では、690回の航空機と11万420人の利用客に、サービスを提供しました。その結果、両空港では合計26万9,856人と1,706回の航空機にサービスが提供され、1日としては最大の利用客数と航空機の運行回数となりました。  　今日、3つ目に紹介するAAの記事の見出しは「(７月の)実体経済信頼感指数は114.8ポイントとなり、過去9年間の最高値となった」です。こちらは昨日(26日)付の記事で、こちらも抜粋して紹介します。　トルコ中央銀行(TCMB)から7月に関する経済傾向統計及び実体経済信頼感指数(RKGE)が発表されました。　それによれば、7月のRKGEは、前月と比べて1.8ポイント上昇して114.8ポイント水準となりました。同時期の季節調整後の実体経済信頼感指数(RKGE-MA)は2.3ポイント上昇して112.1ポイントとなりました。この結果、RKGEは2012年4月以降で最高に達しました。　なお、今年の年間生産者物価上昇率の予測は、前月よりも1.4ポイント上昇して23.2ポイントとなりました。 　今日、4つ目に紹介するAAの記事の見出しは「7月の設備稼働率は76.7％水準となった」です。こちらは昨日(26日)付の記事で、こちらも抜粋して紹介します。　トルコ中央銀行(TCMB)から行われた発表によれば、製造業分野で活動している1,698社から7月の経済傾向アンケートへの回答が得られました。アンケート結果によれば、工業全体では7月の設備稼働率(KKO)は前月と比べて0.1ポイント上昇して、76.7％となりました。また、同時期の季節調整後の設備稼働率(KKO-MA)は0.1ポイント上昇して76.4ポイントに達しました。  　​トルコリラ等の外貨建ても含めた債券投資に関する情報を発信しています。外債投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。社債投資まとめ　いろいろな投資情報が出ています。投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。株初心者向けＩＰＯ初値予想　今日はトルコのガラス製品を紹介します。​​　トルコのガラスは産業向け製品、大量生産品もそれなりの品質です。​​今日はトルコ・コーヒーも紹介します。ここからはブレスレッドです。

  2021.07.28

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  7月のトルコ中央銀行金融政策委員会会合の決定、7月15日クーデター未遂事件のトルコ経済に対する影響の指摘、トルコにおける新型コロナウイルス患者発生の491日目の状況

  　今日（14日）も、経済面でも、社会面でも、重要と思われ記事がいくつか出ていました。今日は、その中から、7月の金融政策委員会(PPK)会合後の発表に関する記事を紹介します。明日が5周年記念日となる７月１５日のクーデター未遂事件に関連する記事が非常に多く出ていました。その中の多くは、「クーデター未遂事件はトルコ経済を狙ったものである」という言い訳ですが、ババジャンDEVA党首が以前指摘していたとおり、「（もしも本当であっても、）5年もたって、まだその影響から脱出できないのであれば、政策運営の失敗に対する単なる言い訳に過ぎない」だと思われます。　なお、土曜日からはクルバン・バイラム(犠牲祭)の完全な9連休になっていますが、金曜日1日を休めば、明日から11連休となります。　今日、アナトリア通信(AA)に出ていた記事の見出しは下のとおりです(今日は、１の記事について紹介します)。１　中央銀行は政策金利を維持した2　中央銀行は今年末に向けて金利引下げを行うことが予測されている３　FETOのクーデター未遂事件は、トルコ経済を狙ったものであった４　卑劣なクーデター未遂事件の5周年で、ビジネス界から「国民の一体と協調」のメッセージ５　FETOは、トルコ経済に関する外国人投資家の認識を破壊することを目的としていた６　7月１５日のクーデター未遂事件の戦死者遺族と負傷者に対する支援は今日、口座に振り込まれる７　動物保護法が官報告示された8　TBMM(トルコ大国民会議、トルコ国会)で可決された第４次司法改革パッケージが官報告示された９　クルバン・バイラム(犠牲祭)休暇で、橋と高速道路は無料となる（管理者注：BOTを除く）　7月14日(最初の患者確認から491日目)付けの新型コロナウイルス(KOVID-19)の感染状況を紹介します。 今日の検査件数：　　23万8,867件今日の感染者数：　　6,907人今日の死者数：　　　　43人今日の完治者数：　　5,063人 　励みにしていますので、クリックをよろしくお願いします。にほんブログ村にほんブログ村 オイル Exバージンオリーブオイル NGT Food Co. トルコ産 1000ml_おうち時間 パン作り お菓子作り ハロウィン 敬老の日価格：1350円（税込、送料別) (2020/9/12時点)  トルコ産高品質★ドライいちじくどっさり1kgスイーツ フルーツ イチジク いちじく 果物 目 健康 グルメ 贈り物 ギフト お取り寄せ 人気 ランキング 洋菓子 詰め合わせ お菓子 業務用 訳あり 自宅用 おやつ デザート お返し 会社 引っ越し 乾燥価格：7231円（税込、送料別) (2020/9/12時点)タリッシュ ミル付きシーソルト エーゲ海塩 200g トルコ産 クリスタルソルトTARIS タリシュ価格：2160円（税込、送料別) (2020/9/12時点) 　今日、紹介するAAの記事の見出しは「中央銀行は政策金利を維持した」です。今日(14日)付の記事です。　トルコ中央銀行(TCMB)金融政策委員会(PPK)は、1週間物レポ入札金利（政策金利）を19.00％で維持する決定行いました。　トルコ中央銀行(TCMB)から行われた金利に関する発表で、シャハップ・カヴジュオール総裁の主宰の下で行われた金融政策委員会(PPK)において、1週間物レポ入札金利(政策金利)を19％で維持することを決定したことが明らかにされました。　同発表では、先進国を始めとして世界全体でワクチン接種の加速が、世界経済の回復過程を支持していることを明らかにしました。それとともに、ワクチン接種計画が進んでいる国の経済は、制約が軽減化されて経済活動がより強力な実績を上げていることが強調された同発表では、世界的需要における急速な回復が国際商品価格における上昇傾向、いくつかの分野における供給不足及び輸送コストにおける上昇は、国際規模の生産者及び消費者物価の上昇を引き起こしていることが指摘されています。　上昇する世界的インフレ及びインフレ期待が国際金融市場に対して影響は重要性を維持していること明らかにした同発表では、次のような分析が記述されました。「国内経済活動が力強さを維持している。第2四半期に、感染症流行による制限と金融条件の引締めによって内需の加速度が一定程度減速する一方で、外需の力強さは継続している。ワクチン接種が社会全体の広がりながら加速していることは、感染症流行から悪影響を受けたサービス業及び観光業分野の活性化と経済活動がより均衡のある組み合わせによって継続の可能性を生み出している。商業ローンの緩やかな推移は維持されている。最近、拡張と延期された需要に基づき増加を示している個人ローン利用は、採用されたマクロ経済対策の影響を受けることになる。良好な外需条件と適用されている引締め金融政策が経常収支に肯定的な影響を与えている。輸出の強力な上昇傾向とワクチン接種における強力な加速が観光活動を活性化することにより、今年後半には経常収支は黒字化することが予測されている。」　同発表では、最近、輸入価格と統制価格から生じている価格上昇に加えて需要状況、いくつかの業界における供給不足、拡張の影響により夏季のインフレ率で見られる上昇下降及びインフレ率期待における高水準が、価格付け行動及びインフレ率見通しに対するリスクを形成し続けていることが指摘されました。一方、現在の金融スタンスが貸付と内需に対する減速効果が始まった明らかにした同発表では次のように記述されました。「インフレ率とインフレ期待における高水準での推移に注意を払いつつ、４月のインフレ報告書で予想された経路を通じた明確な低下が実現されるまで、金融政策における現状のスタンスは継続させられる。それに基づき、当委員会は政策金利を維持し、引締め金融政策スタンスを継続させるとの決定を行った。TCMBは、価格安定性という基本目標に向かって、持てるあらゆる手段を、決意を持って使用し続ける。インフレ率において確定的な低下傾向を示す強力な指標が現れるまで、また、中期的には5％という目標に達するまでは、政策金利を強力なディスインフレ効果を維持する形で、インフレ率に対する一定の水準で形成し続ける。価格は一般的水準で獲得する安定性は、カントリーリスク・プレミアムの低下、資本の逆方向で流れの開始(管理者注：「ドルからTLへの交換」を意味しているものと思われます)、外貨準備が上昇傾向に入ること、及び金融コストが継続的に低下することにより、マクロ経済の安定と金融安定性に好影響を与える。このようにして、投資、生産及び雇用の増加を、健全で持続可能な形で継続させるために適切な基盤を提供することとなる。」　同委員会の決定が、透明で、予測可能で、指標に基づいた枠組みをとり続けると強調された同発表において、PPK(金融政策委員会)会合の議事録要約は5営業日以内に発表されることが明らかにされました。     トルコリラ等の外貨建ても含めた債券投資に関する情報を発信しています。外債投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。社債投資まとめ　いろいろな投資情報が出ています。投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。株初心者向けＩＰＯ初値予想　今日はトルコのガラス製品を紹介します。​​　トルコのガラスは産業向け製品、大量生産品もそれなりの品質です。​​今日はトルコ・コーヒーも紹介します。ここからはブレスレッドです。 ​​

  2021.07.15

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  今年7月の中央銀行の市場参加者アンケート結果と今年5月の経常収支、セダット・ペケル犯罪組織首領の攻撃再開、トルコにおける新型コロナウイルス患者発生の486日目の状況

  　今日（9日）も、経済面では特に、社会面でも重要と思われる記事がかなり出ていました。今日は中央銀行の市場参加者アンケート結果に関する記事と5月の経常収支に関する記事を紹介します。　昨日、「このところすっかり静かになっていますが、セダット・ペケル犯罪組織首領は健在」と紹介したところでしたが、今日、久し振りに爆弾発言(超大型暴露)を行ったようです。そのうちの1つは、「2016年7月15日のクーデター未遂事件後、警察が登録することなく保有していたAK47自動小銃(テロリストを始め、世界中で使われている、安くて使い勝手の良い自動小銃)が大量にAKP支持者に渡った」というものです。「登録をしていない、どこに流れるかも分らないのに大量にばらまいている」など、いくつもの突っ込みどころ？のある行為と言えます。　今日、アナトリア通信(AA)に出ていた記事の見出しは下のとおりです(今日は、これらの中から１と2の記事について紹介します)。１　中央銀行は7月の「市場参加者アンケート」を発表した2　(5月の)経常収支統計が発表された3　過去12ヶ月間の経常収支赤字は、この8ヶ月で最も低い水準になった4　アクバンクのCEOは、『サイバー攻撃が起こり、その結果、顧客の安全性が弱体化したという状況は起こらなかった』と発言５　エルドーアン大統領は、『ディヤルバクル刑務所を近く空にし、文化センターとして公開する』と発言６　第4次司法改革パッケージが、TBMM総会で可決された７　動物保護に関する調整法が成立した８　自白することを取りやめた元陸軍諜報課長が逮捕・収監された　7月9日(最初の患者確認から486日目)付けの新型コロナウイルス(KOVID-19)の感染状況を紹介します。 今日の検査件数：　　22万8,826件今日の感染者数：　　5,670人今日の死者数：　　　　59人今日の完治者数：　　5,126人　ここからは一言解説・雑感です。昨日は、「まだ、3日しかたっていませんが、(中略)この3日間は新規感染者数が5,000人以上となっています。6月22日には6,000人を越えていましたので、まだ、驚くほどの増加にはなっていませんが、注意を要する状況と思われます。」と紹介しましたが、今日は5,600人を超えました。大幅な増加ではないかもしれませんが、減少傾向から増加傾向に方向が変わったことは明らかなように思えます。 　励みにしていますので、クリックをよろしくお願いします。にほんブログ村にほんブログ村 Eyup Sabri Tuncer ナチュラルオリーブオイル ハンド＆ボディクリーム 250ml トルコ産 エユプサブリトゥンジェル価格：1100円（税込、送料別) (2020/10/11時点) アルコール70％ Eyup Sabri Tuncer クラシックレモンコロンヤ 200ml オーデコロン トルコ製 トルコ産 エユプサブリトゥンジェル価格：1210円（税込、送料別) (2020/10/11時点)MB イスタンブール500ml（甘いもの天国トルコの伝統的なお菓子「ロクム」をイメージしたバニラとオレンジの香ばしい甘さが溶け合った香り）（ランプベルジェ）価格：2233円（税込、送料別) (2020/10/11時点)　今日、最初に紹介するAAの記事の見出しは「中央銀行は7月の「市場参加者アンケート」を発表した」です。今日(9日)付の記事です。　トルコ中央銀行(TCMB)の市場参加者アンケートによれば、今年末のTUFE(消費者物価指数)予測は15.64％となりました(管理者注：先月は14.46％で、先々月は13.81%でした)。　TCMBは、実業界、金融界代表者及び専門家からなる56人の参加を得て実施した「2021年７月市場参加者アンケート」の結果を発表しました。　それによれば、７月のTUFEの予測は、前回の0.75%から、今回のアンケートでは1.17%に上昇しました。今年末のTUFEの予測は、前回の14.46％から、今月は15.64％となりました。また、12.12%となっていた12ヶ月後のTUFEの予測は今回のアンケートでは12.62%に、また、24ヶ月後のTUFEの予測は10.16％から10.43%に、それぞれ上昇しました。　参加者による今年末の外貨相場(ドル／TL相場)の予測は、前回のアンケートでは１ドル＝8.95TLでしたが、今回のアンケートでは１ドル＝8.99TLに上昇(リラ安)しました。12ヶ月後の外貨相場の予測も１ドル＝9.34TL(管理者注：前回は9.23 TL)となりました。　前回のアンケートでは257億ドルとなっていた今年末の経常赤字の予測は、今回のアンケートでは247億ドルに低下しました。また、2022年の経常赤字予測は213億ドル(管理者注：前回は224億ドル)に低下しました。　2021年のGDP成長率予測は、前回のアンケートでは4.9%でしたが、今回のアンケートでは5.8％に上昇しました。なお、2022年の成長率予測は4.0％で維持されました。　今月のTCMB加重平均資本供給コストの予測も、　TCMBの１週間物レポ入札金利(管理者注：政策金利)の予測も、今月末は19.00％で維持されました。  　今日、2つ目に紹介するAAの記事の見出しは「(5月の)経常収支統計が発表された」です。これも今日付の記事です。　2021年５月のトルコの経常収支は30億8,1００万ドルの赤字となり、過去12ヶ月間では318億5,800万ドルの赤字となりました。　トルコ中央銀行(TCMB)は、2021年５月の国際収支統計を発表しました。それによれば、2021年５月の経常赤字は、2020年５月と比べて9億1,900億ドル減少して30億8,100万ドルとなりました。その結果、過去12ヶ月間の経常収支は318億5,800万ドルの赤字となりました。　その進展には、前年5月には1億7,000万ドルの赤字となっていた国際収支におけるサービス収支が今年同月には9億3,900万ドルの黒字となったこと、また、昨年5月には3,800万ドルの純流出であった第2所得収支が、今年は1億5,100万ドルの純流入にはとなったことが影響しました。　国際収支で定義される貿易赤字が、昨年5月と比べて1億2,500万ドル増加して28億6,900万ドルに増加しました。また、同時期には、金(Gold)及びエネルギーを除く経常収支は、昨年5月には20億8,300万ドルの赤字でしたが、今年5月には7億7,400万ドルの赤字となりました。また、同時期に、サービス収支の詳細項目である旅行収支の純黒字も6億6,500万ドルとなりました。第1所得収支から生じる純流出は２億5,400万ドル増加して13億200万ドルとなりました。　AAフィナンスが実施した予測アンケートに参加したエコノミストたちは、5月の経常収支は27億ドルの赤字になると予測していました。なお、2021年4月の経常赤字は、17億1,200万ドルから17億3,400万ドルに修正されました。　今年5月には、外国直接投資による資本の純流入は3億400万ドルとなりました。同時期のポートフォリオ投資は8億3,600万ドルの純流入となりました。また、投資収支の詳細項目を見た場合、5月の国外居住者は株式市場では9,900万ドルの、また、国家国内借用証書(DIBS)市場では３億4,900万ドルの、それぞれ純購入を行いました。同月の国外における債券の発行については、銀行部門は7億1,800万ドルの純返済、その他の産業部門は7億9,600ドルの債券発行を行いました。　同月のその他の投資の下で、国内銀行による国外仲介銀行における預金等の資産は8億3,700万ドルの純増加となりました。国外銀行による国内銀行における預金は、外貨建てが8億4,000万ドル、リラ建てが9,300万ドル、合計9億3,300ドルの純増加となりました。　国外からの借入に関しては、5月には銀行業界は6億7,400万ドルの、政府は1,900万ドルの、その他の産業部門では35億7,400万ドルの、それぞれ純借入を行いました。　また、2021年5月には外貨準備は12億8,100万ドルの純増となりました。  ​　トルコリラ等の外貨建ても含めた債券投資に関する情報を発信しています。外債投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。社債投資まとめ　いろいろな投資情報が出ています。投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。株初心者向けＩＰＯ初値予想　今日はトルコのガラス製品を紹介します。​　トルコのガラスは産業向け製品、大量生産品もそれなりの品質です。​​今日はトルコ・コーヒーも紹介します。​ここからはブレスレッドです。

  2021.07.10

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  今年5月の工業生産及び今月の金融政策委員会の予測アンケートの結果、エルドーアン大統領によるAKP県支部長向け演説、トルコにおける新型コロナウイルス患者発生の485日目の状況

  　今日（8日）は、経済面では特に、社会面でも重要と思われる記事がかなり出ていました。今日は予測アンケート結果に関する記事とエルドーアン大統領のAKP拡大県支部長会議での演説に関する記事を紹介します。　このところすっかり静かになっていますが、セダット・ペケル犯罪組織首領は健在？で、セズギン・バラン・コルクマズ(SBK)氏はオーストリアで拘束が継続し、アメリカへ移送されるのかトルコに移送されるのか、決定を待っているところです。今日、エルドーアン大統領の演説について紹介しますが、AAの記事にはなりませんが、エルドーアン大統領とソイル内務大臣の間に隙間風が吹いていると反政府テレビニュースが指摘し、また、殆どの野党関係者もいろいろな言葉で、エルドーアン大統領とソイル内務大臣の間で、そして、ソイル内務大臣を支持するバフチェリMHP党首とエルドーアン大統領の間にも、隙間風が吹いていると指摘しています。また、過去数週間にわたり、エルドーアン大統領とソイル内務大臣が大統領府など、一緒になることがなかったと指摘し、今日の会議で久しぶりに同じ場所にいても、エルドーアン大統領からソイル内務大臣に対する「明示的な支持発言」は無かったと指摘しています。　今日、アナトリア通信(AA)に出ていた記事の見出しは下のとおりです(今日は、これらの中から１～3の記事について紹介します)。１　AAフィナンスは、(5月の)工業生産予測アンケート結果を発表した2　AAフィナンスは、PPK予測アンケート結果を発表した3　エルドーアン大統領は、『今後、国民のために追加支援策をとる可能性がある』と発言4　中央銀行の外貨準備高は１，００2億1,400万ドルとなった５　銀行業界の貸出残高は、先週、3兆9,020億リラとなった６　銀行業界の預金残高は減少した７　THYは1日当たり1,144便の運行により、ヨーロッパ2位となった８　アカル国家防衛大臣とオースティン・アメリカ国防長官は電話会談を行った９　自白者(協力者)となった後で司法観察処分付きで釈放されたセルダル・アタソイ元准将が、再び拘束された　7月8日(最初の患者確認から485日目)付けの新型コロナウイルス(KOVID-19)の感染状況を紹介します。 今日の検査件数：　　22万6,427件今日の感染者数：　　5,171人今日の死者数：　　　　48人今日の完治者数：　　5,012人​　ここからは一言解説・雑感です。まだ、3日しかたっていませんが、この3日間は新規感染者数が5,000人以上となっています。4日は4,418人、5日は4,678人となっていましたので、4日と比べれば、約15％増加して5,100人前後に戻っています。6月22日には6,000人を越えていましたので、まだ、驚くほどの増加にはなっていませんが、注意を要する状況と思われます。　  　励みにしていますので、クリックをよろしくお願いします。にほんブログ村にほんブログ村  ショルダーバッグ・スクエア/トルコ製ファブリック ＆合成皮革 幾何学モチーフ・レッド価格：3900円（税込、送料別) (2020/10/11時点)Dear Blossom（ディアブロッサム）シルバー 950 マネークリップ「唐草×ターコイズ」 SILVER 950、ターコイズ 【銀 トルコ石 スターリングシルバー メンズ レディース ユニセックス インディアン ネイティブ ジュエリー アクセサリー オルテガ 唐草】MC-004価格：19800円（税込、送料無料) (2020/10/11時点)【メール便発送可】 トルコ雑貨 トルコ タイル デザイン コンパクト 二面 ミラー価格：1780円（税込、送料別) (2020/10/11時点) 　今日、最初に紹介するAAの記事の見出しは「AAフィナンスは、(5月の)工業生産予測アンケート結果を発表した」です。今日(8日)付の記事です。　AAフィナンスの工業生産指数予測アンケートに参加したエコノミストたちは、2021年５月の暦調整後の工業生産指数が、昨年同月と比べて38.2%上昇するものと予測しています。　トルコ統計庁(TUIK)が７月13日(火)に発表する2021年５月の工業生産指数に関するAAフィナンスの予測アンケートは、７人のエコノミストの参加を得て実施されました。　それによれば、エコノミストたちの2021年５月の暦調整の工業生産指数に関する予測の平均値で38.2%の上昇となりました。エコノミストたちの暦調整後の工業生産指数の予測は、35％から40.50％の間でした。また、５月の未調整の工業生産指数は年間ベースで38.8%上昇すると予測されました。　4月の暦調整後の工業生産指数は年間ベースで66％の上昇となりましたが、月間ベースでは0.9％の減少となり、未調整の工業生産指数は年間ベースで65.2％の上昇となりました。 　今日、2つ目に紹介するAAの記事の見出しは「AAフィナンスは、(7月の)PPK(金融政策委員会)予測アンケート結果を発表した」です。これも今日付の記事です。　7月14日(水)に開催されるトルコ中央銀行(TCMB)金融政策委員会(PPK)会合における金利決定に関するAAフィナンスが実施した予測アンケートに参加したエコノミストたち全員が、政策金利は19％で維持されるものと予測しています。　AAフィナンスのPPK予測アンケートは、15人のエコノミストたちの参加によって実施されました。参加者全員が、政策金利(1週間物レポ入札金利)が19％で維持されるものと予測しました。なお、エコノミストたちによる今年末の政策金利に関する予測は、中央値は17.50%となりました。前回のアンケートにおける予測は16％でした。 　今日、3つ目に紹介するAAの記事の見出しは「エルドーアン大統領は、『今後、国民のために追加支援策をとる可能性がある』と発言」です。これも今日付の記事です。かなり長い記事ですので、抜粋して紹介します。　レジェップ・タイイップ・エルドーアン大統領兼AKP総裁は、AKPの党本部で開始した「AKP拡大県支部長」に参加しました。　新行政制度による最初の大統領として任務を始めてから3年がたったことを指摘したエルドーアン大統領は、来月末には直接に国民から大統領に選出されてから満7年となる、また、8月にはAKP結党20周年を迎えると述べました。そして、「特に過去8年間は、トルコとともに、AKPと私個人に対して起こった連続した攻撃の過程から、国民から得た力と支持のお陰で敢然と乗り越えることができた。忘れていないと思うが、最初の攻撃はゲズィ(公園抗議)事件から起こった。トルコ国民は、過去8年間で起こった全ての事件で8,500万人が一つの心、一つの腕としてトルコ国旗を翻らせる、その期待される風を吹かせた。いつも言っているとおり、神が私をこのような国民の一員としてこの世界に連れて来られ、このような時期に国家元首となる名誉をお与えくださったこといくら感謝しても仕切れない。勿論、困難があった。今も困難に直面している。しかし、目標とする結果とこの困難の間には、巨大な差がある。ここでもう一度指摘しておくが、ゲズィ(公園抗議)事件の目的が何であれ、トルコ経済を狙った攻撃でもあった。為替相場、金利、インフレ率の3角形の上で行われている作戦も同様である。7月15日のクーデター未遂事件の裏側にある狡猾な目標と、トルコ経済を危機に陥れる計画における目標は同じである。我々も、その他の攻撃と罠に対して、どの溶暗反撃を行ったとしても、経済においても同様の対応を行った。新型コロナウイルス流行は、トルコにこのような罠を仕掛けた者たちが、実際には、いかに脆弱な経済、政治、社会構造を持っていたかを白日の下にさらした。」と述べました。　エルドーアン大統領は、新型コロナウイルス流行時に、先進国ですらよろめいていたときに、トルコが適用した正しく、決意を持った、迅速な、効果的な衛生、食品及び公的信頼性の政策により、良い意味で大きな差をもたらした。国家が持つあらゆる可能性を国民のために使って、被害者をできるだけ少なくし、国民ができるだけ大きな利益を得る形でこの過程を乗り越えたことを強調したエルドーアン大統領は、経済で、投資、生産、雇用、輸出、成長に注目した支援と推奨政策により、世界のどの国よりもよりよい水準に達したことを明らかにし、「我々与党は、『国民を生かすことにより、国家が存続できる』という理解の上に構築されている政党として、当然ながらまずはトルコ国民の安寧を、安全を、福利を実現する義務を負っている。そのために、今後、感染症の国際首位順の推移、経済の進展、そして、その他の問題に注意しながら、トルコ国民のために追加的支援を行うこともあり得る。全てのトルコ国民に、特に若者たちに対して呼びかけたい。安心しなさい、トルコにおいては誰一人として頼る人がいない、頼る者がないという状態にはならない。」と述べました。  ​　トルコリラ等の外貨建ても含めた債券投資に関する情報を発信しています。外債投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。社債投資まとめ　いろいろな投資情報が出ています。投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。株初心者向けＩＰＯ初値予想　今日はトルコのガラス製品を紹介します。​　トルコのガラスは産業向け製品、大量生産品もそれなりの品質です。​今日はトルコ・コーヒーも紹介します。ここからはブレスレッドです。

  2021.07.09

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  今年１～６月の空港利用客数・航空機運行回数・貨物取扱量、今年１～６月にアンタリヤを訪れた観光客数、トルコ・アメリカ国防大臣間の電話会談の実施、トルコにおける新型コロナウイルス患者発生の484日目の状況

  ​　今日（7日）も、経済面でも、社会面でも、特に重要と思われる記事は出ていませんでした。強いて言えば、経済面、社会面で、いくつか紹介できそうな記事が見つかりました。　今日、アナトリア通信(AA)に出ていた記事の見出しは下のとおりです(今日は、これらの中から１～3の記事について紹介します)。１　今年１～６月の航空旅客数2　(今年１～６月に)アンタリヤを訪問した(外国人)観光客の数は１５０万人を超えた3　アカル国家防衛大臣は、オースティン・アメリカ国防長官と電話会談を行った4　今年上半期に販売された車両の２台に１台は輸入車であった５　エルドーアン大統領は、『目標は2023年に向けて、我々は準備を最高の形で継続させることである』と発言６　エルドーアン大統領は、『我々は成果によって話をする』と発言７　「農場銀行」訴訟の被告であるメフメット・アイドゥン氏は逮捕・収監された　7月7日(最初の患者確認から484日目)付けの新型コロナウイルス(KOVID-19)の感染状況を紹介します。 今日の検査件数：　　22万5,253件今日の感染者数：　　5,160人今日の死者数：　　　　52人今日の完治者数：　　4,636人  　励みにしていますので、クリックをよろしくお願いします。にほんブログ村にほんブログ村  【メール便発送可】 トルコ雑貨 トルコ タイル デザイン コンパクト 二面 ミラー価格：1780円（税込、送料別) (2020/10/11時点)トルコ製 ゴブラン織 生地 がまぐち ハンドバッグ un deux 全2種 さんかく/水 さんかく/黄価格：6091円（税込、送料無料) (2020/10/11時点)ゆうパケット発送！スカーフ 正方形/大判/母の日/女性用/コットン 【トルコ　雑貨】【トルコ　お土産】価格：2545円（税込、送料別) (2020/10/11時点)ショルダーバッグ・スクエア/トルコ製ファブリック ＆合成皮革 幾何学モチーフ・レッド価格：3900円（税込、送料別) (2020/10/11時点)　今日、最初に紹介するAAの記事の見出しは「今年１～６月の航空旅客数」です。今日(7日)付の記事です。抜粋して紹介します。　交通・インフラ省は今年１～６月に関する航空旅客統計を発表しました。それによれば、トルコ全土の空港で、離発着した航空機の数は、国内線では29万4,941回で、国際線では14万5,808回、そして、領空通過を含めた全運行回数は59万4,286回となりました。トルコ全土の空港の利用客数は、国内線で2,501万1,245人、国際線では1,520万4,596人となりました。この時期のダイレクト・トランジット客を含めた全空港利用客数は4,025万2,328人となりました。同時期の空港における貨物(カーゴ、郵便、手荷物)取扱量は、国内線で25万8,450トン、国際線で107万6,802トン、合計133万5,252トンとなりました。　イスタンブル空港箱の6ヶ月間で、国内線は2万7,857回、国際線は880万9,243回、合計10万2,450回の運行、国内線では340万6,806人、国際線では880万9,243人の合計1,221万6,049人の旅客が利用しました。 　今日、2つ目に紹介するAAの記事の見出しは「(今年１～６月に)アンタリヤを訪問した(外国人)観光客の数は１５０万人を超えた」です。これも今日付の記事で、こちらも抜粋して紹介します。　アンタリヤ県文化・観光局が発表した統計によれば、今年１～６月にアンタリヤを155万1,633人の観光客が訪問しました。ロシアは43万9,209人で、アンタリヤに最も多くの観光客を送り出した国となりました。ロシアに次いで、42万9,366人のウクライナ、14万5,444人のドイツ、9万739人のポーランドとなりました。　トルコ旅行代理店協会地中海地方代表は、AA記者とのインタビューでアンタリヤは毎年何百万人もの観光キャックを迎えていると述べました。観光客に安全な休暇の可能性を提供していることを明らかにした同代表は、「アンタリヤにこれまで150万人以上の観光客が訪れたということが重要である。昨年とは比べようもないほど良い状況である。この数字は、更に良くなるであろうと予測している。」と述べました。 　今日、3つ目に紹介するAAの記事の見出しは「アカル国家防衛大臣は、オースティン・アメリカ国防長官と電話会談を行った」です。これも今日付の記事です。　国家防衛省から行われた発表によれば、アカル国家防衛大臣とオースティン・アメリカ国防長官の電話会談では、アフガニスタンにおけるハムディ・カルザイ国際空港を安全な形で運営するために両国の技術チームの間で行われた会合に関する最新状況を協議しました。友好的で、建設的な雰囲気で行われた協議は、明日も継続すると決定されました。 ​　トルコリラ等の外貨建ても含めた債券投資に関する情報を発信しています。外債投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。社債投資まとめ　いろいろな投資情報が出ています。投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。株初心者向けＩＰＯ初値予想　今日はトルコのガラス製品を紹介します。​　トルコのガラスは産業向け製品、大量生産品もそれなりの品質です。​​今日はトルコ・コーヒーも紹介します。​ここからはブレスレッドです。

  2021.07.08

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  今年上半期のトルコからEU加盟国への輸出、トルコの人口は世界で19位、エルドーアン大統領の国民向け演説（間接税についての雑感）、トルコにおける新型コロナウイルス患者発生の483日目の状況

  ​　今日（6日）は、経済面でも、社会面でも、特に重要と思われる記事は出ていませんでした。強いて言えば、経済面ではいくつかの記事が見つかりましたが、社会面では本当に記事が見つかりませんでした。　一方、昨日、ほんの一部だけを紹介したエルドーアン大統領の国民向け演説に関するテレビニュースでは、ワクチン接種及びPCR検査料ばかりではなく、液体燃料にかかるOTV(特別消費税)について、「本来は1リットル当たり、ガソリンで3リラ、軽油で2.5リラ程度を徴収することになっていたが、国民の負担を考えて、それぞれ2リラを割り引いている。トルコは、以前はヨーロッパでも最も液体燃料が高い国の1つであったが、今やヨーロッパで最も安い国の一つとなった」という趣旨の発言を紹介していました。嘘をついているわけでは無いと思いますが、金(Gold)と同様に、原油も基本的には世界中でほぼ同じ値段となっているはずで、最大の差は「税金」によって生じるものと思われます。そして、「ヨーロッパ最高のガソリン価格」を引き起こしたのはエルドーアン大統領自身であり、そこから多少税金を割り引いたからと言って偉そうに？言える話ではないと考えられます。ましてや、本来は取る必要の無い？税金(＝OTV)を未だに徴収していることに変わりは無く、「税金の取り過ぎが、多少緩和されただけ」と言えると思われます。大統領府と国会事務局を例外とした「国家機関の節約実施のための大統領令」の発出と言い、ワクチン接種有料発言問題など、直ぐにばれる嘘をついたり、税金の取り過ぎの多少の緩和を差も大きな自己犠牲を払っているかのように説明したりするなど、国民の感情を逆なでするような発言を続けています。原稿作成者がエルドーアン大統領本人でなければ、原稿作成者はとっくの昔に首が飛んでいると思われます。「自分の正当性を強調するばかりで、更なる救済措置は全く発表しない」というこれまでのスタイルからの脱却、つまり、「評判は気にはなっているものの、自腹を切って人助けをしようという姿勢は見られない」という状態が継続しているようです。　今日、アナトリア通信(AA)に出ていた記事の見出しは下のとおりです(今日は、これらの中から１と2の記事について紹介します)。１　トルコの対EU輸出は、今年上半期に400億ドルを超えた2　トルコの人口は世界19位となった3　OIB(民営化庁)は、「TEIASは国民への株式公開によって民営化され、過半数の株式は政府が保有を続ける」と発表4　サビハ・ギョクチェン空港は6月に(利用者数の)新記録を更新した 　7月6日(最初の患者確認から483日目)付けの新型コロナウイルス(KOVID-19)の感染状況を紹介します。 今日の検査件数：　　22万6,651件今日の感染者数：　　5,299人今日の死者数：　　　　37人今日の完治者数：　　4,446人 　励みにしていますので、クリックをよろしくお願いします。にほんブログ村にほんブログ村 誕生石 ネックレス アクセサリー 天然石ネックレス トルコ石 ターコイズ ネックレス レディースジュエリー 12月誕生石 プレゼント レディースネックレス　プレゼント ハート デザインネックレス 【選べる長さ 40cm・45cm】 ss価格：10000円（税込、送料無料) (2020/9/12時点)送料無料【大粒 ターコイズ インディアン リング】トルコ石 インディアン ネイティブアメリカン シルバー925 シルバーリング 指輪 シルバー925 メンズリング レディースリング アクセサリー【あす楽対応_近畿】価格：11800円（税込、送料無料) (2020/9/12時点)天然ターコイズ（トルコ石）ペンダントネックレス大ぶり一粒ストーン！【12月誕生石ターコイズ】【レディース,激安,特価,通販】価格：5130円（税込、送料無料) (2020/9/12時点)　今日、最初に紹介するAAの記事の見出しは「トルコの対EU輸出は、今年上半期に400億ドルを超えた」です。今日(6日)付の記事です。抜粋して紹介します。　AA記者がトルコ輸出業者会議(TIM)の統計から導き出した情報によれば、トルコの輸出は今年上半期に、昨年同期と比べて39.9%増加して750億5,927万ドルから1,049億８，２０７万ドルとなりました。また、今年上半期のEU加盟国への輸出は、昨年同期と比べて42%増加して408億5,707万ドルとなりました。今年上半期のEU加盟国への輸出で最大となったのは、自動車産業で、それに次いで既製服産業、化学物質・製品産業及び鉄鋼業となりました。同期のEU加盟国の輸出額は、自動車産業は95億2,169万ドル、既製服産業は56億5,285万ドル、化学物質・製品産は47億7,358万ドル、鉄鋼業は32億7,007万ドルでした。　EU加盟国がトルコの油種に占めた割合は、今年上半期には38.92%となりました。トルコはこの時期に、EU加盟国の中で、ドイツに対して最も多くの輸出を行い、ドイツに対して行った今年上半期の輸出は、昨年同期と比べて33.2%増加して11億7,749万ドルから15億6,851万ドルとなりました。 　今日、2つ目に紹介するAAの記事の見出しは「トルコの人口は世界19位となった」です。これも今日付の記事で、抜粋して紹介します。　国連人口基金(UNFPA)の2020の人口予測によれば、世界の人口は77億9,480万人で、トルコ統計庁（TUIK）が世界人口の日に発表した統計によれば、トルコの人口は8,338万4，680人で、人口の面からは235ヶ国の中で19位となり、世界の人口の1.1%を占めました。生きて生まれた赤ちゃんの数は、2019年には118万6,560人でしたが、2020年には111万2,859人となりました。合計特殊出生率は、2001年には2.38人でしたが、2020年には1.76人となりました。この数値は、人口を維持するために必要となる2.10人を下回っています。  ​​​　トルコ・リラ等の外貨建ても含めた債券投資に関する情報を発信しています。外債投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。社債投資まとめ　いろいろな投資情報が出ています。投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。株初心者向けＩＰＯ初値予想今日はトルコ石のストラップを紹介します。トルコ石ではありませんが、、、

  2021.07.07

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  6月のインフレ率、トルコにおけるPCR検査料に関するエルドーアン大統領の発言とその雑感、トルコにおける新型コロナウイルス患者発生の482日目の状況

  ​　今日（5日）は、「インフレ率の日」とも言えそうなほど、インフレ率関係の記事、より正確には6月のインフレ率の発表を受けて、7月以降の公務員給与と年金額の変更に関連する記事が多く出ていました。また、エルドーアン大統領の閣議後の演説に関する記事も出ていました。昨日は「ワクチン接種料金に関する発言」でしたが、今日は、「PCR検査料金」に関する発言が出ていました。経済面では、意味のありそうな記事がいくつか出ていましたが、社会面では特に見つかりませんでした。ひょっとすると意味があるかもしれない記事が1つありました。今日は自動車関係の記事を2つと詐欺事件に関する記事を1つ紹介します。　なお、「記事にならない情報」としては、昨日紹介しました「BBPオルドゥ県婦人部長がテレビのインタビューで与党の経済政策を批判し、労働者や農民、小規模事業者などを救済すべきであると発言した翌日、『10人程度の警察官に腕を逆手にねじ上げられつつ、連行される』という事件」に関して、BBPオルドゥ県支部長が、「この発言は個人的なものであり、党の意見を代表していない。また、発言が理由で拘束されたものではなく、あくまでも隔離手続きに関するものである」と、婦人部長ではなく、オルドゥ県知事の発言を支持する発言をしたというニュースがありました。　今日、アナトリア通信(AA)に出ていた記事の見出しは下のとおりです(今日は、これらの中から１と2の記事について紹介します)。１　(6月の)インフレ率が発表された2　エルドーアン大統領は、『年金受給者への毎月の支給額とバイラム・ボーナスを、クルバン・バイラム(犠牲祭)前に支給する』と発言3　事務系国家公務員の給与が8.45％引上げられた4　事務系国家公務員の最低給与は4,881リラとなった　7月5日(最初の患者確認から482日目)付けの新型コロナウイルス(KOVID-19)の感染状況を紹介します。なお、昨日、「保健省のHPで確認しましたが、『トルコの日々のコロナウイルス統計』は、トルコ時間4日中には発表になりませんでした。」と紹介しましたが、より正確には、県別のワクチン摂取率を中心とした統計に変わり、毎日発表される数字は、最初の4項目のみになったとのことです。今後は、この4項目のみ紹介します(しか紹介できません)。発表しなくなった原因の一つは、累積死者数が今週中にも5万人の大台に乗るほか、先日、コジャ保健大臣が自白していました(間接的な死因を含めれば、少なくとも2倍以上とのことです)が、そもそも「KOVID-19による死者の認定基準が国連やEUなどと大きく異なっていたこと」だと考えられます。 今日の検査件数：　　　　　　　 21万9737件今日の感染者数：　　　　　　　　4,678人今日の死者数：　　　　　　　　　 35人今日の完治者数：　　　　　　　　4,735人 　励みにしていますので、クリックをよろしくお願いします。にほんブログ村にほんブログ村  ELIT - トルコ料理　牛ひき肉入りスボレキ 1kg-15個入り - ELIT - Borek with Minced Beef 1kg- 15pcs価格：2175円（税込、送料別) (2020/10/11時点) ELIT トルコのスイーツ　ミックス・ バクラヴァ 36個 - 1000g - ELIT Mix Baklava 36pcs 1000g価格：5365円（税込、送料別) (2020/10/11時点) ELIT-トルコのスイーツ　バクラヴァ・クルミ 12個 - 400 GR - ELIT Baklava filled with Walnuts (12 pcs- 400gr)価格：1305円（税込、送料別) (2020/10/11時点)　今日、最初に紹介するAAの記事の見出しは「(6月の)インフレ率が発表された」です。今日(5日)付の記事です。抜粋して紹介します。　2021年6月の消費者物価（TUFE）の月間上昇率は1.94％で、対前同月比の上昇率は17.53％となりました。また、国内生産者物価(YI-UFE)は月間で4.01％、年間で42.89％上昇しました。　トルコ統計庁(TUIK)の発表によれば、2021年6月までの12ヶ月間の平均では、消費者物価は１4.55%、国内生産者物価は25.38%、それぞれ上昇しました。　6月にはTUFEは前月と比べると1.94%、YI-UFEも4.01％、それぞれ上昇しました。６月のTUFEは昨年１２月末と比べると8.45%、また、YI-UFEは昨年12月末と比べると22.04%、それぞれ上昇しました。また、昨年6月と比べた場合、TUFEは17.53%、YI-UFEも42.89％、それぞれ上昇しました。　TUFEに含まれる基本支出グループで、6月に最も月間上昇率が高かったのは4.50%の家事道具グループ、4.46％の娯楽・文化グループ、3.82％のレストラン・ホテル・グループとなりました。一方、6月に月間ベースで価格が低下した唯一のグループは-0.01％のアルコール・たばこグループでした。最も上昇率が低かったグループは、0.35％の通信グループ、0.80％の医療・保健グループとなりました。また、年間ベースで最も上昇率が高かったグループは、26.29％の交通グループとなりました。それに次いで、25.69%の家財道具グループ、19.99%の食品・ソフトバンク・グループとなりました。反対に、最も上昇率が低かったのは、2.01％のアルコール飲料・たばこグループ、次いで6.13%の通信グループ、7.05％の靴・衣料品グループとなりました。　先月、消費者物価指数に含まれる415品目の内、55目で平均価格が低下し、54品目で平均価格が変化せず、306品目で平均価格が上昇しました。　今年6月には、YI-UFEの工業の４つの分野における年間の変化は、鉱業・石材業分野が35.34%、製造業分野は45.87%、電気・ガス・水蒸気の生産・配給分野は11.22％、水供給分野は28.59%、それぞれ上昇しました。また、YI-UFEの工業の４つの分野における前月からの変化は、鉱業・石材業分野が2.92%、製造業分野は3.78%、電気・ガス分野は7.46%、水供給分野は0.19%、それぞれ上昇しました。基本工業グループは6月までの１年間で、中間財は54.89%、耐久消費財で33.05%、消費財が28.25%、エネルギーは41.74%、資本財は31.65%、それぞれ上昇しました。また、同グループの６月の月間変化率は、中間財は4.26%、耐久消費財は2.56%、消費財が2.57%、エネルギーは7.28%、資本財は2.51%、それぞれ上昇しました。　年間ベースで最低の上昇率を示したのは10.43％の衣料品でした。反対に最も高い上昇率を示したのは、原油・天然ガスの181.45％、コークス・精製石油製品の123.80％、基本金属100.04％でした。月間ベースで唯一価格が変化しなかった詳細分野は、たばこ製品グループでした。最も低い上昇率となったのは、0.07％の基本医薬品グループ、0.19％の水・浄化・配給グループ、０．８５％印刷・記録サービス・グループでした。反対にコークス・精製石油製品は8.84％で、木材・キノコ製品（家具を除く）は8.12%、最も上昇率が高い詳細分野となりました。　6月には、統計地域単位分類(ＩＢＢＳ)の第２水準である２６地域の中で、対前年同月比（年間ベース）で最も上昇率が高かったのは19.56％の「アンタリヤ、ウスパルタ、ブルドゥル(管理者注：地中海西部)地域」となりました。対前月比で最も上昇率が高かったのは2.53％の「コジャエリ、サカリヤ、デュズジェ、ボル、ヤロヴァ(管理者注：マルマラ海東部)地域」となりました。過去12ヶ月間の平均上昇率が最も高かったのは16.26％の「シャンルウルファ、ディヤルバクル(管理者注：南東部の中央)地域」となりました。昨年6月と比べた場合、最も価格上昇率が低かったのは16.01％の「アール、カルス、ウードゥル、アルダハン(管理者注：黒海北東部)地域」となりました。　AAフィナンスのインフレ率予測アンケートに参加したエコノミストたちが6月には月間で平均1.46%、また、この数値から2021年6月のインフレ率が16.59%から16.97％に上昇するものと予測していました。 　今日、2つ目に紹介するAAの記事の見出しは「エルドーアン大統領は、『年金受給者への毎月の支給額とバイラム・ボーナスを、クルバン・バイラム(犠牲祭)前に支給する』と発言」です。これも今日付の記事で、抜粋して紹介します。膨大な記事の量ですが、今日はほんの少し(PCR検査料金の部分)だけの紹介となります。 　大統領府における閣議後の国民務懸絶を行ったレジェップ・タイイップ・エルドーアン大統領は、閣議で、世界的保健危機となっている新型コロナウイルス(KOVID-19)流行を始めとして、最近問題となっている外交、安全保障、治安やその他の問題に関して分析を行ったと述べました。　トルコは、世界的流行過程において、あらゆる観点から成功裏に対策を進めた国の筆頭に来ることを明らかにしたエルドーアン大統領は、効果的で、適切な対策のお陰で多くに国と比べて良い方向で差が付いていることを強調しました。エルドーアン大統領は、「世界の多くの場所で、（PCRなどKOVID-19感染）検査は有料で行われているが、我々は流行の初期段階からトルコ国民に対して無料でサービスを提供した。同様に、ワクチン接種に関しても、その他の国のように、無料でサービスを提供している。ここから全トルコ国民に対して、今では18歳以上の全ての国民に対してワクチン接種予約を認めている。」と述べました。　ここからは一言解説・雑感です。昨日紹介しました「１００ポンド、５０ポンド、あるいは150ポンドという料金を取ってワクチン接種を行っている」という誤った内容の発言は事実上撤回しましたが、今度は、ありもしない、あるいは殆ど適用例のないごく例外的な場合にだけ適用したかもしれない「PCR検査料金を無料とした」とうことを、あたかも、希望者全員に、常に無料で検査をしてきたかのような発言となっています。現実には、公立病院でも基本的には有料で、検査料金は時期によって変わっていったように思います(例えば1回250TL、最低賃金の10％以上)が、私立病院に至っては、保健省通達を無視して、公立病院の2倍以上、あるいはほかの検査とセットで10倍の料金を取っていました。トルコに来る観光客などに対して、空港で無料で検査を行っていたことを、あたかも、一般国民が無料で検査を受けらたかのように説明(あるいは思い込んでいる)のではないかと思われます。   　トルコリラ等の外貨建ても含めた債券投資に関する情報を発信しています。外債投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。社債投資まとめ　いろいろな投資情報が出ています。投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。株初心者向けＩＰＯ初値予想​​　今日はオリーブ・オイルを紹介します。日本への売り込みにも力を入れ始めたそうです。​​　次は、トルコの「国家・国民酒(?)」のラクを紹介します。ギリシャやフランスなどにも、名前は違っても同じお酒があるそうですが、トルコが発祥の地と思われます。​

  2021.07.06

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  カナル・イスタンブルに関する日本語記事とその雑観、ワクチン料金問題と共和同盟内の不協和音、6月のトルコの自動車輸出とメーカー別国内販売台数・順位、トルコにおける新型コロナウイルス患者発生の481日目の状況

  　今日（4日）は日曜日でしたが、経済面では、意味のありそうな記事がいくつか出ていましたが、社会面では特に見つかりませんでした。ひょっとすると意味があるかもしれない記事が1つありました。今日は自動車関係の記事を2つと詐欺事件に関する記事を1つ紹介します。　なお、「記事にならない情報」としては、面白い?テレビニュースが2つありました。1つはエルドーアン大統領が2日間の3回の演説で、「トルコではKOVID-19のワクチン接種は無料だが、ヨーロッパでは有料である。例えばイギリスでは●●ポンドの料金を徴収している」と述べました。●●の部分は、1回目が100ポンド、2回目が50ポンド、3回目が150ポンドでした。なお、イギリスでは全人口の50％以上がワクチン接種を受けているとのことですので、たとえ有料でも、生活に余裕があるということになります(現実には、ヨーロッパで有料の国はなく、また、「世界中で、どんな貧しい国でも、ワクチンがある限り、無料で接種している」というのが野党の調査結果でした)。もう一つは、共和同盟に参加しているBBP(大統一党)関係者に関するニュースです。先日、デスティジBBP党首が反政府系テレビニュースに出演して、「公務員が何重にも給与をもらっていることは良くない」と明言していましたが、BBPオルドゥ県婦人部長が地元テレビのインタビューで与党の経済政策を批判し、労働者や農民、小規模事業者などを救済すべきであると発言した翌日、「10人程度の警察官に腕を逆手にねじ上げられつつ、連行される」という事件が起こりました。オルドゥ県知事は「KOVID-19の濃厚感染者であることが判明したため、隔離手続きを行っていた」との文書による発表を行いました(こんな例は、後にも先にもトルコで唯一と思われます)。そして、デスティジ党首も今度はもっと明確に労働者や農民、小規模事業者などを救済すべきであると与党の経済政策を厳しく批判していました。なお、BBPは民族主義政党に分類される政党で、国会議員1人、市・区長1人の小規模な政党で、今度の政府批判は与党に入っていることの利益と不利益を考えての行動かもしれません。　なお、なぜか今頃、カナル・イスタンブルに関する日本語記事が出ていましたので、こちらも紹介します。　今日、アナトリア通信(AA)に出ていた記事の見出しは下のとおりです(今日は、これらの中から１～3の記事について紹介します)。１　６月に自動車産業は23億5,000万ドルの輸出を行った２　６月に最も多く販売された自動車メーカー(ブランド)が判明した３　「農場銀行」裁判の被告であるメフメット・アイドゥン氏の警察での手続きは続いている４　現業公務員の賃金引上交渉で、インフレ率の発表が待たれている　7月4日(最初の患者確認から481日目)付けの新型コロナウイルス(KOVID-19)の感染状況を紹介します。なお、保健省のHPで確認しましたが、「トルコの日々のコロナウイルス統計」は、トルコ時間4日中には発表になりませんでした。記事では、最初の3項目のみ出ていました。 今日の検査件数：　　　　　　　 21万6,252件今日の感染者数：　　　　　　　　4,418人今日の死者数：　　　　　　　　　 50人今日の完治者数：　　　　　　　　-人今日までの累計完治者数：　-人今日までの累計検査件数：　-件今日までの累計感染者数：　-人今日までの累計死者数：　　　-人重症患者数：　　　　　　　　　　　 -人 　励みにしていますので、クリックをよろしくお願いします。にほんブログ村にほんブログ村 トルコ産高品質★ドライいちじくどっさり1kgスイーツ フルーツ イチジク いちじく 果物 目 健康 グルメ 贈り物 ギフト お取り寄せ 人気 ランキング 洋菓子 詰め合わせ お菓子 業務用 訳あり 自宅用 おやつ デザート お返し 会社 引っ越し 乾燥価格：7231円（税込、送料別) (2020/9/12時点)タリッシュ ミル付きシーソルト エーゲ海塩 200g トルコ産 クリスタルソルトTARIS タリシュ価格：2160円（税込、送料別) (2020/9/12時点) TEKSUT テキスュトゥ 白チーズ 500g トルコ産 Beyaz Peynir ベヤズペイニール ホワイトチーズ価格：1512円（税込、送料別) (2020/9/12時点) 　最初にカナル・イスタンブルに関する日本語記事を紹介します。イスタンブールに新運河計画＝エルドアン政権、国威誇示狙う―トルコ時事通信 / 2021年7月4日 15時53分　トルコのエルドアン政権が、イスタンブールで地中海側と黒海を結ぶ大規模な運河の建設を計画している。ボスポラス海峡の混雑緩和が目的とされるが、２０２３年にトルコ共和国建国１００周年を迎えることも踏まえ、内外に向けて国威を誇示する狙いがありそうだ。　イスタンブールの欧州側を縦断する運河は全長４５キロで、ボスポラス、ダーダネルス両海峡の間に位置するマルマラ海と、黒海を結ぶ。総工費は１５０億ドル（約１兆６７００億円）と見込まれ、６年以内の完成を目指している。　イスタンブールでは６月２６日、将来の運河をまたぐ橋の起工式が行われ、エルドアン大統領は「われわれは、トルコの開発の歴史における新たな１ページを開こうとしている」と強調した。　０３年から続くエルドアン政権に対しては近年、経済状況の悪化を受けた国民の支持離れが進んでいる。こうした中、エルドアン氏は大規模な工事に伴う雇用創出などを通じ、支持を回復させようと期待する。　ただ、割安で通航できるボスポラス海峡と併存することになる運河の採算面への懸念もあり、建設資金をスムーズに調達できるかは不透明だ。また、開発が周辺地域の環境に悪影響を及ぼす恐れも指摘され、国内では反対論も根強い。イスタンブールのイマモール市長（野党系）は、費用対効果が悪い「無駄なプロジェクトだ」と批判している。　　 ここからは一言解説・雑感です。これまで何回か紹介しましたが、「運河建設のための資金が確保できるか、入札ができるか、（他の計画の流用ではなく、）そして、この計画を正式に開始できるか」が最大の問題となっているものと思われます。つまり、「法律を通すこと、計画を開始した振りをすること」は十分可能ですが、野党の国民同盟は自分たちが政権を執った場合には、「国・国民の利益のためではなく、個人の利益のために実施されようとしているカナル・イスタンブルに関する支払は行わない」と明言しているため、そもそも「建設に必要な資金を融資する国・金融機関があるのか、工事を行う業者が入札に参加するのか」が問題になっているものと考えます。  　今日、最初に紹介するAAの記事の見出しは「６月に自動車産業は23億5,000万ドルの輸出を行った」です。今日(4日)付の記事です。抜粋して紹介します。　過去15年間、トルコの輸出の業種別で第1位を維持してきた自動車産業は、6月には昨年同月と比べて17％増加して23億5,000万ドルの輸出を行いました。　ウルダー自動車産業輸出業者協会(OIB)から行われた発表によれば、同業界は、KOVID-19流行以前の月間平均であった25億ドルという水準に近づきました。同業界は今年1～6月の輸出は、昨年同期と比べて33％増加して144億ドルとなりました。今年上半期に、トルコ最大の輸出産業となった同産業の月間平均輸出額は24億ドルと計算されました。6月の部品産業の輸出額は49.5％増加して10億7,800万ドルに達し、自動車産業の中で最大のグループとなりました。乗用車の輸出は22％の減少で6億900万ドルに、貨物輸送車は74％増加して4億5,400万ドルに、バス・ミニバス・マイクロバスの輸出は24.5％減少して8,700万ドルとなりました。 　今日、2つ目に紹介するAAの記事の見出しは「６月に最も多く販売された自動車メーカー(ブランド)が判明した」です。これも今日付の記事で、抜粋して紹介します。　自動車販売業者協会（ODD）の統計によれば、6月の乗用車及び小型商用車販売市場は、昨年同月と比べて12.5％増加して7万9,819台となりました。6月の乗用車販売は、昨年同月と比べて9.3％増加して6万2,348台で、小型商用車販売も25.6％増加して1万7,471台となりました。　AA記者がODD報告書から導き出した情報によれば、先月の乗用車と小型商用車の合計販売台数は、フィアットは1万4,101台で1位となりした。次いで、8,832台のルノー、8,714台のフォルクスワーゲンとなりました。フォードは5,821台で4位、トヨタは5,368台で5位となりました。また、6月に最も多く乗用車を販売したブランドは、8,732台のフィアットでした。次いで、8,356台のルノー、6,617台のフォルクスワーゲンとなりました。トヨタは4,776台で4位、ヒュンダイは4,023台で5位となりました。  　今日、３つ目に紹介するAAの記事の見出しは「『農場銀行』裁判の被告であるメフメット・アイドゥン氏の警察での手続きは続いている」です。これも今日付の記事で、抜粋して紹介します。　トルコの要請に応じてブラジルから国外退去処分とされ、イスタンブル空港で拘束された、「農場銀行」事件の被告であるメフメット・アイドゥン氏の警察における手続きは続いています。　世論で、「農場銀行」として知られており、収入をもたらすとの約束を行って、何千人もの国民が訪問する道を開いたシステムの創設者であり、2年以上も国外逃亡を続けていたメフメット・アイドゥン氏は、トルコの要請によりブラジルから国外退去処分とされ、昨日午後10時10分頃、イスタンブル空港でイスタンブル・アナドル検察庁の命令により航空機内で拘束されました。同容疑者に関して、「犯罪を行うことを目的として組織を作ること」及び「詐欺」といった様々な罪により、最長で7万5,260年間の禁固刑が求められています。　ここからは一言解説・雑感です。セズギン・バラン・コルクマズ(SBK)氏や、その少し前に起こった2件の仮想通貨詐欺事件ともあわせて、「どうやって国外逃亡したのか、どうやって資金を国外に持ち出したのか」など、いろいろと疑問がもたれている事件のハシリ？とも言える「巨額詐欺事件」かもしれません。一方で、裁判になっても、禁固100年どころか、禁固5年未満の有罪で、収監されないで済む可能性もないわけではありません。　 ​​　トルコ・リラ等の外貨建ても含めた債券投資に関する情報を発信しています。外債投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。社債投資まとめ　いろいろな投資情報が出ています。投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。株初心者向けＩＰＯ初値予想今日はトルコ石のストラップを紹介します。トルコ石ではありませんが、、、​​

  2021.07.05

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  イスタンブル協定からの脱退に関する日本語記事、インフレ率に関する最新状況、6月25日の外貨準備高、HDP所属前国会議員に関する憲法裁判所の判決、トルコにおける新型コロナウイルス患者発生の478日目の状況

  　今日（7月1日）も経済面でも、社会面でも、意味のありそうな記事がいくつも出ていましたので、今日はこれらの記事をできる限り紹介します。なお、昨日紹介しました「7月1日にトルコがイスタンブル協定から脱退することが確定しました」に関して、日本語記事が出ていましたので、今日はこちらも紹介します。　これも、昨日、「エルドーアン大統領は、『節約対策』に関する大統領令によって『国家機関の無駄を排除する』と宣言しました」と紹介しましたが、今日は早速「節約」を実施したそうです。天然ガスについては記事が出ていますので後で紹介しますが、電気代も今日から値上げされたそうです。もしも、数日早く電気代(15％)と天然ガス代(家庭用12％)の値上げを実施していれば、今年1～6月のインフレ率が8.5％になっていたはずですが、7月1日からの値上げのため7.9％になると予測されています。そのため、国家公務員の給与や年金額の引上率が下がり、今後半年間で30億リラの節約になるというニュースが出ていました。　なお、今回はこういう背景があるためか、それともこのような工作にもかかわらず、さらには、エルドーアン大統領から「7月か8月には政策金利を引下げよ」という指示を受けているにもかかわらず、異常に高いインフレ率になっているためか、6月のインフレ率予測アンケート結果や、イスタンブル商業会議所（ITO）の発表する6月のインフレ率に関する記事が出ていません。　今日、アナトリア通信(AA)に出ていた記事の見出しは下のとおりです(今日は、これらの中から１～3の記事について紹介します)。１　天然ガス料金に値上げが行われた２　中央銀行の外貨準備は1,001億5,800万ドルとなった３　憲法裁判所はゲルゲルリオール前国会議員の個人の訴えで、権利侵害を認定する判決を下した４　中央銀行は預金準備率を変更した５　国外居住者は6月25日の週に1,725億ドル分のDIBS(国家借用証券)を購入した６　5月のトルコの鉄鋼生産量は320万トンとなった７　経済は7月に暑くなる８　クルチダルオールCHP党首を含む20人の国会議員の不逮捕特権剥奪のためのファイルがTBMM(トルコ大国民会議、トルコ国会)議長に提出された９　機械化学工業株式会社が成立した 　7月1日(最初の患者確認から478日目)付け「トルコの日々のコロナウイルス統計」から、新型コロナウイルス(KOVID-19)の感染状況を紹介します(なお、保健省から発表される統計には、明確な矛盾が明らかになっているため、必要最小限度の紹介にとどめています)。 今日の検査件数：　　　　　　　 22万5,537件今日の感染者数：　　　　　　　　5,288人今日の死者数：　　　　　　　　　 42人今日の完治者数：　　　　　　　　6,219人今日までの累計完治者数：　530万504人今日までの累計検査件数：　6,101万2,512件今日までの累計感染者数：　543万940人今日までの累計死者数：　　　4万9,774人重症患者数：　　　　　　　　　　　 706人　ここからは一言解説・雑感です。昨日、記事も出ていたようですが、今日からトルコでは50歳以上の人と医療関係者に対する3回目の接種が始まりました。トルコではシノヴァクスによるワクチン接種が先行していたため、「50歳以上の人と医療関係者」の多くはシノヴァクスを接種していましたが、変種株、特にデルタ株(インド変種株)には効果が薄いと言われています。野党は、仲介業者を儲けさせるためにシノヴァクスにこだわり、ファイザー・ビヨンテク社製ワクチンの確保が遅れたが、それを隠すために「シノヴァクス社製のワクチンを接種した人は、3回目はファイザー・ビヨンテク社製ワクチンを接種することができる」とは言わずに、「3回目を打ちたい人は、好きな会社のワクチン接種を行うことができる」と発表したと攻撃しています。 　励みにしていますので、クリックをよろしくお願いします。にほんブログ村にほんブログ村 エスプレッソ・デミタスコーヒーカップ＆ソーサー珍しい小さめ椀皿トルココーヒー用2客セット：ルーミー /トルコお土産価格：2380円（税込、送料別) (2020/9/12時点)トルコ｜トルコみやげ｜トルコ土産｜トルコおみやげ｜トルコお土産｜トルコタイル｜トルコ陶器｜トルコ雑貨｜コースター｜角タイル【小】19価格：900円（税込、送料別) (2020/9/12時点)  トルコ｜トルコタイル｜トルコ陶器｜トルコ雑貨｜鍋敷き｜なべしき｜鍋しき｜鍋布き｜トリベット　Trivet｜花型タイル【大】73価格：1890円（税込、送料別) (2020/9/12時点)　今日はまず、日本紀記事を紹介します。DV防止条約、トルコが正式離脱　女性保護に懸念共同通信 / 2021年7月1日 19時33分　【イスタンブール共同】トルコのエルドアン政権は1日、欧州評議会の「女性への暴力およびドメスティックバイオレンス（DV）防止条約」から正式に離脱した。欧州中心に批准が進んできた条約だが、脱退は初めて。女性保護の後退が懸念される。支援団体は抗議を続けている。　エルドアン大統領が3月、大統領令で脱退を決定し、欧州評議会に破棄を通告した。条約の規定により、7月1日に破棄の効力が発生した。　トルコは、条約が同性愛擁護に利用されており、トルコの家族観に合わないとして脱退を決めた。保守層の支持を固める狙いがあるとみられる。　ここからは一言解説・雑感です。もともとの狙いは「保守層の支持を固める」だったかもしれませんが、今では「国民同盟の分断を図る＝SP(至福党)は脱退に賛成」の方が重要になっているのかもしれません。 　今日、最初に紹介するAAの記事の見出しは「天然ガス料金に値上げが行われた」です。今日(7月1日)付の記事です。　パイプライン及び石油輸送公社（BOTAS、ボタシュ)はインターネット・サイトで、7月の天然ガス料金表を発表しました。　それによれば、住宅に居住する消費者へのガス供給に同社が適用する販売価格は、7月の料金から12％引き上げられて1000立方メートル当たり1488リラに、工業は20％の値上げで1783リラ35クルシュに、そして発電用は20.2％引き上げられて2,060リラになることが明らかにされました。天然ガス料金は毎月計算されます。(管理者注：6月までは6ヶ月連続の１％ずつの値上げで、7月に一気に二桁上昇となりました) 　今日、2つ目に紹介するAAの記事の見出しは「中央銀行の外貨準備は1,001億5,800万ドルとなった」です。これも今日付の記事です。　トルコ中央銀行(TCMB)が発表した金融及び銀行週間統計によれば、6月25日時点でのTCMBの外貨準備(通貨のみ)は32億1,500万ドル増加して592億4,000万ドルとなりました。6月18日の時点では560億2,500万ドルでした。　　同期の金(Gold)準備は3億8,100万ドル減少して、412億９，９00万ドルから409億1,800万ドルになりました。　その結果、TCMBの総外貨準備は、前週と比べて28億3,400万ドル増加して、973億2,400万ドルから1,001億5,800万ドルになりました。 　今日、3つ目に紹介するAAの記事の見出しは「憲法裁判所はゲルゲルリオール前国会議員の個人の訴えで、権利侵害を認定する判決を下した」です。これも今日付の記事で、こちらは抜粋して紹介します。　憲法裁判所大法廷は、今日の日程で、ゲルゲルリオール(HDP所属)前議員がソーシャルメディアで行った発信によりテロ組織のポロパガンダを行った罪により罰っせられたことは「表現の自由」を、また、不逮捕特権を獲得した国会議員に関して裁判が継続されたことも「被選挙権と政治活動を行う権利」を、それぞれ犯されたことに関する訴えの審議を行いました。　憲法裁判所は全会一致で、ゲルゲルリオール前議員が、憲法第67条で保護されている「被選挙権と政治活動」の権利、及び憲法第26条で保護されている「表現の自由」を侵害されているとの決定を行いました。　大法廷は短い決定の写しは、申立人が収監されている状態を終了させることにより権利侵害、とその結果を消滅させるために担当裁判所に送付されました。  ​  トルコリラ等の外貨建ても含めた債券投資に関する情報を発信しています。外債投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。社債投資まとめ　いろいろな投資情報が出ています。投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。株初心者向けＩＰＯ初値予想　今日はオリーブ・オイルを紹介します。日本への売り込みにも力を入れ始めたそうです。　次は、トルコの「国家・国民酒(?)」のラクを紹介します。ギリシャやフランスなどにも、名前は違っても同じお酒があるそうですが、トルコが発祥の地と思われます。 

  2021.07.02

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  6月の経済信頼感指数、欧州復興開発銀行によるトルコの成長率予測、トルコの年金受給者の数、セダット・ペケルが首領となっている犯罪組織に対する捜査とその雑感、新型コロナウイルス患者発生の476日目の状況

  　今日（29日）も経済面でも、社会面でも、意味のありそうな記事がいくつか出ていましたので、今日はこれらの記事をできる限り紹介します。　なお、「記事にならない情報」に関しては、昨日と同様に、「ソイル内務大臣、エルドーアン大統領を始め、ギュル法務大臣やカルン大統領府報道官、アルトゥン大統領府広報官など、本来なら発言・行動すべき人物から全く反論が聞こえて来ない状況が続いている」のかと思いましたが、今日は様子が違いました。しかし、与党関係者が一気に発言を始めたのか、と思えば、単に「幼い兄弟を虐待した母親と義父に関する裁判で、母親と義父が釈放されたこと」に対して、裁判官を痛烈に批判していただけでした。「証拠隠滅の可能性はない」ということで釈放したとのことですが、その是非はさておき、結局は「裁判官を意のままに動かそう」という発想ではないかと思われます(最大の理由は「人気取り」だとしても)。また、「セダット・ペケル犯罪組織首領の発言を受けて捜査が開始された」のかと思えば、ペケル首領が作った犯罪組織に対する捜査の記事でした。これも、犯罪組織に対する捜査を行うこと自体は当然ですが、一方で、汚職に関する暴露が膨大になっているにもかかわらず、その点には全く触れない状態が続いています。一言で言えば、「最も対応が必要なことには全く手を付けず、優先順位の低い問題でお茶を濁している」ということになりそうです。　今日、アナトリア通信(AA)に出ていた記事の見出しは下のとおりです(今日は、これらの中から１～4の記事について紹介します)。１　6月には経済信頼感指数は5.6％上昇して97.8ポイントに達した２　欧州復興開発銀行（EBRD）はトルコ経済が今年5.5％成長すると予測している３　トルコで10人に一人は年金受給者４　セダット・ペケル犯罪組織首領が作った犯罪組織に対する捜査で10人が拘束された５　アルトゥン大統領府広報官は、『嘘のニュースに基づいた暗黒の秩序は国家安全保障上の問題として考えられるべきである』と発言　6月29日(最初の患者確認から476日目)付け「トルコの日々のコロナウイルス統計」から、新型コロナウイルス(KOVID-19)の感染状況を紹介します(なお、保健省から発表される統計には、明確な矛盾が明らかになっているため、必要最小限度の紹介にとどめています)。 今日の検査件数：　　　　　　　 22万9,846件今日の感染者数：　　　　　　　　5,846人今日の死者数：　　　　　　　　　 53人今日の完治者数：　　　　　　　　6,536人今日までの累計完治者数：　528万7,094人今日までの累計検査件数：　6,055万8,812件今日までの累計感染者数：　542万156人今日までの累計死者数：　　　4万9,687人重症患者数：　　　　　　　　　　　 730人 　励みにしていますので、クリックをよろしくお願いします。にほんブログ村にほんブログ村  ドライアプリコット トルコ産 800g 砂糖不使用 あんず 杏 ドライフルーツ【ゆうパケット／送料無料】保存食_おうち時間 パン作り お菓子作り 手作り パン材料 お菓子材料 ハロウィン お買い物マラソン価格：1098円（税込、送料無料) (2020/10/11時点)ドライフルーツ トルコ産 砂糖不使用 無添加 無花果 乾燥 果実 おつまみ 日本製 お中元 おやつ 製菓 製パン 食品 スイーツ ドライいちじく 250g価格：1400円（税込、送料無料) (2020/10/11時点)レーズン 有機サルタナレーズン トルコ産 800g 【9月SS楽天ランキング受賞】ノンオイル 干しぶどう 【ゆうパケット／送料無料】_おうち時間 パン作り お菓子作り 手作り パン材料 お菓子材料 ハロウィン お買い物マラソン価格：1107円（税込、送料無料) (2020/10/11時 　今日、最初に紹介するAAの記事の見出しは「6月には経済信頼感指数は5.6％上昇して97.8ポイントに達した」です。今日(29日)付の記事です。　経済信頼感指数は、2月には月間ベースで0.5％低下して95.8ポイントとなりました。　トルコ統計庁(TUIK)は、6月の経済信頼感指数統計を発表しました。　それによれば、同指数は、今月は、5月は92.6ポイントでしたが、6月には5.6％上昇して97.8ポイントとなりました。同指数の上昇は、消費者、実体経済(製造業)、サービス業、小売業及び建設業における信頼感指数の上昇によって生じました。　消費者信頼感指数は6月には先月から5.8％上昇して81.7ポイントに、実体経済(製造業)信頼感指数は2.5％上昇して109.8ポイントに、サービス業信頼感指数は6.2％上昇して108.5ポイントに、小売業信頼感指数は4.8％上昇して105.7ポイントに、及び建設業信頼感指数は3.6％上昇して82.4ポイントになりました。 　今日、2つ目に紹介するAAの記事の見出しは「欧州復興開発銀行（EBRD）はトルコ経済が今年5.5％成長すると予測している」です。これも今日付の記事で、こちらは抜粋して紹介します。　欧州復興開発銀行（EBRD）の予測によれば、トルコ経済は今年5.5％成長します。EBRDは、活動している地域に関する発表である「EBRD各国の地域経済見通し」報告書において成長予測を上方修正しました。　EBRDは、トルコ経済が今年5.5％成長すると予測しました。この成長率は、2020年10月における予測と比べて0.5ポイント上方修正されました。トルコは2022年には4％成長することが予測されています。同報告書では、今年予測される成長において、輸出の増加が影響を与えましたが、一方で、家計の経済状態が弱いために内需が制限されていること、観光業における期待もより緩やかに回復する可能性があることが指摘されています。 　今日、3つ目に紹介するAAの記事の見出しは「トルコで10人に一人は年金受給者」です。これも今日付の記事で、こちらも抜粋して紹介します。　トルコにおいて596万4,000人はSSK(管理者注：厚生年金に相当)、165万4，000人はBag-kur(注：国民年金に相当)、156万9,000人は年金基金(注：共済年金？に相当)に、合計918万7，000人が年金を受給しています。年金受給者はトルコ人口の11％に相当します。ムスタファ・ケマル・アタテュルク初代大統領が年金生活に入った日である6月30日は、追悼の日であり、同時に、年金受給者の問題と要求を議題にする日として、祝われています。　トルコでは、65歳以上の人口は2015年には649万5,239人でしたが、そこから5年間で22.5％増加して、2020年には795万3,555人となりました。人口が高齢化するにしたがって、年金受給者の数も増加しています。 　今日、4つ目に紹介するAAの記事の見出しは「セダット・ペケル犯罪組織首領が作った犯罪組織に対する捜査で10人が拘束された」です。これも今日付の記事です。　イスタンブルで2017年に起こった殺人事件に関して進められている捜査において、セダット・ペケルが首領となっている犯罪組織と関係がある主張されている13人の容疑者の内の10人が、4つの県で実施された作戦で拘束されました。　アナドル検察庁(管理者注：どこかの県で行われた犯罪ではなく、トルコ全体に関係するような犯罪などを取り扱っている検察庁のようです)は、2017年に(イスタンブル市の)チェキメジェ・キョイでジャーヒット・チェティン氏の殺人事件に関連して行われていた捜査の一環として、13人の容疑者の内の10人を拘束する決定を行いました。　イスタンブル県警組織犯罪対策課チームは、イスタンブル、アイドゥン、デュズジェ及びヤロヴァで行った一斉捜査で、ペケル首領に属し、本件殺人事件と関係があることが明らかにされている容疑者の内の、A.S弁護士を含む10人を拘束しました。容疑者に対するイスタンブル県警における取調は続いており、逃亡中の3人を拘束するための努力が継続されていることが明らかにされました。チェキメジェ・キョイで2017年8月31日に武器による襲撃を受けたジャーヒット・チェティン氏が死亡した事件に関して行われた捜査の結果拘束された4人は逮捕・収監されました。　ここからは一言解説・雑感です。と言いますか、解説の必要も無いと思いますが、4年近く全く進んでいなかった捜査が突然大幅に前進した?こと、また、これまで記事は紹介していませんでしたが、ここ1ヶ月あまりで麻薬の押収量が異常に増加していることには、偶然と思われない、具体的な背景が存在していることは明白のように思います。上でも消化しましたように、「必要な捜査ではあるが、優先順位は低い」と言わざるを得ないような、あるいは、「なぜ今まで行われていなかったのか、あるいは、なぜ今動き出したのか」と、その意図を疑わざるを得ないような展開になっています。    トルコリラ等の外貨建ても含めた債券投資に関する情報を発信しています。外債投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。社債投資まとめ　いろいろな投資情報が出ています。投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。株初心者向けＩＰＯ初値予想　今日はトルコ関係の書籍を紹介します。やはり歴史の理解が大切です。​​ちょっと厚いのですが、お勧めの1冊です。​​この本もお勧めです。

  2021.06.30

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  エルヴァン国庫・財務大臣のインフレ対策強化などに関する演説、HDPイズミル県支部に対する襲撃事件、HDP解党裁判の審理状況、トルコにおける新型コロナウイルス患者発生の465日目の状況

  　今日（18日）も、経済面でも社会面でも重要と思われる記事が多く出ていました。今日は、経済面ではエルヴァン国庫・財務大臣の演説に関する記事と、社会面では昨日に引き続きHDPイズミル支部襲撃に関する記事と、HDP解党裁判に関する記事を紹介します。　紹介し切れない記事をごく短く紹介しますと、中央銀行(TCMB)が発表した4月の短期対外債務残高は昨年同月と比べて4.5％増加して1,447億ドルになったという記事、トルコにとっての最大の観光客供給国であるロシアからのトルコ直行便が6月22日から再開されるということが決まったという記事(停止は4月15日で、トルコのほかアメリカ、ベルギー、アイルランド、イタリアなどへの便も同時に再開)などが出ていました。また、社会面では、FETOに対する金融支援を行っていたとして拘束の決定が行われていた27人の容疑者のうち22人が拘束されたという記事、DEASに対する金融支援を行っていたとして61人に対する拘束の決定が行われ、アンカラを中心とする12県で捜査が行われ、40人が拘束されたという記事などが出ていました。　今日、アナトリア通信(AA)に出ていた記事の見出しは下のとおりです(今日はこの中から１～3の記事について紹介します)。１　エルヴァン国庫・財務大臣は、『短期的な利益のために、絶対にインフレ目標から我々が逸れることはない』と発言２　HDPイズミル県支部で一人を殺害した容疑者は逮捕・収監された３　憲法裁判所の報告書作成者は、HDP解党裁判起訴状を受理することを求めた4　短期借入残高は今年4月には1,447億ドルとなった５　ロシアは、トルコに対する全ての航空便を6月22日から再開する決定を行った６　イスタンブルにおけるFETOの金融部門組織化に対する捜査で22人が拘束された７　DEASに財源を確保していた61人の容疑者に対する拘束の決定　6月18日(最初の患者確認から465日目)付け「トルコの日々のコロナウイルス統計」から、新型コロナウイルス(KOVID-19)の感染状況を紹介します(なお、保健省から発表される統計には、明確な矛盾が明らかになっているため、必要最小限度の紹介にとどめています)。今日の検査件数：　　　　　　　 22万4,128件今日の感染者数：　　　　　　　　5,575人今日の死者数：　　　　　　　　　 59人今日の完治者数：　　　　　　　　4,427人今日までの累計完治者数：　522万4,224人今日までの累計検査件数：　5,812万3,990件今日までの累計感染者数：　535万9,728人今日までの累計死者数：　　　4万9,071人重症患者数：　　　　　　　　　　　 856人 　励みにしていますので、クリックをよろしくお願いします。にほんブログ村にほんブログ村  BUENO SHOES ブエノシューズ オープントゥ サイドカットサンダル N1902 トルコ製 ウェッジソール サンダル レザー 本革 ブラック 黒 NERO レザー レディース 靴【送料無料】【あす楽対応】価格：9108円（税込、送料無料) (2020/10/11時点) 全国送料無料 パンプス 本革 ストラップ 痛くない 結婚式 オープントゥパンプス レザーパンプス トルコ製 inci インポート Wベルト アンクルストラップ （2色/ブラック ライトブラウン） インチ価格：4900円（税込、送料別) (2020/10/11時点)【BUENO SHOES ブエノシューズ】トルコ製 メッシュサンダル【N0103】フラットサンダル ペタンコ レザーサンダル レディース 本革 アシンメトリー カットサンダル バブーシュ スリッパ【2020】価格：7128円（税込、送料無料) (2020/10/11時点)   　今日、最初に紹介するAAの記事の見出しは「エルヴァン国庫・財務大臣は、『短期的な利益のために、絶対にインフレ目標から我々が逸れることはない』と発言」です。今日(18日)付の記事です。かなり長い記事ですので、抜粋して紹介します。　リュトフィ・エルヴァン国庫・財務大臣が、ブルサ商工会議所（BTSO）大会場で行われた「ブルサ・ビジネス界との会合」行事で、感染症流行の影響が相対的に減ったことにより、今後は現場により頻繁に赴き、現場の声を現場で聞きたいと述べました。　非常に困難な1年が過ぎたことを指摘した同大臣は、「国際経済は,多分、過去100年間で最も大きな縮小となった。世界貿易と国際資本流動は深い傷を負った。国際規模で失業、財政赤字、債務比率とインフレ率の上昇傾向に入った。生じたこの被害から回復することは、残念ながら時間を要する。トルコはこのような困難な闘いを、大統領制度が提供する迅速な調整可能性の実力によって成功裏に行ってきた。我々は、労働者、使用者及びトルコ国民のために、あらゆる可能性を総動員してきた。」との分析を行いました。　3番目の、かつ、最も重要な政策優先事項は価格安定性の確保であることを強調した同大臣は、「インフレ率は、質の高い、持続可能な成長の前に立ちはだかる最も重大な師匠である。高インフレ率の状態では、産業家は見通しを立てることができず、健全な決定を行うこともできず、長期投資を行う勇気を出すこともできない。そのために、インフレ率との闘いは、我々の全ての性悪の中心を占めている。我々はこの問題を一体として取り扱っている。金融政策、財政政策、金融部門及び構造的政策を調和させて実行している。短期的な利益を得るために、我々のインフレ率目標から逸れることは絶対にない。インフレ率との闘いで、期待(予測)という経路がいかに重要な役割を担っているかを我々は知っている。決意ある態度と実施する政策は、インフレ率の上昇方向での期待(予測)が減少するために効果を発揮する。」と述べました。また、同大臣は、為替相場の安定も重要であると指摘して、次のように述べました。「最近、外貨相場の変化のインフレ率に対する影響がより大きくなっている状況を、我々は目の当たりにしている。為替相場の安定とインフレ率の低下開始により、トルコのカントリーリスク・プレミアムも低下し、資本のトルコへの流入も加速し、トルコ・リラ建て資産への需要も増加し、形成される信頼環境は安定的な成長も同時に達成させる。皆さんご存じのとおり、トルコは過去にも高インフレ率問題を経験した。そして、我々の政策の結果、インフレ率を非常に上手く一桁台に引下げた。我々は再び同じような成功物語を書くことになるが、そのためには、皆さんからの忍耐と支持も我々は必要としている。」　ここからは一言解説・雑感です。テレビニュースの解説のとおり、エルドーアン大統領の「7月か8月には金利を引下げることが必要である。高金利はコストプッシュ・インフレの原因となっている」という言葉を、一見すれば完全に否定しているように見えます。管理者も「借手にとって20％を越える金利は、コストプッシュ・インフレを引き起こすこと」は十分あり得ると思っていますが、一方で、“公”インフレ率が年率15％以上で、食品などの一般市民に影響する部分では事実上30％を越えるようなインフレ率の下では、慈善事業でない限り、貸出金利が20％を越えることは仕方が無いと思います。「金利を引下げさせる」のではなく、「金利が下がる環境を作る」のが政府の仕事であり、エルヴァン大臣が言っていることは「正論」と思われます。  今日、2番目に紹介するAAの記事の見出しは「HDPイズミル県支部で一人を殺害した容疑者は逮捕・収監された」です。これも今日付の記事です。　HDPイズミル県支部に侵入し、拳銃により一人を殺害し、商業ビルの屋上で警察に拘束された容疑者O.Gのテロ対策課での取調が終わりました。司法会館に移送された容疑者は、当番簡易刑事裁判所判事によって逮捕・収監の決定が出されました。イズミル市コナック区にある商業ビルの3階にあるHDPイズミル県支部に昨日(17日)に侵入したO.Gはデニズ・ポイラズさん(女性)を拳銃により殺害しました。　ここからは一言解説・雑感です。昨日のHDPからの発表では、「40人が集まる会議が予定されていたが、直前に中止となった。もしも予定どおり開催されていれば大惨事となった可能性がある」とのことでした。一方で、路上に設置された防犯カメラの様子からは、犯人はタクシーを降りて、真っ直ぐビルに入っていく様子が映っていました。大がかりな襲撃計画なら、当然見張り役がいるはずで、会議が中止になっていることがあらかじめ分っているはずです。たとえ会議開催予定は把握していたとしても、「絶対に大惨事を起こそう」という大規模な(多人数による、周到な)計画ではなかったものと想像されます。また、複数の銃声を聞いた周辺の人たちが集まってきた可能性が高いものと想像しますが、屋上に逃げて直ぐに拘束されたところも、「計画性のなさ」を感じさせます。これがセダット・ペケル犯罪組織首領の言う「エルドーアン大統領による計画」の1部なのかどうかは、今後明らかになってくるものと思われます。 　今日、３つ目に紹介するAAの記事の見出しは「憲法裁判所の報告書作成者は、HDP解党裁判起訴状を受理することを求めた」です。これも今日付の記事です。　得られた情報によれば、民事刑事最高裁判所検察庁が再度送付したHDP回答裁判の起訴状に関する報告者による確認調査が終了しました。前回返送の原因となった不足については補正が行われていることを確認した報告者は、同期訴状を受理すべしとの報告を行いました。憲法裁判所は、6月21日(月)10時に会合を行い、起訴状を受理するかどうかを決定します。　憲法裁判所大法廷は、最初の審理で、起訴状に記述された人物に関する政治活動禁止と同党への公的支援が行われている銀行口座の凍結に関する請求について検討を行います。　ここからは一言解説・雑感です。まずは、起訴状に関する「形式審査」が行われます。前回は起訴状としての記述内容が不十分であるとして不受理＝書き直しの決定を行いました。今回は、報告者が受理すべしとの報告を行うそうですので、起訴状は受理され、今後実質審理が始まるものと思われます。「政党補助金の支給停止」、「党員の政治活動禁止＝公民権停止」、「解党」の3段階、あるいはその組み合わ判決が出る可能性はありますが、常識的には「政党補助金の支給停止」ですら、相当厳しいものと思われます。が、いくら憲法裁判所といえども、トルコの裁判所である以上、どんな判決が出るかは不明です。なお、N国における内閣不信任決議案と同様に、今回の裁判で、もしも「無罪判決」が出た (＝憲法裁判所のお墨付きが出たことになる) 場合には、政府側はHDPに対して「次の手」を打つのが困難になるものと思われます。   　トルコリラ等の外貨建ても含めた債券投資に関する情報を発信しています。外債投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。社債投資まとめ　いろいろな投資情報が出ています。投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。株初心者向けＩＰＯ初値予想　今日はオリーブ・オイルを紹介します。日本への売り込みにも力を入れ始めたそうです。　次は、トルコの「国家・国民酒(?)」のラクを紹介します。ギリシャやフランスなどにも、名前は違っても同じお酒があるそうですが、トルコが発祥の地と思われます。

  2021.06.19

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  4月の住宅価格指数、5月の住宅販売状況、トルコにおける新型コロナウイルス患者発生の463日目の状況

  　今日（16日）は、経済面で重要と思われる記事がいくつか出ていました。一つは4月の住宅価格指数に関する記事で、今日はこちらを紹介します。それ以外では、明日開催される中央銀行の金融政策委員会では金利の変更が行われる可能性は予想されていない一方、(エルドーアン大統領から中央銀行総裁への指示により)金利引下げが近づいているという見方が拡がっているという記事、トルコ中央銀行(TCMB)が中国中央銀行との間で2019年5月30日に署名したスワップ協定を、351億リラと230億元増加させて合計460億リラと350億元に引き上げたという記事、取引所イスタンブルに上場されている貸借対照表を発表した自動車関連企業8社の内の7社は第1四半期に利益を上げ、1社が損失を計上した、そして、昨年同期と比べた場合、利益は183.2％増加して33億1,600万リラになったほか、販売額は73.1％、資産は46.5％、自己資本は29%、それぞれ増加したという記事などが出ていました。なお、昨日は、「何ヶ月ぶりかに出ていた5月及び1～5月の予算執行結果に関する記事」を紹介しましたが、今日の「住宅価格指数の記事」を見て思い出して調べて見たところ、TUIKからは14日に「5月の住宅販売状況」統計が出ていました。かなりの確率で、「対前月比でマイナス38.3％という急激な減少であったために、記事にしなかった」と言うことだろうと思います。今日は「5月の住宅販売状況」をTUIK発表統計から紹介します。　なお、社会面では、場合によっては今後大きな社会問題に発展するかもしれない記事が出ていました。2016年の7月15日クーデター未遂事件を発端として、FETOに関する捜査が行われ、FETO所属の検事及び判事による「狂言＝でっち上げ裁判」がいろいろと判明しましたが、その中でも最大の事件？と言われていたバリヨズ(大槌)事件裁判の元被告7人に対する再審の結果としての無罪判決を取消すという判決が、民事刑事最高裁判所第16刑事法廷で出されたという非常に詳しい記事が出ていました。判決理由は「被告人7人が同じ考えを持って実施した行動はトルコ刑法316条に規定される『罪のための合意』の罪を構成する」というものでした。なお、無罪判決が取消された7人についての詳しい人定情報は、一人以外出ていません。その一人は罪を犯した当時、トルコ陸軍第1軍司令官であったチェティン・ドーアン氏で、上手く出世できれば、その後に陸軍司令官、そして、最高位のトルコ軍参謀総長にもなったかもしれない軍人でした。　今日、アナトリア通信(AA)に出ていた記事の見出しは下のとおりです(今日はこの中から１の記事と14日付けのTUIK発表(4月の住宅販売状況)について紹介します)。１　4月には住宅価格指数は2％上昇して168.8ポイントとなった２　TCMBの金利引下げは、6月はパスされることが予想されている３　TCMBから中国との間で行われたスワップ協定に関する発表4　自動車企業から今年第1四半期に33億リラの利益５　バリヨズ裁判容疑者7人の無罪判決が取り消された６(14日付けTUIK発表「2021年5月の住宅販売統計」)　6月16日(最初の患者確認から463日目)付け「トルコの日々のコロナウイルス統計」から、新型コロナウイルス(KOVID-19)の感染状況を紹介します(なお、保健省から発表される統計には、明確な矛盾が明らかになっているため、必要最小限度の紹介にとどめています)。今日の検査件数：　　　　　　　 22万7,163件今日の感染者数：　　　　　　　　6,221人今日の死者数：　　　　　　　　　 71人今日の完治者数：　　　　　　　　4,632人今日までの累計完治者数：　521万5,654人今日までの累計検査件数：　5,767万4,798件今日までの累計感染者数：　534万8,249人今日までの累計死者数：　　　4万8,950人重症患者数：　　　　　　　　　　　 881人 　励みにしていますので、クリックをよろしくお願いします。にほんブログ村にほんブログ村    アレッポからの贈り物 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イスタンブール500ml（甘いもの天国トルコの伝統的なお菓子「ロクム」をイメージしたバニラとオレンジの香ばしい甘さが溶け合った香り）（ランプベルジェ）価格：2233円（税込、送料別) (2020/10/11時点)　今日、紹介するAAの記事の見出しは「4月には住宅価格指数は2％上昇して168.8ポイントとなった」です。今日(16日)付の記事です。　トルコ中央銀行(TCMB)は2021年4月の住宅価格指数統計を発表しました。　トルコにおける住宅の視認可能な特性の時間による経過を確認しつつ、品質への影響を排除した価格の変化を確認する目的で計算されている住宅価格指数（KFE。2017=100）は、2021年4月には、前月と比べて2％上昇して168.8ポイントとなりました。　昨年同月と比べた場合には、32.4％上昇したKFEは、同期間に実質的(管理者注：インフレ調整後)には13.0％の上昇となりました。　3大都市圏の住宅価格指数の進展を分析した場合、2021年4月には、前月と比べた場合、イスタンブルでは1.5%、アンカラでは1.5％、及びイズミルでは1.4%の上昇となりました。また、前年同月比では、イスタンブルでは28.6％、アンカラでは29.8%、イスミルでは34.3%の上昇となりました。  今日、2番目に紹介するのはTUIKからの発表で、「2021年5月の住宅販売統計」です。先月の記事を真似して紹介します。　2021年5月の住宅販売戸数は、前月と比べて38.28％減少し(管理者注：4月も13.82％の減少でした)、また、前年同月と比べて16.2％増加して5万9,166戸なりました。　トルコ統計庁(TUIK)は、2021年5月の住宅販売統計を発表しました。それによれば、20２1年5月の住宅販売戸数は前年同月よりも16.2％増加して5万9,166戸となりました。5月に販売された住宅の戸数は、4月と比べて38.28％減少しました。4月には9万5,863戸が販売されていました。　2021年5月の住宅総販売数では、イスタンブル県が1万1,356戸で、最も大きな割合(全体の19.2%)を占めました。イスタンブルに次いで5,653戸のアンカラ県(9.6%)、3,298戸のイズミル県(5.6%)となりました。一方、最も住宅販売が少なかった県は7戸のアルダハン県、11戸のハッキャーリ県、26戸のバイブルト県となっています。(管理者注：トップ3県はほとんど鉄板状態ですが、下位3県はそもそも販売戸数が少ないため比較的変化があり、今月も3位が替わっています)　2021年5月にトルコ全土で住宅ローンを使用しての販売は、対前年同月比で42.9%減少して1万560戸になりました。全住宅販売に占める住宅ローン販売の割合は17.8%となりました(管理者注：先月は18.3％)。住宅ローンを使った住宅販売が最も多かった県はイスタンブルで、2,210戸(全体の20.9％)が販売されました。反対に、住宅ローンを使った販売が最も少なかった県は0戸のハッキャーリ県とシュルナク県となりました。　2021年5月におけるその他の販売方法(管理者注：ローンを使わない、現金購入など)は、昨年同月と比べ49.8％増加(管理者注：先月は204.9%増加)して4万8,606戸となりました。イスタンブルでは9,146戸がその他の方法で販売され、全体に占める割合は18.8％で、１位となりました。イスタンブルにおける総住宅販売に占めるその他の方法による販売の割合は80.5％となりました。アンカラでは4,277戸となり、その他の方法による販売の2位となりました。3位は2,560戸のイズミル県でした。その他の方法による販売が最も少なかった県は6戸のアルダハン県でした。　トルコ全土における今年5月の新築住宅販売数は、前年同月と比べて 8.0％増加(管理者注：先月は96.7％増加)して1万8,204戸となりました。全住宅販売に占める新築住宅の割合は30.8%となりました。新築住宅販売では、イスタンブルは3,153戸で、最も高い割合(17.3%)を占めました。イスタンブルに次いで、1,156戸のアンカラ、858戸のイズミルとなりました。　今年５月の中古住宅の販売は、昨年同月と比べて20.2％増加(管理者注：先月は１３８．６％増加)して4万962戸となりました。中古住宅販売では、イスタンブルは8,203戸で、最も高い割合(20.0%)を占めました。イスタンブルにおける総住宅販売に占める中古住宅の割合は72.2％となりました。イスタンブルに次いで、4,497戸のアンカラ、2,440戸のイズミルとなりました。　トルコ全土で、2021年5月には外国人に対して、昨年同月と比べて106.5％増加して1,776戸の住宅が販売されました(管理者注：先々月は4,248戸、先月は4,077戸で、対前月比では激減しています)。外国人に対する住宅販売戸数は前年同月と比べて416.1%増加しました(管理者注：先月は39.9%増加)。外国人に対して行われた住宅販売戸数が最も多かったのは、818戸のイスタンブル県で、2番目は341戸のアンタリヤ県、3番目は106戸のアンカラ県、4番目は80戸のメルスィン県、5番目は75戸のサカリヤ県となりました。今年5月にイラク人はトルコで239戸の住宅を購入しました。イラクに次いで、231戸のイラン人、119戸のロシア人、98戸のアフガニスタン人、87戸のドイツ人となりました。　今年1～5月の住宅販売数は、昨年同期と比べて3.8％減少して41万8,079戸となりました。同時期の住宅ローン利用の住宅販売は54.3％減少して7万5,290戸となり、その他の方法による販売は27.0％増加して34万2,789戸となりました。同期の新築住宅販売は8.2％減少して12万7,786戸に、中古住宅販売は1.8％減少して29万293戸になりました。　ここからは一言解説・雑感です。時々、「住宅販売統計」に関する記事が出なくなっていますが、「予算執行状況」に関する記事と同様に、かなりの確率で「都合の悪い数字」の時に、記事にしていないように思います。TUIKも国庫・財務省も、「統計を発表しない」ということはできませんが、それでも都合の悪い部分はあえて言及していません。今月も「前月と比べて38.28％減少」という記述は、TUIKの発表にはなく管理者が加えたもので、発表には「前年同月と比べて16.2％増加」としか書かれていません。なお、2019年～2021年の1月～5月までの住宅販売数は次のとおりです。　　　　　　2019年　　　　2020年　　　　2021年  (戸)1月　　　72,937　　　113,615　　　　70,5872月　　　78,450　　　118,753　　　　81,2223月　　105,046　　　108,670　　　111,2414月　　　96,071　　　　 42,783　　　　95,8635月　　　91,937     　 50,936　　　　59,166  ​　トルコリラ等の外貨建ても含めた債券投資に関する情報を発信しています。外債投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。社債投資まとめ　いろいろな投資情報が出ています。投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。株初心者向けＩＰＯ初値予想　今日はオリーブ・オイルを紹介します。日本への売り込みにも力を入れ始めたそうです。　次は、トルコの「国家・国民酒(?)」のラクを紹介します。ギリシャやフランスなどにも、名前は違っても同じお酒があるそうですが、トルコが発祥の地と思われます。 

  2021.06.17

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  5月及び1～5月の予算執行状況と税収構造に関する雑感、ペケル首領の「口撃」再開とエルドーアン大統領の「アルメニア人虐殺」問題に関する発言、トルコにおける新型コロナウイルス患者発生の462日目の状況

  ​　今日（15日）は、経済面で特に重要と思われる記事は何ヶ月ぶりかに出ていた5月及び1～5月の予算執行結果に関する記事です。その他には、トルコにおける所得のアンバランスが更に拡大した(最も豊かな上位20％の人の所得は1.2ポイント上昇して47.5％になり、最も貧しい下位20％の人の所得は0.3ポイント減少して5.9％になった)という記事、4月の賃金労働者の数が昨年同月と比べて17.1％増加して1,344万3,707人になった(工業は16%、建設業は45.6％、商業・サービス業は13％の増加)という記事、道路総局第1地域管理官は、カナル・イスタンブルの上に最初に建設される橋の準備は全速力で行われており、2年以内という短期間で完成させて使用に供すると述べたという記事などが出ていました。社会面では、HDPの解党裁判を取り扱っている憲法裁判所は、報告者の作成された報告書に関する最初の審理を6月21日に実施することを決定したという記事、MIT(国家諜報庁)がDEASの自称「トルコ県責任者」をシリアで拘束し、トルコに移送したという記事、FETO捜査の一環で元・現ジャンダルマ軍人33人の拘束が決定され、そのうちの27人が拘束された、また、これとは別に容疑者20人の容疑者の内の17人が拘束されたという記事も出ていました。　また、「現代トルコにおけるロビンフッド？」であるセダット・ペケル犯罪組織首領は、「口撃」を再開しています。スレイマン・ソイル内務大臣を始め、その家族などを中心に、いろいろな情報を暴露しているようです。ただ、このような「見世物状態」がいつまで続くのかは不明ですが、情報の内容や、誰に関する犯罪？情報かなどによって、今後の方向性も変わってくるのではないかと思います。一方、NATO首脳会議及び各国首脳との会談に関しては、エルドーアン大統領の回答は「上手くいった、良い雰囲気で会談が行われた」といった発言ばかりでしたが、「アルメニア人虐殺の認定」問題に関して、バイデン・アメリカ大統領との会談で話題になったかどうかについて記者から質問を受けて、エルドーアン大統領は笑いながら、「神に感謝する。この件は話題にならなかった」と述べたために、野党からは「(事前の発言とは裏腹に、訂正・撤回を求める発言を行わず、それどころか『議題にならなかった』と喜んでいるのは、)トルコを売った売国奴だ、先祖に対する背信行為だ」というような激しい批判が展開されています。昨日紹介したAAの記事では出ていなかったと思っていたので、もう一度見てみました。すると、ひっそり？と1行だけ、「エルドーアン大統領は、質問に対して、1915年問題は議題にならなかったことを明らかにしました」と記述されていました。　今日、アナトリア通信(AA)に出ていた記事の見出しは下のとおりです(今日はこの中から１の記事について紹介します)。１　(5月と1～5月の)予算執行結果が発表された２　トルコで収入分布に関する統計が発表された３　4月には賃金労働者の数が年間ベースで17.1％増加した4　カナル・イスタンブル計画の最初の橋の準備作業が全速力で続けられている５　憲法裁判所は、HDP解党裁判で最初の審理を６月２１日に実施する６　MITは、DEASの自称「トルコ県責任者」であるカスム・ギュレルをシリアで拘束し、トルコに連行した７　首都においてFETO捜査の一環で２０人の容疑者に関する拘束決定 　6月15日(最初の患者確認から462日目)付け「トルコの日々のコロナウイルス統計」から、新型コロナウイルス(KOVID-19)の感染状況を紹介します(なお、保健省から発表される統計には、明確な矛盾が明らかになっているため、必要最小限度の紹介にとどめています)。今日の検査件数：　　　　　　　 22万3,846件今日の感染者数：　　　　　　　　5,955人今日の死者数：　　　　　　　　　 84人今日の完治者数：　　　　　　　　4,186人今日までの累計完治者数：　521万1,022人今日までの累計検査件数：　5,744万7,635件今日までの累計感染者数：　534万2,028人今日までの累計死者数：　　　4万8,879人重症患者数：　　　　　　　　　　　 886人　ここからは一言解説・雑感です。今日はトルコで、24時間以内にワクチン接種を受けた人の数が100万人を越えました。ワクチン接種は非常に順調に進んでいます。が、トルコ全体(人口の6，7割以上)で2回目の接種が済んで、抗体ができる(感染を予防できるようになる)のは、まだ2ヶ月以上先の話と思われますが、「平常化」のアクセルが踏み続けられています。現在は5千人台の新規感染者数が続いていますが、7月にこれが一気に悪化しないことを祈るばかりです。  　励みにしていますので、クリックをよろしくお願いします。にほんブログ村にほんブログ村  トルコ｜トルコタイル｜トルコ陶器｜トルコ雑貨｜鍋敷き｜なべしき｜鍋しき｜鍋布き｜トリベット　Trivet｜花型タイル【大】73価格：1890円（税込、送料別) (2020/9/12時点)トルコ製・バクル（銅製品）のお盆・楕円形30.5×20cmシシケバブのトレー/Turkish Bakir, Oval tray価格：7225円（税込、送料無料) (2020/9/12時点)トルコ土産/トルコ雑貨/クッションカバー/クッション/トルコクッションカバー/トルコ/イスタンブール/トルコ絨毯/アラジン/オスマン帝国/オスマン帝国外伝/誕生日プレゼント/クリスマスプレゼント/パッチワークデザインクッションカバー04価格：2300円（税込、送料別) (2020/9/12時点)SV天然ターコイズ（トルコ石）ネックレス大ぶりトップ付き【12月誕生石】【ハンドメイド】【レディース,激安,特価,通販】価格：8190円（税込、送料無料) (2020/9/12時点) 　今日、紹介するAAの記事の見出しは「(4月の)経常収支統計が発表された」です。今日(15日)付の記事です。​以前は毎月紹介していましたが、この1年ほどはほとんど記事になっていなかったため、昨年は何回紹介したでしょうか。最近では、今年4月に記事ではなく、国庫・財務省のHPから直接紹介しました。今回は非常に詳しく出ていますが、抜粋して紹介します。​ 　2021年5月のトルコ中央政府の予算収入は1,046億リラ、支出は1,179億リラとなりました。その結果、5月の中央政府予算収支は133億リラの赤字となりました。　国庫・財務省は、2021年5月の予算執行結果を発表しました。　それによれば、中央政府の予算収入は53.5％増加して1,045億6,900万リラに、また、支出は38.0％増加して1,179億4,000万リラになりました。また、1～5月については、予算収入は39.4％増加して5,424億7,500万リラに、また、支出は14.8％増加して5,499億8,400万リラになりました。その結果、中央政府予算は、5月には133億7,100万リラ、1～5月は75億900万リラの赤字となりました。　中央政府の予算収入は53.5％増加して1,045億6,900万リラになり、2021年中央政府予算である1兆3,461億3,900万リラの内の8.8％が使用されたことになりました。また、国債費(利息)を除く予算支出は、5月には昨年同月の76億3,700万リラの赤字から、今年は5億7,500万リラとなりました。国債費(利息)を除く予算支出は、昨年同月と比べて37.2%増加して1,039億9,400万リラに増加し、今年の予算の8.9％になりました。社会保険機関に対する政府の負担額は、5月には昨年同月と比べて17％増加して45億3,500万リラとなりました。国債費(金利支出)は、昨年同月と比べて44.3%増加して139億4,600万リラとなりました。　一方、中央政府予算収入は、昨年5月には681億4,500万リラでしたが、今年同月には53.5％増加して1,045億6,900万リラとなりました。予算に対する割合は、昨年5月には7.1％でしたが、今年5月は9.5％となりました。税徴収額は、昨年5月と比べて6.9％増加して922億8,300万リラとなりました。予算に対する割合は昨年5月は7％でしたが、今年は10％となりました。　中央政府の予算支出は、昨年１～5月には4,792億1，900万リラでしたが、今年同期には14.8%増加して5,499億8,400万リラとなりました。その結果、2021年中央政府予算が予定する1兆3,461億3,900万リラの内の40.9%が使われました。今年１～5月の国債費を除く予算の支出は、昨年同期と比べて１3.1%増加して4,685億2,700万リラになりました。これは、今年の国債費を除く支出として予定されている額の40.2％となりました。利息支出は昨年同期と比べて25.4％増加して814億5,700万リラとなりました。　中央政府の予算収入は、昨年１～5月には3,891億3,900万リラでしたが、今年同期には39.4%増加して5,424億7,500万リラとなりました。予算で計画された額に対する実現割合は、昨年には40.7%でしたが、今年は49.3%となりました。徴税額は、同期には51.0%増加して4,237億200万リラとなりました。税収の予算で計画された額に対する割合は45.9%となりました。　ここからは一言解説・雑感です。去年から1年間以上、同じことを書いていますが、国庫・財務省が発表する統計を見る限り、トルコ国民(労働者・年金生活者など)や零細企業・小店主などに対する支援を行う余裕はあるように見えます。また、税金の殆どを労働者が負担しているという証拠は記事では紹介されていませんが、国庫・財務省のホームページから紹介します。　　　　　　　（億リラ）　2020年1～5月　　2021年1～5月　　2021年予算所得税　　　　　　　　　　　　584.89　　　　　　　　　800.17　　　　　　　１，９５2．88法人税　　　　　　　　　　　　473.82　　　　　　　　　679.13　　　　　　　１，０５１．７4付加価値税(国内)　　　192.38　　　　　　　　　436.48　　　　　　　 　　７１５．79(KDV)　特別消費税(OTV)　　　622.50　　　　　　　　　773.38　　　　　　 　２，１３７．３1　4月にも紹介しましたが、特別消費税(OTV)は元々「贅沢品」に掛けられることになっていましたが、今では単なる電化製品やガソリンなどにも掛けられています。また、間接税が税収の半分以上で、直接税も労働者などが納める所得税が、企業の納める法人税の２倍の予測という状態です。つまり、税金のほとんどは労働者から集められ、この困難な時期に労働者にはあまり還元されない予定？でしたが、税収面では結果が予定と変わっているようです。つまり、1～5月には、所得税とOTVは予定を大幅に下回り、法人税とKDVは好調？となっています。国内KDVの好調の理由は不明ですが、「個人所得が大幅に制約される一方で、企業は儲けている。また、電化製品やガソリンなどのOTVが掛けられている商品は購入することできなくなっている」ということを示していると思われます。  ​​​　トルコ・リラ等の外貨建ても含めた債券投資に関する情報を発信しています。外債投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。社債投資まとめ　いろいろな投資情報が出ています。投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。株初心者向けＩＰＯ初値予想今日はトルコ石のストラップを紹介します。

  2021.06.16

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  4月の工業生産指数、6月の金融政策委員会金利決定及び4月の経常収支の予測アンケートの結果、6月の中央銀行による市場参加者アンケート結果、ペケル犯罪組織首領と野党によるAKP批判、トルコにおける新型コロナウイルス患者発生の458日目の状況

  ​　今日（11日）は、経済面では特に多く、また、社会面でもいくつか重要と思われる記事が出ていました。今日はそのうち経済関係の記事を3つ、4月の工業生産指数、6月の金融政策委員金利決定及び経常収支の予測アンケート結果及びトルコ中央銀行(TCMB)による市場参加者アンケート(先月までは「経済予測アンケート」でしたが、今月から名称が変わりました)を紹介します。　また、昨日今日は、「記事のない話題」としては、セダット・ペケル犯罪組織首領の発言のうち、経済犯罪？に関する部分が特に関心を集めています。デミルオレン・グループが不動産投資をするためにズィラアト・バンク(農業銀行)から7億5,000万ドルの借入れを行ったにもかかわらず、返済せずに踏み倒しているという主張から、同様に判決の執行を大統領府が妨害しているといった主張まで、マフィア、企業、政治家の癒着がいろいろと取り上げられていました。トルコでは違法ではありませんが、政治家や公務員が公務のほか、政府系企業（電話会社、THY、国営銀行、TRTなど）の2ヶ所、3ヶ所も役員給与などをもらっているという話も再び出ていました(野党議員が次々と見つけ出して、発表しています)。　今日、アナトリア通信(AA)に出ていた記事の見出しは下のとおりです(今日はこの中から１～3の記事について紹介します)。１　４月の工業生産指数は月間ベースで0.9%低下したが、年間ベースでは66％上昇した２　AAフィナンスはPPK(金融政策委員会)予測アンケート結果及び経常収支予測アンケートの結果を発表した３　中央銀行は6月の『市場参加者アンケート』(の結果)を発表した４　エルヴァン国庫・財務大臣は、『インフレとの闘いは、トルコの福祉のために勝たねばならない戦争である』と発言５　工業で、労働者一人当たりの生産が増加した６　中古自動車販売は21％減少した７　エルドーアン大統領は、『トルコはNATO加盟国の中でトップ5に入る強国である』と発言８　エルドーアン大統領は、NATO首脳会議でリーダーたちと会談する９　エルドーアン大統領は、『水管理問題で、持てる可能性を最も良い形で使うことを決意している』と発言　6月11日(最初の患者確認から458日目)付け「トルコの日々のコロナウイルス統計」から、新型コロナウイルス(KOVID-19)の感染状況を紹介します(なお、保健省から発表される統計には、明確な矛盾が明らかになっているため、必要最小限度の紹介にとどめています)。今日の検査件数：　　　　　　　 22万4,128件今日の感染者数：　　　　　　　　6,261人今日の死者数：　　　　　　　　　 69人今日の完治者数：　　　　　　　　6, 217人今日までの累計完治者数：　519万2,945人今日までの累計検査件数：　5,657万784件今日までの累計感染者数：　531万9,359人今日までの累計死者数：　　　4万8,593人重症患者数：　　　　　　　　　　　 997人　ここからは一言解説・雑感です。４日連続で新規感染者数が６千人を超えています。かなりの確率で、「現在の新型コロナウイルス対策によっては、これ以上の減少は不可能」ということになりそうです。したがって、現状ではこれ以上の減少は「ワクチン接種率の上昇」によってのみ可能ということになるのではないかと思います。今月中にどれだけワクチン接種率が上がるのか分りませんが、７月に慌てて「平常化」のアクセルを踏むと、更に感染者が増加する危険があるかもしれません。  　励みにしていますので、クリックをよろしくお願いします。にほんブログ村にほんブログ村  SV天然ターコイズ（トルコ石）ネックレス大ぶりトップ付き【12月誕生石】【ハンドメイド】【レディース,激安,特価,通販】価格：8190円（税込、送料無料) (2020/9/12時点)エスプレッソ・デミタスコーヒーカップ＆ソーサー珍しい小さめ椀皿トルココーヒー用2客セット：ルーミー /トルコお土産価格：2380円（税込、送料別) (2020/9/12時点)送料無料【大粒 ターコイズ インディアン リング】トルコ石 インディアン ネイティブアメリカン シルバー925 シルバーリング 指輪 シルバー925 メンズリング レディースリング アクセサリー【あす楽対応_近畿】価格：11800円（税込、送料無料) (2020/9/12時点)天然ターコイズ（トルコ石）ペンダントネックレス大ぶり一粒ストーン！【12月誕生石ターコイズ】【レディース,激安,特価,通販】価格：5130円（税込、送料無料) (2020/9/12時点) 　今日、最初に紹介するAAの記事の見出しは「４月の工業生産指数は月間ベースで0.9%低下したが、年間ベースでは66％上昇した」です。今日(11日)付の記事です。　トルコ統計庁(TUIK)は2021年４月の工業生産指数に関する結果を発表しました。　それによれば、今年４月の暦調整後の工業生産指数は昨年同月と比べて66%上昇しました。未調整の工業生産指数は65.2%の上昇となりました。一方、同月の暦及び季節調整後の工業生産を見た場合、前月と比べて、0.9%低下しました。　工業の詳細分野を見た場合には、4月には鉱業及び石材業指数は、前年同月比で25.5％、製造業は72.3%、電気・ガス・蒸気及び空調生産・配給分野指数は26.6％、それぞれ上昇しました。同月の暦及び季節調整後の工業詳細分野を見た場合、前月と比べて、鉱業・石材業分野指数は4.1%、製造業分野指数0.7%、電気・ガス・蒸気及び空調生産・配給分野指数は1.3％、それぞれ減少しました。(管理者注：鉱業・石材業分野指数は、2ヶ月連続で、対前月比で低下しています)　ＡＡフィナンスの工業生産指数予測アンケートに参加したエコノミストたちは、暦調整後の工業生産指数は2021年4月に63.5%上昇すると予測していました。同月の未調整の工業生産指数も年率で61.8%上昇すると予測していました。 　今日、2つ目に紹介するAAの記事の見出しは「AAフィナンスはPPK(金融政策委員会)予測アンケート結果及び経常収支予測アンケートの結果を発表した」です。これも今日付の記事です。　6月17日(木)に開催されるトルコ中央銀行(TCMB)金融政策委員会(PPK)会合における金利決定に関するAAフィナンスが実施した予測アンケートに参加したエコノミストたち全員が、政策金利は19％で維持されるものと予測しています。　AAフィナンスのPPK予測アンケートは、18人のエコノミストたちの参加によって実施されました。参加者全員が、政策金利(1週間物レポ入札金利)が19％で維持されるものと予測しました。 　AAフィナンスの経常収支予測アンケートに参加したエコノミストたちは、2021年4月の経常収支が24億3,000万ドルの赤字となると予測しています。　トルコ中央銀行(TCMB)が6月14日(月)に発表する2021年4月の経常収支に関するAAフィナンスの予測アンケートは、14人のエコノミストの参加によって実施されました。　それによれば、エコノミストたちによる2021年4月の経常収支予測の平均は24億3,000万ドルの赤字と予測されています。同月のエコノミストたちの経常収支の予測は、最小が19億5,000万ドルで、最大が38億ドルの赤字となっています。　エコノミストたちの2021年末の経常収支予測の平均は270億ドルの赤字となりました。エコノミストたちによる今年末の経常赤字に関する予測では、最小が230億ドルで、最大が352億ドルでした。　なお、2021年3月の経常収支は33億2,900万ドルの赤字で、過去12ヶ月間の累計経常収支は361億9,200万ドルの赤字でした。 　今日、3つ目に紹介するAAの記事の見出しは「中央銀行は6月の『市場参加者アンケート』(の結果)を発表した」です。これも今日付の記事です。　トルコ中央銀行(TCMB)の市場参加者アンケートによれば、今年末のTUFE(消費者物価指数)予測は14.46％となりました(管理者注：先月は13.81%でした)。　TCMBは、実業界、金融界代表者及び専門家からなる57人の参加を得て実施した「2021年6月市場参加者アンケート」の結果を発表しました。　それによれば、6月のTUFEの予測は、前回の0.82%から、今回のアンケートでは1.21%に上昇しました。今年末のTUFEの予測は、前回の13.81％から、今月は14.46％となりました。また、11.81%となっていた12ヶ月後のTUFEの予測は今回のアンケートでは12.12%に、また、24ヶ月後のTUFEの予測は9.99％から10.16%に、それぞれ上昇しました。　参加者による今年末の外貨相場(ドル／TL相場)の予測は、前回のアンケートでは１ドル＝8.71TLでしたが、今回のアンケートでは１ドル＝8.95TLに上昇(リラ安)しました。12ヶ月後の外貨相場の予測も１ドル＝9.23TL(管理者注：前回は8. 95 TL)となりました。　前回のアンケートでは254億ドルとなっていた今年末の経常赤字の予測は、今回のアンケートでは257億ドルに上昇しました。また、2022年の経常赤字予測は224億ドル(管理者注：前回は240億ドル)となりました。　2021年のGDP成長率予測は、前回のアンケートでは4.3%でしたが、今回のアンケートでは4.9％に上昇しました。なお、2022年の成長率予測は4.１％から4.0％に低下しました。　今月のTCMB加重平均資本供給コストの予測は19.00％で変化がありませんでした。　TCMBの１週間物レポ入札金利(管理者注：政策金利)の予測も、今月末は19.00％でした。              ​  トルコリラ等の外貨建ても含めた債券投資に関する情報を発信しています。外債投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。社債投資まとめ　いろいろな投資情報が出ています。投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。株初心者向けＩＰＯ初値予想　今日はトルコのガラス製品を紹介します。　トルコのガラスは産業向け製品、大量生産品もそれなりの品質です。今日はトルコ・コーヒーも紹介します。ここからはブレスレッドです。

  2021.06.12

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  4月の失業率、6月4日のトルコ中央銀行の外貨準備高、アカル国家防衛大臣とオースティン・アメリカ国防長官の電話会談、エルドーアン大統領の党所属国会議員向け演説(その2)、トルコにおける新型コロナウイルス患者発生の457日目の状況

  ​　今日（10日）は、経済面では、いくつか重要と思われる記事が出ていました。ただし、今日の記事は全てごく短くなっていますので、昨日紹介しきれなかったエルドーアン大統領の演説の続きも紹介します。　今日、アナトリア通信(AA)に出ていた記事の見出しは下のとおりです(今日はこの中から１～4の記事について紹介します)。１　(4月の)失業率が発表された２　中央銀行の外貨準備高は936億8,700万ドルとなった３　アカル国家防衛大臣は、オースティン・アメリカ国防長官と電話会談した４(9日付) エルドーアン大統領は、『赤潮の悪夢から短期間で我々のマルマラ海を救出する』と発言 　6月10日(最初の患者確認から457日目)付け「トルコの日々のコロナウイルス統計」から、新型コロナウイルス(KOVID-19)の感染状況を紹介します(なお、保健省から発表される統計には、明確な矛盾が明らかになっているため、必要最小限度の紹介にとどめています)。今日の検査件数：　　　　　　　 22万3,320件今日の感染者数：　　　　　　　　6,408人今日の死者数：　　　　　　　　　 96人今日の完治者数：　　　　　　　　6, 895人今日までの累計完治者数：　518万6,728人今日までの累計検査件数：　5,634万6,656件今日までの累計感染者数：　531万3,098人今日までの累計死者数：　　　4万8,524人重症患者数：　　　　　　　　　　　 1,009人　ここからは一言解説・雑感です。今日からワクチン接種を受けられる年齢が45歳に引下げられました。来週月曜日からは40歳に引下げられることになっています。一方で、ワクチンの量が十分でないという話もあります。理由は不明ですが、昨日までは50歳以上、今日からは45歳以上になっていますが、ワクチン接種の希望者はそれほど増えていないようです。トルコ保健省の発表によれば、かなり増えたようですが、それでも10日19:15までの過去24時間に45万7,454人がワクチン接種(1回目と2回目)を受けました。 　励みにしていますので、クリックをよろしくお願いします。にほんブログ村にほんブログ村  TEKSUT テキスュトゥ 白チーズ 500g トルコ産 Beyaz Peynir ベヤズペイニール ホワイトチーズ価格：1512円（税込、送料別) (2020/9/12時点) TARIS タリッシュ クラッシュグリーンオリーブの瓶詰め 300g トルコ産 タリシュ価格：1080円（税込、送料別) (2020/9/12時点) TARIS タリッシュ EXVオリーブオイル Erkence エルケンジェ 500ml トルコ産価格：3780円（税込、送料別) (2020/9/12時点) 　今日、最初に紹介するAAの記事の見出しは「(4月の)失業率が発表された」です。今日(10日)付の記事です。今月は非常に短くなっています。　トルコ統計庁(TUIK)は、2021年4月の労働力統計を発表しました。それによれば、トルコ全土で15歳以上の失業者数は、4月には前月と比べて27万5,000人増加して451万1,000人となりました。失業率は0.9ポイント上昇して13.9%になりました。失業率は昨年同月と比べて0.2ポイント上昇しました。　4月の非農業部門の失業率は、前月と比べて1.3ポイント上昇して16.2％と計算されました。同月の15～24歳の若年失業率は前月と比べて0.1%上昇して25.6％、雇用率は0.5ポイント上昇して32.0％となりました。この年齢グループの労働参加率は前月と比べて0.8ポイント上昇して43.0%となりました。(記事は以上ですが、以下、TUIKのホームページからの追加です)　雇用されている人の数は2021年4月には、前月と比べて19万3,000人減少して2,805万6,000人となり、雇用率は0.4ポイント低下して44.2％となりました。　労働力は、2021年4月には前月と比べて8万3,000人増加して3,256万7,000人となり、労働参加率は0.1ポイント上昇して51.3％となりました。　4月には雇用されている人の数は、前月と比べて、農業では6万2，000人、建設業では9,000人、それぞれ増加しましたが、工業では21万2,000人、サービス業では5万2，000人、それぞれ減少しました。雇用されている人の18％は農業で、21.3％は工業で、6．4％は建設業で、54.2％はサービス業で、それぞれ雇用されています。　時間に基づく雇用不足、潜在的労働力及び失業者からなる消極的労働力の割合は、2021年4月には前月と比べて1.7ポイント上昇して27.4％となりました。時間に基づく雇用不足及び失業者の合計割合は19.9％で、潜在的労働力及び失業者の合計割合は21.9%となりました。　ここからは一言解説・雑感です。TUIKの数字ですら、解雇禁止にもかかわらず、失業率が少々していると指摘されています。次の記事でも指摘しますが、都合の悪い数字はとことん隠し、都合の良い数字だけを記事にしているようにすら思える状況です。本当かどうかは立証しようがありませんが、今月だけ以上に短くなっているところを見ると(失業者の増加、失業率の上昇は指摘されています)、あながち間違っているとも思えません。 　今日、2つ目に紹介するAAの記事の見出しは「中央銀行の外貨準備高は936億8,700万ドルとなった」です。これも今日付の記事です。　トルコ中央銀行(TCMB)が発表した金融及び銀行週間統計によれば、6月4日時点でのTCMBの外貨準備(通貨のみ)は9億1,700万ドル増加して496億3,800万ドルとなりました。5月28日の時点では487億2,100万ドルでした。　　同期の金(Gold)準備は1億6,500万ドル増加して、438億8,400万ドルから440億4,400万ドルになりました。　その結果、TCMBの総外貨準備は、前週と比べて10億8,200万ドル増加して、926億500万ドルから936億8,700万ドルになりました。　ここからは一言解説・雑感です。最初の記事でも指摘しましたが、「政府にとって都合の良い情報は流し、都合の悪い情報は流さない」という規則があるのではないかと思わせるほど、過去3回の記事は全て「残高が増加したとき」でした。記事が出ていないときは、外貨準備高が増加しているのか低下しているのか不明ですが、出たときは「全て増加」という状態です。 　今日、3つ目に紹介するAAの記事の見出しは「アカル国家防衛大臣は、オースティン・アメリカ国防長官と電話会談した」です。これも今日付の記事です。　国家防衛省がソーシャルメディアで行った発表では、「フルスィ・アカル国家防衛大臣とロイド・ジェームス・オースティン・アメリカ国防長官は、6月10日に電話会談を行った。肯定的な雰囲気の中で行われた同会談では、NATO首脳会議前に、地域的及び2国間の防衛・治安問題に関する意見交換が行われた。」との情報が提供されました。 　今日、4つ目に紹介するAAの記事の見出しは「エルドーアン大統領は、『赤潮の悪夢から短期間で我々のマルマラ海を救出する』と発言」です。これは昨日(9日)付の記事で、抜粋して昨日の続きを紹介します。　エルドーアン大統領は、先週、黒海で発見された天然ガス田の奇跡を国民と分かち合ったことを指摘しつつ、同様に、再生可能エネルギー計画と原子力発電分野で、並び立つ例がないほどの進展を達成したことを明らかにしました。　一方、同じ日にフィリヨス港とゾングルダクにおけるウズン・メフメト・モスクの落成式も行ったことを明らかにしつつ、次のように述べました。「これらは全て、トルコ国民と一体化した作品である。芸術の寿命は長く、人生は短い。自称の政党党首として人前に出て話をする人を知っているであろう、止まることを知らない嘘の主張ばかり、,,国民は飢えているとのことだ。こんなことを言っている。お腹をすかせたままさまよっている人たちは、お前たちがお腹をいっぱいにしてやれば良い。我々は、必要なことは何であれ、この過程の中で、あらゆる可能性を総動員して、それを実行した。労働者に、零細企業主・小店主のために行った。今後も行い続ける。この点に関してどんな小さな滞りもあり得ない。債務再編成に関しては、全ての債務再編成を行った。しかし、恩知らずは、ご存じの通りお金によってではない。彼らは、それでも恩知らずな態度を続けている。続けるが良い。例えば、つい最近も穀物の買取価格を、お茶の買取価格を、発表した。今度は、ヘーゼルナッツの買取価格を発表する。トルコ国民からは非常に良いニュースがもたらされている。しかし、これらの者(管理者注：クルチダルオールCHP党首を始めとする野党関係者)は出てきて、『国民は飢えている』と言っている。私はリゼの出身で、お茶の生産者の振る舞い方をよく知っている。同様にトラキアの生産者の、ここではお米の生産者の行動様式を非常によく知っている。しかし、これらの人々はこのようなことを知っているだろうか、お米の生産者が何を作っているか、こんなことも知らない,この問題を理解していない。お米の生産者に何を提供しているかを聞いても、それすらも知らない。我々は、これら全てのことを、関係する協同組合の経営者たちとも話し合いながら実施した。穀物でも、お茶でも、同様の対策を取った。今後も取り続ける。」　エルドーアン大統領は、「我々の日程には、トルコに対して、トルコ国民に対して行った奉仕、そして、今後行う奉仕を、また、もたらした作品、そして、今後もたらす作品を、世界に対して行った闘いと,今後行う闘い以外にはあり得ない、これまでにもなかった、今後もない。トルコ国民ともに、あなた方(管理者注：AKP所属国会議員)もこの点に注目しているはずである。」と述べました。　毎月、何十もの道路、トンネル、橋、ダム、灌漑施設、国民公園、集合団地計画のオープニングを行ってきたことを説明したエルドーアン大統領は、「これらのも者には耳はあるが聞こえていない、目はあるが見えていない、心臓はあるが聞こえない。なぜならば、封印されているからである。いても聞こえず、いても見えず、いても封印されている。私の国民たちは聞こえている。我々にはそれだけで十分である。」との表現を使いました。  ​  トルコリラ等の外貨建ても含めた債券投資に関する情報を発信しています。外債投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。社債投資まとめ　いろいろな投資情報が出ています。投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。株初心者向けＩＰＯ初値予想　今日はトルコのガラス製品を紹介します。​​　トルコのガラスは産業向け製品、大量生産品もそれなりの品質です。​​今日はトルコ・コーヒーも紹介します。ここからはブレスレッドです。

  2021.06.11

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  今年1～5月のトルコにおける空港利用状況、黒海で発見された天然ガス埋蔵量の持つ意味、HDP解党裁判の再開、トルコにおける新型コロナウイルス患者発生の454日目の状況

  ​　今日（7日）は、特に重要と思われる記事は殆ど見つかりませんでした。強いて挙げれば、5月及び1～5月の空港利用の統計に関する記事、黒海ガス田に関する記事、HDP解党裁判、AKPの(重要事項の決定が行われる)MYKが開催されたという記事、チャヴシュオール外務大臣とジャン＝イヴ・ル・ドリアン・フランス欧州・外務大臣との会談などに関する記事が出ていましたので、今日もこれらの記事を手短に紹介します。　なお、とっくに選挙結果は出ているはずですが、はやり最小単位の、保険津選挙というバラつきのある選挙だったためか、AAにも記事はなく、テレビニュースでも結果を報じているところは見つかりませんでした。　今日、アナトリア通信(AA)に出ていた記事の見出しは下のとおりです(今日はこの中から１～5の記事について、全て手短に紹介します)。１　今年1～5月にトルコの空路利用者数は3,000万人近くとなった２　黒海で新しく発見された(天然ガス)埋蔵量は、トルコの12年分の天然ガス需要を満たすことができる３　民事刑事最高裁判所検察庁は、HDPの解党を求めて改めて起訴した４　AKPのMYK(中央執行委員会)が終了した５　チャヴシュオール外務大臣は、『フランスとトルコの関係を相互敬意の基盤の上で強化していくことを目標としている』と発言6　環境・都市計画省は「マルマラ海行動計画」の適用に関する通達を発表した 　6月7日(最初の患者確認から454日目)付け「トルコの日々のコロナウイルス統計」から、新型コロナウイルス(KOVID-19)の感染状況を紹介します(なお、保健省から発表される統計には、明確な矛盾が明らかになっているため、必要最小限度の紹介にとどめています)。今日の検査件数：　　　　　　　 21万8,164件今日の感染者数：　　　　　　　　5,647人今日の死者数：　　　　　　　　　 91人今日の完治者数：　　　　　　　　6,576人今日までの累計完治者数：　516万7,350人今日までの累計検査件数：　5,567万3,616件今日までの累計感染者数：　529万3,627人今日までの累計死者数：　　　4万8,255人重症患者数：　　　　　　　　　　　 1,060人  　励みにしていますので、クリックをよろしくお願いします。にほんブログ村にほんブログ村  【メール便発送可】 トルコ雑貨 トルコ タイル デザイン コンパクト 二面 ミラー価格：1780円（税込、送料別) (2020/10/11時点)トルコ製 ゴブラン織 生地 がまぐち ハンドバッグ un deux 全2種 さんかく/水 さんかく/黄価格：6091円（税込、送料無料) (2020/10/11時点)ゆうパケット発送！スカーフ 正方形/大判/母の日/女性用/コットン 【トルコ　雑貨】【トルコ　お土産】価格：2545円（税込、送料別) (2020/10/11時点)ショルダーバッグ・スクエア/トルコ製ファブリック ＆合成皮革 幾何学モチーフ・レッド価格：3900円（税込、送料別) (2020/10/11時点)　今日、最初に紹介するAAの記事の見出しは「今年1～5月にトルコの空路利用者数は3,000万人近くとなった」です。今日(7日)付の記事です。抜粋して紹介します　交通・インフラ省所属国家空港総局(DHMI)は、5月及び1～5月の航空機運行回数、旅客数及び取扱貨物に関する統計を発表しました。それによれば、5月に空路を選択した旅客の数は556万8,364人になりました。1～5月期には、約3,000万人が航空機を利用しました。5月に発着した航空機の数は、国際線が3万8,668機、国際線が2万5,160機となりました。5月にトルコの領空通過を行った航空機の数を含めて、トルコでは8万2,120機の航空交通が行われました。5月にはトルコ全土の空港で、国内線利用客数は312万1,536人、国際線利用客数は243万8,433人となりました。5月には、ダイレクトトランジット客を含めて、合計556万8,364人が空港サービスを利用しました。　今年1～5月には、空港に発着した航空機の数は国内線が22万3,824機、国際線が10万9,261機となりました。1～5月のトルコの領空通過を行った航空機の数を含めて、トルコでは46万7,160機の航空交通が行われました。また、1～5月にはトルコ全土の空港で、国内線利用客数は1,849万6,492人、国際線利用客数は1,091万2,735人となりました。1～5月には、ダイレクトトランジット客を含めて、合計2,943万3,199人が空港サービスを利用しました。 　今日、2つ目に紹介するAAの記事の見出しは「黒海で新しく発見された(天然ガス)埋蔵量は、トルコの12年分の天然ガス需要を満たすことができる」です。これも今日付の記事で、こちらも抜粋して紹介します。 　スコットランドに本社がある調査・コンサルタント会社であるウッド・マッケンジーから行われた発表では、黒海のトルコ専管水域で以前発表された4,050億立方メートルの天然ガスに関する発見について、今後、推定埋蔵量が増加することが予想されていることを指摘しました。発表で考え方を表明した同社のチーフ・アナリストは、「最近、黒海のトルコ専管水域で天然ガスが発見されたことにより到達した5,400億立方メートルの推定埋蔵量は、天然ガスの需要を主に輸入によって賄っているトルコの12年分の需要に相当する。」との分析を行いました。トルコの戦略的目標はこの発見埋蔵量を増加させることでなければならないと強調した同チーフエコノミストは「最初の天然ガス供給として発表された2023年という日付は現時点でも野心的の物である。生産準備のために実施される行動のために、加速された日程は、政治的及び経済的な重要性が何であろうと、高く付くこととなる。」との表現を使いました。 　今日、３つ目に紹介するAAの記事の見出しは「民事刑事最高裁判所検察庁は、HDPの解党を求めて改めて起訴した」です。これも今日付の記事で、こちらも冒頭部分のみ抜粋して紹介します。　民事刑事最高裁判所検察庁は、人民民主党(HDP)を解党ように求めて、再び起訴しました。起訴状は、憲法裁判所に提出されました。憲法裁判所が不足を補う(瑕疵を修正・補正する)ことを求めて返却したHDP解党を求める起訴状は、民事刑事最高裁判所検察庁によって再び作成されました。民事刑事最高裁判所検事長が署名した約850ページの起訴状は、憲法裁判所に提出されました。約500人の党員に関して政治活動禁止を求めた起訴状では、同党の銀行口座も差し押さえるように申立てられました。 　今日、４つ目に紹介するAAの記事の見出しは「AKPのMYK(中央執行委員会)が終了した」です。これも今日付の記事です。　レジェップ・タイイップ・エルドーアン大統領兼AKP総裁の主催で行われたAKP中央執行委員会(MYK)会合が終了しました。AKP党本部で、マスメディアに非公開で行われたこの会合は、4時間15分継続しました。　ここからは一言解説・雑感です。記事はこれが全てです。エルドーアン大統領が外国へ出るために、今日は閣議が中止になっていますが、反対にわざわざMYKを開いているところが意味深長です。公的な仕事は中断させても、党としては作業を継続、それどころか加速させていることを意味する物と考えられます。現段階では、討議内容に関する記事は一切出ていませんが、どの話題が取り上げられたにしても、かなり重要な意味がありそうです。 　今日、５つ目に紹介するAAの記事の見出しは「チャヴシュオール外務大臣は、『フランスとトルコの関係を相互敬意の基盤の上で強化していくことを目標としている』と発言」です。これも今日付の記事で、こちらも抜粋して紹介します。　(フランス訪問中の)メヴリュット・チャヴシュオール外務大臣は、ジャン＝イヴ・ル・ドリアン・フランス欧州・外務大臣と会談しました。チャヴシュオール外務大臣は、公式訪問として訪れたフランスの首都パリで、ル・ドリアン大生衆・外務大臣と1対1会談と代表団間会談を実施しました。会談では、リビアとシリアを始めとする地域の問題と近づくNATO首脳会合に関する意見交換を行い、トルコ・フランス及びトルコEUの関係に関して協議したことが明らかにされました。　ここからは一言解説・雑感です。チャヴシュオール外務大臣は先日のギリシャ訪問に続き、フランスを訪問しています。EUの中の反トルコの急先鋒？2ヶ国を回っていることには、重要な意味があるものと思われます。つまり、トルコはEUとの関係を真剣に改善することを望んでいるものと思われます。なお、ギリシャの前には、ドイツも訪問していますので、観光客誘致という典型的な経済問題も含まれていましたが、こちらもEUとの関係を重視していることも意味しているものと思われます。  　トルコリラ等の外貨建ても含めた債券投資に関する情報を発信しています。外債投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。社債投資まとめ　いろいろな投資情報が出ています。投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。株初心者向けＩＰＯ初値予想　今日はトルコのガラス製品を紹介します。​　トルコのガラスは産業向け製品、大量生産品もそれなりの品質です。​​今日はトルコ・コーヒーも紹介します。​ここからはブレスレッドです。​

  2021.06.08

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  5月のインフレ率、TUIKが誤って全く違った月間インフレ率を発表した背景説明とその雑感、トルコにおける新型コロナウイルス患者発生の450日目の状況

  ​​　今日（3日）は一転、経済面で重要と思われる記事が非常の多く出ていました。今日は、5月のインフレ率に関する数値が発表されました。その他に、品目別上昇・下落率に関する記事、インフレ率に関する分析記事も出ていました。インフレ率に関する重大な？疑問が提起され、トルコ時間の遅い時間になって、TUIKから「言い訳」が、TUIKに取っては技術的な説明が出されました。インフレ率に関する記事以外では、木曜日の定例統計3種の内、外貨準備高(予想どおり、前週と比べて増加していました)と預金・貸付残高に関する記事が出ていました。トルコの産業構造に関する重大な変化を示すかもしれない統計も出ていました。これまでも時々紹介していましたが、トルコ最大の輸出産業は自動車産業で、10年以上その状態が続いていますが、一時期は25％近い輸出のシェアを占めていましたが、最近では15％を超えることが殆ど無くなっていたように思いますが、先月はついに化学産業に首位奪取されました。この10年間で月単位では2回目ではないかと思いますが、いずれにしても、今後は自動車産業を追い越す月が時々出てくるようになるのではないかと思います。5月の発電量、電力消費量及び電力種出・輸入量に関する記事も出ていました(昨年同月と比べて、発電量は20.3%増、電力消費量は19.2%増、輸入は1.33％増、輸出も177％増でした。)。　　社会面では、7月15日のクーデター未遂事件におけるエルドーアン大統領暗殺チームによる強奪事件？に関する判決(37人中の30人の被告に対して18回の禁固18年の刑、5人には18回の禁固15年の刑、一人には15回の禁固18年の刑、一人は逃亡中で分離(継続審理))が出されたという記事とフェトフッラー・ギュレン師の弁護士に「武装テロ組織の構成員になった罪」で9年9ヶ月の禁固刑が出されたという記事が出ていました。　今日、アナトリア通信(AA)に出ていた記事の見出しは下のとおりです(今日はこの中から１と2について紹介します)。１　(５月の)インフレ率が発表された２　TUIKからインフレ率統計数字に関する説明３　年間インフレ率は７ヶ月振りに低下した４　５月に価格が最も上昇したのはジャガイモで、最も低下したのは獅子唐５　中央銀行の外貨準備高は926億500万ドルとなった６　銀行業界の預金残高が増加した７　5月には化学産業が最大の輸出を行った産業となった８　5月のトルコの電力消費量は19.2％増加した９　FETOの「暗殺チーム」が略奪について裁かれた裁判で、判決が出された10　ギュレンFETO首領の弁護士に9年9ヶ月の禁固刑​​ 　6月3日(最初の患者確認から450日目)付け「トルコの日々のコロナウイルス統計」から、新型コロナウイルス(KOVID-19)の感染状況を紹介します(なお、保健省から発表される統計には、明確な矛盾が明らかになっているため、必要最小限度の紹介にとどめています)。​​今日の検査件数：　　　　　　　 22万2,847件今日の感染者数：　　　　　　　　6,602人今日の死者数：　　　　　　　　　 114人今日の完治者数：　　　　　　　　8,540人今日までの累計完治者数：　513万9,993人今日までの累計検査件数：　5,480万9,788件今日までの累計感染者数：　527万299人今日までの累計死者数：　　　4万7,882人重症患者数：　　　　　　　　　　　 1,219人  　励みにしていますので、クリックをよろしくお願いします。にほんブログ村にほんブログ村誕生石 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  2021.06.04

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  第2四半期以降に関する経済成長率及び経常収支の改善に関する予測、ペケル首領が暴露した新聞記者の暗殺事件に関する捜査開始と次の動画投稿の内容、トルコにおける新型コロナウイルス患者発生の448日目の状況

  　今日（6月1日）も経済面で重要と思われる記事がいろいろ出ていました。と言っても、重要な統計記事ではなく、楽観的な予想に関するものが多いのですが、第1四半期の7％成長との関連で、いくつか紹介します。社会面でも、いくつか意味のありそうな記事がありました。1つはセダット・ペケル犯罪組織首領の告発ビデオ？に出てくる北キプロス・トルコ共和国の当時の反政府系新聞記者の暗殺事件に関して検察庁が捜査を開始したという記事です。その他、昨年の交通事故が15.8％減少したという記事、チャヴシュオール外務大臣のアテネ訪問は友好的な雰囲気の中で行われたという記事、段階的平常化に関するなどが出ていました。　今日、アナトリア通信(AA)に出ていた記事の見出しは下のとおりです(今日はこの中から１～3全てついて紹介します)。１　経常収支は、輸出の増加、観光業の部分的回復及び構造改革によって改善する２　第2四半期の強力な輸出とベースメント効果によって、二桁台の成長が予測されている３　アナドル検察庁は、クトゥル・アダル氏殺人事件に関する捜査を開始した4　トルコ・リラ建て預金への支援策（源泉徴収税の減免）の適用期間が延長される5　トルコ500大製造企業の創造した付加価値における「テクノロジー企業」の割合が増加している6　期限付き電力売買市場が開始された7　昨年、トルコで発生した交通事故件数は15.8%減少した8　ギリシャ・メディアからチャヴシュオール外務大臣のアテネにおける会談は、「友好的な雰囲気の中で実現した」との分析を行った9　内務省は、各県庁に『6月の段階的平常化』に関する通達を送付した　6月1日(最初の患者確認から448日目)付け「トルコの日々のコロナウイルス統計」から、新型コロナウイルス(KOVID-19)の感染状況を紹介します(なお、保健省から発表される統計には、明確な矛盾が明らかになっているため、必要最小限度の紹介にとどめています)。今日の検査件数：　　　　　　　 22万3,482件今日の感染者数：　　　　　　　　7,112人今日の死者数：　　　　　　　　　 129人今日の完治者数：　　　　　　　　9,457人今日までの累計完治者数：　512万4,081人今日までの累計検査件数：　5,436万2,791件今日までの累計感染者数：　525万6,516人今日までの累計死者数：　　　4万7,656人重症患者数：　　　　　　　　　　　 1,241人 　励みにしていますので、クリックをよろしくお願いします。にほんブログ村にほんブログ村 エスプレッソ・デミタスコーヒーカップ＆ソーサー珍しい小さめ椀皿トルココーヒー用2客セット：ルーミー /トルコお土産価格：2380円（税込、送料別) (2020/9/12時点)トルコ｜トルコみやげ｜トルコ土産｜トルコおみやげ｜トルコお土産｜トルコタイル｜トルコ陶器｜トルコ雑貨｜コースター｜角タイル【小】19価格：900円（税込、送料別) (2020/9/12時点)  トルコ｜トルコタイル｜トルコ陶器｜トルコ雑貨｜鍋敷き｜なべしき｜鍋しき｜鍋布き｜トリベット　Trivet｜花型タイル【大】73価格：1890円（税込、送料別) (2020/9/12時点)　今日、最初に紹介するAAの記事の見出しは「経常収支は、輸出の増加、観光業の部分的回復及び構造改革によって改善する」です。今日(6月1日)付の記事です。抜粋して紹介します。　国庫・財務省の報告書によれば、将来、強力な財の輸出、金(Gold)輸入の平常化、観光収入で期待される部分的回復、緩やかな貸付増加及び構造改革は、経常収支の均衡に対して肯定的に反映することが期待されています。　昨年後半には、トルコにおいても、世界においても、平常化過程と取られた対策により輸出が回復し、年間では1,696億ドル水準で終えました。輸入は強力な内需と高水準の金の輸入のために2,195億ドルとなりました。その結果、貿易赤字も499億ドルという水準となりました。今年は特に、最大の輸出市場であるEU加盟国の経済が活性化し、トルコの輸出が強化され、輸出を加速させています。4月現在で、年間化した財の輸出額は1,867億ドルに達し、2021年には禁輸入と実質輸入量での減速にもかかわらず、輸入価格の上昇によって相当な輸入額の増加となっており、その結果、年間化した輸入額は2,331億ドルとなり、貿易赤字も464億ドルとなりました。そのため、2021年全体で、財の輸出では相当な増加を記録し、2,000億ドルを超えて、史上最高額に達することが予測されています。　KOVID-19流行により、昨年の旅行制限と感染症流行状況から来る不透明さのために、観光収入では大幅な低下となり、財の輸出と観光における減少に加えて、強力な輸入需要によって、経常収支の赤字は、2020年には373億ドルとなり、国民所得の5.2％水準となりました。経常赤字は2021年第1四半期には、座の輸出の力強さにもかかわらず、旅行収入の低下と大幅な輸入価格の上昇により、年間化した数値としては362億ドルとなりました。 　今日、2つ目に紹介するAAの記事の見出しは「第2四半期の強力な輸出とベースメント効果によって、二桁台の成長が予測されている」です。これも今日付の記事で、こちらも抜粋して紹介します。　今年第2四半期に関する先行指標は、トルコ経済の成長傾向が継続していることを示しており、第2四半期にも強力な輸出とベースメント効果により、二桁の成長が予測されています。　国庫・財務省の作成した報告書によれば、2021年第2四半期には、強力な輸出と、低い比較基準(管理者注：昨年第2四半期の成長率が-9.9%と低かったこと)により、二桁の成長が予測されています。　金融及び財政政策における慎重な立場により、経済成長は第2四半期にも緩やかな傾向が継続すると予測されており、その結果、2021年のGDP成長率は中期(財政)計画(OVP)で予測されている5.8％と適応したものとなることが予測されています。外需が成長に大きく貢献することが予測されている2021年には、成長率における均衡の取れた状態が実現することが予測されています。今後、国内と世界的な規模での感染症の流行状況とワクチン接種状況が、経済活動の行方に大きな影響を与えることが予測されています。  　今日、3つ目に紹介するAAの記事の見出しは「アナドル検察庁は、クトゥル・アダル氏殺人事件に関する捜査を開始した」です。こちらは今日付の記事です。いきなり解説ですが、「アナドル(英語：アナトリア)」という言葉は、このブログで何度か説明しましたが、「イスタンブル(及びヨーロッパ側領土)を除くトルコ全土」という意味と、「トルコ」という意味で使われることが多い単語です。今回の場合は、少し前にも説明したと思いますが、アンカラ検察庁、イスタンブル検察庁などのトルコ国内の特定地域を管轄する検察庁に対して、トルコ国外における犯罪を取り扱う検察庁ということのようです。　アナドル検察庁から行われた発表では次のように記載されています。「アティッラ・ペケルという名前の人物(管理者注：セダット・ペケル犯罪組織首領の兄)から、フェティイェ検察庁の仲介により、アナドル検察庁に送付された『クトゥル・アダル記者が(北)キプロスで殺害された』事件に関する様々な噂を含む調書が提出されたこと、また、行われた最初の分析の結果、主張されている犯罪に関してトルコ当局が捜査を行うことはトルコ刑法に照らして可能であるとの結論に至ったことにより、調書の内で言及されている犯罪の主張に関して、直ちに捜査が開始された。捜査の一環で、殺人が行われたKKTC(北キプロス・トルコ共和国)の当局から必要性が感じられる情報と文書を入手する目的で、必要な連絡を取り合い、トルコを含む地域における証拠収集及び調書を提出した人物からの詳細な事情聴取を行うための作業が開始された。」　ここからは一言解説・雑感です。これまで着手された捜査は、全てペケル首領側が容疑者となる事件・犯罪に関するもの、あるいは、少なくともソイル内務大臣を始めとするAKP関係者が容疑者や重要参考人となっている事件ではないようです。野党が攻撃しているように、「ソイル内務大臣が明言している、毎月1万ドルの給与(支援)を受けているトルコ政治家」に関する捜査などは行われていません。全く何もしないのは説明できないと考えているためか、ほんの1部では捜査が開始されたことになっていますが、野党は当然として、一般国民からも納得が得られないのではないかと思います。その証拠？かどうか、人気テレビ・ドラマ並みに、「ペケル首領による次の動画投稿」が、トルコ中で期待を持って待たれているような状況です。次は、自分ではなくソイル内務大臣を支持することを選択したエルドーアン大統領への報復？として、エルドーアン大統領が関与した犯罪について暴露することが言及され、一層関心が高まっています。 ​  トルコリラ等の外貨建ても含めた債券投資に関する情報を発信しています。外債投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。社債投資まとめ　いろいろな投資情報が出ています。投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。株初心者向けＩＰＯ初値予想　今日はオリーブ・オイルを紹介します。日本への売り込みにも力を入れ始めたそうです。　次は、トルコの「国家・国民酒(?)」のラクを紹介します。ギリシャやフランスなどにも、名前は違っても同じお酒があるそうですが、トルコが発祥の地と思われます。 

  2021.06.02

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  2021年第1四半期のトルコのGDP成長率とその雑感、OECD内での成長率順位、エルドーアン大統領による6月の平常化過程の説明とその雑感、トルコにおける新型コロナウイルス患者発生の447日目の状況

  ​　今日（31日）は経済面で重要と思われる記事がいろいろ出ていました。その中でも第1四半期のGDP統計に関する記事、同成長率がOECD加盟国で最高となったという記事を紹介します。社会面では、昨日紹介した「30日に閣議が行われる」は誤報で、今日(31日)に開催され、閣議後にエルドーアン大統領が演説を行いました。セダット・ペケル犯罪組織首領に関する話題など、不都合な話題を除けば、多くの問題に言及していましたが、最後の最後のほんの少しだけ減収していた「明日からの段階的平常化」に関する部分のみ紹介します。　今日も出ていない記事として、セダット・ペケル犯罪組織首領が麻薬関連で言及した前首相、前国会議長のビナーリ・ユルドゥルム総裁代理の息子のエルカン・ユルドゥルム氏は、「マスクなどのKOVID-19対策品を持って行った」と言っていましたが、テレビニュースでは、12月の輸出許可リストにここで言及されているマスクの記載が無いことをジュムフリエット紙記者が見つけて記事にしたためにその真偽を質問した結果、「お土産として砂糖でコーティングされたアーモンドやバクラバを持って行った。マスクとPCRテストキットは1，2ケースのみであった」と弁護士でもあるAKP国会議員が説明したと報じていました。これまでのところ、ペケル首領の発言の方がAKP関係者の発言よりも信憑性があると言える状況が続いています。　今日、アナトリア通信(AA)に出ていた記事の見出しは下のとおりです(今日はこの中から１～3について紹介します)。１　トルコ経済は、今年第1四半期に7％成長した２　トルコは予想を超えた第1四半期の成長率により、OECD加盟国の中で最高位となった３　エルドーアン大統領は、6月の段階的平常化日程を発表した４　天然ガス価格の値上げが行われた５　OECDは、2021年の世界経済の成長率を5.8％に引き上げた６　4月のトルコの鉄鋼生産量は、330万トンに達した　5月31日(最初の患者確認から447日目)付け「トルコの日々のコロナウイルス統計」から、新型コロナウイルス(KOVID-19)の感染状況を紹介します(なお、保健省から発表される統計には、明確な矛盾が明らかになっているため、必要最小限度の紹介にとどめています)。今日の検査件数：　　　　　　　 21万9,461件今日の感染者数：　　　　　　　　6,493人今日の死者数：　　　　　　　　　 122人今日の完治者数：　　　　　　　　9,582人今日までの累計完治者数：　511万4,624人今日までの累計検査件数：　5,413万9,309件今日までの累計感染者数：　524万9,404人今日までの累計死者数：　　　4万7,527人重症患者数：　　　　　　　　　　　 1,339人 　励みにしていますので、クリックをよろしくお願いします。にほんブログ村にほんブログ村  トルコ ラーレリ オーガニック オリ−ブオイル石鹸 120g ダマスクローズ （有機栽培オイル使用）4個セット 《スキンケア ボディケア 洗顔石鹸 天然成分 オーガニック成分》価格：2860円（税込、送料別) (2020/10/11時点)トルコ お土産 トルコ土産 ラーレリ ローズオイル ギフト みやげ おみやげ価格：1400円（税込、送料別) (2020/10/11時点) アレッポからの贈り物 190g×10本セット （オリーブ＆ローレルオイル）トルコ産価格：2648円（税込、送料別) (2020/10/11時点)　今日、最初に紹介するAAの記事の見出しは「トルコ経済は、今年第1四半期に7％成長した」です。今日(31日)付の記事です。　TUIK(トルコ統計庁)の統計によれば、史上の予測を超えて、トルコ経済は今年第1四半期に7.0％の成長となりました（管理者注：2019年のトルコの第1四半期のGDP成長率－2.6％、2020年は4.5％でした）。　トルコ統計庁(TUIK)は、今年第1四半期（１～３月）に関するGDP結果について発表しました。　それによれば、トルコのGDPは連鎖支出指数として、今年第1四半期には昨年同期と比べて7.0％増加しました。　生産方式によるGDPは、今年第1四半期には前年同期と比べて、現在価格では29.1%増加して１兆3,863億4,700万リラとなりました。GDPの第1四半期のドル建て価値は1,880億6,500万ドルとなりました。　GDPを形成する各活動分野を分析した場合、昨年同期比で、今年第1四半期には連鎖支出指数として、通信・情報の総付加価値は18.1％、その他サービス業は14.4%、工業部門は11.7%、農業部門は7.5%、サービス業は5.9％、公共サービス・教育・保健・社会サービスは3.7％、金融・保健部門は2.9％、建設部門は2.8％、不動産部門は2.4％増加しました。　AAフィナンスの「成長率予測アンケート」に参加したエコノミストたちの予測平均は、トルコ経済が今年第1四半期に6.4％増加でした。　暦調整後のGDPは、連鎖支出指数として、今年第1四半期には昨年同期と比べて7.3％増加しました。季節及び暦調整後のGDPは、連鎖支出指数として、第1四半期には昨年第4四半期と比べて1.7％増加しました。　2021年第1四半期には昨年同期と比べて、家計最終消費支出は7.4％、政府最終消費支出は1.3％、そして政府総固定資本形成も11.4％増加しました。財及びサービス輸出は今年第1四半期には対前年同期比で連鎖支出指数として3.3％増加し、一方、財・サービスの輸出は1.1％減少しました。　労働報酬は今年第1四半期に昨年同期と比べて16.0％増加しました。また、労働報酬がGDPに占める割合は、2020年第1四半期には３9.0％でしたが、今年第1四半期には35.5％となりました。　ここからは一言解説・雑感です。多くの人にとっては、「TUIKがまたまたやってくれました！」という感じのようです。現在価格で29.1％の増加で、実質価格では7％の増加になったとのことですが、一般の人には全く実感がわかない数字のようです。特に家計最終消費支出は7.4％とのことですが、失業者が大幅に増え、また、たとえ職はあっても「時短手当」あるいは「1500リラの現金支援」の対象になっている人が相当多数(4分の1～3分の1)に及んでいるほか、外出の機会も大きく制限されていた時期にもかかわらず、インフレ率を除いた実質消費額が7.4％増加になっているというのは、一般の人には信じがたい数字と思われます。反対に、実質支出ではなく、名目支出なら、食品価格を中心に、2倍にも3倍にもなっているという感覚はありそうです。そう考えれば、名目価格による約30％増と実質価格による7％増における感覚のギャップは、「インフレ率を低く発表した結果（、実質価格による成長率が現実を遙かに上回る上昇となっている）」ということになりそうです。 　今日、2つ目に紹介するAAの記事の見出しは「トルコは予想を超えた第1四半期の成長率により、OECD加盟国の中で最高位となった」です。これも今日付の記事で、こちらは抜粋して紹介します。　トルコは、今年第1四半期に達成した年率7.0％の経済成長により、OECD加盟国の中で最も高い成長率を記録しました。OECD加盟国の平均は-0.8％、EUは-1.7％で、プラス成長となった国は、韓国1.7％、フランス1.5％、アメリカ0.4％、カナダ0.3％でした。　トルコ経済は、昨年第1四半期には4.5％成長し、第2四半期には10.3％のマイナス成長となりました。経済の平常化過程が始まった第3四半期には6.3％、第4四半期には5.9％の経済成長を記録しました。その結果、トルコはKOVID-19との闘いによって2020年通年では1.8％のプラス成長となり、他の国と比べてプラス方向での差別化が起こりました。  　今日、3つ目に紹介するAAの記事の見出しは「エルドーアン大統領は、6月の段階的平常化日程を発表した」です。こちらは今日付の記事で、上でも紹介しましたが、こちらは「平常化」に関連する部分のみ抜粋して紹介します。　大統領府で行われた閣議後に国民向けに銭説を行ったレジェップ・タイイップ・エルドーアン大統領は、前回の閣議後現在までに、多くの素晴らしい奉仕(サービス)とその結果、奇跡と喜びを国民とともに分かち合ったことを明らかにしました。(管理者注：現政府のお陰・成果は殆ど無く、個人や団体の成功、過去の偉業が多いように思います)　6月以降の段階的平常化に関する日程を明らかに慕えるドーアン大統領は、次のように述べました。「6月中、外出制限は、平日と土曜日は毎日午後10時から朝5時まで、週末は土曜日の午後10時から月曜日の午前5時まで実施する。つまり、日曜日は終日外出制限が行われる。7月については、新規感染者数、死者数などの推移を見ながら改めて決定される。レストラン、食堂、カフェテリア、ケーキ屋と言った飲食店は午前7時から午後9時まで、定められた条件下で店内営業を許可する。午前0時までは配達サービスの形で営業を許可する。なお、日曜日については配達サービスの形のみで営業を許可する。この1ヶ月半(管理者注：一部の当事者にとっては「月ではなく年の間違いだ」と感じているものと予想されます)営業が中断されていたトルコ・コーヒー店、カフェ、お茶サロン、卸売市場、スポーツ・サロン、遊園地といった施設では、明日以降、日曜日を除き、午前7時から午後9時まで営業を許可する。大学の2021～2022年の授業は9月13日から開始される。」　ここからは一言解説・雑感です。基本的に「日曜日を除く午前7時から午後9時まで、殆ど全ての業種は営業可能になった」ということになりそうです。「トルコ型ロックダウン」の時にも見られましたように、公共交通機関(とその待合場所)はごった返した状況にあり、マスクをしている限り、その他の場所を制限する意味は殆ど意味が無いと思われる状況でした。今回はこれに加えて、レストランを始めとする飲食業も今回は基本的営業が許可されました。ビオンテク・ファイザー製のワクチンが大量に到着し始めましたので、今後トルコのワクチン接種は確実に上昇すると思われます。ワクチン接種の影響が拡がるのか、平常化の影響が拡がるのか、どちらの影響が大きくなるのか、今後1週間から10日後、あるいは2，3週間後の数字を見てみる必要がありそうです。素人から見た常識論では、「ワクチン接種率が十分に上がっていない今月中旬から下旬にかけては感染者数が増加し、その後、ワクチン接種率が上昇するに従って、新規感染者数が減っていく」ということになるのではないかと思います。    トルコリラ等の外貨建ても含めた債券投資に関する情報を発信しています。外債投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。社債投資まとめ　いろいろな投資情報が出ています。投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。株初心者向けＩＰＯ初値予想　今日はトルコ関係の書籍を紹介します。やはり歴史の理解が大切です。​​ちょっと厚いのですが、お勧めの1冊です。​​この本もお勧めです。

  2021.06.01

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  S&Pのトルコ格付見直し不実施、今後の経済統計発表予定、元イスタンブル県警本部長によるソイル内務大臣への反論とその雑感、エルヴァン国庫・財務大臣の銀行業界での講演とその雑感、ト新型コロナウイルス患者発生の445日目の状況

  　今日（29日）は土曜日でしたが、経済面でも、社会面でも、重要と思われる記事がいくつか出ていました。経済面ではS&Pによるトルコの格付などに関する記事が出ていたほか、来週からの経済指標の発表予定に関する記事が出ていました。また、時間差で気がつかなかったものと思われますが、昨日、「AAで出ていない記事」として紹介しましたが、AKP国会議員(当時のイスタンブル県警本部長)からはソイル内務大臣への反論が行われたという記事が出ていました。お詫びして、訂正するとともに、今日はこの記事も紹介します。また、昨日積み残し？となっていたエルヴァン国庫・財務大臣のトルコ銀行協会(TBB)における演説に関する記事も紹介します。　今日、アナトリア通信(AA)に出ていた記事の見出しは下のとおりです(今日はこの中から１～3全てついて紹介します)。加えて、４(昨日の記事)を紹介します。１　S&Pは、トルコの信用格付と格付見通しに関する見直しを行わなかった２　経済に関する来週の関心は、成長率、インフレ率及び輸出額に集まる３(28日付)セラーミー・アルトゥンオクAKP国家議員(エルズルム県選出)から「警護を付ける決定」に関する説明４(28日付)エルヴァン国庫・財務大臣は、『感染症流行の初期段階から今日までに、中央政府予算から790億リラの支出が行われた』と発言　5月29日(最初の患者確認から445日目)付け「トルコの日々のコロナウイルス統計」から、新型コロナウイルス(KOVID-19)の感染状況を紹介します(なお、保健省から発表される統計には、明確な矛盾が明らかになっているため、必要最小限度の紹介にとどめています)。今日の検査件数：　　　　　　　 22万2,613件今日の感染者数：　　　　　　　　7,656人今日の死者数：　　　　　　　　　 137人今日の完治者数：　　　　　　　　1万1,180人今日までの累計完治者数：　509万4,279人今日までの累計検査件数：　5,370万891件今日までの累計感染者数：　523万5,978人今日までの累計死者数：　　　4万7,271人重症患者数：　　　　　　　　　　　 1,391人 　励みにしていますので、クリックをよろしくお願いします。にほんブログ村にほんブログ村 ゆうパケット発送！スカーフ 正方形/大判/母の日/女性用/コットン 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ミラー価格：1780円（税込、送料別) (2020/10/11時点) 　今日、最初に紹介するAAの記事の見出しは「S&Pは、トルコの信用格付と格付見通しに関する見直しを行わなかった」です。今日(29日)付の記事です。抜粋して紹介します。　スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)社から行われた発表では、発表されていた日程によれば5月28日に発表することになっていたトルコ、ブルガリア及びアイルランドの見直しは実施されなかったことが明らかにされました。　S&Pは現在、トルコの外貨建て国債の信用格付を「B+」、自国通貨建てについては「ＢＢ-」、そして信用格付見通しを「安定的」として評価しています。Ｓ＆Ｐの日程に寄れば、トルコの次の見直し予定日は10月22日となっています。 　今日、2つ目に紹介するAAの記事の見出しは「経済に関する来週の関心は、成長率、インフレ率及び輸出額に集まる」です。これも今日付の記事です。　ＡＡ記者が行った分析によれば、来週以降の経済における統計発表の予定は、より活発化します。トルコ統計庁（TＵＩＫ）は、5月31日(月)に今年第1四半期の経済成長率を発表します。今年1～3月のGDP成長率は午前10時に発表されます。AAフィナンスの成長率予測アンケートに参加したエコノミストたちは今年第1四半期にGDPが6.4％成長したものと予測しています。トルコ経済は、昨年、新型コロナウイルス(KOVID-19)の流行の悪影響にもかかわらず、通年では1.8％、第4四半期には5.9％成長しました。　来週の関心が集まるその他の統計としては、インフレ率と輸出額があります。商務省から6月2日(水)には5月に関する暫定貿易統計が発表されます。4月の輸出は、昨年同月と比べて109%増加して188億ドルとなり、4月としては共和国史上最高額、1ヶ月の輸出額としては史上2番目を記録しました。また、TUIKは6月3日（木）には、5月の消費者物価指数（TUFE）及び国内生産者物価指数（YI-UFE）を発表します。4月には、TUFEは年率17.14％、月間では1.68％の上昇を記録しました。　TUIKは、4月の労働力統計を6月10日(木)に発表します。3月の失業率は0.1ポイント低下して13.1％、1～3月期には0.1ポイント上昇して12.9％となっています。国庫・財務省は5月の予算執行結果を6月15日に発表します(予定は出ていますが、AAはここ数ヵ月間、結果を報道していません)。トルコ中央銀行(TCMB)は金融政策委員会(PPK)を6月18日に開催します。また、TCMBは4月の国際収支を6月14日に発表します。  　今日、3つ目に紹介するAAの記事の見出しは「セラーミー・アルトゥンオクAKP国家議員(エルズルム県選出)から「警護を付ける決定」に関する説明」です。こちらは昨日(28日)付の記事です。　セラーミー・アルトゥンオクAKP国家議員(エルズルム県選出)は、行った文書による発表で、次のように記述しました。「最近、世論を騒がせている人物の警護の決定に関するニュースで、また、『FETOの痕跡が発見された』という見出しで報じられた文書において、公的肩書きとその人物の使命を不正中たちで漏洩され、批判されている。私個人も、また、一緒に働いていた人々も、そして稽古を付ける決定を行った文書に名前が記された署名を行った人物たちは、12月17～25日の攻撃でも、7月15日のクーデターでも、実施した闘いと見せた態度については、全国民及び世論によって身近に感じられていた。それと反対のことを暗に指摘し、主張し、嘘をつくことは権利の侵害であり、その主張を行った者は大きな罪と責任を負うことになる。」　ここからは一言解説・雑感です。昨日も紹介しましたように、当時のイスタンブル県警本部長だった人物で、昨日紹介しました現トルコ警察庁副長官と同様に、ソイル内務大臣を強く批判しています。「濃いイスラム派(アルバイラク前国庫・財務大臣)」と「民族主義派(ソイル内務大臣)」の間で激しい抗争が行われていることが想像されます。一方で、エルドーアン大統領もソイル内務大臣も、内務省関係者の反発に関しては現時点では何の反応も示していません。外から見える形での決着にはならないかもしれません(既に決着しているかもしれません)が、この対立は大きな亀裂をもたらす結果になるかもしれません。 　今日、4つ目に紹介するAAの記事の見出しは「エルヴァン国庫・財務大臣は、『感染症流行の初期段階から今日までに、中央政府予算から790億リラの支出が行われた』と発言」です。こちらも昨日(28日)付の記事です。非常に長い記事ですので、管理者が「驚いた」一部分のみを紹介します。　リュトフィ・エルヴァン国庫・財務大臣は、トルコ銀行協会(TBB)の第64回年次総会で行った演説で、銀行業界は過去20年間にトルコの発展と拡大で非常に重要な役割を果たしてきたことを明らかにしました。　エルヴァン国庫・財務大臣は、感染症拡大に対する支援は、単に予算だけに限らレテいないことを明らかにしつつ、労働力の喪失を防ぐ目的で失業保険基金も活用されていることを明らかにしました。時短手当(管理者注：もらっていた給与の約８割)、失業手当、現金手当(管理者注：月額約１，５００TLの定額)(管理者注：正規に登録されていた労働者には、基本的に、この３種類の手当のいずれかが支給さえています)の制度により、950万人のトルコ国民に550億リラの支援が行われたと指摘した同大臣は、「労働力市場に提供したこの支援のお陰で、総雇用は2020年6月と比べて150万人増加して2,800万人となった。」と述べました。また、同大臣は、中央政府予算、失業保険基金及び社会保障連帯支援基金を一体として考えた場合、今日までにこの3項目から合計1,360億リラを支出し、今年末までにこの支出総額は1,830億リラに、つまり、国民所得の3.2％に達すると述べました。　また、同大臣は、今年の予算赤字の目標を、4.3％から3.5％に修正したことを明らかにして、次にように述べました。「我々が、非常に神経を使っている問題が存在している。これも世論に対して明らかにするために、皆なさんともう一度共有したい。感染症の流行によって必要となる可能性のあるあらゆる種類の支出を行うことで固い決意を持っている。集中した、選択した、一時的な支援によって、国民に寄り添っていく。誰も、この点に関してほんのわずかな疑問も抱く必要は無い。勿論、これを実施するとき、中期財政目標からもそれることはない。感染症流行期の公的支出のほかに、銀行業界も重要な責任と銀無を担ってきた。発表された貸付支援計画により3,150億リラ、つまり、国民所得の6％に達する支援を行った。そして、この包括的政策のお陰で、実体経済も歯車が回り続け、2020年をプラス成長で終えた。しかし、我々には問題は無いのであろうか、勿論存在している。現在、最も根本的な問題は価格安定性を確保することであり、経常赤字を管理下に置くことであり、労働力市場を活性化することである。」　ここからは一言解説・雑感です。大臣の発言を別の言葉で言い換えれば、「今後も税金をたっぷりと取って、財政赤字は縮小させる。国民への支援も国庫からの支出ではなく、2つの基金を活用する。国民への現金支援は今年末でようやく3％を越えるというOECD内で最低水準だが、銀行業界の協力を得て、ローンの貸付は6％というOECDでも最高の水準に達している。できるだけ財政支出を行わないことにより財政倫理を守りつつ、高インフレ率、高経常収支赤字、高失業率という「3高」問題にも取り組んで行く」ということになると思われます。管理者が一番驚いたのは、なんと言っても「財政赤字率を4.3％から3.5％に修正する」という部分です。勿論、「ワクチン接種が進み、KOVID-19対策がほぼ終了することにより、国民支援のための財政支出の必要性が下がる」と予想しているとは思いますが、たとえ、「規制を全廃して、2019年12月以前の生活に完全復帰できた」としても、レストランを始めとするこの14、5ヶ月間、殆ど影響ができていないサービス業を中心に、トルコ経済が健全復帰するには相当な時間がかかり、「失業率が下がり、インフレ率も下がる」という状況になるには相当な期間がかかるのではないかと思います。なお、そもそも国民対策のために大規模な財政支出を行ったわけではありませんので、「平常化」が行われても、財政支出の削減は微々たるもののはずです。ただでも重い労働者層への課税が一層過酷となることを意味しているように思えます。  ​  トルコリラ等の外貨建ても含めた債券投資に関する情報を発信しています。外債投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。社債投資まとめ　いろいろな投資情報が出ています。投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。株初心者向けＩＰＯ初値予想　今日はトルコ関係の書籍を紹介します。やはり歴史の理解が大切です。​ちょっと厚いのですが、お勧めの1冊です。​この本もお勧めです。

  2021.05.30

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  5月のインフレ率及び第1四半期の成長率に関する予測アンケート結果、ペケル犯罪組織とリラ安に関する日本語記事、ソイル内務大臣の発言に対する内務省関係者の反発、新型コロナウイルス患者発生の444日目の状況

  　今日（28日）は一転、経済面でも、社会面でも、重要と思われる記事が非常に多く出ていました。また、今日は管理者がこのところしばしば紹介しているセダット・ペケル犯罪組織首領とリラ安に関する日本語の記事も出ていましたので、こちらも紹介します。さらには、今日は、アナトリア通信(アナドル・アジャンス、AA)に記事が出ていないことでも、いろいろと重要なことがありました。まず、出ていた方の話ですが、経済面では、5月のインフレ率予測と今年第1四半期の成長率に関する予測アンケート結果に関する記事、4月の貿易統計に関する記事、3月の天然ガス輸入量が昨年同月と比べて47.8％増加したという記事が出ていました。これ以外では、史上最安値を更新してリラ安が進んでいるためか、カヴジュオール・トルコ中央銀行総裁の貢献に関する非常に長い記事、しかし、「名は体を表さず」で見出しほど明確なメッセージになっていないと思われる記事、エルヴァン国庫・財務大臣のトルコ銀行業界での講演に関する記事が出ていました。一方、社会面では、セダット・ペケルが首領の犯罪組織に対するイスタンブル県を中心とする捜査が行われたという記事、2019年の統一地方選挙後にYSK(高等選挙委員会)の委員長・委員を侮辱した罪でイマムオール大イスタンブル市長が起訴されたという記事、検事長に対する襲撃を煽ったことにより、セラハッティン・デミルタシュ元HDP党首に対して2年6か月の禁固刑が言い渡されたという記事などが出ていました。社会面に出ていた記事は、司法(及び警察)の独立性を疑わせる印象を一層強くさせるような記事が多いように思います。​​​　次に、AAで出ていない記事とそれ関連する新聞の記事に関して紹介します。事の発端？はソイル内務大臣がハベル・テュルクの生放送に参加したときに「2015年にセダット・ペケル犯罪組織首領に初めて護衛を付けることを許可した者たちは、FETO関係者である」という趣旨の説明をしたことです。AAはその決裁書を発見し、その写真を一度ソーシャルメディアで報じました。しかし、本当の理由は不明ですが、少なくと今のアンカラ県知事今のアンカラ県知事(当時のイスタンブル県知事)、警察庁副長官(当時のイスタンブル県警テロ対策課長)、今のAKP国会議長(当時のイスタンブル県警本部長)​(この3人は内務省関係者ということになります)​の名前と署名もあったことから、数時間後に削除されました。これに基づき、警察庁副長官へのインタビューがジュムルリエット紙(反AKP、アタテュルク主義)で掲載され、副長官が「エルドーアン大統領を始め、誠実な人はたくさんいる。私のような最も誠実な人間を辞めさせることができるならやってみろ。ソイル内務大臣の発言で、トルコ社会は不快(不安)になっている」という趣旨の発言をしました。部下がこれほど赤裸々に上司(任命権限者)に反発を示すことは共和国史上で例のないことであり、ソイル内務大臣に関連して、政府内部の対立が一層明らかになったものと考えられています。​　　最後に、上でも紹介しましたように、対ドル(対ユーロ)のリラ最安値が更新されています。ここ数日間、「今日もリラ安傾向は止まっていません。マフィア問題の影響が全くないとは思えない状況です。」と紹介しましたが、これだけではなく、先日見出しだけしか紹介できませんでしたが、中央銀行副総裁の解任など、金融政策への不信感もあるという解説がテレビニュースでは行われていました。　今日、アナトリア通信(AA)に出ていた記事の見出しは下のとおりです(今日はこの中から１と２について紹介します)。３と４については、できればこの週末に紹介します。１　AAフィナンスの5月のインフレ率予測アンケート結果が発表された２　セダット・ペケル首領の犯罪組織に対するイスタンブル県を中心とする2県での作戦実施３　カヴジュオール・トルコ中央銀行総裁から引締め金融政策姿勢の強調４　エルヴァン国庫・財務大臣は、『感染症流行の初期段階から今日までに、中央政府予算から790億リラの支出が行われた』と発言５　4月のトルコの輸出は109％増加した６　3月の天然ガス輸入量は47.8％増加した７　YSK委員に対する侮辱を行ったとの理由で、イマムオール大イスタンブル市長が起訴された８　(アンカラ)検事長を攻撃目標として示したセラハッティン・デミルタシュ元HDP党首に禁固刑が言い渡された　5月28日(最初の患者確認から444日目)付け「トルコの日々のコロナウイルス統計」から、新型コロナウイルス(KOVID-19)の感染状況を紹介します(なお、保健省から発表される統計には、明確な矛盾が明らかになっているため、必要最小限度の紹介にとどめています)。今日の検査件数：　　　　　　　 22万162件今日の感染者数：　　　　　　　　7,773人今日の死者数：　　　　　　　　　 164人今日の完治者数：　　　　　　　　1万2,284人今日までの累計完治者数：　508万3,099人今日までの累計検査件数：　5,347万8,278件今日までの累計感染者数：　522万8,322人今日までの累計死者数：　　　4万7,134人重症患者数：　　　　　　　　　　　 1,454人 　励みにしていますので、クリックをよろしくお願いします。にほんブログ村にほんブログ村  トルコ｜トルコタイル｜トルコ陶器｜トルコ雑貨｜鍋敷き｜なべしき｜鍋しき｜鍋布き｜トリベット　Trivet｜花型タイル【大】73価格：1890円（税込、送料別) (2020/9/12時点)トルコ製・バクル（銅製品）のお盆・楕円形30.5×20cmシシケバブのトレー/Turkish 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16:15配信　　朝日新聞社　海外に逃れたトルコの有名なマフィアがYouTubeで公開した動画が波紋を呼んでいる。汚職や薬物取引、殺人など、現職大臣や元首相の親族らが関わったとする「疑惑」に言及。真偽は不明だが、多くの市民が目にしており、政権は対応を迫られている。　「私が見聞きしたものを、すべて説明しましょう」。そう言って、動画で自らの主張を配信したのは、セダット・ペケル氏。地元メディアなどによると、過去に犯罪集団を組織した罪などで服役した49歳の「マフィアのボス」だ。胸元を開けたワイシャツを着て、時折笑ったり、大きく身ぶり手ぶりをしたりしながらカメラに語りかける。ある映像では、映画「ゴッドファーザー」の原作者マリオ・プーゾ氏の著書が机に置かれていた。　5月初旬以降、ペケル氏は自身のチャンネルに立て続けに動画を投稿し、一部は1500万回以上視聴された。ツイッターでは最近、ペケル氏の名前がトレンドの上位に名を連ねていた。　標的になったのは、エルドアン大統領に近く、政権内や与党・公正発展党（AKP）で力を持つソイル内相らだ。ペケル氏は、ソイル氏から捜査についての情報がもたらされ、結果的にトルコから逃亡することができたとしている。ペケル氏は現在、アラブ首長国連邦（UAE）のドバイに滞在しているとみられている。　また、ユルドゥルム前首相の息子が、ベネズエラとトルコの間のコカイン取引計画に関わったとも主張。かつて内相を務めた人物が、過去の記者殺害事件に関与していたことも示唆した。 　ここからは一言解説・雑感です。管理者がペケル犯罪組織首領のソーシャルメディアでの告発？に気がついて紹介したのは、5月14日(日本時間でのアップは15日)のブログでした。昨日、このブログへのアクセスが多少増えましたが、日本語記事が出た影響かもしれません。この事件に興味を持たれて初めてこのブログを訪問頂いた方には、5月14日(15日)から読まれることをお薦めします。なお、紹介した記事は、書かれた記者の方も疑心暗鬼のためか、14日に管理者が紹介したレベルの解説にとどまっているように思われます。 　今日、最初に紹介するAAの記事の見出しは「AAフィナンスの5月のインフレ率予測アンケート結果が発表された」です。今日(28日)付の記事です。最初にも紹介しましたが、この記事には「第1四半期の成長率予測アンケート結果」も含まれています。　AAフィナンスインフレ率予測アンケートに参加したエコノミストたちは、2021年5月の消費者物価(TUFE)上昇率は1.39％となると予測しています。　トルコ統計庁(TUIK)が6月3日(木)に発表する2021年５月のインフレ率に関する統計に関するAAフィナンスの予測アンケートは、14人のエコノミストたちの参加を得て実施されました。アンケート結果によれば、エコノミストたちの５月のインフレ率予測の平均は1.39%となりました。アンケートに参加したエコノミストたちの５月のインフレ率予測で、最も高かったものは1.73％、最も低かったものは1.18％でした。　なお、アンケートに参加したエコノミストたちの2021年５月のインフレ率予測の平均（1.39%）によれば、先月には17.14%となっていた年間インフレ率は、17.17%に上昇するものと計算されています。なお、2020年４月の月間インフレ率は1.68％でした。　AAフィナンス成長率予測アンケートに参加したエコノミストたちは、2021年第1四半期のGDPは6.4％の成長となると予測しています。　トルコ統計庁(TUIK)が5月31日(月)に発表する2021年第1四半期のGDPに関する統計についてのAAフィナンスの予測アンケートは、16人のエコノミストたちの参加を得て実施されました。　エコノミストたちの今年第1四半期の成長率予測の平均は6.4％となりました。アンケートに参加したエコノミストたちの今年第1四半期の成長率予測で、最も低いものは5.0％で、最も高いものは7.2％でした。　エコノミストたちの2021年通年の経済成長率予測の平均は5.5％となりました。アンケートに参加したエコノミストたちの2021年通年の成長率予測で、最も低いものは4.5％、最も高いものは7.0％でした。　トルコ経済は、2020年通年では1.8％、第4四半期には5.9%の成長となっていました。 　今日、2つ目に紹介するAAの記事の見出しは「セダット・ペケル首領の犯罪組織に対するイスタンブル県を中心とする2県での作戦実施」です。これも今日付の記事です。　イスタンブル県警組織犯罪対策課の捜査員たちは、トルコ全土で活動している、「犯罪目的で組織を構成すること」、「意図的略奪」、「強盗」、「賄賂」、「傷害」、「脅迫」及び「自由を奪うこと（軟禁・監禁）」といった様々な罪を犯したことが明らかにされている、セダット・ペケルが首領となっている犯罪組織との闘いが継続しています。実施されている捜査の一環として、イスタンブル県とチャナッカレ県で、昨日実施された作戦で、ペケル首領の命令を受けて動産及び不動産を略奪したことが明らかにされたアブドゥッラー・Sも含めた3人が拘束されました。警察署における容疑者に対する手続きが続いています。　過程：　組織犯罪対策課は、4月9日にイスタンブル県を中心とする5県で実施した作戦で、拘束命令が出されている63人の内の56人を拘束しました。警察署での手続き後、司法会館に移送された容疑者の内、12人は逮捕・収監され、7人は司法観察処分付きで釈放され、37人は未拘束の状態で起訴されるため、釈放されました。拘束命令が出されている人物の内、一人は既に死亡しており、逃亡中の6人の内の3人が今回拘束され、国外逃亡中のセダット・ペケル首領を含む3人の拘束のための作戦が続けられています。  ​  トルコリラ等の外貨建ても含めた債券投資に関する情報を発信しています。外債投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。社債投資まとめ　いろいろな投資情報が出ています。投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。株初心者向けＩＰＯ初値予想​​​　今日はオリーブ・オイルを紹介します。日本への売り込みにも力を入れ始めたそうです。​​​　次は、トルコの「国家・国民酒(?)」のラクを紹介します。ギリシャやフランスなどにも、名前は違っても同じお酒があるそうですが、トルコが発祥の地と思われます。​

  2021.05.29

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  先週の海外居住者の投資動向と銀行の預金・貸出残高、トルコ500大製造企業の業種別内訳、ペケル犯罪組織首領に関する拘束命令発出とその雑感、トルコにおける新型コロナウイルス患者発生の443日目の状況

  　今日（27日）は、経済面でも、社会面でも、重要と思われる記事は余り出ていませんでした。経済関係の記事を強いて挙げれば、木曜日の3つの定例金融統計の内、経常収支を除き(もう不思議とも思いません)、海外居住者の金融投資と預金・貸出残高に関する統計が出ていたほか、昨日紹介した「トルコ製造業トップ500社」に関連して、23の業種からなる500大企業の内、最多の109社を占めた食品産業が最大業種となったという記事などが出ていました。社会面では、セダット・ペケル犯罪組織首領に関する拘束命令が出されたという記事のほか、任期満了となった11人のHSK(判事検事(高騰)委員会)の委員の内の3人が再任され、8人が入れ替わった(7人が国会で指名され、4人は大統領の指名)という記事、エルドーアン大統領が、1960年のトルコ共和国最初のクーデターに関連して、死刑が執行されたヤッス島を改造？して作った「民主主義と自由の島」で行ったAKP県支部長会合で行った演説に関する記事、国会内に設置された、女性に対する暴力を調査し、取るべき対策について検討するための特別委員会において、スレイマン・ソイル内務大臣が国会議員の質問に答えたという記事のほか、チャヴシュオール外務大臣が5月30日と31日にギリシャを訪問するという短い記事も出ていました。なお、エルドーアン大統領の演説に関する記事は恐ろしく長く、いろいろなことに言及していますが、一言で言えば、「1960年のクーデターはCHPが実行したものであり、今もその思想は変わっていない。トルコが困難な状況にあるのも、すべてCHP(とそれに与する政党)が悪い。経済が不調なのも、KOVID-19の流行がトルコで起こったのも、マフィアのボスが突然襲ってきたのも、憲法改正が必要になったのも、すべてCHP悪い」と言わんばかりの「CHP批判のオンパレード」になっています。事実も10％位は含まれているかもしれませんが、管理者には「主観の塊」あるいは「嘘・宣伝の権現」のように感じられる内容ですので、記事の詳細は紹介しません。ソイル内務大臣の記事は、それほどは長くありませんが、「エルドーアン大統領のアクシェネルIYI Parti(善良党)党首に関する発言に問題は無い」といった、「ソイル内務大臣が強調したい点のみ抜粋した」と思われるような記事内容になっています。なお、テレビニュースでは、昨日、1,400万回分のビヨンテク社(ファイザー社)製のワクチンがトルコに届いたとのことでした(最終的には1億2,000万回分の予定)。なぜか、エルドーアン大統領は「中国製に拘って」いましたが、開発者のトルコ系ドイツ人夫妻のお陰で、半年遅れ？でワクチンが本格的に届き始めました。開発者夫妻は契約で、自分たちの2つの祖国？であるトルコとドイツに対するワクチン供給は自分たちの意見が通るようにしていたとのことで、そのお掲げでトルコが危機を救われたとのことでした。日本向けも1億回分になるとのことでしたので、ある意味で、それほど大きな意味は無いのかもしれませんが、それでもエルドーアン大統領はこの夫妻に足を向けて寝られないのではないかと思われます。　最後に、昨日も「なお、そもそもトルコ自体の問題かどうかも不明であり、そして、トルコ政治状況の影響の割合は分りませんが、昨日、今日とリラ安傾向が続いているようです。」と紹介しましたが、今日もリラ安傾向は止まっていません。マフィア問題の影響が全くないとは思えない状況です。　今日、アナトリア通信(AA)に出ていた記事の見出しは下のとおりです(今日はこの中から１～4について紹介します)。１　銀行業界の預金残高が増加した２　5月21日で終わった週に海外居住者は1億7,500万ドル分のDIBS(国家借用証券)を購入した３　トルコの500大製造企業リストで、食品企業が優位であった４　セダット・ペケル犯罪組織首領に関する拘束命令が出された５　ドンメズ・エネルギー天然資源大臣は、『日産6,800バレルを算出する3本の油井を発見した』と発言６　エルドーアン大統領は、『新しい憲法に関する合意ができなければ、国民の意思を確認することの強い決意を持っている』と発言７　ソイル内務大臣は、『テロとの、そして麻薬と組織犯罪との闘いで、誰に痛い目に遭わせたかを我々は知っている』と発言８　判事検事(高等)委員会の(任期満了となった)11人の委員の内の8人が交替した９　チャヴシュオール外務大臣は5月30～31日にギリシャを訪問する　5月27日(最初の患者確認から443日目)付け「トルコの日々のコロナウイルス統計」から、新型コロナウイルス(KOVID-19)の感染状況を紹介します(なお、保健省から発表される統計には、明確な矛盾が明らかになっているため、必要最小限度の紹介にとどめています)。今日の検査件数：　　　　　　　 21万9,465件今日の感染者数：　　　　　　　　8,426人今日の死者数：　　　　　　　　　 183人今日の完治者数：　　　　　　　　1万3,102人今日までの累計完治者数：　507万815人今日までの累計検査件数：　5,325万8,116件今日までの累計感染者数：　522万549人今日までの累計死者数：　　　4万6,970人重症患者数：　　　　　　　　　　　 1,504人 　励みにしていますので、クリックをよろしくお願いします。にほんブログ村にほんブログ村 Eyup Sabri Tuncer ナチュラルオリーブオイル ハンド＆ボディクリーム 250ml トルコ産 エユプサブリトゥンジェル価格：1100円（税込、送料別) (2020/10/11時点) アルコール70％ Eyup Sabri Tuncer クラシックレモンコロンヤ 200ml オーデコロン トルコ製 トルコ産 エユプサブリトゥンジェル価格：1210円（税込、送料別) (2020/10/11時点)MB イスタンブール500ml（甘いもの天国トルコの伝統的なお菓子「ロクム」をイメージしたバニラとオレンジの香ばしい甘さが溶け合った香り）（ランプベルジェ）価格：2233円（税込、送料別) (2020/10/11時点)　今日、最初に紹介するAAの記事の見出しは「銀行業界の預金残高が増加した」です。今日(27日)付の記事です。抜粋して紹介します。　トルコ中央銀行(TCMB)が発表した金融及び銀行週間統計によれば、5月21日現在の銀行業界の総預金残高(銀行間預金を含む)は、404億531万リラ増加して、3兆8,409億93,086万リラから3兆8,823億3,617万リラに増加しました。　同期の銀行におけるTL建て預金は0.91％増加して1兆6,690億2,359万リラに、外貨建て預金は1.19％増加して2兆725億6,245万リラになりました。　銀行における総外貨建て預金は、先週、2,557億5,200万ドル増加して2,276億8,300万ドルになりました。　同時期の預金銀行(管理者注：イスラム銀行ではないという意味)の消費者ローン貸出額は0.41％増加して6,544億7,492万リラに、また、分割払商業ローンは0.26％減少して5,644億8,822万リラとなりました。 　今日、2つ目に紹介するAAの記事の見出しは「5月21日で終わった週に海外居住者は1億7,500万ドル分のDIBS(国家借用証券)を購入した」です。これも今日付の記事で、こちらも抜粋して紹介します。　トルコ中央銀行(TCMB)が発表した金融及び銀行週間統計によれば、5月21日で終わる週に、海外居住者は5,100万ドル分の株式、1億7,480万ドル分のDIBS(国家借用証券)及び1,970万ドル分のSBS(社債)を純購入しました。 　今日、3つ目に紹介するAAの記事の見出しは「トルコの500大製造企業リストで、食品企業が優位であった」です。これも今日付の記事で、こちらも抜粋して紹介します。　トルコの500大製造企業リストの109社は食品企業であり、その重要性が浮き彫りとなりました。イスタンブル工業会議所(ISO)が作成した「2020年トルコ500大製造企業」に関する調査の結果では、500大製造業は23の業種からなっていました。最も数が多かった分野は、109社からなる食品製造業でした。食品製造業に次いで、66社の基本金属産業、41社の繊維産業とエンジン付き陸上輸送機器産業になりました。　ここからは一言解説・雑感です。昨日の記事では、売上げトップ4社は自動車産業であったことを考えると、「売上高」で見れば、自動車産業がトルコの最重要製造業になるものと思われます。 　今日、4つ目に紹介するAAの記事の見出しは「セダット・ペケル犯罪組織首領に関する拘束命令が出された」です。これも今日付の記事で、こちらも抜粋して紹介します。　アンカラ検察庁から行われた発表によれば、セダット・ペケル容疑者に関して、2021/100993号の事件簿として捜査が行われていることをあきらかにしつつ、「レイス・セダット・ペケル容疑者が国外に逃亡していることにより、検察庁の要請に基づき、アンカラ第2簡易刑事裁判所は2021年5月26日付の2021/6114号の決定によって拘束の決定が出され、同容疑者に対する拘束命令が出された。」との情報が提供されました。　ここからは一言解説・雑感です。現時点ではドバイにいることがほぼ確実のようですが、この決定に関して、ペケル犯罪組織首領は「報復を行う」と述べたとのことです。繰り返しになりますが、「誰が、何の目的で」この戦争？を始めたのかが不明のため、今後の展開も読みにくい面がありますが、現時点での見方としては、「エルドーアン大統領は、ソイル内務大臣を擁護し、ペケル犯罪組織首領と戦争？をすることを決定した」ということになります。25日間、エルドーアン大統領が発言をしなかったのは、誰を支持するのが最も安全、有益？なのかを決めるために様子を見ていたものと思われます。昨日も紹介しましたが、「ソイル内務大臣　VS ペケル犯罪組織首領」という対立軸のほか、「AKP内の、濃いイスラム主義派(アルバイラク前国庫・財務大臣など)　VS　民族主義派(ソイル内務大臣など)」という対立軸もあると考えられています。エルドーアン大統領は、ソイル内務大臣を擁護することを明言しましたが、ソイル内務大臣は「ペケル犯罪組織首領から毎月1万ドルの支援を受けている政治家がいる」とテレビで断言していますが、一方、チェリッキAKP広報担当副党首は「そのような政治家に関する情報を持っている者は、検察庁に通報すれば良い」という回答をしており、かなり苦しい展開になっています。AKPの暗部がどの程度明らかになるかは全く不明ですが、「何事もなかったかのように、全てが元のママで進ん行く」ということにはなりにくいのではないかと思います。が、今日、トルコ国会では、CHPによるペキジャン前商務大臣の不正疑惑捜査委員会設置提案が再び否決されており、現政権のままではAKP関係者が関与する不正事件の捜査がなかなかか進まないかもしれません(当然と言えば、当然ですが、、、、)。  ​​​​　​トルコリラ等の外貨建ても含めた債券投資に関する情報を発信しています。外債投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。社債投資まとめ　いろいろな投資情報が出ています。投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。株初心者向けＩＰＯ初値予想　今日はトルコのガラス製品を紹介します。​​　トルコのガラスは産業向け製品、大量生産品もそれなりの品質です。​​今日はトルコ・コーヒーも紹介します。ここからはブレスレッドです。

  2021.05.28

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  5月の実体経済信頼感指数と設備稼働率、5月15～21日の県別の10万人当たりKOVID-19新規感染者数、ソイル内務大臣とユルドゥルムAKP総裁代理を支持するとのバフチェリMHP党首の発言

  　今日（25日）はようやく経済面でも、社会面でも、重要と思われる記事が出ていました。経済面では、5月の実体経済信頼感指数、設備稼働率、今年1～4月のアンタリヤの観光客数に関する記事などが出ていました。社会面では、5月15～24日の10万人当たりKOVID-19新規感染者数に関する記事のほか、今日も「マフィアのボス 対 ソイル内務大臣を始めとするAKP」に関連する記事が2つ出ていましたので、今日はそのうち、バフチェリMHP党首がソイル内務大臣への支持を断言したという記事を紹介します。もう一つは、昨日、一昨日と紹介したビナーリ・ユルドゥルム総裁代理の息子エルカン・ユルドゥルム氏が、セダット・ペケル犯罪組織首領を告訴したという記事です。バフチェリMHP党首はアラアッティン・チャクジュという別のマフィアと非常に近い関係があり、そのためペケル首領とは全く無関係で何の弱みも握られておらず弱点がないためか、同首領を強く非難することができるのではないかと勘ぐってしまいます。つまり、エルドーアン大統領を始めとしてAKPの関係者の多くは、強い非難や攻撃ができないだけではなく、「(ユルドゥルムAKP総裁代理のように、)自分も秘密を暴露されるのではないか」と戦々恐々としているのではないかと想像をしてしまいます。実際、このような指摘をする解説者も存在します。なお、昨日紹介した「なお、ソイル内務大臣の発言は(中略)基本的には『言いたいことだけを言って、応えたくないことははぐらかしている』という印象は否めませんでした。」との印象は管理者だけのものではなく、政府に近い多テレビや新聞を含め、そういう批判が多かったようです。その他には、任期が満了するHSK(判事検事(高等)委員会)の7人の委員の後任が国会で選出された (民事検事最高裁判所からの候補者が3人、学者が2人、行政最高裁判所からの候補者が1人、弁護士が1人) という記事も出ていました。　今日、アナトリア通信(AA)に出ていた記事の見出しは下のとおりです(今日はこの中から１～4について紹介します)。１　５月には実体経済信頼感指数が低下した２　５月には設備稼働率が低下した３　コジャ保健大臣は、先週の10万人当たりKOVID-19新規感染者数を発表した４　バフチェリMHP党首は、『トルコを暗黒の(名誉を毀損する)作戦の標的使用とする者たちに譲歩することはできない』と発言５　観光中心地であるアンタリヤ県は、今年1～4月に129ヶ国の観光客をもてなした６　オーウズハン・オズバシュ・トルコ中央銀行副総裁が解任され、新たにセミヒ・テュメン氏が任命された７　法人税は、2021年には25％、2022年には23％となる８　エルカン・ユルドゥルム氏はセダット・ペケル犯罪組織首領を告訴した９　トルコ国会は、HSK(判事検事(高等)委員会)の7人の委員を選出した　5月25日(最初の患者確認から441日目)付け「トルコの日々のコロナウイルス統計」から、新型コロナウイルス(KOVID-19)の感染状況を紹介します(なお、保健省から発表される統計には、明確な矛盾が明らかになっているため、必要最小限度の紹介にとどめています)。今日の検査件数：　　　　　　　 22万3,104件今日の感染者数：　　　　　　　　9,375人今日の死者数：　　　　　　　　　 175人今日の完治者数：　　　　　　　　1万1.192人今日までの累計完治者数：　504万5,508人今日までの累計検査件数：　5,281万7,437件今日までの累計感染者数：　520万3,385人今日までの累計死者数：　　　4万6,621人重症患者数：　　　　　　　　　　　 1,667人　ここからは一言解説・雑感です。「平常化の影響は1～2週間後に現れる可能性がありますが、トルコ型ロックダウンだったために、影響がどの程度かは不明です」と以前、紹介しました。1日だけでは判断できませんが、感染者がいきなり千人以上増加したことは注意を要するものと思われます。  　励みにしていますので、クリックをよろしくお願いします。 にほんブログ村にほんブログ村  ELIT トルコ料理　ホワイトチーズ・ポアチャ 360g - 6個入り - ELIT - White Cheese Pogaca (Turkish Bun) 360g - 6pcs価格：580円（税込、送料別) (2020/10/11時点)ELIT - トルコ料理　牛ひき肉入りスボレキ 1kg-15個入り - ELIT - Borek with Minced Beef 1kg- 15pcs価格：2175円（税込、送料別) (2020/10/11時点) ELIT トルコのスイーツ　ミックス・ バクラヴァ 36個 - 1000g - ELIT Mix Baklava 36pcs 1000g価格：5365円（税込、送料別) (2020/10/11時点) 　今日、最初に紹介するAAの記事の見出しは「５月には実体経済信頼感指数が低下した」です。今日(25日)付の記事です。抜粋して紹介します。 　トルコ共和国中央銀行(TCMB)は5月に関する経済動向統計及び実体経済信頼感指数を発表しました。　それによれば、　実体経済信頼感指数（RKGE）は、5月には月間ベースで0.7ポイント低下して110.3ポイントとなりました。同時期の季節調整後の実体経済信頼感指数は(RKGE-MA)は0.3ポイント低下して107.1ポイントとなりました。 　今日、2つ目に紹介するAAの記事の見出しは「５月には設備稼働率が低下した」です。これも今日付の記事で、こちらも抜粋して紹介します。　トルコ中央銀行(TCMB)から行われた発表によれば、　製造業分野で活動している1,746社に対する経済動向アンケートに対する回答から導き出されたことが明らかにされました。アンケート結果によれば、製造業全体の設備稼働率（ＫＫＯ）は、5月には前月から0.6ポイント低下して75.3％になりました。一方、同月の季節調整後の設備稼働率（KKO-MA)は、前月から1.0ポイント上昇して75.2％となりました。 　今日、3つ目に紹介するAAの記事の見出しは「コジャ保健大臣は、先週の10万人当たりKOVID-19新規感染者数を発表した」です。これも今日付の記事で、こちらも抜粋して紹介します。　ファフレッティン・コジャ保健大臣は、県別の週間KOVID-19新規感染者数を発表しました。同大臣は5月15～21日の週間KOVID-19新規感染者数は、イスタンブル県で123.88人、アンカラ県で123.02人、イズミルで72.75人となったと発表しました。週間KOVID-19新規感染者数が最も多かったワースト5県は、ギュムシュハーネ(163.72人)、エルズルム、ボル、キュタヒヤ及びカルス県(134.77人)でした。一方、最も少なかったベスト5県はオスマーニイェ(15.68人)、ハタイ、アダナ(18.90)、アイドゥン及びメルスィン(33.55人)となりました。　ここからは一言解説・雑感です。10万人当たりの新規感染者数が20人未満の低リスク県が3県、20～50人未満の中リスク県は10県となっています。一方、100人以上の超高リスクの県は22県に低下(改善)しています。 （出典：トルコ保健省）  　今日、4つ目に紹介するAAの記事の見出しは「バフチェリMHP党首は、『トルコを暗黒の(名誉を毀損する)作戦の標的使用とする者たちに譲歩することはできない』と発言」です。これも今日付の記事で、こちらも抜粋して紹介します。　デヴレット・バフチェリMHP党首は、同党のTBMM(国会内)グループ会合で行った演説で、「警告しておくが、何人たりとも、トルコ共和国の内務大臣の首に首輪を付けることはできない。これは、どんな卑怯者の力も、息も及ばないことである。また、何人たりともTSK(トルコ軍)の尊厳ある指揮官を汚すこともできない。テロとの戦いで伝説を作った政府の、勇敢なTSKと内務大臣は、ひとりぼっちではない(孤立無援ではない)ことを、特に強調しておきたい。問題は、国家の永続性の希望を守ることである。問題は、トルコ国家の尊厳と死守している存続である。トルコの話題をビデオ映像で占領することはできず、ソーシャルメディアを使った嘘の主張で獲得することはできない。　国会議長職を務め、トルコ共和国の最後の首相でもあるビナーリ・ユルドゥルム総裁代理を、その御子息と一緒に犯罪の容疑を抱かせ、麻薬密貿易に関連付けることは、一言で言えば中傷である。この問題で中立の立場を取ることは、傍観者として見て見ぬふりをすることであり、トルコを名誉を傷つけるために利用された、あるいは雇われた者たちを支援することである。」と述べました。    トルコリラ等の外貨建ても含めた債券投資に関する情報を発信しています。外債投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。社債投資まとめ　いろいろな投資情報が出ています。投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。株初心者向けＩＰＯ初値予想​　今日はガイドブックを紹介します。​ 

  2021.05.26

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  液体燃料に掛けれている特別消費税の引上げとその雑感、5月7日の外貨準備高、5月7日の預金残高と貸付残高、トルコにおける新型コロナウイルス患者発生の436日目の状況

  　今日（20日）は、経済面で非常に重要な記事(特別消費税(OTV)の引き上げ)が1つと、定例の記事が2つ(外貨準備高、貸付・預金残高)出ていました。今日はこれらの記事を紹介します。　社会面では、昨日紹介したソイル内務大臣のインタビューに関する記事が、完全版(後半を追加？)として出ていたほか、1つ重要と思われるのは、判事検事(高等)委員会(判事・検事の人事を行う極めて重要な機関。委員長は法務大臣)の国会で選出される7人の委員の選出に関する期維持が出ていました。まだ選出過程にありますが、民事刑事最高裁判所枠で50人、行政祭最高裁判所枠で10人、弁護士枠で42人、教師枠で12人、合計114人の候補者のなから、第1次選考として最終的に選考される7人の3倍に当たる21人が選出されたという記事でした。最終選考では、残った候補者21人の一人一人に投票が行われ、1回目の投票では最低でも3分の2以上の票を獲得する必要があります。2回目の投票では5分の3以上の得票が必要になります。6月7日までに国会で7人の委員が選出され、任期は4年です。その他では、シリア北部で行われている軍事作戦で121人のテロリストを無力化したとアカル国家防衛大臣が述べたという記事やCHPから離党したインジ氏が故郷党を結党し、現在存在する107番目の政党となったという記事などが出ていました(1980年のクーデターにより、全ての政党が解党になったため、現存するトルコ最古の政党は１９８３年に結党された民主党(DP)で、MHPも1983年、CHPは1992年。また、党員が最多の政党はAKPで1,098万4,312人、次いでCHPの125万7,110人)。　今日、アナトリア通信(AA)に出ていた記事の見出しは下のとおりです(今日はこの中から１～3について紹介します)。１　液体燃料でOTV(特別消費税)の総額が引き上げられた２　中央銀行の外貨準備高は903億2,800万ドルとなった３　銀行業界の預金残高が増加した４　HSK(判事検事(高等)委員会)の委員候補者が明らかになった５　アカル国家防衛大臣は、『稲妻の爪―雷鳴の爪作戦で、現在までに121人のテロリストを無力化した』と発言６　故郷党の結党により、トルコにおける正答の数は１０７に増加した　5月20日(最初の患者確認から436日目)付け「トルコの日々のコロナウイルス統計」から、新型コロナウイルス(KOVID-19)の感染状況を紹介します(なお、保健省から発表される統計には、明確な矛盾が明らかになっているため、必要最小限度の紹介にとどめています)。今日の検査件数：　　　　　　　 21万9,192件今日の感染者数：　　　　　　　　9,385人今日の死者数：　　　　　　　　　 207人今日の完治者数：　　　　　　　　9,271人今日までの累計完治者数：　498万9,787人今日までの累計検査件数：　5,173万1,883件今日までの累計感染者数：　516万423人今日までの累計死者数：　　　4万5,626人重症患者数：　　　　　　　　　　　 2,041人 　励みにしていますので、クリックをよろしくお願いします。にほんブログ村にほんブログ村 SV天然ターコイズ（トルコ石）ネックレス大ぶりトップ付き【12月誕生石】【ハンドメイド】【レディース,激安,特価,通販】価格：8190円（税込、送料無料) (2020/9/12時点)エスプレッソ・デミタスコーヒーカップ＆ソーサー珍しい小さめ椀皿トルココーヒー用2客セット：ルーミー /トルコお土産価格：2380円（税込、送料別) (2020/9/12時点)【メール便発送可】 トルコ雑貨 トルコ タイル デザイン コンパクト 二面 ミラー価格：1780円（税込、送料別) (2020/10/11時点) 　今日、最初に紹介するAAの記事の見出しは「液体燃料でOTV(特別消費税)の総額が引き上げられた」です。今日(20日)付の記事です。抜粋して紹介します。　液体燃料に掛けられている特別消費税(OTV)の増額が引き上げられました。いくつかの商品に掛けられているOTVの変更に関する大統領令が、官報告示され、施行されました(管理者注：昨日から値段が上がりました)。　この決定により、OTV総額は、軽油では1リットル当たり0.5678リラ(管理者注：値上率は78%)、無鉛ガソリン95では0.4661リラ(管理者注：値上率は54%)、LPGでは0.5297リラ(管理者注：値上率は189%)、それぞれ引き上げられました。LPGガスボンベでは引き上げは行われませんでした(管理者注：車両用が引き上げられ、家庭用は引き上げられなかったことになります)。その結果、1リットル当たりのOTV総額は、無鉛ガソリン95では1.3313リラ、軽油では1.2931リラ、LPG自動車ガスでは0.8107リラとなります。　その結果、2021年5月19日から、軽油の1リットル当たりの値段は6.53リラから8.10リラに、無鉛ガソリン95は7.15リラから9.11リラに、LPG自動車ガスは4.15リラから5.14リラに値上がりしました。　ここからは一言解説・雑感です。これもまた、エルドーアン政権が国民の生活がいかに苦しいかを全く理解していない、あるいは、理解していられないほど財政が悪化していることを示す証拠となります。月曜日に様々な業種の零細企業主・家内工業主に対して5,000リラあるいは3,000リラを1回限り給付すると発表したところですが、まだ給付する前に、大幅な値上げを発表しました。テレビニュースで紹介されたある経済学者の計算では、今後約2ヶ月間の液体燃料OTVの値上げから得られる増税で、今回の一時給付金を全額回収ことができるそうです(つまり、3ヶ月目からは増収が続くことになります)。給付を受ける人が必ずしも液体燃料を使うわけでは無い（裨益する人と、税収増に貢献する人は違う）と思いますが、トルコ語風に言えば、「スプーンで渡して、お玉で回収する(得る量よりも取られる量の方が圧倒的に多い)」という状況です。明らかに不人気な状況に拍車を掛けることが分っていながら、「無償給付する」と言いたいがために実施した無謀な政策のように思います。しかも、液体燃料の値上げは様々な分野におけるインフレ率高進をもたらす危険性が高く、「百害あって一利あるかどうか」の愚策の可能性が高いのではないかと思います。 　今日、２つ目に紹介するAAの記事の見出しは「中央銀行の外貨準備高は903億2,800万ドルとなった」です。これも今日付の記事です。　トルコ中央銀行(TCMB)が発表した金融及び銀行週間統計によれば、５月7日時点でのTCMBの外貨準備(通貨のみ)は19億4,400万ドル増加して488億5,900万ドルとなりました。4月30日の時点では469億1,500万ドルでした。　　同期の金(Gold)準備は５億3,300万ドル増加して、409億3,600万ドルから414億6,900万ドルになりました。　その結果、TCMBの総外貨準備は、前週と比べて24億7,700万ドル増加して、878億5,100万ドルから903億2,800万ドルになりました。　ここからは一言解説・雑感です。被災ぶりに外貨準備高についての記事が出ていました。大幅増加で900億ドル台を回復したからでしょうか。 　今日、3つ目に紹介するAAの記事の見出しは「銀行業界の預金残高が増加した」です。これも今日付の記事で、こちらも抜粋して紹介します。　トルコ中央銀行(TCMB)が発表した金融及び銀行週間統計によれば、5月7日現在の銀行業界の総預金残高(銀行間預金を含む)は、768億170万リラ増加して、3兆7,823億907万リラから3兆8,591億1,107万リラに増加しました。　同期の銀行におけるTL建て預金は1.77％増加して1兆6,704億5,459万リラに、外貨建て預金は2.34％増加して2兆460億3,466万リラになりました。　銀行における総外貨建て預金は、先週、14億3,3700万ドル増加して2,543億3,900万ドルになりました。　同時期の預金銀行(管理者注：イスラム銀行ではないという意味)の消費者ローン貸出額は0.39％減少して6,547億7,801万リラに、また、分割払商業ローンは0.24％減少して5,662億7,515万リラとなりました。     トルコリラ等の外貨建ても含めた債券投資に関する情報を発信しています。外債投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。社債投資まとめ　いろいろな投資情報が出ています。投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。株初心者向けＩＰＯ初値予想​　今日はオリーブ・オイルを紹介します。日本への売り込みにも力を入れ始めたそうです。​　次は、トルコの「国家・国民酒(?)」のラクを紹介します。ギリシャやフランスなどにも、名前は違っても同じお酒があるそうですが、トルコが発祥の地と思われます。ヤクーツ "YAKUT" ルビーという名のトルコ産・赤ワイン/カワクルデレ社【輸入食品】 【トルコお土産】 トルコ"カワクルデレ社"60周年記念 赤ワイン・フルボディ　"SELECTION-RED(セレクション-レッド)"【輸入食品】 【トルコお土産】

  2021.05.21

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  4月の金融投資手段別パフォーマンス、3月の工業生産指数予測及び経常収支予測アンケート結果、AAで報道されていない事件・問題に関する雑感、トルコにおける新型コロナウイルス患者発生の423日目の状況

  　今日（7日）は、経済面ではいくつか意味があると思われる記事が出ていました。社会面では、それほど重要と思われるような記事は出ていませんでした。ただ、アナトリア通信(アナドル・アジャス、AA)に「記事が出ていないこと」＝「重大な事件・問題が起こっていない」ではないことは、これまでも何度か指摘しているとおりで、残念ながら「報道機関」から「政府広報機関」に近い存在になっていると感じることがしばしばあります。くだらないと思われる事件から、非常に重要な政争と思われるものまで、場合によってはいろいろな問題・事件が「故意に報道されていない＝隠している」と思われることが時々(しばしば？)あります。今日も「イマムオール大イスタンブル市長に関する、『廟の前での不遜な態度を取った罪？』と『ＨＤＰ系市長を表敬訪問した罪？』を問う、聴聞が行われている」という事件？があった一方、ペキジャン前商務大臣が、夫が会長で、自分も取締役となっている会社が卸売り価格１００リラの商品を商務省に１７５リラで、総額９００万リラ以上を入札を行うことなく、販売していたという事件では全く捜査が行われていないと野党が批判している事件、また、中国製ワクチンの購入契約内容を暴くＣＨＰの発表及びシノヴァク社が納入期限を守らなかったのは野党がウイグル人問題を煽って中国との関係を悪化させたからだということを暗に示唆したコジャ保健大臣の発言とそれへの野党の反発に関するニュースを、反政府系(中立的な報道を行っても、相対的に「反政府」に見えるだけ)テレビでは放映していましたが、ＡＡにはいずれも出ていませんでした。これまでは「新オスマン主義」だの、「親イスラム」だのと言われていたエルドーアン大統領ですが、トルコ系のイスラム教徒であるウイグル人を見殺し？にしたり、イスラム政権をクーデターで倒したエルシーシ・エジプト政権との急接近したり、また、１９１５年の「アルメニア人虐殺」を認定したバイデン新政権に対して「表面的な非難」だけを行い、同時に6月のＮＡＴＯ首脳会議の際の両国首脳会談を約束するという極めて「ユルユルの対米対応」をしたりしているため、これらの全ての事件/問題で、クルチダルオールＣＨＰ党首を始めとする野党関係者から総攻撃を受けている状態です。また、「1,280億ドルはどこへ行った」問題では、エルヴァン国庫・財務大臣が再度発言し、「『どのレートで、いくら、誰に売ったか』までを発表すべしと言ったつもりはない。『いつ頃、どの程度の為替介入を行ったか』を明らかにすべきだと言っただけだ」と、明らかに方向転換するインタビューを行ったことをテレビニュースでは報じていました。「不特定多数の市場関係者を相手に市場介入した」というのであれば、せいぜい「●月●日に□億/万ドルのドル売りを行った」で良いと思うのですが、「企業を助けたのだから、その企業が名乗り出ることはできる」とエルドーアン大統領が言っている以上、「特定の企業(・個人)と相対取引をした」ことはほぼ事実と思われますので、「実質外貨準備がマイナスの状態」＝「為替相場の変動に非常に脆弱な状態」に陥れてしまった以上、「誰(どの企業)を、なぜ、どの程度、助けたのか」を明らかにする必要あるという野党側の攻撃には合理性があるように思います。　今日は4月の金融投資手段別パフォーマンス、3月の工業生産指数予測アンケート結果、3月の経常収支予測アンケート結果に関する記事を紹介します。社会面では、トルコ国防産業総局長が、「Ｆ３５ステルス戦闘機開発計画からトルコを排除することは法律上できないことは、アメリカからの最近の手紙からも読み取ることはできる。そのため、法律的に(契約上)は排除できないが、事実として排除する努力をしている」という趣旨の発言をしたという記事、エルドーアン大統領が金曜礼拝後の記者会見で、記者からのいろいろな質問に答えたという記事も出ていました。その中にはエジプトとの関係改善に関する質問もあり、様々な分野で改善を進めていると応えました。　今日、アナトリア通信(AA)に出ていた記事の見出しは下のとおりです(今日はこの中から１と2について紹介します)。１　４月に最も高い実質的利益は６．６１％の金地金がもたらした２　エコノミストたちは、3月の工業生産指数を13.8％の増加と予測している３　ＡＡフィンナンスは経常収支予測アンケート結果を発表した４　国内の原油及び天然ガスの生産は、今年第1四半期には30万バレル増加した５　トルコの防衛産業総局長は、『アメリカからの手紙は、我々が正しかったことを証明した』と発言６　エルドーアン大統領は、『(国産ワクチンは)単にトルコのためではなく、全世界と共有する準備ができている』と発言　5月7日(最初の患者確認から423日目)付け「トルコの日々のコロナウイルス統計」から、新型コロナウイルス(KOVID-19)の感染状況を紹介します(なお、保健省から発表される統計には、明確な矛盾が明らかになっているため、必要最小限度の紹介にとどめています)。今日の検査件数：　　　　　　　 25万1,194件今日の感染者数：　　　　　　　　2万107人今日の死者数：　　　　　　　　　 278人今日の完治者数：　　　　　　　　3万5,529人今日までの累計完治者数：　466万2,328人今日までの累計検査件数：　4,896万3,800件今日までの累計感染者数：　499万89人今日までの累計死者数：　　　4万2,465人重症患者数：　　　　　　　　　　　 3,260人 　励みにしていますので、クリックをよろしくお願いします。にほんブログ村にほんブログ村  【メール便発送可】 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で調整後には6.35%で、最も高い実質的利益をもたらした投資手段となりました。一方、BIST-100指数は同時期には、YI-UFEで調整後には17.01%、TUFEで調整後には11.99%で、投資家に最も大きな実質的損失を与えた投資手段となりました。　過去６ヶ月間の期間で見た場合は、BIST-100指数はTUFEで調整後には9.30%最も高い実質的利益をもたらした投資手段となりましたが、YI-UFEで調整後には0.75%の損失をもたらしました(管理者注：この条件下では、利益をもたらした投資手段はありません)。一方、同時期に金地金は、YI-UFEで調整後には20.80%、TUFEで調整後には12.78%で、投資家に最も大きな実質的損失を与えた投資手段となりました。　金融投資手段の年間実質利益を見た場合には、BIST-100指数がYI-UFEで調整後には7.21%で、また、TUFEで調整後には23.72%で、最も高い実質的利益をもたらした投資手段となりました。同時期にYI-UFEで調整後には、ユーロは3.05%、金地金は8.03%、ドルは11.82%、定期預金金利(税引き前)は18.81%、DIBSは24.66%の、それぞれ損失をもたらしました。同時期にTUFEで調整後には、ユーロは11.87%、金地金は6.13%、ドルは1.75%、それぞれ実質利益をもたらしました。一方、定期預金金利(税引き前)は6.32%、DIBSは13.06%の、それぞれ損失をもたらしました。　ここからは一言解説・雑感です。TUFE も年率で17.14％ですが、YI-UFEに至っては35.17％になっているため、YI-UFEで調整後に年間で利益をもたしている投資手段はBIST-100指数だけになっています。 　今日、2つ目に紹介するAAの記事の見出しは「エコノミストたちは、3月の工業生産指数を13.8％の増加と予測している」です。こちらも今日付の記事です。測アンケート結果を発表」です。これも今日付の記事です。　AAフィナンスの工業生産指数予測アンケートに参加したエコノミストたちは、2021年3月の暦調整後の工業生産指数が、昨年同月と比べて13.8%上昇するものと予測しています。　トルコ統計庁(TUIK)が5月11日(火)に発表する2021年3月の工業生産指数に関するAAフィナンスの予測アンケートは、8人のエコノミストの参加を得て実施されました。　それによれば、エコノミストたちの2021年3月の暦調整の工業生産指数に関する予測の平均値で13.8%の上昇となりました。エコノミストたちの暦調整後の工業生産指数の予測は、9.85％から17.70％の間でした。また、3月の未調整の工業生産指数は年間ベースで16.15%上昇すると予測されました。　なお、2021年2月には、暦調整後工業生産指数は年間ベースで8.8%、季節及び暦調整後の工業生産指数は前月と比べて0.1%、また、未調整の工業生産指数は前年同月と比べ5.71%、それぞれ上昇しました。 　今日、３つ目に紹介するAAの記事の見出しは「ＡＡフィンナンスは経常収支予測アンケート結果を発表した」です。こちらも今日付の記事です。　AAフィナンスの経常収支予測アンケートに参加したエコノミストたちは、2021年3月の経常収支が36億ドルの赤字となると予測しています。　トルコ中央銀行(TCMB)が5月11日(火)に発表する2021年3月の経常収支に関するAAフィナンスの予測アンケートは、13人のエコノミストの参加によって実施されました。　それによれば、エコノミストたちによる2021年3月の経常収支予測の平均は36億3,000万ドルの赤字と予測されています。同月のエコノミストたちの経常収支の予測は、最小が32億ドル、最大が39億ドルの赤字となっています。　エコノミストたちの2021年末の経常収支予測の平均は271億ドルの赤字となりました。エコノミストたちによる今年末の経常赤字に関する予測では、最小が220億ドルで、最大が340億ドルでした。　なお、2021年2月の経常収支は26億1,000万ドルの赤字で、過去12ヶ月間の累計経常収支は377億8,600万ドルの赤字でした。  　トルコリラ等の外貨建ても含めた債券投資に関する情報を発信しています。外債投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。社債投資まとめ　いろいろな投資情報が出ています。投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。株初心者向けＩＰＯ初値予想　今日はトルコのガラス製品を紹介します。​　トルコのガラスは産業向け製品、大量生産品もそれなりの品質です。​​今日はトルコ・コーヒーも紹介します。​ここからはブレスレッドです。

  2021.05.08

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  5月の金融政策委員会における政策金利決定、チャヴシュオール外務大臣のドイツにおける共同記者会見(ドイツ人観光誘致と「椅子事件」に関する反論)、トルコにおける新型コロナウイルス患者発生の422日目の状況

  ​　今日（6日）は、経済面でも社会面でもいろいろと記事が出ていました。しかも、それになりに重要と思われるような記事が多くあり、どれを紹介しようか迷ってしまうほどでした。今日は、オーソドックスに、トルコ中央銀行(TCMB)の金融政策委員会(PPK)の金利決定の発表に関する記事と、トルコ外交の中心の１つであるドイツ徒の関係に関する記事のうち、トルコ・ドイツ共同記者会見におけるチャヴシュオール外務大臣の発言に関する記事を紹介します。　それ以外は要点のみをできる限り紹介します。まず、経済面では、PPKの金利決定に関する分析記事が２つ出ていました。トルコ人のあるエコノミストの説明では、「TCMBの今回の金利決定は市場の予測どおりであり、TLの観点からは中立的な決定ではあるものの、『４月のインフレ報告書にあるとおりの明確なインフレ率低下が明らかになるまでは政策金利に関する現状のスタンスは継続される』と明らかにされていることから、金利引下げは予測されたほど早い時期にはならないとの印象を強めているので、少しはプラスになる可能性がある」というものでした。また、ある外国人エコノミストは、「TCMBが金利据え置きを決定したことは正しい判断である」と指摘していました。いずれも、「平均的な評価」なのかもしれませんが、管理者は４月末の対前年比消費者物価上昇率が１７％を超えていますので、「１９％は現時点で十分な高さ」かどうかは疑問なしとしません。別の言い方では、「今後のインフレ率上昇の可能性についての予測・期待」を軽視しているのではないかという気がします。一方で、昨日紹介した中央銀行の経済予測アンケートでは１年後が１４％弱なので、現時点ではとりあえず十分な高さということでしょうか、、、、相変わらず「外貨準備高」についての記事は出ていませんが(これだけでも、エルドーアン大統領には「1,280億ドルはどこに行った」という質問がよほど応えていること(少なくとも忖度があること)を示している証拠と思われます)、銀行業界の4月30日現在の預金残高は48億リラ減って3兆6,916億リラになり、一方、貸付残高は147.5億リラ増加して3兆8.009億リラになったという記事も出ていました。銀行関係以外では、貿易に関する記事もいくつか出ていました。特に興味が引かれたのは、今年1～4月のトルコの防衛・航空産業の輸出が対前年同期比で47.7％増加して9億4,974万ドルとなり、輸出額1位はアメリカで3億8,610億ドル、2位がアゼルバイジャンの1億1,730億ドル、3位はアラブ首長国連邦の9,030万ドルとなったという記事です(「敵に塩を送る」と言えるのかどうかは分りませんが、輸出先の1位と3位はトルコにとっての「敵性？国家」とも言える国です。)これ以外の経済及び社会面の記事は、見出しのみ紹介します。　今日、アナトリア通信(AA)に出ていた記事の見出しは下のとおりです(今日はこの中から１と2について紹介します)。１　中央銀行は政策金利を19％で据え置いた２　チャヴシュオール外務大臣は、『KOVID-19ワクチンの共同生産のために、多くの国がより協力する必要がある』と発言３　エコノミストたちは中央銀行の金利決定を分析した４　外国人エコノミストたちはTCMBの金利決定を分析した５　銀行業界の貸出残高は先週、3兆8,010億リラとなった６　トルコの防衛・航空産業の輸出で、今年、アメリカは1位となっている７　トルコからＥＵへの輸出は、4月には2倍となった８　今年1～4月に、トルコ全土の空港を利用した旅客数は2,400万人に近づいた９　感染者数に関して、トルコで最悪となっていたサムスン県は、KOVID-19ワクチンと各種の対策の結果、42位まで交替した１０　マース・ドイツ外務大臣は、『ドイツとして、常にトルコと建設的な関係を支持してきた』と発言１１　外務省は、トルコ・エジプトの事前協議は真摯で、包括的な協議が実現されたことが明らかにされました１２　1915年の事件に関連して、アルメニア側の主張を崩壊させる情報は、ロシア科学アカデミーの報告書に記述されている　5月6日(最初の患者確認から422日目)付け「トルコの日々のコロナウイルス統計」から、新型コロナウイルス(KOVID-19)の感染状況を紹介します(なお、保健省から発表される統計には、明確な矛盾が明らかになっているため、必要最小限度の紹介にとどめています)。今日の検査件数：　　　　　　　 25万3,382件今日の感染者数：　　　　　　　　2万2,388人今日の死者数：　　　　　　　　　 304人今日の完治者数：　　　　　　　　3万7,298人今日までの累計完治者数：　462万6,799人今日までの累計検査件数：　4,871万2,606件今日までの累計感染者数：　497万7,982人今日までの累計死者数：　　　4万2,187人重症患者数：　　　　　　　　　　　 3,378人　ここからは一言解説・雑感です。昨日、「感染者数/検査数数が11.54％となっており、『10％を超えているのは、検査件数が少ない証拠』という指摘をする医療関係者の発言がありました」と紹介しましたが、その途端、今日の同数値は10％を切りました。そして、この1週間、重症患者数はあまり減っておらず天井状態でしたが、今日は死者数も新規感染者数も大幅に減っています。なお、新規感染者数は、トルコ型ロックダウンが開始される以前に、その前の外出規制強化が行われた段階から急激に減り始めていました。 　励みにしていますので、クリックをよろしくお願いします。にほんブログ村にほんブログ村 誕生石 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　メヴリュット・チャヴシュオール外務大臣とハイコ・マース・ドイツ外務大臣は、１対１及び代表団会談を行った後で、共同記者会見を行いました。　チャヴシュオール外務大臣は、２０２０年の夏にはドイツと観光分野で双方にとって肯定的な結果が得られたことを強調しつつ、次のように述べました。「昨年、感染症の流行にもかかわらず、約１２０万人のドイツ人がトルコを訪問したことに喜んだ。今年も同様の協力を継続させるように努力している。」ワクチン接種も加速していることを指摘したチャヴシュオール外務大臣は、トルコ人の２６％以上がワクチン接種を受けていることを明らかにし、安全観光計画に今年は更なる追加対策を含めたことを明らかにして、文化・観光省と保健省が協力して作業していると述べました。ワクチン接種の観点から、観光地域に重点を置いたのと同様に、ホテルや空港で働く人、ガイド、運転手など、観光業で働く人々に対しても重点的にワクチン接種を行ってきたことを強調したチャヴシュオール外務大臣は、「観光客が見ることができる全ての人々に、５月末までにワクチン接種を完了させる」との表現を使いました。　チャヴシュオール外務大臣は質疑応答で、ウルズラ・フォン・デア・ライエン欧州委員長とシャルル・ミシェル欧州理事会常任議長(EU大統領)がトルコを訪問したときに起こったプロトコール論争に関する説明を行い、次のように述べました。「ここで、明確に、かつ、非常に残念な思いをしつつ、申し上げたいのは、我々トルコとして、プロトコールが何であるかを良く理解している。伝統ある国家伝統を持つトルコは、２０２３年には外務省設立500周年を祝うことになっている。残念なことに、遺憾ながら申し上げれば、欧州委員会と欧州理事会の間の競争と闘争が原因で起こったことである。このことを、ここまで明確に発言しなければならない状況に、我々は陥れられた。事前準備会議には欧州委員会のプロトコール・チームは参加せず、欧州理事会のチームが参加した。そして、欧州理事会のチームがどうすべきかについて要望を行った。」そして、同大臣は、「しかしながら、この問題の全ての事情を知っているにもかかわらず、フォン・デア・ライエン女史は『私が女だから、このようなことが起こった』と述べたことは、つまり、トルコに罪を着せようとしたことは、完全な誤りである。欧州理事会について言っているのであれば、自分たちの内部問題である。」との分析を行いました。　ここからは一言解説・雑感です。いろいろ紹介したい問題がたくさん入っていましたが、観光・ワクチン問題と,「椅子事件」だけ紹介します。ワクチンに関してはトルコ国民をだまし続け、言い方が悪ければ、「次々と新しい情報を提供し続けて、どれが本当の話なのかトルコ国民は分らなくなっている」という混乱に陥れている状態ですが、ついに、ドイツ人をだまし始めた、ここも言い方が悪ければ、「トルコ国内では全く出ていないワクチン接種優先順位と完了目標時期を、ドイツで発表した」という状態です。チャヴシュオール外務大臣の発言を素直に受け止めれば、少なくとも「ムーラ県とアンタリヤ県の海岸に面した区・郡の全住民と、トルコ全土の全観光業者(ホテル、空港、観光バス、ガイド、観光地のレストラン・バー)の(少なくとも1回目の)ワクチン接種は、5月末までに終了する」ということになりますが、全く初耳で、そもそもワクチン自体が足りない可能性が濃厚と思われます。　一方で、「椅子事件」に関しては、欧米の通信社の報道キャリーするなどして報道した日本のメディアも、今日か、遅くとも明日には、「チャヴシュオール外務大臣の反論」について報道することが期待されます。「トルコ(エルドーアン大統領？)は女性差別主義者で、そのように行動している。今回もその現れの1つだ」と明示的か、非明示的かは別として、そういう意味での報道が殆どだったと思いますので、「事実かどうか」はまだ不明ですが、信憑性の高い反論をトルコの外務大臣がドイツで行った以上、「誤解を解く？」のが正当な報道機関の態度ではないかと思います。（つまり、「ドイツの元国防大臣で、欧州委員長であるフォン・デア・ライエン女史の発言(「私もスーツとネクタイを着用していたら、こんな侮辱を受けることはなかっただろう」という趣旨の発言)について、ドイツを訪問したチャヴシュオール外務大臣が反論した」という記事を期待します）  ​​​　トルコ・リラ等の外貨建ても含めた債券投資に関する情報を発信しています。外債投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。社債投資まとめ　いろいろな投資情報が出ています。投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。株初心者向けＩＰＯ初値予想今日はトルコ石のストラップを紹介します。トルコ石ではありませんが、、、ココからはブレスレッドです。

  2021.05.07

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  TCMBが発表した5月の経済予測アンケート結果、バシュブー元参謀総長の発言に関する起訴、トルコにおける新型コロナウイルス患者発生の421日目の状況

  ​　今日（5日）は、経済面でも社会面でもいろいろと記事が出ていました。非常に重要と言うわけではないのですが、それなりに意味があると思われる記事でした。その中でも、今日はトルコ中央銀行(TCMB)が発表した5月の経済予測アンケート結果に関する記事と、バシュブー元参謀総長が「国民の憎悪と敵愾心を煽った罪」で3年以下の禁固刑を求めて起訴されたという記事を紹介します。それ以外では、経済面では、今年第1四半期のトルコの総輸入額が昨年同期と比べて9.6％増加して610億2,900万ドルとなった一方で、同期のエネルギー輸入額は昨年同期と比べて13％減少して86億9,500万ドルとなったという記事や、トルコ自動車産業の4月の輸出額が昨年同月と比べて313%増加して25億ドルとなり、トルコからの輸出全体の13％をしめた(1～4月期では、34％増の102億ドル)という記事、4月の乗用車・小型商用車販売で、フィアットが8,716台で1位になり、以下、7,125台のフォルクスワーゲン、6,674台のルノー、5,478台のフォード、4,542台のトヨタとなった(乗用車のみでは、ルノー、フィアット、フォルクスワーゲン、トヨタ、ヒュンダイという順番)という記事も出ていました。また、社会面では、エルドーアン大統領の電話外交に関する記事が出ていました。メルケル・ドイツ首相とのテレビ会談では、ギリシャの態度(エーゲ海の地位問題及び難民押し返し問題など)にもかかわらず、トルコEU関係を更に発展させていくべきという発言をエルドーアン大統領がしたという記事と、プーチン・ロシア大統領との電話会談では、KOVID-19対策とスプートニクVワクチンの確保の問題が話し合われたという記事が出ていました。最近でもFETO関係の記事が毎日のように出ていますが、今日もイスタンブルで、2015年6月7日の総選挙を前にした組織化の容疑によって37人に対する一斉捜査が行われ、そのうちの29人が拘束されたという記事が出ていました。　今日、アナトリア通信(AA)に出ていた記事の見出しは下のとおりです(今日はこの中から１と2について紹介します)。１　トルコ中央銀行は5月の経済予測アンケート結果を発表した２　イルケル・バシュブー元参謀総長が起訴された３　トルコのエネルギー輸入額が今年第1四半期には13％減少した４　トルコ自動車産業は4月に25億ドルの輸出を行った５　乗用車販売ではルノーが、小型商用車販売ではフォードが1位となった６　エルドーアン大統領は、メルケル・ドイツ首相とテレビ会談した７　エルドーアン大統領は、プーチン・ロシア大統領とスプートニクVワクチンについて会談した８　イスタンブルにおけるFETO捜査で２９人の容疑者が拘束された９　コジャ保健大臣は、『新規感染者数で大幅な減少が起こった』と発言　5月5日(最初の患者確認から421日目)付け「トルコの日々のコロナウイルス統計」から、新型コロナウイルス(KOVID-19)の感染状況を紹介します(なお、保健省から発表される統計には、明確な矛盾が明らかになっているため、必要最小限度の紹介にとどめています)。今日の検査件数：　　　　　　　 22万9,491件今日の感染者数：　　　　　　　　2万6,476人今日の死者数：　　　　　　　　　 356人今日の完治者数：　　　　　　　　3万5,464人今日までの累計完治者数：　458万9,501人今日までの累計検査件数：　4,845万9,224件今日までの累計感染者数：　495万5,594人今日までの累計死者数：　　　4万1,883人重症患者数：　　　　　　　　　　　 3,452人　ここからは一言解説・雑感です。正しいかどうかは別として、感染者数はかなり減っています。しかし、感染者数/検査数数が11.54％となっており、「10％を超えているのは、検査件数が少ない証拠」という指摘をする医療関係者の発言がありました。また、重症患者/治療中の人(累計感染者-累計完治者)＝0.94％となっており、「トルコの特徴は重症化率が低いこと(＝あり得ないという批判？)」という指摘をしている医療関係者もいました。管理者も以前から指摘していますが、統計的に「感染者数が減ってから1，2週間後に重症患者数が減り、そこから1，2週間後に死者数が減る」となっていると思いますが、同じようなことをコジャ保健大臣も言っていました。 　励みにしていますので、クリックをよろしくお願いします。にほんブログ村にほんブログ村  ELIT - トルコ料理　牛ひき肉入りスボレキ 1kg-15個入り - ELIT - Borek with Minced Beef 1kg- 15pcs価格：2175円（税込、送料別) (2020/10/11時点) ELIT トルコのスイーツ　ミックス・ バクラヴァ 36個 - 1000g - ELIT Mix Baklava 36pcs 1000g価格：5365円（税込、送料別) (2020/10/11時点) ELIT-トルコのスイーツ　バクラヴァ・クルミ 12個 - 400 GR - ELIT Baklava filled with Walnuts (12 pcs- 400gr)価格：1305円（税込、送料別) (2020/10/11時点)　今日、1つ目に紹介するAAの記事の見出しは「トルコ中央銀行は5月の経済予測アンケート結果を発表した」です。今日(５日)付の記事です。　トルコ中央銀行(TCMB)の経済予測アンケートによれば、今年末のTUFE(消費者物価指数)予測は13.81％となりました(管理者注：先月は13.12%でした。今後、3ポイント以上低下すると予測していることになります)。　TCMBは、実業界、金融界代表者及び専門家からなる61人の参加を得て実施した「2021年５月予測アンケート」の結果を発表しました。　それによれば、５月のTUFEの予測は、前回の1.05%から、今回のアンケートでは1.27%に上昇しました。今年末のTUFEの予測は、今月は13.81％となりました。また、11.26%となっていた12ヶ月後のTUFEの予測は今回のアンケートでは11.81%に、また、24ヶ月後のTUFEの予測は9.55％から9.99%に、それぞれ上昇しました。　アンケート参加者による今年末の外貨相場(ドル／TL相場)の予測は、前回のアンケートでは１ドル＝8.57TLでしたが、今回のアンケートでは１ドル＝8.71TLに上昇(リラ安)しました。12ヶ月後の外貨相場の予測も１ドル＝8.95TL(管理者注：前回は8. 780 TL)となりました。　前回のアンケートでは258億ドルとなっていた今年末の経常赤字の予測は、今回のアンケートでは254億ドルに低下しました。また、2022年の経常赤字予測は240億ドル(管理者注：前回は222億ドル)となりました。　2021年のGDP成長率予測は、前回のアンケートでは4.3%でしたが、今回のアンケートでは4.3％のままでした。なお、2022年の成長率予測は4.１％(管理者注：前回は4.2％)に低下しました。　今月のTCMB加重平均資本供給コストの予測は19.00％で変化がありませんでした。　TCMBの１週間物レポ入札金利(管理者注：政策金利)の予測も、今月末は19.00％でした。             　今日、2つ目に紹介するAAの記事の見出しは「イルケル・バシュブー元参謀総長が起訴された」です。こちらも今日付の記事で、一部を省略して紹介します。　イスタンブル検察庁特別捜査部は、イルケル・バシュブー元参謀総長(管理者注：記事では一切継承、肩書きはなく、呼び捨てです)に関して、「トルコ共和国でパワーの各焦点での闘い」シリーズの第３冊に関して、２０２１年１月４日、ある新聞(管理者注：後からジュムフリエット紙(世俗主義、反AKP)と分ります)のインタビューで、クーデターを暗示したと批判を受ける発言に関して行われていた捜査が完了しました。捜査の結果で作成された起訴状において、元参謀総長は「容疑者」として、AKPの何人かの県支部長、区・郡支部長、女性部長を含めた合計166人が「告発者/申立人/原告」として記述されました。　起訴状では、元参謀総長は1月4日にジュムフリエット紙と行ったインタビューで、「もしもメンデレス(元首相)が1960年5月25日にエスキシェヒールで早期総選挙の日程を発表していれば、5月27日のクーデターはかなりの確率で防ぐことができた。なぜならば、早期総選挙の実施を決定した政府に対してクーデターを実施されれば、それは明白に国民の政治的意思に対しても打撃を与えるクーデターとなった」との表現を使ったことが指摘されました。元参謀総長はこの表現に関して、「クーデター」を想起させ、この形で「国民の憎悪と敵愾心を煽った罪」を犯したことを説明した起訴状において、検事によって聞き取られた元参謀総長の供述の一部も記述されました。起訴状において、元参謀総長は「国民の憎悪と敵愾心を煽った罪」で1年以上3年以下の禁固刑が科されることが求められています。　元参謀総長で退役大将であるイルケル・バシュブー氏は、ジュムフリエット紙で行った発言に関して行われた告発に関連して捜査を開始したイスタンブル検察庁の召致により、2021年2月10日にイスタンブル法律会館に出頭して取り調べを受けていました。  　トルコリラ等の外貨建ても含めた債券投資に関する情報を発信しています。外債投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。社債投資まとめ　いろいろな投資情報が出ています。投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。株初心者向けＩＰＯ初値予想​​　今日はオリーブ・オイルを紹介します。日本への売り込みにも力を入れ始めたそうです。​​　次は、トルコの「国家・国民酒(?)」のラクを紹介します。ギリシャやフランスなどにも、名前は違っても同じお酒があるそうですが、トルコが発祥の地と思われます。

  2021.05.06

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  4月24～30日の10万人当たりの週間感染者数、今年4月及び1～4月のトルコの乗用車・小型商用車販売、トルコにおける新型コロナウイルス患者発生の420日目の状況

  　今日（4日）は、経済面でも社会面でもいくつか記事は出ていましたが、とりわけ重要と思われる記事は出ていませんでした。強いて挙げれば、4月24～30日の10万人当たりの週間感染者数がコジャ保健大臣から発表になったという記事、中央銀行が4月のインフレ報告書を発表したという記事（食品以外の基本品目で年間インフレ率が上昇し、消費者物価の上昇に最も大きな影響を与えたのはエネルギー分野だったという内容。ただし、反政府系テレビニュースでは、食品の上昇率が高く(平均の月間上昇率は1.68％で、食品は2.13％)、生産者物価指数も年間で35％を超えており、カヴジュオール中央銀行総裁の発言とは逆に、今後も消費者物価の上昇が予測されるとしています。なお、消費者物価が対前年同月比で17．12％となるのは2019年5月以来とのことです）、TESK(トルコ零細企業・家内工業組合連合会)会長が、昨日紹介した内務省通達に関して「新しい通達により、抜け道の悪用が防止される。インターネット販売という抜け道も塞ぐべき」と発言したという記事、また、脱法行為を働いていた前任大臣の後を引き継いだムシュ商務大臣が、「売上高補償」として4.63リラが支払われたといニュースを嘘だと否定した(「3000＋4.63リラが支払われた」とのことですが、(1)本当は4.63リラだったが、慌てて3000リラを追加送金した、(2)単純に送金額を間違えた、(3)本当は最初から3000リラも受け取っていたが、4.63リラの送金通知書だけを見せた(これがムシュ大臣の主張)という可能性がありますが、良くて(2)、結局(1)の可能性が大ではないかと思いますが、、、、、)、トルコの鉄鋼生産は、3月には前年同月比で9.2％増加、今年第1四半期には9.5％増加したという記事、今年4月と1～4月の乗用車・小型商用車販売の販売台数に関する記事が出ていました。今日は、4月24～30日の10万人当たりの週間感染者数と今年4月と1～4月の乗用車・小型商用車販売の販売台数に関する記事を紹介します。また、5月5，6日にセダット・オナル外務次官がエジプトを訪問し、エジプトの外務次官と会談するという記事も出ていました。また、バフチェリMHP党首が憲法を改正するための案を発表し、演説を行ったという記事も出ていました。「合意を実現させ、憲法を準備することは国民の義務である」という素晴らしい演説内容ですが、準備された憲法案はいつもどおりの主張のままで、「譲歩をするつもりも、準備を完了させるつもりも、毛頭無い」という印象を与えるものとなっています。　今日、アナトリア通信(AA)に出ていた記事の見出しは下のとおりです(今日はこの中から１と2について紹介します)。１　コジャ保健大臣は、県毎の10万人当たりのKOVID-19感染者数を発表した２　4月に乗用車・小型商用車販売の販売は132.4％増加した３　ムシュ商務大臣から「アイドゥン県の零細企業の売上高喪失補償としてたったの4.63リラが支払われた」との主張を否定した４　中央銀行は、4月インフレ報告書を発表した５　TESK会長は、『マーケットに関する通達により、脱法行為が阻止された』と指摘６　(3月には)鉄鋼生産の上昇が継続した７　バフチェリMHP党首は、100条からなる同党の憲法案を発表した　5月4日(最初の患者確認から420日目)付け「トルコの日々のコロナウイルス統計」から、新型コロナウイルス(KOVID-19)の感染状況を紹介します(なお、保健省から発表される統計には、明確な矛盾が明らかになっているため、必要最小限度の紹介にとどめています)。今日の検査件数：　　　　　　　 24万1,747件今日の感染者数：　　　　　　　　2万8,997人今日の死者数：　　　　　　　　　 336人今日の完治者数：　　　　　　　　3万8,218人今日までの累計完治者数：　455万4,037人今日までの累計検査件数：　4,822万9,733件今日までの累計感染者数：　492万9,118人今日までの累計死者数：　　　4万1,527人重症患者数：　　　　　　　　　　　 3,452人 　励みにしていますので、クリックをよろしくお願いします。にほんブログ村にほんブログ村 トルコ産高品質★ドライいちじくどっさり1kgスイーツ フルーツ イチジク いちじく 果物 目 健康 グルメ 贈り物 ギフト お取り寄せ 人気 ランキング 洋菓子 詰め合わせ お菓子 業務用 訳あり 自宅用 おやつ デザート お返し 会社 引っ越し 乾燥価格：7231円（税込、送料別) (2020/9/12時点)タリッシュ ミル付きシーソルト エーゲ海塩 200g トルコ産 クリスタルソルトTARIS タリシュ価格：2160円（税込、送料別) (2020/9/12時点) TEKSUT テキスュトゥ 白チーズ 500g トルコ産 Beyaz Peynir ベヤズペイニール ホワイトチーズ価格：1512円（税込、送料別) (2020/9/12時点) 　今日、1つ目に紹介するAAの記事の見出しは「コジャ保健大臣は、県毎の10万人当たりのKOVID-19感染者数を発表した」です。今日(4日)付の記事です。抜粋して紹介します。　ファフレッティン・コジャ保健大臣は、県毎の週間KOVID-19感染者数を発表しました。同大臣は4月24～30日の週間KOVID-19感染者数は、イスタンブル県は532.02人、アンカラ県は361.52人、イズミルは223.34人となりました。週間KOVID-19感染者数が最も多かったワースト5県は、イスタンブル、クルクラーレリ、テキルダー、チャナッカレ及びコジャエリ県(437.65人)でした。一方、最も少なかったベスト5県はシュルナク(46.12人)、シャンルウルファ、マルディン、スィイルト及びヴァン(90.75人)となりました。　ここからは一言解説・雑感です。100人以下の中リスクの県はベスト5県のみでした。（出典：トルコ保健省） 　今日、2つ目に紹介するAAの記事の見出しは「4月に乗用車・小型商用車販売の販売は132.4％増加した」です。こちらも今日付の記事で、前半を抜粋して紹介します。　自動車販売業者協会(ODD)は、今年1～4月及び4月に関する「乗用車・小型商用車販売市場分析報告書」を発表しました。同報告書によれば、4月には乗用車及び小型商用車の販売は、2020年同月と比べて132.4％増加し得6万1,488台となりました。同機関の乗用車の販売台数は121.6％上昇して4万8,375台に、小型商用車の販売は183.1%上昇して1万３，１１３台となりました。一方、過去１０年間の４月の平均と比べた場合、乗用車・小型商用車販売市場は５．２％、乗用車の販売は２．２％、小型商用車の販売は１４．９％、それぞれ低下しました。なお、総自動車販売市場は９万6,428台でした。　トルコの乗用車と小型商用車の販売は、今年1～4月期には昨年同期と比べて72.4％拡大して26万148台でした。同期の乗用車の販売は68.7％上昇して20万4,839台に、小型商用車販売も88.1％増加して5万5,309台となりました。　ここからは一言解説・雑感です。1～4月期の販売と過去10年間の平均との比較は出ていませんが、4月単月と同様に、平均を下回っている可能性は十分あります。いずれにせよ、昨年と比べた場合には、今年は販売が堅調ということですので、この点は喜ぶべきと思われます。　 ​​　トルコ・リラ等の外貨建ても含めた債券投資に関する情報を発信しています。外債投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。社債投資まとめ　いろいろな投資情報が出ています。投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。株初心者向けＩＰＯ初値予想今日はトルコ石のストラップを紹介します。トルコ石ではありませんが、、、ココからはブレスレッドです。

  2021.05.05

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  4月のインフレ率、今年第1四半期のトルコ海峡の船舶通過数、コジャ保健大臣のワクチン確保に関する新発表、内務省の販売禁止品目に関する新たな通達とその雑感、患者発生の419日目の状況

  　今日（3日）は、トルコ型ロックダウン実施中ですが、平日のため、経済面でも社会面でもいくつか重要と思われる記事が出ていました。1つは4月のインフレ率に関する記事、もう1つは今年第1四半期にトルコ海峡(ボスポラス及びダーダネルス)を通過した船の数に関する記事、コジャ保健大臣によるワクチン確保に関する最新の発言に関する記事、そして、ついにお酒(アルコール)販売を禁止する内務省通達が出されたという記事などです。アルコールの販売禁止も、警察官の「公務執行状況」の携帯電話による撮影禁止も、多くの(良心的な？)学者は、「憲法違反の可能性が濃厚」と言っていましたが、お酒の販売を禁止したいがために、「必需品以外の販売を禁止」という手に出ました。　今日、アナトリア通信(AA)に出ていた記事の見出しは下のとおりです(今日はこの中から１～４について紹介します)。１　(4月の)インフレ率が発表された２　今年第1四半期にトルコ海峡を1万9,673隻が通過した３　コジャ保健大臣は「シノヴァク社製ワクチンの輸送は計画された形で継続する」と発言４　内務省は81県庁に「マーケットでの対策」に関する通達を送付した５　年金生活者のバイラム前ボーナスは５月６、７日に支払われる６　エコノミストたちはインフレ率統計を分析した７　４月に最も多くの輸出を行った産業は自動車産業であった　5月3日(最初の患者確認から419日目)付け「トルコの日々のコロナウイルス統計」から、新型コロナウイルス(KOVID-19)の感染状況を紹介します(なお、保健省から発表される統計には、明確な矛盾が明らかになっているため、必要最小限度の紹介にとどめています)。今日の検査件数：　　　　　　　 24万3,648件今日の感染者数：　　　　　　　　2万4,733人今日の死者数：　　　　　　　　　 347人今日の完治者数：　　　　　　　　3万5,438人今日までの累計完治者数：　451万5,819人今日までの累計検査件数：　4,798万7,986件今日までの累計感染者数：　490万121人今日までの累計死者数：　　　4万1,191人重症患者数：　　　　　　　　　　　 3,438人 　励みにしていますので、クリックをよろしくお願いします。にほんブログ村にほんブログ村誕生石 ネックレス アクセサリー 天然石ネックレス トルコ石 ターコイズ 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　今日、4つ目に紹介するAAの記事の見出しは「内務省は81の県庁に『マーケットでの対策』に関する通達を送付した」です。こちらも今日付の記事で、主要部分のみ抜粋して紹介します。　内務省から81県の県庁に送付された「マーケットでの対策」と題する通達により、完全ロックダウン期間中に適用されている外出制限に関する詳細を明らかして県庁に通知されていることが指摘されました。　通達では、外出制限が行われている期間中にマーケットで起きる混雑を避ける目的で、関連する省庁、公的機関及び組織、職業組合、業界代表者と行った会合の結果、取られることになった新たな対策が発表されました。それによれば、マーケット(チェーン店、スーパーマーケットを含む)でトルコ国民の生活必需品以外に分類されるいかなる商品も販売することは許されません。5月7日(金)からマーケット(チェーン店、スーパーマーケットを含む)では基礎食品と清掃用関連商品のほか、ペットフード、離乳食等及び衛生商品(香水、化粧品などを除く)を販売することができます。以前に規定されていたアルコール類の販売禁止のほか、マーケット(チェーン店、スーパーマーケットを含む)で電子製品、おもちゃ、文房具、衣料品、アクセサリー、自動車部品、家庭菜園用品などの販売は禁止されます。　ここからは一言解説・雑感です。読んでのとおりで、「お酒を売らせないため」の口実と思われます。そもそも今日も、明日も、公共交通機関の中や停留所・駅では大混雑が発生している状況下で、アルコール類のほか、電子製品、おもちゃ、文房具、衣料品、アクセサリー、自動車部品、家庭菜園用品などの販売を禁止したからと言って、人と人の接触をどれだけ減らせるのかは真剣に考えてみるまでもないものと思われます。一人でも接触を減らす方が良いということで、確かにやらないよりはやった方が良いとは言えるかもしれませんが、「過剰な取締りを行う警官の個人情報を守り、安全を守るため」というのと全く同じ程度の「説得力のある説明・根拠」と思われます。  ​  トルコリラ等の外貨建ても含めた債券投資に関する情報を発信しています。外債投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。社債投資まとめ　いろいろな投資情報が出ています。投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。株初心者向けＩＰＯ初値予想​​　今日はオリーブ・オイルを紹介します。日本への売り込みにも力を入れ始めたそうです。​​　次は、トルコの「国家・国民酒(?)」のラクを紹介します。ギリシャやフランスなどにも、名前は違っても同じお酒があるそうですが、トルコが発祥の地と思われます。

  2021.05.04

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  4月のインフレ率予想アンケート結果、イスタンブル商業会議所発表の4月インフレ率、天然ガス料金の値上げ、今年第1四半期の企業設立数とその雑感、トルコにおける新型コロナウイルス患者発生の417日目の状況

  　今日（5月1日）は、経済面ではいくつかの記事が出ていました。社会面では紹介すべきような記事は殆ど出ていませんでした。　今日は土曜日でしたので仕事に行く人は少ないためか、トルコ型ロックダウン2日目の記事は出ていませんでしたが、一方で、メーデーであったので、「違法デモ」に関する記事やテレビニュースがいろいろと出ていました。また、「警察の取締り」に関しては「携帯電話で警察の取締りの様子を撮影することを禁止する内務省通達」が出されたというニュースもあり、初日からこれに対する警察の行動を映した映像が出ていました。つまり、「通達が出ているから撮影するな、映像を消せ」という警察と「一般人ではなく、記者だ。そんな通達はあり得ない。」という報道機関及び一般の人との小競り合いの映像も紹介されていました。弁護士などは「個人の権利を守るために、有効かつ必要な手段である」と主張して、通達の無効確認を求める訴えを行政最高裁判所に起こしたというテレビニュースがありました。なお、通達の理由は「(顔をさらされることによって)警察官の個人生活が脅かされる」ということでそうですが、「嘘だ」とは言いませんが、殆どの場合「問題ある映像は事後に処罰することで足りる(今までにどんな問題が生じたか、一切示されていない)」一方、「写すことによって、警察の過剰介入の抑止力となる、事後の国民の権利救済が確保される」という利益の方が大きいような気がします。あるいは、もしも撮影を禁止するなら、「(アメリカのように)外回りに出る警察官には全てカメラを装着させ、映像が提供できない警察官は全て処罰する」という対応が必要になると思われます。「過剰な介入の様子が(反政府系？)テレビで流れるのを防ぐのが主要目的」であることは見え見えですので、火に油を注ぐ結果、逆効果になっているように思います。なお、「トルコ型ロックダウン期間中のアルコール類の販売禁止」に関しては、テレビニュースによれば、ソイル内務大臣は「ヨーロッパの国々でも禁止されている。感染者数が激減しているのは対策が正しいことを証明している」と述べたそうです。AAでもヨーロッパ各国におけるアルコール類の販売禁止状況が報道されたそうですが、全て「夜間の販売禁止」であり、そもそもトルコ型ロックダウンでは、夜間は物品販売店は全て閉まっているため、夜間のアルコールの販売は自動的にできません。AAは知ってか、知らずにかは分りませんが、「ソイル内務大臣が嘘をついていることを証明した」ことになりました。なお、「感染者の激減」が事実としても、それが「アルコール類の販売禁止」による結果であることは誰も証明できません。もしも本当に「アルコール類の販売禁止の成果」であるなら、今後は1ヶ月でも、2ヶ月でもアルコール類の販売を全面的に禁止し、アルコール類の販売店(酒屋(スーパー)とバー)の所得補償を完全に行えば良く、経済的にも完璧な政策(費用対効果は最高！＝少額の補償で、完璧なコロナ対策)になります。　今日、アナトリア通信(AA)に出ていた記事の見出しは下のとおりです(今日はこの中から2～4と、昨日の記事(1つ)について紹介します)。１(4月30日付)AAフィナンスは4月の「インフレ率予測アンケート」の結果を発表２　イスタンブルで4月の小売価格は1.01%、卸売価格は0.70％上昇した３　天然ガス価格の引き上げが行われた４　今年第1四半期にトルコで3,000社以上の外国との合弁企業が設立された５　今年第1四半期にトルコの電力輸入は(対前年同期比で)83％減少した　5月1日(最初の患者確認から417日目)付け「トルコの日々のコロナウイルス統計」から、新型コロナウイルス(KOVID-19)の感染状況を紹介します(なお、保健省から発表される統計には、明確な矛盾が明らかになっているため、必要最小限度の紹介にとどめています)。今日の検査件数：　　　　　　　 24万2,194件今日の感染者数：　　　　　　　　2万8,817人今日の死者数：　　　　　　　　　 373人今日の完治者数：　　　　　　　　8万1,302人今日までの累計完治者数：　440万5,199人今日までの累計検査件数：　4,750万4,193件今日までの累計感染者数：　484万9,408人今日までの累計死者数：　　　4万504人重症患者数：　　　　　　　　　　　 3,525人 　励みにしていますので、クリックをよろしくお願いします。にほんブログ村にほんブログ村 エスプレッソ・デミタスコーヒーカップ＆ソーサー珍しい小さめ椀皿トルココーヒー用2客セット：ルーミー /トルコお土産価格：2380円（税込、送料別) (2020/9/12時点)トルコ｜トルコみやげ｜トルコ土産｜トルコおみやげ｜トルコお土産｜トルコタイル｜トルコ陶器｜トルコ雑貨｜コースター｜角タイル【小】19価格：900円（税込、送料別) (2020/9/12時点)  トルコ｜トルコタイル｜トルコ陶器｜トルコ雑貨｜鍋敷き｜なべしき｜鍋しき｜鍋布き｜トリベット　Trivet｜花型タイル【大】73価格：1890円（税込、送料別) (2020/9/12時点)　今日、1つ目に紹介するAAの記事の見出しは「AAフィナンスは4月の「インフレ率予測アンケート」の結果を発表」です。4月30日付の記事です。　　AAフィナンスインフレ率予測アンケートに参加したエコノミストたちは、2021年4月の消費者物価(TUFE)上昇率は1.79％となると予測しています。　トルコ統計庁(TUIK)が5月3日(月)に発表する2021年４月のインフレ率に関する統計に関するAAフィナンスの予測アンケートは、20人のエコノミストたちの参加を得て実施されました。アンケート結果によれば、エコノミストたちの４月のインフレ率予測の平均は1.79%となりました。アンケートに参加したエコノミストたちの4月のインフレ率予測で、最も高かったものは2.12％、最も低かったものは1.30％でした。　なお、アンケートに参加したエコノミストたちの2021年4月のインフレ率予測の平均（1.79%）によれば、先月には16.19%となっていた年間インフレ率は、17.27%に上昇するものと計算されています。なお、2020年3月の月間インフレ率は1.08％でした。 　今日、2つ目に紹介するAAの記事の見出しは「イスタンブルで4月の小売価格は1.01%、卸売価格は0.70％上昇した」です。こちらは今日(5月1日)付の記事で、一部省略して紹介します。　　イスタンブル商業会議所(ITO)の1995年を基準年とする統計によれば、小売価格の動きを示すイスタンブル給与所得者生活指数は、202１年4月には前月と比べて1.01%上昇し、卸売価格の動きを示す卸売物価指数は0.70%上昇しました。同統計によれば、年率では、小売物価は16.34%、卸売物価は17.52%、それぞれ上昇しました。　４月の小売価格は前月と比べて、衣料品は8.14%、住居は0.81%、その他支出は０．７４％、食品は0.61%、文化・教育・娯楽支出は0.53％、交通・通信は0.01%、それぞれ上昇しましたが、保健・医療支出は0.03%、家財道具は0.29%、それぞれ低下しました。 　今日、3つ目に紹介するAAの記事の見出しは「天然ガス価格の引き上げが行われた」です。こちらも今日付の記事です。　パイプライン及び石油輸送公社（BOTAS、ボタシュ)はインターネット・サイトで、５月の天然ガス料金表を発表しました。　それによれば、住宅に居住する消費者へのガス供給に同社が適用する販売価格は、５月の料金から1％引き上げられて1000立方メートル当たり13１５リラ５０クルシュに、工業は1471リラ41クルシュに、そして発電用は12％引き上げられて1631リラ67クルシュになることが明らかにされました。天然ガス料金は毎月計算されます。(管理者注：５ヶ月連続の１％ずつの値上げになります)  　今日、4つ目に紹介するAAの記事の見出しは「今年第1四半期にトルコで3,000社以上の外国との合弁企業が設立された」です。こちらも今日付の記事で、主要部分のみ抜粋して紹介します。　AA記者がTOBB(トルコ商工会議所連合会)の統計から導き出した情報によれば、今年第1四半期に設立された企業の内、３３３社は株式会社、2,885社は有限会社として活動し、外国資本との合弁企業の割合は88.14％となりました。　この企業の国別の分布を見た場合、200社はイラン、124社はシリア、84社はヨルダン、73社はリビア、ドイツ及びパキスタン、72社はレバノン、70社はアゼルバイジャン、67社はエジプト、65社はイラク、51社はアメリカ、42社はUAE(アラブ首長国連邦)、41社はサウジアラビアとなりました。一方、投資金額(資本金)を見た場合、カタールとの合弁企業は今年第1四半期に8億1,660万リラとなりました。オランダは2億3,190万リラ、イランは6,170万リラ、ヨルダンは6,000万リラ、シリアは5,870万リラ、サウジアラビアは5,210万リラ、ドイツは4,030万リラ、イラクは3,190万リラでした。　ここからは一言解説・雑感です。「対前年比」が全く記載されていませんが、3ヶ月間の数字であることを考えれば、エルドーアン大統領がいつも誇らしげに紹介していた「企業設立数」が、今年に入って激減している可能性が高いと思われます。久しく紹介していないので、すっかり忘れてしまいましたが、3ヶ月ではなく、1ヶ月でもこの程度の数字だったような記憶があります。設立された企業の外国との合弁率も88％というような高率ではなかったと思います。どちらかと言えば全く逆で、「12％が外国との合弁企業」という状態に近かったように思います。管理者の記憶に間違いが無ければ、「トルコ国内では起業する力は殆ど残っていないというところまで、トルコ資本は追い詰められている」ということになりそうです。    トルコリラ等の外貨建ても含めた債券投資に関する情報を発信しています。外債投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。社債投資まとめ　いろいろな投資情報が出ています。投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。株初心者向けＩＰＯ初値予想　今日はオリーブ・オイルを紹介します。日本への売り込みにも力を入れ始めたそうです。　次は、トルコの「国家・国民酒(?)」のラクを紹介します。ギリシャやフランスなどにも、名前は違っても同じお酒があるそうですが、トルコが発祥の地と思われます。 ​​​

  2021.05.02

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  インフレ報告書(中期的インフレ率予測)の発表、トルコ中央銀行の政策に関する国庫・財務副大臣のインタビューとその雑感、ロックダウン前の駆け込み混雑の継続、新型コロナウイルス患者発生の415日目の状況

  　今日（29日）は、経済面ではいろいろと重要と思われる記事が出ていました。1つは中央銀行によるインフレ報告書を発表したときのカヴジュオール総裁の演説に関する記事、もう1つは国庫・財務省副大臣へのインタビュー記事です。特に変わったところはないのですが、今日はこちらの記事の紹介に努めます。それ以外では、木曜日恒例の記事も出ていました。なお、今週も中央銀行の外貨準備高に関する記事は出ていませんでした。海外居住者は4月22日に終わる週(23日は祝日でした)に、株式は1億450万ドルの純買越し、一方、国家国内借用証券(DIBS)2億5,260万ドル、社債(SBS)は2,210万ドルの純売越しとなったという記事、銀行業界の貸出は342億7,100万リラ増加して3兆7,861億6,800万リラ、預金は538億900万リラ増加して3兆6,964億4,500万リラとなったとう記事、過去1年間のKOVID-19の流行時の国民向け支援が殆ど無いにもかかわらず、BOTで作られた橋やトンネル、病院、空港などにおける利用者数保証で何億ドル(ドル建ての保証もあり)あるいは、何十億リラの保証が行われていると問題になっていますが、「イスタンブル空港(第3空港)は2020年には保証を行う状況にはならなかったと発表があった」という記事も出ていました。反政府系のテレビニュースや野党は「癒着企業にお金を垂れ流さず、国民への保証に使うべき」と言う趣旨の発言をしばしば行っています。が、この主張はある意味で正しく、また別の意味で全く間違っていると思います。「非常時の保証をすること(＝保険を提供すること)で、安心して投資できるようにした」訳ですから、正に非常時となった2020年と、多分2021年も保証を行うことになるのは仕方がないと思います。本当に深刻な問題なのは、「何も起こっていない2019年や、それ以前に保証が行われていること」だと思います。本来、保証は最低限の水準であるべきだと思います。公共事業にあるにもかかわらず、多くは「契約内容は企業秘密」として発表されていない状態であり、「乱暴な議論」ではありますが、そのような不透明な契約(＝入札の意味が無い、汚職に近い)については、「保証額の半減(4分の1？)化や国有化も有り」ではないかと思います。　社会面では、昨日に引き続き、18日弱の完全(実は半)ロックダウン前の大脱出に関する記事もいくつか出ていました。テレビニュースでは、最終日(29日)の朝、より正確には未明の午前4時過ぎから、イスタンブルから郊外に向かう道で大混雑が発生している様子が放映されていました。また、野党の批判の矛先が向かっている年金生活者に対する「バイラム前ボーナス」について、3年間全く値上げが行われれず、過去3年間は1000リラで続いていましたが、野党の攻撃を受けたためか、人気取りの必要を認識したためか、少し前に「インフレ率に応じた支給額の引上げを行う」とエルドーアン大統領が発言し、「いくらになるのか」に関心が集まっていました。野党の多くや年金生活者は、「過去3年分のインフレ率である約60％を念頭に、最低でも1,500リラ」と言っていましたが、結局過去1年分にもみたいな100リラの値上げで、「1,100リラとする」という法律案が提出され、可決成立したという記事も出ていました。昨日紹介しました「キプロス問題」に関係して、オクタイ副大統領が「キプロスにおいて、2国家解決が実現するよう、ありとあらゆる支援を継続させる」という発表を行ったという記事も出ていました。　今日、アナトリア通信(AA)に出ていた記事の見出しは下のとおりです(今日はこの中から１と2について紹介します)。１　中央銀行は2021年末のインフレ率の予測を12.2％に引上げた２　ネバティ国庫・財務副大臣は、中央銀行に対する外貨準備の論争について分析を行った３　DHMI(国家空港管理総局)はイスタンブル空港に2020年では(利用者数)保証の支払を行わなかったと発表。４　海外居住者は1億450万ドルの株式を買い越した。５　銀行業界の貸出額は、先週、3兆7,860万リラとなった6　トルコ全土で実施され、5月17日(月)に終わる完全ロックダウン期間が始まった7　アンタリヤの海岸では、「完全ロックダウン」前の混雑が起こった8　観光中心地のボドゥルムで「完全ロックダウン」前の混雑が起こった9　イスタンブルで「完全ロックダウン」前に、市内から市外に脱出したいと思っている人のために、交通渋滞が発生している。10　TBMM(大トルコ国民会議(トルコ国会))総会で、年金生活者に対するバイラム・ボーナスの1,100リラへ値上げするため条文改定が採択された11　オクタイ副大統領は、『キプロスにおける2国家解決について、あらゆる分野での防御を継続させる』と述べた。　4月29日(最初の患者確認から415日目)付け「トルコの日々のコロナウイルス統計」から、新型コロナウイルス(KOVID-19)の感染状況を紹介します(なお、保健省から発表される統計には、明確な矛盾が明らかになっているため、必要最小限度の紹介にとどめています)。今日の検査件数：　　　　　　　 27万8,108件今日の感染者数：　　　　　　　　3万7,674人今日の死者数：　　　　　　　　　 339人今日の完治者数：　　　　　　　　4万3,253人今日までの累計完治者数：　425万5,714人今日までの累計検査件数：　4,699万6,712件今日までの累計感染者数：　478万8,700人今日までの累計死者数：　　　3万9,737人重症患者数：　　　　　　　　　　　 3,581人 　励みにしていますので、クリックをよろしくお願いします。にほんブログ村にほんブログ村  ドライアプリコット 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お買い物マラソン価格：1107円（税込、送料無料) (2020/10/11時　今日、1つ目に紹介するAAの記事の見出しは「中央銀行は2021年末のインフレ率の予測を12.2％に引上げた」です。今日（29日）付の記事です。非常に長い記事ですので、主要部分のみ抜粋して紹介します。　シャハップ・カヴジュオール・トルコ中央銀行(TCMB)総裁は、「インフレ報告書2021―II」発表のための紹介会合で行った演説で、基本仮定と短期予測に関して、政策金利が強力なディスインフレ効果を維持することができる形で、実現し、あるいは予測されるインフレ率を超えた水準で形成され続けるとの予測下で、インフレ率が段階的に目標に向かって近づいていくことが予測されていることを明らかにしました。　インフレ率は2021年末に12.2％に、また、2022年末には7.5％に、2023年末には中期目標である5％水準に低下して安定すると予測されること明らかにした同総裁は次のように述べました。「このように、2021年末のインフレ率予測を2.8ポイント引き上げて、9.4％から12.2％に上方修正した。前回報告書の時期と比べて、トルコ・リラ建ての輸入価格の上昇に応じてインフレ率予測を1.8ポイント引き上げ、食品価格で予測される上昇によりインフレ率の予測を0.4ポイント引き上げた。」　金融政策スタンスは、インフレ率予測に対する上方リスクに注意を払い、慎重な対応によりインフレ率を恒久的に引下げ、価格安定性の目標を達成することに集中していることを明らかにした同総裁は、「この方向性により、政策スタンスは、インフレ率の進展とインフレ期待に注意を払い、ディスインフレ過程に最短期間で入ることができるよう、また、その継続性を確保する引締め水準で決定され続ける。」と述べました。 　今日、2つ目に紹介するAAの記事の見出しは「ネバティ国庫・財務副大臣は、中央銀行に対する外貨準備の論争について分析を行った」です。こちらも今日付の記事で、非常に長い記事ですので、主要部分のみ抜粋して紹介します。これまでいろいろな関係者が行った発言の要約のようになっていて、特に目新しい点はありません。　ヌレッディン・ネバティ国庫・財務副大臣は、AA記者とのインタビューで、トルコ中央銀行が経済環境の変化に対応してきたため、誰も被害を受けず、また、誰からの支援要請であろうと中央銀行は断らずに対応してきたことを明らかにしつつ、次のような表現を使いました。「中央銀行の作戦行動は、経済責任者がこの仕事にいかに対応すべきかを理解していることは、このような好結果を生んだ。昨年、この対策を行っていなかったなら、生産が支援されなかったなら、人々は仕事を失っていただろう。事業所が倒産し、人々は支援を受ける必要があり、希望を失っていたなら、現状よりももっと良かったとでも言うのであろうか。2020年に起こったこれほどのことの後で、手元に一定の可能性があるとき、この可能性によって困難を切り開区対策を実施しなかったならば、それこそが犯罪を行ったことになる。トルコだけではなく、世界との関連で生じた事態に対応するためにこの手続きを行うことが求められている。中央銀行は、国庫・財務省の口座を使って手続きを行っている。外貨を市場に提供し、その後、スワップを行ってその外貨が中央銀行に戻ってくるようにしている。一定の循環が生じている。この循環の中で、中央銀行は需要に対応している。外国人投資家、トルコ人投資家、そして実体経済の需要に応じている。経常赤字の埋め合わせを行っている。今日も、中央銀行の外貨準備は900億ドル前後を維持している。　労働者は仕事を失う恐怖を感じているだろうか。感じていない。使用者は事業を継続させる期待を感じているであろうか。感じている。この希望を持っている大部分は、国内居住者と呼んでいる500億ドルの負債を減らす人である。彼らがこの要請を行っているときに、中央銀行は、あるいは経済指導者がこの要請に応じていなかったなら、今日の安心した状況下で生産を行っている巨大企業の大部分は、危機的状況に陥っていたであろう。対外債務を500億ドル減少させた企業も声を上げる必要がある。」　ここからは一言解説・雑感です。「世界経済不況のあおりを受けて、危機的状況に陥ったトルコ経済を、特に一定の大企業を救済するための外貨の売却を行った。その結果、トルコ経済は順調で、大企業も助かり、中央銀行の資産も外貨準備もしっかりと維持されており、全く問題は無い」という、これまでの主張、特にカヴジュオールTCMB総裁の説明の請け売りになっています。本当かもしれませんが、そもそも2019年7月5日に、中央銀行の独立性を侵して大統領の一存でチェティンカヤ総裁(当時)を解任して、急速な金利引き下げを強行したために起こした「大事故」で、その事後処理のために無謀にも1，280億ドルか、いずれにしても、相当に大規模な為替介入を行った結果、「名目資産」としては900億ドルの外貨準備はあったとしても、自己資本はマイナスになってしまったということのようです。ジャニキリAKP副党首も認めていますが、「実質資産はマイナス」になっています。「誰も怪我をしなかった」という説明には、「中央銀行を除けば」という条件を加える必要があると思われます。対外債務を返すことが困難になったトルコ大企業があったことも事実だと思いますが、その根本原因は「単なる為替相場の急変」だったかもしれず、ドル/TL相場が1ドル＝4リラの時に借りた10億ドルの返済で、相場が1ドル＝6リラになっていれば、40億リラではなく、60億リラの返済が必要になるため、中央銀行の為替政策の失敗から生じたこの「20億リラの損失」を補填するために、中央銀行が10億ドルを40億リラでその企業に売った可能性は否定できません。　つまり、「TCMBは、トルコ経済と大企業を助けた」ではなく、「為替政策に失敗で与えた被害を、一部の大企業だけには補填した」が正しく、また、日本でもバブル崩壊時に起こった「飛ばし」を今、TCMBが行っていて、「名目資産は900億ドルでも、実質資産はマイナスに陥っている」、「金融政策(及び為替政策)の失敗」という事実を、なんとかこねくり回して隠し通したいということではないかと思われます。    トルコリラ等の外貨建ても含めた債券投資に関する情報を発信しています。外債投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。社債投資まとめ　いろいろな投資情報が出ています。投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。株初心者向けＩＰＯ初値予想　今日はトルコ関係の書籍を紹介します。やはり歴史の理解が大切です。​​ちょっと厚いのですが、お勧めの1冊です。​​この本もお勧めです。

  2021.04.30

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  トルコ中央銀行総裁のインタビューとその雑感、トルコ・アメリカ両大統領電話会談、「アルメニア虐殺」に関するトルコでの報道、仮想通貨取引市場を巡る巨大詐欺事件（続報）、トルコにおける新型コロナウイルス患者発生の409日目の状況

  　今日（23日）は、「国民主権とこどもの日」で祝日であったためか、経済面では余り記事は出ていませんでした。一方、社会面では、昨日紹介した巨大詐欺事件である仮想通貨取引市場Thodexに関する続報が出ていました。損害額は20億ドルに上る見込みで、ファールク・ファーティヒ・オゼル氏に関するインターポールを通じて国際手配も行われたとのことでした。現時点では、イスタンブルからアルバニアに逃走したことが確認されているとのことです。なお、Thodexに続き、仮想通貨取引市場Vebitcoin について、MASAK(財務犯罪捜査委員会)が銀行口座を昨日、凍結したという記事も出ていました。「1,280億ドルはどこに行った」問題が影響しているのか、内閣改造が影響しているのか、昨日、今日と続けて起こった仮想通貨取引市場に関する事件が影響しているのか分りませんが、少なくとも今週始めからリラ安が更に進んでいることを考えれば、多分、一番重要なのは「1,280億ドル問題」ではないかと思いますが、一層のリラ安が進んでいます。日々リラ安が更新されて、１ドル＝８.40TL水準まで下落していますが、「1,280億ドル問題」が出てからは特に、「リラの史上最安値が更新された」という記事はＡＡでは全く出ていません。　社会面では、最初に紹介したように今日は「国民主権とこどもの日」でしたが、新型コロナウイルスの拡散もあり、行事があまりなかったことも事実ですが、この関連の記事は殆ど出ていませんでした。その代わりにいろいろと出ていたのは「アルメニア虐殺」に関する記事でした。トルコの隣国で、一番仲が良いのはアゼルバイジャンとジョージアだと思いますが、仲が悪いのはギリシャとアルメニアが双璧と思われます。ギリシャとは、キプロス問題、エーゲ海問題、(東)地中海問題、ギリシャにおけるトルコ系少数民族問題など現在進行形の問題が多いのですが、アルメニアとは、外交関係が未だに無い(国家承認はしている)という問題はありますが、やはり最大の問題は１９１５年の「アルメニア虐殺」に関する「歴史問題」と言えます。明日、２４日が「アルメニア虐殺」記念日とのことで、この問題に関する記事もいくつか出ています。「やらされている」、「そう言わなければ、生きていけない」ということはあるのかもしれませんが、「トルコに住むアルメニア人」の意見としては、「悲しい歴史はあったが、それを現在、政治利用することは両国にとって何の利益もない」と言うことができるのではないかと思います。また、「●●婦は２０万人いた」という問題と同様に、「アルメニア人を１５０万人虐殺した」というのは過大な数字であり、事実を反映していないというトルコ人歴史学者の発言に関する記事も出ていました（「７ヶ月で１５０万人は虐殺できない」、「その時に亡くなったと言われている膨大な数のアルメニア人に関して、アルメニア人側の記録でもオスマン帝国領土内、あるいは第３国における生存が記述されている」など）。なお、日本の「緊急事態宣言」に関する記事も出ていましたが、トルコで行われている「外出制限」よりもずっと緩い内容にもかかわらず、「戒厳令」を思い浮かべる用語を使ったり、ゴールデンウィークを「ｏｏｇｏｎ　ｓｈｕuｋａｎ」と紹介したりするなど、ふざけているだけか無能な記者なのか、よく分らない記事です。　今日は、カヴジュオールTCMB総裁のインタビューに関する記事とエルドーアン大統領とバイデン・アメリカ大統領の会談についての記事を紹介します。なお、両大統領の会談後、チャヴシュオール・ブリンケン両外務大臣の電話会談も行われました。　今日、アナトリア通信(AA)に出ていた記事の見出しは下のとおりです(今日はこの中から1と２について紹介します)。１　カヴジュオール中央銀行総裁は、『引締め金融政策は継続し、トルコの外貨準備も持続的な状況になる』と発言２　エルドーアン大統領とバイデン大統領の会談で、FETOのアメリカにおける存在とアメリカのPKK/PYDに対する支援問題の解決が強調された3　ホワイトハウスは、『エルドーアン大統領とバイデン大統領は６月のNATO首脳会議で二国間首脳会談を行う』と発表４　チャヴシュオール外務大臣はブリンケン・アメリカ国務長官と会談した５　Thodex創設者であるオゼル氏に関して、インターポールを通じて国際手配が発出された6　ソイル内務大臣は、『Thodexの創設者の銀行口座にある3,100万リラを凍結した』と発言7　 MASAK(財務犯罪捜査委員会)は、仮想通貨取引市場Vebitcoinのトルコにおける銀行口座を凍結した　4月23日(最初の患者確認から409日目)付け「トルコの日々のコロナウイルス統計」から新型コロナウイルス(KOVID-19)の感染状況を紹介します(なお、保健省から発表される統計には、明確な矛盾が明らかになっているため、必要最小限度の紹介にとどめています)。今日の検査件数：　　　　　　　 30万2,091件今日の感染者数：　　　　　　　　4万9,438人今日の死者数：　　　　　　　　　 343人今日の完治者数：　　　　　　　　6万176人今日までの累計完治者数：　397万111人今日までの累計検査件数：　4,534万2,795件今日までの累計感染者数：　455万820人今日までの累計死者数：　　　3万7,672人重症患者数：　　　　　　　　　　　 3,475人　ここからは一言解説・雑感です。新規感染者数が昨日は7,176人、今日も5，353人減少し、2日間で1万2,529人減りました。コジャ保健大臣もイスタンブルの新規感染者が20％減少したと述べていました。今日も外出制限が行われていましたが、イスタンブルの街が「賑わっている」様子がテレビでも紹介されているように、「2週間前から始まった規制強化の効果が劇的で、その成果が出始めた」とはとても考えにくい状態です。従って、わずかな規制強化で劇的な効果が現れるという、2月に続き2回目の「エルドーアン・マジック」が起こったようです。2月のマジック後には3月1日から規制緩和が行われ、その成果？でトルコのほぼ全土で週間感染者が10万人当たり100人を超えました(危険度地図が真っ赤に染まった)が、今回も、エルドーアン・マジックのお陰で、一部の医師(含む専門家委員会委員)が強く勧めている「完全ロックダウン」を回避できる可能性が高まっているものと思われます。(なお、死者数は微減、重症患者数は微増でした) 　励みにしていますので、クリックをよろしくお願いします。にほんブログ村にほんブログ村   【在庫限り送料無料】トルコ製ウズベキスタンのスザニ刺繍を使ったロングブーツ37号(日本サイズ23.5)【トルコ雑貨】【RCP】価格：25300円（税込、送料無料) (2020/10/11時点)全国送料無料 パンプス 本革 牛革 スエードパンプス 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Turk、Aニュース、Aマネーの共同放送で、最近のモン愛に関するインタビューに応じ、分析を行いました。　同総裁は、TCMBが世界で最も透明に統計発表している中央銀行の1つであると指摘しつつ、TCMBの分析貸借対照表においてこの統計が毎日更新されていること、隠された、あるいは秘密にされていることは全くないことを強調しました。取引がどのレートで行われたのかも明らか出ることを強調した同総裁は、「取引プラットフォーム上の銀行間で行われた取引は、日々どのレートで行われたのか明らかである。このことを貸借対照表から確認することができることを認めた後、今度は『誰に売ったのか』と言い始めた。しかし、このような情報は、世界中、どこであろうと公開されていない。個人の、あるいは会社の情報を、勝手に公開することはできない。」と述べました。(管理者注：「TCMB→国庫・財務省→国立銀行→市場」という説明でしたが、それでもTCMBの記録に「取引高とレート」が出ているのでしょうか？最大でも「今日の取引結果」として「取引総額と平均レート」が出ているだけではないかと想像します。それも、重要な情報だとは思いますが、、、、)　外貨準備高に関する純・名目の論争についても言及した同総裁は、IMFの定義は何年も前から名目準備高を使っていること、銀行業界も何年も前からこの定義に注意を払って来たことを指摘しつつ、次のように述べました。「あることを導き出すために、あるいはある場所に到達するために、様々な計算を行う必要は無い。TCMBも、トルコ共和国も、現時点では史上最高の状態にある。トルコにおける外貨準備の構造が変化した。トルコは何年にもわたって120トンの金塊を保有していた。2012年には始まり、2019年と2020年にトルコにおける金(Gold)準備は710トンに上昇している。2017～2018年以降は、国外にあった金塊は全てトルコ国内に来た。現時点で、トルコの全ての金準備はTCMBにあり、120トンであった金準備は720トンとなっている。」(管理者注：1,280億ドルを売った後、単純にドルを買い戻さずに、あるいは値上がりを期待して、金(Gold)を買っただけのようにも聞こえますが、、、、)　同総裁はインタビューにおいて、ドルを売った対価として受け取ったTLと国家がこの取引によって被害を被ったのかどうかに関しても言及しました。中央銀行が市場の外貨需要に対してどのように対応しているかを説明した同総裁は、毎日、6,300億リラ(管理者注：1ドル＝8．3TLなら760億ドルになります)を市場に供給していると述べました。同総裁は、「中央銀行の外貨準備は、債権と負債に変化した。TCMBの外貨準備から出て市中銀行のDTHに外貨として動いた資金を、銀行間のTL需要に対応するためにTCMB外貨口座に受け入れ、市場にTLを供給している。変化はどこにも起こっていない。したがって、準備高の喪失も、資本の損失も、誰かに資金を与えるなど言ったこともあり得ない。」と述べました。（管理者注：市中銀行から外貨を買ってTLを供給するところは良いのですが、最初に、「なぜ、何を対価として受け取って、中央銀行が市中銀行に外貨を渡しているのか」が不明のほか、レートの変化を全く考慮しないで喪失・損失がないと言われても誰も信じられません。ましてや、「特定個人・企業を優遇していない」という証拠は全く示されていません）　外貨準備に関しては、(裨益している)ビジネス界も(説明に)参加するべきであると強調した同総裁は次のように言葉を締めくくりました。「もしも、2020年に需要に応じなかったならば、あの負債の返済はできなかった。国際負債を支払うことはできなかった。あの資産を持つこともできなかった。トルコの実業界は明らかである。外国から借りることができる企業も明らかである。これらの企業の貸借対照表も透明である。ここで私が言いたいのは、全ての人が知っている問題で、参加する必要がるということである。ありもしないことを、あたかもあったかのように提示して、トルコを、中央銀行を傷つけることは誰の利益にもならない。この負傷で国外の投資家が利益を得ている。カントリーリスク・プレミアム(CDS)は更に上昇し、為替相場に対する攻撃も一層激しくなる。結果として、トルコ国民とトルコ経済界が損をする。」(管理者注：「小さなことに目くじらを立てるな。AKPがいなくなれば、困るのはまずトルコ経済界であり、そしてトルコ国民である。経済界は『中央銀行にはいつも外貨入手でお世話になっています』と助け船を出せ。」と言っているようにしか聞こえません)　ここからは一言解説・雑感です。実は「ここから」ではなく、まとめて書くとわかりにくくなると思いましたので、「段落」ごとに「管理者注：」として「一言解説・雑感」を入れました。 　今日、2つ目に紹介するAA記事の見出しは、「エルドーアン大統領とバイデン大統領の会談で、FETOのアメリカにおける存在とアメリカのPKK/PYDに対する支援問題の解決が強調された」です。これは今日付の記事です。　大統領府広報部は、レジェップ・タイイップ・エルドーアン大統領とジョー・バイデン・アメリカ大統領が、二国間関係を戦略的環境と相互利益の原則に基づき、協力関係を強化する目的で一緒に努力することの重要性で同意したことを明らかにしました。　同広報部から、エルドーアン大統領とバイデン大統領の電話会談に関する発表が行われました。同発表によれば、両大統領は二国間関係を戦略的環境と相互利益の原則に基づき、協力関係を強化する目的で一緒に努力することの重要性で同意しました。エルドーアン大統領は、FETOのアメリカにおける存在とアメリカのPKK/PYDに対する支援といった問題で解決に至ることが、トルコ・アメリカ関係を更に前進させるために重要であると述べました。両大統領は、6月に開催されるNATO首脳会合で、会談を行うことで同意に達しました。　ここからは一言解説・雑感です。「同意に達した」という事実がないために、書かれていませんが、今回の電話会談の最大の目的は、「アルメニア虐殺の正式認定はやめてくれ」とバイデン大統領に直談判することだったと想像されます。当然ながら、「認定されれば、両国間関係に取り返しが付かない傷を負わせることになる」という脅し？も行われているものと想像されます。  ​  トルコリラ等の外貨建ても含めた債券投資に関する情報を発信しています。外債投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。社債投資まとめ　いろいろな投資情報が出ています。投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。株初心者向けＩＰＯ初値予想​　今日はオリーブ・オイルを紹介します。日本への売り込みにも力を入れ始めたそうです。​　次は、トルコの「国家・国民酒(?)」のラクを紹介します。ギリシャやフランスなどにも、名前は違っても同じお酒があるそうですが、トルコが発祥の地と思われます。

  2021.04.24

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  4月の消費者信頼感指数、4月の金融政策委員会議事録概要(政策金利部分)、仮想通貨取引市場Thodoxを巡る巨大詐欺事件の発生、トルコにおける新型コロナウイルス患者発生の40８日目の状況

  　今日（22日）は、経済面ではいろいろな記事が出ていました。一方、社会面では、久しぶりに紹介するべき記事がないという状態です。しかし、今日紹介する事件の１つは、巨大詐欺事件に関する記事ですので、社会記事とも言えるかもしれません。一方、今日は木曜日ですが、先週に引き続き、「中央銀行の外貨準備高」に関する記事は出ていませんでした。トルコ中央銀行(TCMB)のホームページも見たのですが、発表になっているのかなっていないのか、よく分かりませんでした(ありそうなところは見ましたが、過去のデータを含めて、見つけることはできませんでした)。　今日紹介するのは、3つの記事です。１つ目は4月の消費者信頼感に関する記事で、2つ目は4月15日に開催されたPPK(金融政策委員会)の議事録概要に関する記事です。そして3つ目は、上でも言及しましたが、トルコの仮想通過を巡る巨大詐欺事件に関する記事です。この３つ記事以外では、毎週木曜日に発表になっている「海外居住者の金融取引統計」に関する記事も出ていました。先週、海外居住者は1億6,490万ドル分の国家借用証券(DIBS)と1,800万ドル分の社債(SBS)を購入し、4億20万ドル分の株式を購入しました。また、トルコ銀行業界の預金残高、貸付残高に関する記事も出ていました。先週、貸付残高は92億7,900万リラ減少して3兆7,518億9,700万リラとなり、一方、預金残高は65億5,300万リラ増加して増加して3兆6,426億3,600万リラとなりました。社会面では、チャヴシュオール外務大臣がルーマニアで行われたトルコ、ルーマニア、ポーランド3か国会議に出席したほか、アラブ首長国連邦（UAE）のアル・ナヒャン外務大臣と電話会談をしたという記事が出ていました(エルドーアン大統領に関する記事も出ていましたが、紹介するような内容ではありませんでした)。なお、社会面では、事件ではありませんが、明日、４月23日は「国民主権とこどもの日(101年前にトルコ国会(TBMM)が初めて開催された日)」で祝日となり、3日間の外出制限が行われるという記事も出ていました。　今日、アナトリア通信(AA)に出ていた記事の見出しは下のとおりです(今日はこの中から1～3について紹介します)。１　消費者信頼感指数は4月に低下した２　TCMB(トルコ中央銀行)金融政策委員会議事録概要で、『政策金利を、インフレ率よりも上の水準で実施し続ける』と指摘3　(1)仮想通貨取引市場Thodexに関する捜査が開始された（２）MASAK(財務犯罪捜査委員会)は、仮想通貨取引市場Thodexの銀行口座を昨日、凍結した４　国外居住者の株式保有残高が231億7,650万リラに上昇５　銀行業界の貸付残高は、先週、３兆7,520億ドルとなった6　金融サービス信頼感指数は、4月に157.7ポイントに上昇7　チャヴシュオール外務大臣は、ヨハニス・ルーマニア大統領と会談した８　チャヴシュオール外務大臣は、アル・ナヒャン・アラブ首長国連邦(UAE)外務大臣と電話会談した　4月22日(最初の患者確認から408日目)付け「トルコの日々のコロナウイルス統計」から新型コロナウイルス(KOVID-19)の感染状況を紹介します(なお、保健省から発表される統計には、明確な矛盾が明らかになっているため、必要最小限度の紹介にとどめています)。今日の検査件数：　　　　　　　 31万2,109件今日の感染者数：　　　　　　　　5万4,791人今日の死者数：　　　　　　　　　 354人今日の完治者数：　　　　　　　　6万5,593人今日までの累計完治者数：　390万9,935人今日までの累計検査件数：　4,504万704件今日までの累計感染者数：　450万1,382人今日までの累計死者数：　　　3万7,329人重症患者数：　　　　　　　　　　　 3,463人　重症患者数は今日も、最悪記録を更新しました。一方で、新規感染者は約７千人減少しました。  　励みにしていますので、クリックをよろしくお願いします。にほんブログ村にほんブログ村  オイル Exバージンオリーブオイル NGT Food Co. トルコ産 1000ml_おうち時間 パン作り お菓子作り ハロウィン 敬老の日価格：1350円（税込、送料別) (2020/9/12時点) トルコ産高品質★ドライいちじくどっさり1kgスイーツ フルーツ イチジク いちじく 果物 目 健康 グルメ 贈り物 ギフト お取り寄せ 人気 ランキング 洋菓子 詰め合わせ お菓子 業務用 訳あり 自宅用 おやつ デザート お返し 会社 引っ越し 乾燥価格：7231円（税込、送料別) (2020/9/12時点)タリッシュ ミル付きシーソルト エーゲ海塩 200g トルコ産 クリスタルソルトTARIS タリシュ価格：2160円（税込、送料別) (2020/9/12時点) 　今日、最初に紹介するAAの記事の見出しは「消費者信頼感指数は4月に低下した」です。今日（22日）付の記事です。 　４月の消費者信頼感指数は先月と比べて7.5％低下して80.2ポイントとなりました。　トルコ統計庁(TUIK)は、４月の消費者信頼感指数を発表しました。TUIKとトルコ中央銀行（TCMB）の協力により実施している消費者傾向アンケートの結果から計算された、季節調整後の消費者信頼感指数は、４月には前月と比べて7.5％低下して80.2ポイントとなりました。３月には86.7ポイントであった同指数は、４月には8０．２ポイントに低下しました。　過去１２ヶ月間と比べた現状の家計の経済状況を示す家計状況指数は4.9％低下して、３月の67.3ポイントから2月には64.0ポイントとなりました。　今後12ヶ月間の家計状況予測指数は7.9％低下して、３月の87.9ポイントから４月には81.0ポイントとなりました。　今後12ヶ月間の一般経済状況予測指数は11.9％低下して、３月の94.1ポイントから４月には82.9ポイントとなりました。　過去１２ヶ月間と比べて今後12ヶ月間の耐久消費財購入予定指数は4.7％低下して、３月の97.4ポイントから４月には92.8ポイントとなりました。 　今日、2つ目に紹介するAA記事の見出しは、「TCMB(トルコ中央銀行)金融政策委員会議事録概要で、『政策金利を、インフレ率よりも上の水準で実施し続ける』と指摘」です。これは今日付の記事です。こちらは、インフレ率の分析部分ではなく、金融政策部分のみ抜粋して紹介します。　トルコ中央銀行(TCMB)金融政策委員会(PPK)の4月15日会合に関する議事録概要が公表されました。　金融政策スタンスは、インフレ率予想の上方リスクに注意を払い、慎重なアプローチでインフレ率を恒久的に引き下げ、価格安定性の目標を達成することに集中して決定されることを強調した本件概要では、「政策スタンスは、インフレ進展とインフレ率予測に注意を払い、ディスインフレ過程の継続を最短で実現させ、中期目標に到達するまで、その継続性を実現させる引き締め水準で決定され続けることが指摘され、「需要とコスト要因が、いくつかの業種における供給不足とインフレ期待における高水準、価格付け行動及びインフレ見通しに関するリスクが形成され続けている。現在の金融スタンスの貸出と内需に対する減速効果が今後明確化することが予想されている。以上より、当委員会は政策金利を19％水準で維持しつつ、引締めスタンスを維持するとの決定を行った」との分析が行われた。　同要約では、引締め金融スタンスは、インフレ期待、価格付け行動及び金融市場の進展により、外部からの、かつ、一時的な変動に対応するため、重要な緩衝材として役割を果たすことを明らかにしつつ、ＴＣＭＢは価格安定性という基本目的を実現させるために、持てる全ての手段を、決意をもって使用し続けると指摘されています。 　今日、３つ目に紹介するAA記事の見出しは、「仮想通貨取引市場Thodexに関する捜査が開始された」と「MASAK(財務犯罪捜査委員会)は、仮想通貨取引市場Thodexの銀行口座を昨日、凍結した」です。これらも今日付の記事です。２つの記事から抜粋して、まとめて紹介します。　得られた情報によれば、仮想通貨取引市場Thodexのインターネット・サイトに2日間アクセスできないという理由で非常に多くの人が被害に遭っているとの主張を受けて、アナドル検察庁(管理者注：「アナドル」とはアナトリアのトルコ語で、トルコの小アジア半島、あるいは、イスタンブル以外を指す言葉。「アナドル検察庁」というのは初めて見ましたが、広域犯罪を扱う検察庁でしょうか)は行動が起こしました。告発状では、株式会社Ｋｏｉｎｅｋｓテクノロジー会長のファールク・ファーティヒ・オゼル氏が所有する企業が2017年9月17日に設立したＴｈｏｄｅｘという名前の仮想通貨取引市場で、約1週間にわたり銀行口座から資金の引き出しの遅れが生じ、最終的には取引市場の完全閉鎖にまで至ったことが強調されています。同取引所のインターネット・サイトに2日間アクセスできない状態です。同www.thodox.com　というサイトでは、約40万人の使用者が存在していることを指摘した告発状では、この40万人のうちの39万人は活発に仮想通過を取引し、売買資金を口座に持っていたことが記述されています。仮想通貨取引市場Thodexの利用者からのシステムから資金を引き出すことができなかったとの主張に対して2日前に発表を行った当該企業は、「6時間の計画的メンテナンス作業後に、すべての問題が解決する」との発表を行っていました。その後、同社はもう一つの発表を行い、今回のメンテナンス作業は4，5日間を要するとしていました。サイバー犯罪対策課チームも、同社が所有することが明らかにされているカドゥキョイ(管理者注：イスタンブル市アジア側)の事務所の家宅捜索を行いました。 　財務犯罪捜査委員会（MASAK）は、昨日、仮想通貨取引市場Thodexがトルコに所在する金融機関に保有する口座を凍結しました。Thodexの創立者ファールク・ファーティヒ・オゼル氏(30歳前後の青年)に関して「意図的詐欺」の罪で告発が行われました。オゼル氏に関する告発に関連して行われた文書による発表では、「同社の記録を、MASAK、SPK(資本市場委員会(日本の証券取引委員会にあたる))及び国庫・財務省といった組織に提供し、何らかの違法がないかについて各組織の記録が調査されている」との表現が使われました。　ここからは一言解説・雑感です。これらの記事には出てきませんが、利用者は数十ドルから数万ドルまで、さまざまな金額を投資していたとのことで、被害額、被害者数ともに、「トルコ共和国史上最大の詐欺事件」になったものと見られると、テレビニュースでは報じていました。ここからはオマケ？かもしれませんが、オゼル氏はAKP所属の国会議員の息子を通じて、チャヴシュオール外務大臣と、同大人の執務室で撮った写真を利用して宣伝していたとも報じました。同時に、同大臣による「AKP所属国会議員の息子に同行し、面会に同席していただけで、全く知らない人物だ」とのコメントも報じていました。「小売価格よりは安くても、工場出荷価格や卸売価格よりはずいぶん高い値段で消毒剤を商務省や関連機関に売りつけた（＝ボロ儲けした）」という事件を起こしたペキジャン商務大臣とは違い、「チャヴシュオール外務大臣の、本件詐欺事件への違法な関与は無い」のではないかと、現時点では予測します。   ​​​​​ トルコリラ等の外貨建ても含めた債券投資に関する情報を発信しています。外債投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。社債投資まとめ　いろいろな投資情報が出ています。投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。株初心者向けＩＰＯ初値予想​

  2021.04.23

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  今年3月及び1～3月の予算執行状況、最近のエルドーアン大統領 対 ＣＨＰの論争状況に関する雑感、トルコにおける新型コロナウイルス患者発生の403日目の状況

  ​　今日（17日）は土曜日であったためか、経済面でも、社会面でも、重要と思われる記事は全く出ていませんでした。　一方で、野党の「1,280億ドルはどこへ行った？」と「（町議会が研修を準備して、公用旅券を手にドイツに行った）研修員はどこへ行った？」に関する追求は続いています。これまで紹介してきませんでしたが、「1,280億ドルはどこへ行った？」の追求では、「事件」も起こっています。CHPが大統領府の写真を背景にして「1,280億ドルはどこへ行った？」とだけ書かれた垂れ幕を、CHPが市町・区長を務めている地方自治体の広告板やCHP支部に掲げたところ、検察庁が「大統領を侮辱した罪」の容疑で、トルコ全土の垂れ幕を引きずり下ろして回っているという事件です。これに対して、CHPは議員会館の窓、しかも国庫・財務省建物の真向かいの窓に垂らすなどの対抗策をとりました。引きずり下ろそうとする警察・検察と、議員会館を含めて各地で掲載するＣＨＰとのいたちごっこが続いています。また、ナジ・アーバル前トルコ中央銀行(TCMB)総裁に対して、「中央銀行総裁が反論しないために、1,280億米ドル問題は拡大している」と新聞論説委員時代批判し、その後、自らが中央銀行総裁になり、先日、1,280億ドル問題に関するインタビューに応じたカヴジュオール総裁の説明も、「AKP支持者にしか受け入れてもらえないような説明」で終わっています。もう一つの事件である「研修員はどこに行った？」については、研修員の大半は30歳以下であったとのことで違法就労疑惑が一層高まっています。また、AKPのマラティヤ県選出の国会議員は、「町議会関係者は善意で行ったもので、これを事件にしようという人々からは悪意が感じられる」という趣旨の擁護発言をして、これを「事件化」しようとしているCHPを批判していました。一方で、ソイル内務大臣は全く発言をしていませんが、内務省はこの問題で公用旅券発行を許可したと思われるマラティヤ県副知事を解任し、監査官を派遣しました。更に、「104人の元海軍将官による真夜中の通知」事件に関しても、裁判所が指示していない電子足錠(場所確認の発信器)を10人の容疑者に付けた、また、「104人の通知」に関して、事件直後に国家防衛省に召致され、アカル国家防衛大臣と会談し、その後国家防衛省が「退役将校会も104人の元海軍将官を非難した」と発表したのに対して、「我々は非難した覚えないない」と発表した退役将校会会長ほかも「通知事件」の容疑者として捜査を受けて、退役将校会の活動についても監査官が派遣されている状態です。この状態を一言で言えば、「CHPや元海軍将官などの反AKP・反政府の政治活動に対して、警察・検察という国家権力を使って妨害している状態」ということになると思います。　今日は、しばらくアナトリア通信(AA)に出てない、予算執行状況を、国庫・財務省の発表から紹介します。　今日、アナトリア通信(AA)に出ていた記事の見出しは下のとおりです。１　ヨーロッパ諸国からの(トルコへの)不動産投資は、感染症流行時に上昇した２　エルドーアン大統領は、「2021年をトルコとトルコ国民の驚喜の年とする」と発言　4月17日(最初の患者確認から403日目)付け「トルコの日々のコロナウイルス統計」から新型コロナウイルス(KOVID-19)の感染状況を紹介します(なお、保健省から発表される統計には、明確な矛盾が明らかになっているため、必要最小限度の紹介にとどめています)。今日の検査件数：　　　　　　　 31万9,316件今日の感染者数：　　　　　　　　6万2,606人今日の死者数：　　　　　　　　　 288人今日の完治者数：　　　　　　　　5万2,184人今日までの累計完治者数：　364万3,734人今日までの累計検査件数：　4,346万7,516件今日までの累計感染者数：　421万2,645人今日までの累計死者数：　　　3万5,608人重症患者数：　　　　　　　　　　　 3,240人　今日は最悪記録の更新はありませんが、新規感染者、死者数、重症患者数は全て高い状態が継続しています。 　励みにしていますので、クリックをよろしくお願いします。にほんブログ村にほんブログ村 ELIT トルコのスイーツ　ミックス・ バクラヴァ 36個 - 1000g - ELIT Mix Baklava 36pcs 1000g価格：5365円（税込、送料別) (2020/10/11時点) ELIT-トルコのスイーツ　バクラヴァ・クルミ 12個 - 400 GR - ELIT Baklava filled with Walnuts (12 pcs- 400gr)価格：1305円（税込、送料別) (2020/10/11時点)ナッツ ヘーゼルナッツ 素焼き 1kg (500g×2) 送料無料 [ 無添加 無塩 ヘーゼル 食品 ナッツ 世界3大ナッツ 健康 美容 オレイン酸 不飽和脂肪酸 ビタミンE カルシウム マグネシウム トルコ産 訳あり 割れ 欠け 無線別 不揃い お試し ] 【ポスト投函】価格：3950円（税込、送料無料) (2020/10/11時点) 　今日、紹介するのは、上でも紹介しますが、久しくAAでは報じられていない、予算執行状況に関するデータです。　2021年3月のトルコ中央政府の予算収入は1,349億リラ、支出は1,112億リラとなりました。その結果、3月の中央政府予算収支は238億リラの黒字となりました。　国庫・財務省は、2021年3月の予算執行結果を発表しました。　それによれば、中央政府の予算支出は昨年３月には911億6,200万リラでしたが、今年3月には21.9％増加して1,111億6,400万リラになりました。　また、国債費(利息)を除く予算支出は、３月には昨年同月と比べて21.4％増加して969億3,500万リラとなりました。利息支出は昨年同月と比べて25.5％増加して142億2,800万リラとなりました。人件費の予算支出は、3月には昨年同月と比べて15.5％増加して273億4,200万リラとなりました。社会保険機関に対する政府の負担額は、３月には昨年同月と比べて16.7％増加して46億2,400万リラとなりました。現金移転の予算支出は、３月には昨年同月と比べて17.1％増加して461億9,700万リラとなりました。　一方、中央政府予算収入は、昨年3月には474億4,300万リラでしたが、今年同月には184.4％増加して1,349億2,700万リラとなりました。税徴収額は、昨年3月と比べて109.5％増加して774億3,300万リラとなりました。　中央政府の予算支出は、昨年１～3月には2,853億3,000万リラでしたが、今年同期には12.6%増加して3,213億3,600万リラとなりました。その結果、2020年中央政府予算が予定する1兆3,461億3,900万リラの内の23.9%が使われました。　今年１～３月の国債費を除く予算の支出は、昨年同期と比べて１0.3%増加して2,724億800万リラになりました。これは、今年の国債費を除く支出として予定されている額の23.4％となりました。利息支出は昨年同期と比べて27.9％増加して489億2,800万リラとなりました。今年１～３月の人件費の予算支出は、昨年同期と比べて１5.7%増加して877億5,400万リラになりました。社会保険機関に対する政府の負担額は、今年１～3月には昨年同月と比べて15.7％増加して147億7,100万リラとなりました。現金移転の予算支出は、今年１～３月には昨年同月と比べて17.6％増加して1,337億8,200万リラとなりました。　中央政府の予算収入は、昨年１～３月には2,557億4,900万リラでしたが、今年同期には34.6%増加して3,441億1,500万リラとなりました。予算で計画された額に対する実現割合は、昨年には26.7%でしたが、今年は31.3%となりました。　徴税額は、同期には44.9%増加して2,550億9,800万リラとなりました。税収の予算で計画された額に対する割合は27.6%となりました。その結果、中央政府の予算収支は、今年１～３月には227億8,000万リラの黒字となりました。　ここからは一言解説・雑感です。去年からほぼ1年間、同じことを書いていますが、国庫・財務省が発表する統計を見る限り、トルコ国民(労働者・年金生活者など)や零細企業・小店主などに対する支援を行う余裕はあるように見えます。もしも余裕がないなら、「国庫・財務省が発表する収入・支出表には出ていない何か」があることになります。それは、収入面の不足かもしれませんが、かなりの確率で「表に出ていない支出」であるものと思われます。これだけあらゆる面で締め付けが厳しいのですが、「会計検査院」は「トルコで最も独立した(＝大統領を忖度しない)機関」として機能しているように見えますが、最大の問題に目をつぶって、細かい問題のみ表に出しているだけなのでしょうか、、、、  (追加)　不公平感の原因の1つにもなっていますので、税収の内訳(一部)も紹介します。　この表からは分りませんが、特別消費税(OTV)は元々「贅沢品」に掛けられることになっていましたが、今ではとても「贅沢品」とは思えないようなトースター、電気掃除機やガソリンなどにも掛けられています。また、間接税が税収の半分以上を占め、直接税も労働者などが納める所得税が、企業の納める法人税の２倍という状態です。つまり、税金のほとんどは労働者から集められ、この困難な時期に労働者にはあまり還元されていないということになるそうです、、、、 　　　　　　　　　（億リラ）2020年1～3月　　　　2021年1～3月　　　　　2021年予算所得税　　　　　　　　　　　　373．４　　　　　　　　　　　４８２．８　　　　　　　　　　　１，９５３．９法人税　　　　　　　　　　　　２７０．７　　　　　　　　　　　３９９．９　　　　　　　　　　　１，０５１．７付加価値税(国内)　　　　８７．１　　　　　　　　　　　２３８．７　　　　　　　　　　　　　　７１５．８(KDV)　特別消費税(OTV)　　　３８１．４　　　　　　　　　　　４７９．８　　　　　　　　　　　２，１３７．３  ​​​　トルコリラ等の外貨建ても含めた債券投資に関する情報を発信しています。外債投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。社債投資まとめ　いろいろな投資情報が出ています。投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。株初心者向けＩＰＯ初値予想　今日はオリーブ・オイルを紹介します。日本への売り込みにも力を入れ始めたそうです。　次は、トルコの「国家・国民酒(?)」のラクを紹介します。ギリシャやフランスなどにも、名前は違っても同じお酒があるそうですが、トルコが発祥の地と思われます。​

  2021.04.18

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  4月の金融政策委員会の金利決定、3月のトルコにおける住宅販売状況、トルコにおける新型コロナウイルス患者発生の401日目の状況

  ​　今日（15日）は、経済面でも、社会面でも、重要と思われる記事が非常に多く出ていました。今日出ていない記事で最も重要と思われるのは、「(1～)3月の予算執行状況(結果)」に関する記事です。少なくとも先月も、今月も記事はで見つかりませんでした。国庫・財務省のホームページに出ている1～3月の予算執行状況は、収入が好調(昨年同期比34.6％増)で、支出は余り増えておらず(12.6％増)で、結局、黒字となっています。これだけ国民が困っているときに、黒字予算にする理由は全く想像ができません(中央銀行と国庫・財務省は独立した別の組織なのですが、野党が追及している「1,280億米ドルの中央銀行の外貨準備の消失」と関係あるのでしょうか？)。今日最も重要と思われる記事は、4月の金融政策委員会(PPK)の決定に関する記事と3月の住宅販売状況に関する記事と思われます。今日はこの2つを紹介します。それ以外でも4月9日時点の中央銀行の外貨準備高、海外居住者による株・国債・社債の純売買額、銀行業界の貸出・預金残高に関する記事も出ていました。　社会面では、THY(トルコ航空)が、ロシア政府の決定を受けて、今日(4月15日)から6月1日まで、1週間で2回の(特別)往復便を除き、ロシアへの全ての便の運航を停止するという記事も出ていました。約50万人のロシア人観光客に影響を与えるものと見られています。外交に関する記事も多く出ていました。デンディアス・ギリシャ外務大臣がトルコを訪問しエルドーアン大統領と45分間会談を行ったという記事、チャヴシュオール外務大臣がアフガニスタン外相と電話会談を行った、また、同外務大臣がテレビ番組に出演して、5月にエジプトにトルコから代表団が訪問すると述べたなどを始め、最近の外交に関する詳しい説明をしたという記事も出ていました。　今日、アナトリア通信(AA)に出ていた主な記事の見出しは下のとおりです。（この中で、今日は１と2の記事を紹介します。）１　中央銀行は政策金利を維持した２　3月にトルコ全土で11万1,241戸の住宅が販売された３　エコノミストたちは、中央銀行の金利決定を分析した４　住宅販売は、6ヶ月の中断後、再び増加し始めた５　中央銀行の外貨準備は893億2,100万ドルとなった６　国外居住者は4月9日までの週に、8,130万ドルのDIBS(国家借用証券)とSBS(社債)を購入した７　銀行業界の（4月9日までの週の）貸出総額は3兆7,610万リラとなった８　THYは、6月1日までロシアに対する全便を停止すると発表した９　エルドーアン大統領は、デンディアス・ギリシャ外務大臣と会談した10　チャヴシュオール外務大臣は、アトマル・アフガニスタン外務大臣と電話会談を行った11　チャヴシュオール外務大臣は、『5月に代表団がエジプトを訪問する』と発言　4月15日(最初の患者確認から401日目)付け「トルコの日々のコロナウイルス統計」から新型コロナウイルス(KOVID-19)の感染状況を紹介します(なお、保健省から発表される統計には、明確な矛盾が明らかになっているため、必要最小限度の紹介にとどめています)。今日の検査件数：　　　　　　　 31万8,217件今日の感染者数：　　　　　　　　6万1,400人今日の死者数：　　　　　　　　　 297人今日の完治者数：　　　　　　　　5万4,894人今日までの累計完治者数：　353万5,040人今日までの累計検査件数：　4,282万8,122件今日までの累計感染者数：　408万6,957人今日までの累計死者数：　　　3万5,031人重症患者数：　　　　　　　　　　　 3,080人　今日も死者数は最悪記録を更新しました。そのして、通算の死者数も3万5千人を超えました。 　励みにしていますので、クリックをよろしくお願いします。にほんブログ村にほんブログ村  トルコ｜トルコタイル｜トルコ陶器｜トルコ雑貨｜鍋敷き｜なべしき｜鍋しき｜鍋布き｜トリベット　Trivet｜花型タイル【大】73価格：1890円（税込、送料別) (2020/9/12時点)トルコ製・バクル（銅製品）のお盆・楕円形30.5×20cmシシケバブのトレー/Turkish 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  2021.04.16

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  今年第1四半期のトルコにおける自動車の生産・国内販売・輸出の状況、トルコにおける新型コロナウイルス患者発生の397日目の状況

  ​　今日（11日）は日曜日であったためか、経済面でも社会面でも、意味がありそうな記事はほとんど出ていませんでした。唯一の例外は、今年第1四半期のトルコの自動車の生産・国内販売・輸出に関する記事で、今日はこちらを紹介します。　なお、昨日紹介した「ゼレンスキー・ウクライナ大統領のトルコ訪問及び会談」の1つ(２番の記事)は今日(11日付け)でした。一方、昨日付の記事で、「『イス問題』の背景・原因は、ＥＵ大統領とＥＵ委員長の間の権限争いだった。そして、EU官僚による誤った情報操作が行われた」という内容（以前にも、この点を指摘したことはありました)の記事も出ていました。昨日のお約束のとおり、今日からはこの問題はもう取り上げません(そもそも、記事の内容が本当かどうかも分りません)。しかし、もし記事の内容が本当なら、日本のメディアを含めて、ほとんど全ての報道機関は「大誤報をした」か「陰謀の片棒を担いだ」ことになりそうです。　今日、アナトリア通信(AA)に出ていた主な記事の見出しは下のとおりです。（この中で、今日は１の記事を紹介します。）１　今年第1四半期の自動車生産は1％増加したが、輸出は6％低下した２(10日付けの記事) 儀礼問題の下には、ＥＵ首脳間の内部抗争があった　4月11日(最初の患者確認から397日目)付け「トルコの日々のコロナウイルス統計」から新型コロナウイルス(KOVID-19)の感染状況を紹介します(なお、保健省から発表される統計には、明確な矛盾が明らかになっているため、必要最小限度の紹介にとどめています)。今日の検査件数：　　　　　　　 29万4,274件今日の感染者数：　　　　　　　　5万678人今日の死者数：　　　　　　　　　 237人今日の完治者数：　　　　　　　　3万194人今日までの累計完治者数：　333万1,411人今日までの累計検査件数：　4,159万1,854件今日までの累計感染者数：　384万9,011人今日までの累計死者数：　　　3万3,939人重症患者数：　　　　　　　　　　　 2,824人 　励みにしていますので、クリックをよろしくお願いします。にほんブログ村にほんブログ村  オイル Exバージンオリーブオイル NGT Food Co. トルコ産 1000ml_おうち時間 パン作り お菓子作り ハロウィン 敬老の日価格：1350円（税込、送料別) (2020/9/12時点)  トルコ産高品質★ドライいちじくどっさり1kgスイーツ フルーツ イチジク いちじく 果物 目 健康 グルメ 贈り物 ギフト お取り寄せ 人気 ランキング 洋菓子 詰め合わせ お菓子 業務用 訳あり 自宅用 おやつ デザート お返し 会社 引っ越し 乾燥価格：7231円（税込、送料別) (2020/9/12時点)タリッシュ ミル付きシーソルト エーゲ海塩 200g トルコ産 クリスタルソルトTARIS タリシュ価格：2160円（税込、送料別) (2020/9/12時点) 　今日、紹介するAA記事の見出しは「今年第1四半期の自動車生産は1％増加したが、輸出は6％低下した」で、今日(11日)付の記事です。　自動車産業協会(OSD)は、今年第1四半期の自動車生産、輸出及び販売の台数を発表しました。それによれば、今年第1四半期の自動車生産台数は、前年同期と比べて1％増加して34万5,619台、乗用車生産台数は10％減少して21万1,877台となりました。今年第1四半期の総自動車産業の設備稼働率は70％となりました。目的別で見た場合、小型車(乗用車＋小型商用車)では70％、重車両では56%水準の設備稼働率となりました。自動車産業の3月の生産は、昨年同期と比べて19.4％増加して12万3,457台に、乗用車生産も4％増加して7万4,995台になりました。前年と比べて増加を示した今年第1四半期の総生産台数では、商用車グループが大きく貢献しました。第1四半期の商用車生産台数は、前年同期と比べて26％増加しました。この増加は、大型商用車グループで46％、小型商用車グループで25％となりました。　同期の総商用車販売市場は73％、小型商用車販売市場は70％、大型商用車グループは88％増加しました。今年第1四半期の自動車販売市場は、前年同期と比べて60.6％拡大して、20万6,597台となりました。同期に、乗用車販売市場は57％増加して15万6,464台となりました。過去10年間の平均を見た場合、今年第1四半期の総販売市場は35％、小型商用車市場は14％、大型商用車販売市場は3％、乗用車販売市場では44％増加しました。国内販売市場における輸入車のシェアを見た場合、今年第1四半期には前年同期と比べて乗用車販売市場では62％、小型商用車販売市場では45％となりました。3月単月の総販売市場は前年同月と比べて94％増加して9万9,964台となりました。　今年第1四半期の総自動車輸出台は、昨年同期と比べて台数ベースで6％減少して26万1,109台となりました。トルコ輸出業者会議(TIM)の発表によれば、自動車産業の総輸出は、今年第1四半期のトルコの総輸出に占める割合は17％となり、自動車産業は産業別輸出のトップの座を守りました。第1四半期のトルコの自動車総輸出はドル・ベースで10％、ユーロ・ベースでは0.4％増加しました。同期の総自動車輸出は78億ドルとなり、乗用車輸出は8％減少して27億ドルとなりました。　 　トルコリラ等の外貨建ても含めた債券投資に関する情報を発信しています。外債投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。社債投資まとめ　いろいろな投資情報が出ています。投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。株初心者向けＩＰＯ初値予想　今日はトルコのガラス製品を紹介します。　トルコのガラスは産業向け製品、大量生産品もそれなりの品質です。今日はトルコ・コーヒーも紹介します。ここからはブレスレッドです。 

  2021.04.12

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  ２月の経常収支の予測アンケート結果、運輸・社会基盤大臣のカナル・イスタンブル計画開始準備に関する発言、トルコEU関係に関するチャヴシュオール外務大臣の発言、トルコにおける新型コロナウイルス患者発生の394日目の状況

  　今日（8日）は、特に重要な記事は見つかりませんでした。経済面でも、社会面でもいろいろと意味がありそうな、場合によっては今後重要になってくるかもしれない記事がいくつか出ていました。まず、経済面の記事としては、２月の経常収支予測アンケート結果に関する記事が、また、海事会議所会合で講演を行ったカライスマイルオール運輸・社会基盤大臣がカナル・イスタンブル計画の開始にも言及したという記事が出ていましたので、今日はこれらを紹介します。それ以外では、金融政策委員会(PPK)委員の新たな任命に関する記事が出ていました。２月のPPK開催以降、アーバル前総裁、チェティンカヤ前副総裁が大統領によって解任され、中央銀行理事会枠のオメル・ドゥマン氏が総会で解任され、今回、同理事会の推薦で、１９７７年生まれのイスタンブル大学教授も務めているエリフ・ホビキオール女史が選出されたという記事が出ていました。また、銀行規制監査委員会(BDDK)が、４月２日現在、１週間で銀行貸付が238億8,100万リラ増加して3兆7,411億1,900万リラとなり、一方、預金は33億3,500万リラ増加して3兆6,071億4,000万リラとなったと発表したという記事、また、輸出期待アンケートの結果が今期は前期と比べて17.1ポイント、前年同期と比べて20.9ポイント上昇して132ポイントになったという記事が出ていました。なお、毎週木曜日に中央銀行から発表されている外貨準備や海外居住者による金融取引結果などに関する記事は出ていませんでした。　社会面では、昨日日本語の記事で紹介しましたEUによるトルコに対する批判について、チャヴシュオール外務大臣の反論についての記事が出ていましたので、こちらを紹介します。これ以外では、カタール外相の訪問に関する記事が出ていました。実は、チャヴシュオール外務大臣の発言は、カタール外相との共同記者会見での発言でした。カタールの外相はエルドーアン大統領とも会談しています。新型コロナウイルスの流行が始まってから今までの約400日の間に、最低でもエルドーアン大統領が2回、チャヴシュオール外務大臣も最低2回、カタールを訪問しています。カタールからも外務大臣が最低2回は来ています(多分、トルコ・カタール間の往来は7回以上だと思います)。特定の2国間でこれだけ頻繁な要人の往来は、ヨーロッパでも例がないのではないかと思います。今日も運輸・社会基盤大臣がカナル・イスタンブル計画について発言していますが、「この件で来たのではないか」と誰もがそう推測するような状況です。また、これもどんな意味があるのか分りませんが、将来、重要な意味が現れるかもしれない記事として、昨年7月にアヤソフィアのモスク化が行われましたが、そのときにアヤソフィアのイマム(イスラム僧、監寺？)に就任し、モスク化後のアヤソフィアでの最初の祈りで、その後も「金利」に関する発言などで、しばしば世俗主義者からの批判を受けていましたが、今日、辞任が認められ、マルマラ大学神学部の職務に復帰しました。「辞任」ということになっていますが、「何らかの力が働いたこと」はほぼ確実と思われます。また、昨日紹介しました「テロ組織構成員377人の財産が凍結されたことが発表されたという記事」に関連して、この377人の内のDEAS関係者がトルコ国籍を取得しているという噂を戸籍・国籍総局が否定したと記事も出ていました。最後に、「夜中の通告」を行って取り調べを受けている10人の元海軍将官の拘束期間がさらに4日延長されたという記事も出ていました。　今日、アナトリア通信(AA)に出ていた主な記事の見出しは下のとおりです。（この中で、今日は１～3の記事を紹介します。）１　AAフィナンスは(２月の)経常収支予測アンケート結果を発表２　カライスマイルオール運輸・社会基盤大臣は、『建設計画が完了したカナル・イスタンブル計画の入札準備は継続している』と発言３　チャヴシュオール外務大臣は、『EU首脳のトルコ訪問で適用されたプロトコール（儀礼）において、EUからの要請は全て満たされていた』と発言４　ホビキオール教授は、中央銀行金融政策委員会委員に選出された５　銀行業界の信用供与は先週3兆7,410億リラとなった６　輸出予測は前期と比べて17.1ポイント上昇して132ポイントになった７　アヤソフィア・モスクのイマムであるボイヌクラン師は大学での職務に復帰した８　財産を凍結されたDEAS(関係者)と関係を持っていた人物たちがトルコ国籍を獲得したとの噂に関する否定　4月8日(最初の患者確認から394日目)付け「トルコの日々のコロナウイルス統計」から新型コロナウイルス(KOVID-19)の感染状況を紹介します(なお、保健省から発表される統計には、明確な矛盾が明らかになっているため、必要最小限度の紹介にとどめています)。今日の検査件数：　　　　　　　 30万4,492件今日の感染者数：　　　　　　　　5万5,941人今日の死者数：　　　　　　　　　 258人今日の完治者数：　　　　　　　　3万7,914人今日までの累計完治者数：　323万2,892人今日までの累計検査件数：　4,068万9,742件今日までの累計感染者数：　368万9,866人今日までの累計死者数：　　　3万3,201人重症患者数：　　　　　　　　　　　 2,615人　反政府系のテレビニュースのアンカーも指摘していましたが、昨日と今日は、発表の時刻が遅くなっていましたので、人々の疑心暗鬼が強くなっているようです。一方で、「数字の大小にかかわらず、周りを見ればいかにひどい状況下はすぐに分る。自分を守る努力をすべきである」と言っていました。遅れた理由として、唯一正当と考えられるのは、「検査部門も、治療部門も、病院は全て多忙となっていて、報告が遅れた」というものです。発表の遅れ自体が、困難な状況を示しているものと思われます(もしも、数字の操作をしていて遅れたのなら、言語道断ですが、、、)。 　励みにしていますので、クリックをよろしくお願いします。にほんブログ村にほんブログ村 Eyup 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  2021.04.09

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  最近7ヶ月間における6回の月間最高輸出額の更新とアメリカへの輸出増加、今週の10万人当たりの感染数とその雑感、トルコにおける新型コロナウイルス患者発生の389日目の状況

  ​　今日（3日）は土曜日だったためか、経済面でも社会面でも、余り重要と思われる記事は出ていませんでした。　経済面では、強いて挙げれば、貿易に関する記事が2つ出ていました。1つは過去7ヶ月間の月間輸出額に関する記事で、もう1つはアメリカへの輸出増加に関する記事です。今日はこれらの記事を紹介します。　社会面でも強いて挙げれば、3月27日～4月2日の10万人当たりの感染者数に関する記事が出ていましたので、こちらを紹介します。これ以外では、いつもどおり、FETOやPKKに関する記事がいくつか出ていました。「AAの記事にはなっていないニュース」としては、ここ何日か紹介している「給与の2重取り、あるいは3重取り以上に関する批判」に対する大統領府関係者による反論に対する批判が起こっています。これに関連して、正確には直接は関係ないのですが、エラズー市役所での給料泥棒？に関するニュースが出ていました。エラズー市役所で仕事をしないで給料だけもらっているAKP関係者について、共和同盟を組んでいるMHP市議会議員が批判したところ、エラズー市長(AKP所属)がそのMHP所属市議会議員を激しく非難したという映像が紹介されていました。いつもどおり？の「ゆがんだ解説で誤った方向に誘導されている」という反論をエラズー市長がしたそうですが、話の本質を変えるほどひどい編集をしていない限り、本質は上で紹介したとおりだと思われます。この問題を含めて「お金持ちになるには、ビジネスよりも政治だ」という標語も生まれつつあるようです。末端？の話なので、バフチェリMHP党首のコントロールが効いていないものと思われますが、MHP関係者の中にも、「青年事務員も大金持ちになり、あるいは、幹部になれば、名前だけ役員に登録されている公営企業から2つ目、3つ目の給与が自動的に入ってくること(ある公的企業の年俸は、社長が250万ユーロで、役員でも10万ユーロとのこと)により金持ちになるという『錬金術』」に疑問を感じる人はいるようです。ひょっとすると、この問題も「パンデミック下で国民を支援する資金がトルコ政府には残っていないこと」と同根の問題、つまり、「山分けするお金がトルコ政府にはなくなっていること」が仲間割れの原因かもしれません。とは言え、自分が甘い汁を吸っていない限り、次の選挙で当選したいと思えば決して肯定はしないと思います。　今日、アナトリア通信(AA)に出ていた主な記事の見出しは下のとおりです。（この中で、今日は１～3の記事を紹介します。）１　輸出において、過去7ヶ月間で6回、記録が破られた２　トルコからアメリカへ輸出が記録的水準に達した３　コジャ保健大臣は、過去1週間の10万人当たりのKOVID-19感染者数を発表４　FETOのTSK(トルコ軍)での組織化に対するイス見る県を中心とする捜査によって33人の容疑者に対する逮捕・拘留許可が出された５　イズミル県におけるPKK/KCKに対する捜査で、7人の容疑者が拘束された　4月3日(最初の患者確認から389日目)付け「トルコの日々のコロナウイルス統計」から新型コロナウイルス(KOVID-19)の感染状況を紹介します(なお、保健省から発表される統計には、明確な矛盾が明らかになっているため、必要最小限度の紹介にとどめています)。今日の検査件数：　　　　　　　 24万9,126件今日の感染者数：　　　　　　　　4万4,756人今日の死者数：　　　　　　　　　 186人今日の完治者数：　　　　　　　　2万3,214人今日までの累計完治者数：　308万2,676人今日までの累計検査件数：　3,931万9,889件今日までの累計感染者数：　344万5,052人今日までの累計死者数：　　　3万2,078人重症患者数：　　　　　　　　　　　 2,231人　ここからは一言解説・雑感です。これまでも数字の信憑性については何度か疑問を呈してきましたが、最近も「3ヶ月入院した上でなくなった医師の診断書が『通常死』と書かれていた」という医療関係者へのインタビューが報じられていました。イギリス、フランス、ドイツなどでは変異株の影響で感染者が急増しているようですが、トルコでも同じことが起こっている可能性が高いようです。 　励みにしていますので、クリックをよろしくお願いします。にほんブログ村にほんブログ村 トルコ産高品質★ドライいちじくどっさり1kgスイーツ フルーツ イチジク いちじく 果物 目 健康 グルメ 贈り物 ギフト お取り寄せ 人気 ランキング 洋菓子 詰め合わせ お菓子 業務用 訳あり 自宅用 おやつ デザート お返し 会社 引っ越し 乾燥価格：7231円（税込、送料別) (2020/9/12時点)タリッシュ ミル付きシーソルト エーゲ海塩 200g トルコ産 クリスタルソルトTARIS タリシュ価格：2160円（税込、送料別) (2020/9/12時点) TEKSUT テキスュトゥ 白チーズ 500g トルコ産 Beyaz Peynir ベヤズペイニール ホワイトチーズ価格：1512円（税込、送料別) (2020/9/12時点) 　今日、最初に紹介するAA記事の見出しは「輸出において、過去7ヶ月間で6回、記録が破られた」で、今日(3日)付の記事です。抜粋して紹介します。　トルコ輸出業者会議(TIM)会長は、AA記者とのインタビューで、輸出が世界的伝染病流行の最初のショックを乗り越えた後、急速な回復過程に入ったことを指摘して、トルコの輸出が信頼できる材料・部品供給業者としての地位が高まったと述べました。　3月には、昨年同月と比べて42.2%増加して189億8,500万ドルの輸出を実現したこと、また、1ヶ月の輸出額としては史上最高額を更新したことを指摘した同会長は、2021年第1四半期には輸出が17.2%増加して500億2,300万ドルとなったことを明らかにしました。この成功は、過去1年間、一歩一歩前進して達成した成果であることを強調した同会長は、感染症流行の初期段階を過ぎた後、輸出目標を通常以上に置いたことを明らかにしました。同会長は、「なぜならば、我々は非常に大きなチャンス期の初期段階にいる。トルコの輸出業者は感染症流行過程で生産を一時たりとも停止しなかった。部品確保におけるあらゆる困難に立ち向かいつつ、いかに信頼できる部品納入業者であるかを全世界に再び示した。1月、2月及び9月には、それぞれの月の過去最高輸出額を更新した。過去7ヶ月間の6ヶ月は、月間輸出額の最高記録を更新した。」と述べました。　同会長は、まず輸出目標額が1,840億ドルであることを指摘しつつ、輸出業者にとっては「より多くの輸出を行い、目標以上の数値に達すること」が1つの伝統となっていること、そのため、2,000億ドルという目標のために、「なぜそれが無理なのか」と指摘することができると述べました。　ここからは一言解説・雑感です。感染者数などを紹介した時にも紹介しましたが、11月以降、特に3月以降の感染者急増の背景には変異株の影響がある可能性が大です。それにもかかわらず、基本的にこれまでトルコが工場での生産を止めなかったことは、「命の危険を冒して生産活動を継続した結果による輸出増加ではないか」と思えるような状況です。エルドーアン大統領と経営者は「トルコの輸出が増えた、信頼できる部品供給者としての地位が確立した」と喜んでいますが、労働者の中には「失業しなくて良かった」と思っている人もいるでしょうが、通勤途中の交通機関や工場の中でKOVID-19に感染するのではないかという恐怖を味わい続けている人が多い可能性が大です。現時点で、「公式発表では死者数は3万2千人」となっていますが、今後も急速に増え続け、4万人には確実に到達するのではないかと予測されますが、特に今後、ICUが一杯になり、入院できないで死亡した人が急増した場合、その責任はいったい誰が取るのでしょうか。トルコの成功と悲劇は紙一重であり、今後の感染者数、死者数にも注意を払う必要があるように思います。　　今日、２つ目に紹介するAA記事の見出しは、「トルコからアメリカへ輸出が記録的水準に達した」です。こちらも今日付の記事です。こちらも抜粋して紹介します。 　2020～2021年のトルコにとっての主要輸出目標国17ヶ国のうちの1ヶ国に指定されているアメリカとの貿易は、増加しながら継続しています。　AA記者が商務省とトルコ輸出業者会議の統計から導き出した情報によれば、トルコの輸出は今年第1四半期には、昨年同期と比べて17.3％増加して500億ドルに達しました。　世界で最強の経済となっているアメリカに対して行われた輸出は、この時期に年間ベースで36％増加して27億544万ドルとなりました。この総額は、アメリカに対してこの期間に実施された最大の輸出額となりました。アメリカ対する3月の輸出は、2020年同月と比べて56.3％増加して10億ドルに達しました。一方、アメリカは、今年第1四半期に史上初めて、トルコに対する最大の輸出を行った3番目の国になりました。この順位は、昨年第1四半期には4位、2019年では5位となっていました。 　今日、3つ目に紹介するAA記事の見出しは、「コジャ保健大臣は、過去1週間の10万人当たりのKOVID-19感染者数を発表」です。こちらも今日付の記事です。こちらも抜粋して紹介します。　ファフレッティン・コジャ保健大臣は、3月27日から4月2日までの1週間の10万人当たりの県別の感染者数を示した地図をツイッターで公表しました。それによれば、イスタンブル県は591.45人、アンカラ県は272.79人、イズミル県は218.88人となりました。トルコ全土を見た場合、サムスン県は10万人当たりの感染者数が678.72人で、感染者数が最も多い県となりました。一方、シュルナク県は23.43人で、感染者数が最も少ない県となりました。　3月27日から4月2日までの1週間の10万人当たりの感染者数が50人未満だったのは、シュルナク県(23.43人)、ハッキャーリ県(36.72人)、シャンルウルファ県(40.70人)、ヴァン県(42.55人)、ビトリス県(47/29人)、マルディン県(48.91人)の各県で、反対に、500人以上だったのは、ギレスン県(503.88人)、クルックラーレリ県(518.33人)、チャナッカレ県(546.77人)、ヤロヴァ県(564.03人)、イスタンブル県(591.45人)、サムスン県(678.72人)となりました。 (トルコ保健省ホームページからの引用)   ​​　トルコ・リラ等の外貨建ても含めた債券投資に関する情報を発信しています。外債投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。社債投資まとめ　いろいろな投資情報が出ています。投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。株初心者向けＩＰＯ初値予想今日はトルコ石のストラップを紹介します。トルコ石ではありませんが、、、ココからはブレスレッドです。

  2021.04.04

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  3月及び1～3月のトルコ自動車販売市場、世界の諸機関によるトルコ経済成長率予測とその雑感、トルコにおける新型コロナウイルス患者発生の388日目の状況

  ​　今日（2日）も、経済面でいくつか重要な記事が出ていました。また、社会面でもいくつかの記事が出ていました。　経済面では、今年1～3月のトルコにおける自動車販売状況に関する記事と、トルコの経済成長率予測をとりまとめた記事が出ていましたので、今日はこれらを紹介します。最後に、今日のBIST-100指数は、昨日終値から0.25％、3.63ポイント高い、1439.19ポイントで今週の取引を終了しました。出来高は173億リラの薄商いでした。カトリック、プロテスタントのイースター(復活祭)の休暇の影響で、BISTも取引が減ったのかもしれません。　上でも紹介しましたが、社会面でもいくつか記事がいくか出ていました。今日出ていた記事は、2016年7月15日のクーデター未遂事件で亡くなった方の近親者と負傷した方への義援金に関して、本来であれば一時金として全額分配するのが当然と思われますが、これまでは遺族と負傷者などに毎月1,000リラだけを支給し、残りは基金として政府が勝手に使っていると思われますが、その支給額が1月あたり1500リラになったという記事が出て出ていました。インフレも進み、金利も上がっているので、「単なるインフレ調整」程度の意味しか無く、本質的な改善とは思えません。また、HDP解党裁判における起訴状を返送する決定に関連してバフチェリMHP党首が「憲法裁判所を直ちに廃止すべきだ」と発言したことに対しては、野党はもとより、AKPからも否定的な発言が出ていますが、今日はクルチダルオールCHP党首(及びアクシェネルIYI Parti党首)の発言に関する記事が出ていました。その他、いつもどおり、いくつかのテロ対策関係の記事も出ていました。AAの記事にないものとしては、昨日も紹介した「いったん否決された法律案に関する決議を、無理矢理投票し直したこと」に関する批判が続いています。2002年11月にAKP政権が成立して以来、AKPが提出した法案が否決されたことは初めてのことであり、そのためにエルドーアン大統領は頭にきたのかもしれませんが、「ワンマン体制」批判を強めるだけの結果しかもたらさないように思います。これ以外では、単なる事務職員が麻薬を使用し、高級車を何台も持つような生活をしていた事件に関しては、本人が自宅からテレビ出演して「高級車の転売を繰り返して儲けた」と説明していましたが、信憑性はなさそうに感じました。一方、今日初めて出てきた話ではありませんが、「給与の2重取り、あるいは3重取り以上」に関する批判もだんだんと強まっています。一般人が見れば、「与党関係者が甘い汁を吸っている」ことを示す典型例、あるいは氷山の一角を示していると思われますが、大統領府報道官及び広報官を始めとする大統領府公務員のほか、各省庁の副大臣など、判明しているだけで何十人もの国家公務員が、国営企業・公営企業(銀行、TRT(国営放送)など)や公的機関などの役員にもなっており、ほとんど貢献を行っていないにもかかわらず、毎月何十万リラもの「安心権利(＝事実上のげ月給)」をもらっています。今月からは元の給与に比例していた時短手当もなくなり、一律1,400リラのレイオフ手当のみになり、また、解雇制限も近く解除になるため、給与の2重取り、3重取りは、一般の国民の強い不満の原因となると考えられます。　今日、アナトリア通信(AA)に出ていた主な記事の見出しは下のとおりです。（この中で、今日は１と2の記事を紹介します。）１　トルコ自動車販売市場は第1四半期に60％拡大した２　トルコの2021年の成長予測(上方)修正が次々行われた３　7月15日の（クーデター未遂事件の）死者の近親者と負傷者に支払われる支援額が1,500リラに引き上げられた４　クルチダルオールCHP党首は、『民主主義と公正のために、憲法裁判所は重要である』と発言５　治安当局は、3月にPKKテロリスト134人を無力化した６　FETOの警察における組織化に関する捜査で、32人が拘束された 　4月2日(最初の患者確認から388日目)付け「トルコの日々のコロナウイルス統計」から新型コロナウイルス(KOVID-19)の感染状況を紹介します(なお、保健省から発表される統計には、明確な矛盾が明らかになっているため、必要最小限度の紹介にとどめています)。今日の検査件数：　　　　　　　 24万8,968件今日の感染者数：　　　　　　　　4万2,308人今日の死者数：　　　　　　　　　 179人今日の完治者数：　　　　　　　　2万4,419人今日までの累計完治者数：　305万9,462人今日までの累計検査件数：　3,907万763件今日までの累計感染者数：　340万296人今日までの累計死者数：　　　3万1,892人重症患者数：　　　　　　　　　　　 2,182人  　励みにしていますので、クリックをよろしくお願いします。にほんブログ村にほんブログ村誕生石 ネックレス アクセサリー 天然石ネックレス トルコ石 ターコイズ ネックレス レディースジュエリー 12月誕生石 プレゼント レディースネックレス　プレゼント ハート デザインネックレス 【選べる長さ 40cm・45cm】 ss価格：10000円（税込、送料無料) (2020/9/12時点)送料無料【大粒 ターコイズ インディアン リング】トルコ石 インディアン ネイティブアメリカン シルバー925 シルバーリング 指輪 シルバー925 メンズリング レディースリング アクセサリー【あす楽対応_近畿】価格：11800円（税込、送料無料) (2020/9/12時点)天然ターコイズ（トルコ石）ペンダントネックレス大ぶり一粒ストーン！【12月誕生石ターコイズ】【レディース,激安,特価,通販】価格：5130円（税込、送料無料) (2020/9/12時点)　今日、最初に紹介するAA記事の見出しは「トルコ自動車販売市場は第1四半期に60％拡大した」で、今日(2日)付の記事です。こちらは前半部分のみ抜粋して紹介します。　自動車販売協会（ODD）は、今年1～3月及び3月の「乗用車及び小型商用車市場分析報告書」を公表しました。　それによれば、トルコ乗用車及び小型商用車の総市場は、今年第1四半期には前年同期と比べて59.7％拡大して、19万8,660台となりました。乗用車のみでは57％の拡大で、15万6,464台となり、小型商用車のみでは70.3％の拡大で、4万2,196台となりました。　乗用車及び小型商用車市場は、今年3月には、昨年同月と比べて92.8％拡大して9万6,428台となりました。乗用車の販売台数は91.4％増加して7万6，357台に、小型商用車は98.3％拡大して2万71台になりました。　今年3月の乗用車及び小型商用車の総販売市場は、過去10年間の3月の平均販売台数と比べて42.8％増加しました。過去10年間の平均と比べた場合、乗用車は49.6％、小型商用車は21.8％の増加となりました。 　今日、２つ目に紹介するAA記事の見出しは、「トルコの2021年の成長予測(上方)修正が次々行われた」です。こちらも今日付の記事です。こちらも抜粋して紹介します。 　KOVID-19流行が世界経済に大きな打撃を与えた2020年にトルコ経済は予想とは反対に、1.8％の成長となりました。トルコの経済運営責任者が取った対策とワクチン接種によって急速に回復が予測されるため、今年の経済成長予測に対しても再評価が行われるきっかけとなりました。エコノミストたちは、トルコが昨年の経済成長実績を加速させながら今年も継続させることを予測しており、世界経済と国際金融に関する有力機関がトルコ経済に関する予測を次々と（上方）修正を行いました。　エコノミストたちは、トルコの今年第1四半期の輸出が昨年同期と比べて17.3％増加して500億2,300万ドルとなったことが経済成長が加速していることを示していると強調しました（管理者注：ドル建てで見た場合にトルコは貧しくなったかもしれませんが、リラ安のお陰で輸出競争力が、少なくとも短期的には、上昇していることが想像されます）。　トルコ経済が2020年第4四半期に5.9％の成長実績を達成した後、最初の予測修正をIMFが行いました。IMFは、以前には今年の成長率予測を5.0％としていたトルコの経済成長率予測を今年1月には6.0％に引き上げました。国際信用格付け会社であるムーディーズ社はトルコの今年の成長予測を3.5％から4.0％に引き上げ、2022年についても4.0％から5.0％に引き上げました。フィッチ・レーティングス社も2021年のトルコ経済成長率予測を3.5％から6.7％に、2022年の予測を4.5％から4.7％に引き上げました。同社は、強力な金融支援と貸付が、2020年のトルコ経済の耐久性を支援したと指摘しています(管理者注：特に昨年11月以降は金利が急上昇しているので今後の影響は不明ですが、昨年は銀行貸出増加がトルコ経済を支えたことは事実と思われます。「膨大な債務がトルコ経済に与える影響は少ない」と見られているために成長予測が引き上げられているものとは思われますが、一方で、住宅販売などでは急ブレーキがかかっているなど、購買力の更なる減少が起こっているのではないかと想像されます)。一方、スタンダード・アンド・ブアーズ(S&P)社はトルコ経済の2021年の成長予測を4.5％から3.6％に引下げ、2022年の成長予測も3.5％としています(管理者注：昨年の成長率がたかった分、ベースメメント効果のために今年は低くなるという、常識的？な判断と思われます)。OECDは政界経済予測に関して3月に発表した報告書で、トルコ経済の成長率を2.9％から5.9％に引き上げ、一方で、以前は3.2％としていた2022年の経済成長率予測を3.0％に引下げました。UNCTADは、今年の成長率予測を2.4％から4.0％に引上げ、2022年の予測は4.0％のままで維持しました。最後に、世界銀行は、2021年の成長率予測を4.5％から5％に引上げ、2022年の予測は5.0％から4.5％に引下げ、2023年も4.5％と予測しました。　ここからは一言解説・雑感です。平均を取っても意味は無いかもしれませんが、ざっくりと、「2021年(今年)は4～5％、2022年(来年)は4％程度」という予測になります。世界中の国がそうで、トルコだけが特別ということではありませんが、トルコの場合は特に、「トルコ経済は、内政と周辺地域の国際情勢の影響を受けやすい」と言うことができると思われます。典型例は「中央銀行総裁の突然の解任による為替の乱高下と結果としての金利高(インフレ対策の意味も当然あります)」であり、このことが国際投資のトルコへの呼び込みに悪影響を与え、最終結果として経済成長が思ったほど上がらないという結果をもたらす危険性があります。また、19年間継続しているAKP政権は、「(これまでは)安定をもたらしてきた」ことは事実ですが、最近の状況からは「様々なほころびが次々と明らかになり、不安定要素の1つ、それも最大級のものとなっている」と指摘することができます。選挙も、経済も、「終わってみなければ分らない」ものですが、今年のトルコ経済には、「経済以外の要素に影響される危険能性が高い」のではないかと思います。    トルコリラ等の外貨建ても含めた債券投資に関する情報を発信しています。外債投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。社債投資まとめ　いろいろな投資情報が出ています。投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。株初心者向けＩＰＯ初値予想​​　今日はオリーブ・オイルを紹介します。日本への売り込みにも力を入れ始めたそうです。​​　次は、トルコの「国家・国民酒(?)」のラクを紹介します。ギリシャやフランスなどにも、名前は違っても同じお酒があるそうですが、トルコが発祥の地と思われます。

  2021.04.03

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  3月のイスタンブルのインフレ率とインフレ率予測アンケート結果、天然ガス料金の値上げ、中央銀行総裁の政策金利に関する投資家向け演説、トルコにおける新型コロナウイルス患者発生の387日目の状況

  　今日（4月1日）も、経済面でいろいろと重要な記事が出ていました。また、社会面でもいくつかの記事が出ていました。　経済面では、インフレに関する記事が2つ出ていました。1つはイスタンブル商業会議所(ITO)が毎月発表しているインフレ率に関する記事で、もう1つも毎月出ているインフレ率予測アンケート結果の記事です。また、これもインフレ関係とも言えますが、4ヶ月間連続で天然ガス料金が値上げになったという記事も出ていました。そのほかには、トルコ中央銀行(TCMB)総裁が投資家向けの会合で行った講演に関する記事も出ていました。今日はこの4つの記事を紹介します。それ以外でも、木曜日恒例の記事を始め、いろいろと経済記事出ていました。2月の自動車産業の輸出額は28億9,273万ドルとなり、20億272万ドルの化学薬品産業や16億7,787万ドルの既製服産業を押さえて、輸出トップ産業の地位を維持したという記事、3月26日で終わる週に国外居住者は株式を8億1,390万ドル、国家国内借用証券(DIBS)を11億480万ドル、国内社債(SBS)を1,680万ドル、それぞれ純売却したという記事、銀行業界の総預金残高が先週中に5.3％、1,800億7,000万リラ増加して3兆6,030億リラになり、一方で、貸出総残高は1,211億2,000万ドル増加して3兆7,172億3,800万リラになったという記事、また、トルコ・リラの価値を守り、タンス預金の金融システム編入促進のためなどを目的とした「利息等に関する源泉徴収税率の引下げ措置」が5月31日まで延長となったという記事などが出ていました(元々は10％以上と思われますが、普通預金と6ヶ月未満が5％、6ヶ月以上1年未満が3％、1年以上は0％となっています)。なお、深い意味があるのかどうかは不明ですが、なぜか、今週は中央銀行の外貨準備高に関する記事は出ていませんでした。最後に、今日のBIST-100指数は、昨日終値から2.50％、34.83ポイント高い、1426.56ポイントで取引を終了しました。出来高は223億リラでした。　上でも紹介しましたが、社会面で重要と思われる記事がいくか出ていました。特に重要と思われる記事は、イスタンブル保健局長へのインタビュー記事と思われます。同局長は、KOVID-19流行の第１波は昨年3、4月で、第2波が9～11月、現在が第3波であることを指摘し、昨年11月のような状況にならないようにするために、特に今後15～20日間が非常に重要な期間となることが予測されるため、十分な対策が必要であること、そして、今は非常事態に直面しているとも言えることを明かにしたとのことです。医師の立場からの発言とは思いますが大統領、保健大臣あるいは県知事よりも、「現実に近いこと」を話しているように思います（ただし、「現在がピーク」というのは、楽観的過ぎると思います。追加対策(規制)を取っていない以上、自然に減少する可能性は極めて低く、統計を誤魔化さない限り、最低でも4月中旬までは「ピーク」は更新され続けるものと予測します（今日は4万人を超えました））。テレビニュースでは、フランスでは10万人当たりの1週間の新規感染者数が350人程度でも全国でロックダウンが行われているが、イスタンブル県では400人を超えているにもかかわらず、ほとんど規制が行われていない(管理者注：夜間外出制限、レストランなどの収容率制限、マスク着用義務程度)と指摘していました。KOVID-19関係以外では、アカル国家防衛大臣がアメリカのオースティン国防長官と電話会談したという記事が出ていました。発表では、両国間の防衛協力問題が話し合われたということになっています。また、テロ対策関係では、3月に行われた対DEAS捜査の結果、合計164人の容疑者が拘束されたという記事が出ていました。今日もまた新たなAKP(共和同盟)のスキャンダル？に関する記事が出ていました。事件は昨日起こり、テレビニュースでは紹介されていましたが、今日はその「事後対策」？に関する記事が出ていました。3月31日、与党が提案した公務員採用に際して身元調査を行うことを認める法律案に関して、個別条文審議に入る提案が否決されました。議場はガラガラな様子がテレビニュースでは放映されていましたが、出席議員数が定足数に達していたのかどうかも不明ですが、野党が多数であったため、採決の結果、提案は否決されました(議事進行はCHP所属の副議長でした。トルコ国会では、会派を形成している全ての会派から副議長を出し、議長と副議長でローテーションを組んで、議事進行を行っているようです)。そのため、シェントプ国会議長が大慌てで戻ってきて、「本来は電子投票で行うべきなのに、挙手で採決が行われた」などという訳の分らない口実で昨日の採決を無効とし、改めて採決を行って法案を成立させたことに関して、野党を始め、反政府系のテレビニュースなども厳しく批判しています。このスキャンダル/事件？も、「法律・手続きよりも、与党の都合と数が優先される」ということを示す証拠として、追加されたと言えます。勿論、定足数を満たしていないのに採決を行っていたのであれば、それはそれで問題ではあります。一方で、その場合は最初から審議を行うべきではなかったもので、「定足数を満たしていないこと」を理由として、「審議開始の拒否」、「採決の拒否」など、与党側も事前にできることはいろいろあったにもかかわらず、平穏裏に採決が成立した以上、結果を受け入れるのが民主主義だと思われます。　今日、アナトリア通信(AA)に出ていた主な記事の見出しは下のとおりです。（この中で、今日は１～４の記事を紹介します。）１　イスタンブルで小売価格と卸売価格は上昇した２　AAフィナンスの3月のインフレ率予測アンケート結果が発表された３　天然ガス料金に1％の値上げ４　TCMB(トルコ中央銀行)から引締め金融政策の立場のメッセージ５　3月に最も多くの輸出を行った産業は自動車産業であった６　国外居住者たちは、8億1,390万ドル分の株式を純売却した７　銀行業界の貸出残高は、先週3.7兆リラに達した８　トルコ・リラ預金に関する源泉徴収率の割引は5月31日まで延長された９　イスタンブル県保健局長は、『現在、絶対に第3のピークに来ている』と発言10　アカル国家防衛大臣は、オースティン・アメリカ国防長官と電話会談した11　テロ組織DEASに対する3月の打撃12　シェントプ国会議長は、『身元確認調査法案に関する決定を、議長通達で発表される』と発言13　クルチダルオールCHP党首から身元確認調査・資料調査法案の審議が継続されることに対する反発　4月1日(最初の患者確認から387日目)付け「トルコの日々のコロナウイルス統計」から新型コロナウイルス(KOVID-19)の感染状況を紹介します(なお、保健省から発表される統計には、明確な矛盾が明らかになっているため、必要最小限度の紹介にとどめています)。今日の検査件数：　　　　　　　 24万3,738件今日の感染者数：　　　　　　　　4万806人今日の死者数：　　　　　　　　　 176人今日の完治者数：　　　　　　　　2万817人今日までの累計完治者数：　303万5,043人今日までの累計検査件数：　3,882万1,795件今日までの累計感染者数：　335万7,988人今日までの累計死者数：　　　3万1,713人重症患者数：　　　　　　　　　　　 2,135人 　励みにしていますので、クリックをよろしくお願いします。にほんブログ村にほんブログ村 TEKSUT 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  2021.04.02

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  世界銀行によるトルコ経済成長率予測、2月及び1～2月の貿易収支、2020年末の対外債務残高・公的財務残高、憲法裁判所にによるHDP解党裁判についての決定、トルコにおける新型コロナウイルス患者発生の386日目の状況

  　今日（31日）は、経済面でいろいろと重要な記事が出ていました。また、社会面でもいくつかの記事が出ていました。　経済面では、世界銀行によるトルコの成長率予測、2月の貿易収支、2020年末の政府債務に関する記事が出ていましたので、今日はこれらを紹介します。これら以外では、今年2月のトルコのエネルギー輸入額は昨年同月と比べて12.2％減少して27億5,458万ドルになったという記事、今年3月の経済信頼感指数は先月から3.3％上昇して98.9ポイントになったという記事、そしてこの結果は年間では4.3％の上昇となり、過去14ヶ月における最高値となるという記事も出ていました。一方で、昨日「出ていない記事」として紹介しました「リラ安」や「トルコ中央銀行(TCMB)総裁及び副総裁の解任理由」については、相変わらず出ていませんでした。なお、テレビニュースでは、トルコの経団連とも呼べるTUSIAD(トルコ産業家・企業家協会)からも「過去20ヶ月で4人目となるトルコ中央銀行総裁の解任・任命は、経済の安定性、予見可能性を損ねるものである」という批判が出ていると報じていました。最後に、今日のBIST-100指数は、昨日終値から0.29％、4.06ポイント低い、1391.73ポイントとなりました。出来高は202億リラでした。今週は余り取引量もなく、横ばいが続いています。　上でも紹介しましたが、社会面で重要と思われる記事がいくか出ていました。特に重要と思われる記事は、憲法裁判所がHDP(人民民主党)の解党裁判で、起訴状を行政最高裁判所検察官に返送することを決定したという記事が出ていました。今日はこの記事を紹介します。なお、紹介はしませんが、バフチェリMHP党首は憲法裁判所の判断を強く非難し、トルコ国益に沿わない憲法裁判所を直ちに廃止する手続きを開始するよう訴えました。憲法改正議論の重要な議題になりそうです！！(勿論、冗談です。が、当人はいたって真剣のようでした)　この記事以外では、ゲルゲルリオール前HDP所属国会議員のトルコ国会における国会議員剥奪決議の無効を求める憲法裁判所における裁判で、全会一致で否決されたという記事も出ていました。憲法第84条第2項の規定に基づき、同議員はこの問題で憲法裁判所に訴える権利はなく、訴えの効果はないと判断されました。経済記事と同様、「KOVID-19の流行対策の不備と感染の爆発拡散」及び「若いAKP党本部事務職員がなぜ何千万円、あるいは何億円もの資産を持っているのかという疑惑」に関する野党の追及に関するテレビニュースは続いていますが、AAでは記事は全く出ていません。　今日、アナトリア通信(AA)に出ていた主な記事の見出しは下のとおりです。（この中で、今日は１～４の記事を紹介します。）１　世界銀行は、トルコの2021年成長率予測を5％に引き上げた２　(2月の)輸出額が発表された３　国庫・財務省は、政府の外国債務残高を発表した４　憲法裁判所は、HDPの解党裁判で不備を認定した起訴状を返送する決定を行った５　エネルギー輸入額は2月に12.2％減少した６　経済信頼感指数は3月に3.3％上昇した７　経済信頼感指数は過去14ヶ月の最高値となった８　憲法裁判所のHDP起訴状の返送理由が判明した９　憲法裁判所はゲルゲルリオール前HDP所属国会議員の国会議員剥奪決議の無効を求めた裁判を権利なしとして否決した3月31日(最初の患者確認から386日目)付け「トルコの日々のコロナウイルス統計」から新型コロナウイルス(KOVID-19)の感染状況を紹介します(なお、保健省から発表される統計には、明確な矛盾が明らかになっているため、必要最小限度の紹介にとどめています)。今日の検査件数：　　　　　　　 24万12件今日の感染者数：　　　　　　　　3万9,302人今日の死者数：　　　　　　　　　 152人今日の完治者数：　　　　　　　　1万9,193人今日までの累計完治者数：　301万4,226人今日までの累計検査件数：　3,857万8,057件今日までの累計感染者数：　331万7,182人今日までの累計死者数：　　　3万1,537人重症患者数：　　　　　　　　　　　 2,082人　テレビニュースでは、今日の「1日の感染者数」はトルコでは過去最悪(最多)の数値で、ヨーロッパで最悪、世界でも4番目に悪い数字であったことが紹介されていました。  　励みにしていますので、クリックをよろしくお願いします。にほんブログ村にほんブログ村 エスプレッソ・デミタスコーヒーカップ＆ソーサー珍しい小さめ椀皿トルココーヒー用2客セット：ルーミー /トルコお土産価格：2380円（税込、送料別) (2020/9/12時点)トルコ｜トルコみやげ｜トルコ土産｜トルコおみやげ｜トルコお土産｜トルコタイル｜トルコ陶器｜トルコ雑貨｜コースター｜角タイル【小】19価格：900円（税込、送料別) (2020/9/12時点)  トルコ｜トルコタイル｜トルコ陶器｜トルコ雑貨｜鍋敷き｜なべしき｜鍋しき｜鍋布き｜トリベット　Trivet｜花型タイル【大】73価格：1890円（税込、送料別) (2020/9/12時点)　今日、最初に紹介するAA記事の見出しは「世界銀行は、トルコの2021年成長率予測を5％に引き上げた」で、今日(31日)付の記事です。トルコ関連部分のみ紹介します。　世界銀行は、トルコ経済に関する2021年の成長予測を4.5％から5.0％に引き上げました。世界銀行は今年1月に発表した世界経済予測報告書では、トルコの2021年の経済成長予測を5.0％から4.5％に引下げていました。世界銀行は、トルコ経済の2022年の成長率予測は5.0％から4.5％に引下げ、2023年の予測は4.5％で維持しました。 　今日、２つ目に紹介するAA記事の見出しは、「(2月の)輸出額が発表された」です。こちらも今日付の記事です。こちらも冒頭部分のみ抜粋して紹介します。　2月のトルコの輸出は昨年同月と比べて9.6％増加して160億900万ドルとなり、輸入は9.4％増加して193億800万ドルとなりました。　トルコ統計庁(TUIK)とトルコ中央銀行(TCMB)の協力によって作成された2月に関する暫定貿易統計が発表されました。　それによれば、一般貿易システム(GTS)による輸出は、2月には昨年同月と比べて9.6％増加して160億900万ドルとなり、輸入は9.4％増加して193億800万ドルとなりました。2月の貿易赤字は昨年同月と比べて8.7％増加して32億9,900万ドルとなりました。輸出が輸入を賄う割合は、昨年2月の82.8％から、今年2月には82.9％に上昇しました。　今年1～2月の輸出は昨年同期と比べて5.9％増加して310億3,800万ドルとなり、輸入は1.4％増加して373億8,800万ドルとなりました。同期の貿易赤字は前年同期と比べて15.9％減少して63億5,000万ドルとなりました。今年1～2月の輸出が輸入を賄う割合は、昨年同期の79.5％から、83％に上昇しました。  　今日、3つ目に紹介するAA記事の見出しは、「国庫・財務省は、政府の外国債務残高を発表した」です。こちらも今日付の記事です。こちらも抜粋して紹介します。　国庫・財務省は、トルコの2020年12月31日現在の単純対外債務残高が4,500万ドルとなったと発表しました。同残高は国民所得の62.8％に相当すると計算されました。トルコの純対外債務は同期には2,689億ドルであることが示されました。この数値は国民所得の37.5％に相当すると計算されました。また、公的債務残高は同期には9,676億リラとなり、この数値は国民所得の19.2％に相当すると計算されました。　なお、EU基準の一般政府債務残高は、1兆9,944億リラで、この数値は国民所得の39.5％に相当すると計算されました。(管理者注：「KOVID-19の流行対策(国民救済措置)を行わなかった成果」が現れ、ほとんど増えていないものと思われます。) 　今日、4つ目に紹介するAA記事の見出しは、「憲法裁判所は、HDPの解党裁判で不備を認定した起訴状を返送する決定を行った」です。こちらも今日付の記事です。　AYM(憲法裁判所)大法廷は、シャーヒン行政最高裁判所検事長によるHDP(人民民主党)解党を求める裁判の起訴状の審査を行いました。　起訴状の形式不備を認定した大法廷は、不備を補完させるために、起訴を行政最高裁判所検察庁に返送する決定を行いました。　行政最高裁判所検察庁が不備を補完して、再度、憲法裁判所に起訴状を提出した後、再び事前審査が行われます。大法廷は、その後に指定する日に開催され、起訴状を受け付けるかどうかの決定を行います。　ここからは一言解説・雑感です。まずは「形式不備」による受付拒否になりました。この点では、バフチェリMHP党首が怒り狂っているのは、単なる無知？と言えなくもない状態です。一方で、人定事項が間違っているなどの本当？の形式不備でだけではなく、「起訴事実と違法該当条項との間の関係が不明」といった、本質に関わる部分もないわけではないようです。単純な間違いがいろいろあったのは、多分、「急いで作った」結果だと思います。「誰に、なぜ急がされたのか」は不明ですが、「検察庁が、真剣に調査して、解党すべしと判断して作成された起訴状ではない」という可能性が濃厚と思われます。  ​  トルコリラ等の外貨建ても含めた債券投資に関する情報を発信しています。外債投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。社債投資まとめ　いろいろな投資情報が出ています。投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。株初心者向けＩＰＯ初値予想　今日はオリーブ・オイルを紹介します。日本への売り込みにも力を入れ始めたそうです。　次は、トルコの「国家・国民酒(?)」のラクを紹介します。ギリシャやフランスなどにも、名前は違っても同じお酒があるそうですが、トルコが発祥の地と思われます。

  2021.04.01

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  チェティンカヤ副総裁の解任とその理由に関する雑感、カヴジュオール総裁の演説(金融政策の維持)、HDP解党裁判の第1回事前審査、トルコにおける新型コロナウイルス患者発生の385日目の状況

  　今日（30日）は、経済面でいろいろと重要な記事が出ていました。また、社会面でもいろいろな記事が出ていました。　経済面では、まず「出ていた記事」としては、カヴジュオール中央銀行総裁の公園に関する記事とチェティンカヤ副総裁の(29日から30日にかけての夜中の)解任に関する記事を挙げることができます。今日はこの2つの記事を紹介します。一方、「出ていなかった記事」としては、ナジ・ナーバル・前トルコ中央銀行(TCMB)総裁の突然の解任と、その10日後のムラート・チェチンカヤ副総裁(今から数えて3代前の総裁で、エルドーアン大統領からの金利引き下げ指示に応じなかったために、副総裁へ格下げされていました)の、（再び夜中の）「解任の理由は何なのか」であり、昨日今日の2日間で約5％、今日も午前10時頃には１ドル＝8.25TL水準で推移していたにもかかわらず、午後2時頃には１ドル＝8.50TL水準まで下落した(その後午後4時頃には１ドル＝8.25TL水準に戻りましたが、さらにその後はじりじりとリラ安が続き、１ドル＝8.35TL水準を超えています)という「リラ安」に関する記事です。なお、テレビニュースの解説では、「ナジ・アーバル・前トルコ中央銀行(TCMB)総裁が任命された少し後の2020年11月19日(管理者注：11月の金融政策委員会が開催された日)には政策金利は10.25％で、ドル/TL相場は1ドル＝8.59TLであった。しかし、今回(3月30日)は政策金利が19％に上がっているにもかかわらず、ドル/TL相場は1ドル＝8.49TLまで下がった。8.75％の金利引き上げが全く無意味なっている」と述べていました(なお、今日の記事でも紹介しますが、「金利引き下げは慌てない」とのことですが、「それならなぜ総裁や副総裁の首を飛ばしたのか？」という疑問がますます大きくなります。野党関係者の多くは、外貨準備1，280億ドルの消滅（とその捜査）との関係を疑っているようです)。中央銀行に関連しない記事としては、2月のサービス価格指数に関する記事が出ていました。月間で0.01％、年間で20.16％、そして、過去12ヶ月間の平均で16.46％の上昇となっています。なお、この1年間には利用者がほとんどいなかった、少なくとも対前年比で大幅に減ったと思われるレストラン・ホテル・サービス指数の上昇率が20.81％となっているのには、少々驚きました。今日のBIST-100指数も、為替同様、昼過ぎまで下がり続け、その後は回復し、結局、昨日終値から0.23％、3.21ポイント高い、1395.79ポイントとなりました。出来高は223億リラでした。　上でも紹介しましたが、社会面で重要と思われる記事が非常に多く出ていました。ワールドカップ・サッカー予選Gグループの第3戦がイスタンブルで行われました。期待を全く裏切らず、リトアニアを相手に3-3の引き分けになりました。トルコは奇跡？もよく起こすのですが、「なんでここで」というところで負けたり、引き分けたりします。どこかの国の「ドーハの悲劇」のようなことをしばしばやっているように思います。「トルコ人には、心臓に毛が生えている人が多いのではないか」と思うことがしばしばありますが、意外とプレッシャーに弱いのかもしれません(今日はエルドーアン大統領がスタンドで観戦する『(トルコ版)天覧試合』でしたので、トルコ選手もいつも以上に緊張したのかもしれません)。スポーツだけではなく、もっと真剣な記事も多く出ていました。昨日はKOVID-19リクス地図を紹介しまいしたが、今日は「1週間の10万人当たりの感染者数地図」が発表になっていました。基本的には機能の地図と同じですが、イスタンブルは「401.62人/10万に当たり・1週間」でトルコで2番目に感染者が多い県となりました(絶対数では更に圧倒的のはずです)。今日は国家安全保障会議(MGK)も開催され、結果文書も発表になっています。テロ対策、シリア、ギリシャ、キプロス、リビア、(東)地中海などの様々な問題に言及されています。また、アーディル・カライスマイルオール交通・社会基盤大臣がトルコ建設業者組合の第33回定例総会で行った演説で、カナル・イスタンブル計画の開始が近いと述べたという記事も出ていました。さらに、HDPの解党裁判に関しては、HDPの会合に関する記事のほか、憲法裁判所が明日(31日)に、第1回事前審査(本格的に審議するかどうかを決める)を行うと言う記事が出ていました。テレビニュースでは、憲法裁判所が鑑定人に調査を依頼した結果、鑑定人は「形式不備」で訴状を行政最高裁判所検察官に返送するよう助言する内容であることが分ったとのことでした。同じニュースで、「形式不備は、憲法裁判所が審議を行う過程で検事に追完させることもできる」と解説していました。「形式不備」と書きましたが、ニュースを聞く限り、一部分は「起訴の根本に関わる問題」も含まれているように思いました。そのほか、いつも通りと言えますが、FETOを始めとするテロ組織に関する記事も多数出ていました。最後になりますが、今日のテレビニュースを見ていた感想としては、「KOVID-19の流行対策の不備(特にAKP党が実施した数々の集会の責任を問うもの)と、若いAKP党本部事務職員がなぜ何千万円、あるいは何億円もの資産を持っているのかという疑惑」に関する追及が多かった・厳しかったように思います。　今日、アナトリア通信(AA)に出ていた主な記事の見出しは下のとおりです。（この中で、今日は１と2の記事を紹介します。）１　ムラート・チェチンカヤ・トルコ中央銀行(TCMB)副総裁が解任され、後任にムスタファ・ドゥマン氏が任命された２　カヴジュオール・トルコ中央銀行（TCMB）総裁は、『インフレ率の低下が恒久的になることを我々は確立させる』と発言３　2月には、サービス業価格指数は月間で0.01％、年間で20.16％上昇した４　トルコ・ナショナルチームは、リトアニアに対して前半の優位を守り切れなかった５　保健省は、過去1週間の10万人当たりのKOVID-19感染者数を発表した６　MGK(国家安全保障会議)の結論文書で、シリアにおける各主体に対して現状の人道的危機を深刻化さる行動を終始するよう呼びかけが行われた７　カライスマイルオール運輸インフラ大臣は、『カナル・イスタンブル計画の建設作業を開始するまでに、ほんの少しの時間が残されている』と発言８　憲法裁判所は、HDPの解党裁判で、最初の調査を明日行う９　FETOの海軍司令部での組織化に対する捜査の結果、15人の容疑者が情報提供者(司法取引実施者)となった　3月30日(最初の患者確認から385日目)付け「トルコの日々のコロナウイルス統計」から新型コロナウイルス(KOVID-19)の感染状況を紹介します(なお、保健省から発表される統計には、明確な矛盾が明らかになっているため、必要最小限度の紹介にとどめています)。今日の検査件数：　　　　　　　 23万5,298件今日の感染者数：　　　　　　　　3万7,303人今日の死者数：　　　　　　　　　 155人今日の完治者数：　　　　　　　　1万9,925人今日までの累計完治者数：　299万5,033人今日までの累計検査件数：　3,833万8,045件今日までの累計感染者数：　327万7,880人今日までの累計死者数：　　　3万1,385人重症患者数：　　　　　　　　　　　 2,054人　これまで何度か紹介しましたが、今後も1日の感染者、死者の発生状況は悪化し続けるものと思われます。管理者は医療関係者ではありませんが、いろいろな意見はあるとは言え、専門家の意見を聞いて合理的に考えれば、「3月1日には平常化が開始され、対策が緩和された。現在に至るまで対策の強化はない。昨日発表になった今後適用される対策は、緩和される部分を差し引いて考えれば、ほとんど対策強化になっていない。たとえ多少の効果が出るとしても、それはどんなに早くても1週間後、かなりの確率で2週間後から現れ始めるため、感染者の実際の減少はどんなに早くても4月中旬以降であり、その後、順番に、重症患者が減り、死者が減ることになる可能性が高いため、4月いっぱいは1日の死者数は増える可能性があります。 　励みにしていますので、クリックをよろしくお願いします。にほんブログ村にほんブログ村  トルコ 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  2021.03.31

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  22日の為替相場動向及び株式相場動向、とその雑感、最近の重要事件に関する解説・雑感、トルコにおける新型コロナウイルス患者発生377日目の状況

  　今日（22日）は、19日夜中の重大決定の影響でトルコ・リラと株価(BIST-100指数)が急落しました。今日はこれらに関する記事を中心に紹介します。これ以外には、2020年の失業率が2019年から0.5ポイント低下して13.2％になったという記事も出ていました。　社会面でもいろいろと重要なニュースがありました。これまで「2つの重大決定」として紹介していますが、HDP所属前国会議員ゲルゲルリオール氏の拘束・HDPの解党裁判と合わせて「3つの重大事件」として捉えている報道もあります(これらの事件は「偶然」ではあり得ないという指摘もあります)。「19日の夜中」に限定しない限り、この3つの事件は、トルコの未来を予測する上で極めて重要な事件となると考えられます。　今日はこれに加えてもう一つの「重大事件」が加わった可能性があります。反政府系のテレビニュースによれば、EUの統計(発表)では、トルコに対して150万回分のビヨンテク・ファイザー社製のワクチンをトルコに送ったことになっているとのことです。「この75万人分のワクチンは今どこにあるのか・誰にどれだけ接種したのか、なぜ受領したことを発表しないのか」など、野党は追求の姿勢を示しています。野党は、明後日(24日)の党大会や、これまでの県支部の党大会など、何千人もの参加者があった大会にエルドーアン大統領自身が出席していることを指摘して、出席者に接種したのかという勘ぐり？を行っています（なお、エルドーアン大統領は(表向きは)中国製のワクチンを既に2回接種していると思われますので、大統領自身に既に免疫ができているという判断からかもしれませんし、一方で、つい先日までは、「AKPがトルコ各地で党大会を開催したことで感染が拡大した！」と批判していましたので、AKPからは「何をしても、野党は批判しているだけ」という反論を受けそうな感じです）。　これまで何度か紹介しましたが、エルドーアン大統領が最近取っている政策は、「一般国民の希望とはことごとく正反対になっている」という印象を受けますが、上記の全ての出来事も全てそうなっていると言えるかもしれません。特に女性をDVから守ることを主目的としたイスタンブル協定からの脱退は、ごく一部の支持者の歓心を買うために、人口の、あるいは有権者だけを考えても、約半分(ほとんど全ての女性)、それどころか6、7割(男性の何割かも)を敵に回すことになる危険性の高い判断だと思われます。「これまでの(経済)政策の失敗から、全体的な高い支持率(40～50％)を獲得することは既に不可能になったので、せめてコア層の離反を防ぎ、30％の支持率は確保しておきたい」とでも考えているかのような行動になっています。　その他には、オズトラックCHP広報担当の記者会見に関する記事、「平和の泉」作戦と「ユーフラテスの盾」作戦の両地域で何十人ものテロリストが無力化されたという記事もでていました。　今日、紹介するアナトリア通信(AA)に出ていた主な記事の見出しは下のとおりです。（今日は１と2の記事を紹介します。）１　ドル/TL相場は、１ドル＝7.93TL水準で取引されている２(1)株式市場は低下して寄りついた(2)株式市場で一時的に取引が停止された(3)株式市場で2回目の取引停止(4)株式市場は低下して引けた３　取引所イスタンブルから投資機関及び投資家に対する警告４　エルヴァン国庫・財務大臣は、「自由市場機構の維持で譲歩はない」とのメッセージを発出５　トルコの失業率は2020年に0.5ポイント低下した６　オズトラックCHP広報担当は、「CHPは、女性と子供の味方であり続ける」と発言7　「ユーフラテスの盾」作戦地域で10人のテロリストを無力化した8　「平和の泉」作戦地域で、3日間で35人のテロリストを無力化した3月22日(最初の患者確認から377日目)付け「トルコの日々のコロナウイルス統計」から新型コロナウイルス(KOVID-19)の感染状況を紹介します(なお、保健省から発表される統計には、明確な矛盾が明らかになっているため、必要最小限度の紹介にとどめています)。今日の検査件数：　　　　　　　 20万1,215件今日の感染者数：　　　　　　　　2万2,216人今日の死者数：　　　　　　　　　 117人今日の完治者数：　　　　　　　　1万9,494人今日までの累計完治者数：　284万4,681人今日までの累計検査件数：　3,655万6,589件今日までの累計感染者数：　303万5,338人今日までの累計死者数：　　　3万178人重症患者数：　　　　　　　　　　　 1,644人 　励みにしていますので、クリックをよろしくお願いします。にほんブログ村にほんブログ村  オイル Exバージンオリーブオイル NGT Food Co. トルコ産 1000ml_おうち時間 パン作り お菓子作り ハロウィン 敬老の日価格：1350円（税込、送料別) (2020/9/12時点) トルコ産高品質★ドライいちじくどっさり1kgスイーツ フルーツ イチジク いちじく 果物 目 健康 グルメ 贈り物 ギフト お取り寄せ 人気 ランキング 洋菓子 詰め合わせ お菓子 業務用 訳あり 自宅用 おやつ デザート お返し 会社 引っ越し 乾燥価格：7231円（税込、送料別) (2020/9/12時点)タリッシュ ミル付きシーソルト エーゲ海塩 200g トルコ産 クリスタルソルトTARIS タリシュ価格：2160円（税込、送料別) (2020/9/12時点) 　今日、最初に紹介するAA記事の見出しは「ドル/TL相場は、１ドル＝7.93TL水準で取引されている」で、今日(22日)付の記事です。　先週、最低(リラ高)は１ドル＝7.1925TL、最高(リラ安)は１ドル＝7.6411TL水準で取り木されていたドル/TL相場は、週間ベースで4.5％価値を失い、金曜日(19日)には１ドル＝7.2189TLで取引を終えていました。しかし、今日(22日)のドル/TL相場は、アジア市場の取引量が少ない時間帯に１ドル＝8.4864TL水準まで上昇(リラ安)した後、銀行間取引が開始された後では１ドル＝8TL水準を下回ったところで均衡しました。　リュトフィ・エルヴァン国庫・財務大臣が価格安定と金融安定に関する協調を行い、自由市場制度を維持するとのメッセージを含んだ、文書による発表を行ったことにより、１ドル＝7.6971TL水準まで低下(リラ高)したドル/TL相場は、11:20現在、9.9％価値を失って、１ドル＝7.9330TL水準で取引されています(管理者注：同日夜には約11％の価値の喪失になっています)。同時間帯に、前日終値から9.8％価値が低下したユーロ/TL相場は、１ユーロ＝9.4420TL、ポンド/TL相場は9.5％の価値の喪失で、１ポンド＝10.9960TLで売却されています。　アナリストたちは、トルコ中央銀行(TCMB)で行われた人事異動の結果、市場の変動幅が拡大したこと、投資家は冷静になる必要があり、価格は短期間で新しい均衡を見つけることを指摘しました。シャハップ・カヴジュオール新総裁は、最初のメッセージで、「インフレ率との闘いに終える固い決意」を強調しました。TCMBは、法律で規定された任務と権限の枠組み内で、インフレ率の継続的な低下を実現させることを基本目標としており、その目的のために金融政策手段を効率的に使用し続けることを明らかにした同新総裁は、「金融政策委員会(PPK)は、以前に発表した日程通りに開催する」と述べした。　ここからは一言解説・雑感です。昨日も紹介しましたが、このメッセージは、「臨時の金融政策委員会(PPK)は開催しない」と言っているだけで、「4月のPPKで金利引下げを行わない」とは言っていません。知らない人が読めば、「インフレ率との闘いを、決意を持って実施する＝金利引下げは行わない」と聞こえるかもしれませんが、「インフレ率は,金利の結果。高金利は高インフレ率をもたらす」という思想を持っている人と思われますので、「インフレ率との闘い＝金利の引下げ」という意味になる可能性は大です。「19％という高金利が、コスト・プッシュ要因となりかねない」ということは事実だと思われます(1970-2010頃のハイパーインフレ(30～140％)の原因だったとも考えられています)。そして、実際に、新総裁が、「国立銀行は、中央銀行が行った200ベーシスポイントの利上げを、貸し出しに反映させない努力が必要」という発言を行ったという報道もありました。 　今日、2つ目に紹介するAA記事の見出しは、「株式市場は低下して寄りついた」、「株式市場で一時的に取引が停止された」、「株式市場で2回目の取引停止」及び「株式市場は低下して引けた」です。これらも今日付の記事です。４つの記事から抜粋して,まとめて紹介します。 　今日(22日)、BIST-100指数は前日終値から101.66ポイント、6.65％低い、1,427.33ポイントで寄りつきました。同指数は、先週金曜日も低下傾向で推移し、1.41％低下して、1,528.99ポイントで先週の取引を終えていました。寄り付き後、取引所イスタンブルでは指数に基づく取引停止システムが作動して、10:30まで取引が臨時停止となりました。　取引所イスタンブルは、株式市場の全ての売却手続きを臨時に停止しました。09:55に、指数に基づく取引停止システムが作動し、先物取引や金利取引も臨時停止となりました。そして、10:20分から段階的に取引再開手続きが行われ、10:30に取引が再開されると発表されました。　取引所イスタンブルでは、10:30に取引が再開された後、10:38に再び取引が臨時停止されました。最初の取引停止と同様の停止が行われ、11:08から取引が再開されると発表されました。　BIST-100指数は、今日(22日)の取引を、前日終値から9.79%、149.74ポイント低下して、1，379.25ポイントで終了しました。出来高は167億リラでした。　ここからは一言解説・雑感です。サーキット・ブレーカー(取引臨時停止措置)が効果を発揮したのか、単に売りたくても売れなかっただけなのかは不明ですが、実際に出来高は異常に低くなっています。その結果、株価の低下も10％を切った水準にとどまっています。ドル/TL相場を始めとするリラ相場も約11％の低下でしたので、妥当な水準なのかもしれません。一方で、リラ相場も株式相場も、「この水準でほぼ安定した」と言えるかどうかは全く不明で、しばらくは相当不安定な相場になるのではないかと思います。かつ、上で紹介しましたように、「インフレ率との闘い＝金利の引下げという意味になる可能性は大」ですので、今後しばらくはリラ相場には低下圧力がかかり続けるものと思います。また、リラ安になった場合、円安の時の日本の相場とは逆に、トルコの株式相場は下落傾向になりますので、株式相場も下落圧力にさらされる可能性が高いものと思われます。   ​​​​​ トルコリラ等の外貨建ても含めた債券投資に関する情報を発信しています。外債投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。社債投資まとめ　いろいろな投資情報が出ています。投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。株初心者向けＩＰＯ初値予想​

  2021.03.23

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  カヴジュオール・トルコ中央銀行(TCMB)新総裁とトルコ銀行協会幹部とのオンライン会議開催、同総裁の最初のツイート、トルコにおける新型コロナウイルスの先週の(人口10万人当たりの)感染状況と患者発生375日及び376日目の状況

  　今日（21日）は日曜日でしたが、19日夜中の重大決定の影響によりトルコ中央銀行(TCMB)に関する記事が2つ出ていましたのでの、今日はこれらを紹介します。　また、社会面ではKOVID-19感染状況(人口10万人当たりの1週間の患者数)に関する記事も出ていましたので、こちらも紹介します。それ以外では、AKP第7回定例全国党大会に関する記事のほか、民事刑事最高裁判所で有罪が確定し、一方で、現在憲法裁判所の個人の利益侵害に関する訴えをここしているにもかかわらず議員資格剥奪決議が採択されたあと、警察が容易には入れない国会で籠城していたHDP国会議員がトイレに行ったところを拘束されたという記事、また、その後、解放されたという記事が出ていました。更に、女性の権利は国際協定に寄らず、国内用に基づいて守られ、適用も改善されるという記事も出ていました(国際協定から脱退すると言った以上、こう言うしかないとは思いますが、内外の強い反発があることが容易に想定されていたにもかかわらず、「代替策を準備する前に脱退を表明した」という点からだけでも、「突然の決定」という印象を強く与えているように思います)。時期が時期だけに、「１９日の夜中の決定」は、AKP第7回定例全国党大会(あるいは、前のブログで指摘しました「権力闘争」)に関係するのではないかと想像されます。もしも本当にそうなら、「エルドーアン大統領は、唯一の権力でなくなっている(＝エルドーアン大統領が忖度しなければならない人物・勢力が存在している)」ということになります　今日、紹介するアナトリア通信(AA)に出ていた主な記事の見出しは下のとおりです。（今日は１～３の記事を紹介します。）１　シャハップ・カヴジュオールTCMB新総裁は、トルコ銀行協会役員と会合を持った２　カヴジュオールTCMB新総裁は、『金融政策手段は、有効な形で使用され続ける』と発言３　週間KOVID-19感染数は、70県で増加し、11県で減少した４　AKP第７回定例全国党大会は３月２４日(水)に開催される５　国会議員資格を剥奪されたために、国会で抗議行動を行っていたオメル・ファールク・ゲルゲルリオール氏が警察に拘束された６　オメル・ファールク・ゲルゲルリオールHDP所属(前)国会議員は釈放された7　トルコは女性に対する暴力との闘いで、国内法に基づく適用を改善することに注力する　3月20日と21日(最初の患者確認から375日と376日目)付け「トルコの日々のコロナウイルス統計」から新型コロナウイルス(KOVID-19)の感染状況を紹介します(なお、保健省から発表される統計には、明確な矛盾が明らかになっているため、必要最小限度の紹介にとどめています)。3月20日今日の検査件数：　　　　　　　 19万129件今日の感染者数：　　　　　　　　2万1,061人今日の死者数：　　　　　　　　　 95人今日の完治者数：　　　　　　　　1万8,815人今日までの累計完治者数：　280万7,572人今日までの累計検査件数：　3,616万5,468件今日までの累計感染者数：　299万2,694人今日までの累計死者数：　　　2万9,959人重症患者数：　　　　　　　　　　　 1,538人3月21日今日の検査件数：　　　　　　　 18万9,906件今日の感染者数：　　　　　　　　2万428人今日の死者数：　　　　　　　　　 102人今日の完治者数：　　　　　　　　1万7,615人今日までの累計完治者数：　282万5,187人今日までの累計検査件数：　3,635万5,374件今日までの累計感染者数：　301万3,122人今日までの累計死者数：　　　3万61人重症患者数：　　　　　　　　　　　 1,568人 　励みにしていますので、クリックをよろしくお願いします。にほんブログ村にほんブログ村   ドライアプリコット トルコ産 800g 砂糖不使用 あんず 杏 ドライフルーツ【ゆうパケット／送料無料】保存食_おうち時間 パン作り お菓子作り 手作り パン材料 お菓子材料 ハロウィン お買い物マラソン価格：1098円（税込、送料無料) (2020/10/11時点)ドライフルーツ トルコ産 砂糖不使用 無添加 無花果 乾燥 果実 おつまみ 日本製 お中元 おやつ 製菓 製パン 食品 スイーツ ドライいちじく 250g価格：1400円（税込、送料無料) (2020/10/11時点)レーズン 有機サルタナレーズン トルコ産 800g 【9月SS楽天ランキング受賞】ノンオイル 干しぶどう 【ゆうパケット／送料無料】_おうち時間 パン作り お菓子作り 手作り パン材料 お菓子材料 ハロウィン お買い物マラソン価格：1107円（税込、送料無料) (2020/10/11時点) 　今日、最初に紹介するAA記事の見出しは「シャハップ・カヴジュオールTCMB新総裁は、トルコ銀行協会役員と会合を持った」で、今日(21日)付の記事です。　シャハップ・カヴジュオールTCMB新総裁は、トルコ銀行協会(TBB)役員である頭取たちと会合を開催しました。　同総裁は、ツイッターで、TBB役員である頭取たちと非常に有益なオンライン会合を行ったことを明らかにしつつ、「協力者の方々に対して、与えてくれた支持に感謝する」との表現を使いました。今日最初のツイートでも「TCMB総裁として任務を開始した。神様が、トルコと親愛なるトルコ国民に素晴らしい奉仕する機会を与えてくださいますように」との表現を使いました。　AA記者が銀行関係者から得た情報に寄れば、会合でお互いに経済に関する一般的な分析と意見交換が行われました。　有益な意見交換ができたと述べた銀行幹部は、市場介入は行われず、市場は自然な状態で活動が続けられるとの印象を持ったことを明らかにしました。　金融政策委員会(PPK)は以前に発表された日程で会合が行われること、会合の前倒しといった乗用は問題とならなかったことを明らかにした関係者は、銀行業界はカヴジュオール新総裁とトルコ中央銀行の適用する金融政策を支持することを明らかにしました。　ここからは一言解説・雑感です。アーバル前総裁と変わらないなら、わざわざ総裁を交代させる必要はないので、この記事を文字通り信じることはできません。記者なり銀行関係者が嘘をついているとまでは言いませんが、相当な「意訳」をした結果、この記事になっているのではないかと思います。 　今日、2つ目に紹介するAA記事の見出しは、「カヴジュオールTCMB新総裁は、『金融政策手段は、有効な形で使用され続ける』と発言」です。これも今日付の記事です。 　シャハップ・カヴジュオールTCMB新総裁は、最初の発表を文書で行いました。　TCMBは、法律で定められた任務と権限の範囲内でインフレ率を恒久的に低下させることを基本方針として、金融政策手段を効率的な形で使用し続けることを明にした同総裁は次のように記述しました。「インフレ率の低下は、カントリーリスク・プレミアムの低下と金融コストにおける恒久的な化以前の道を通じてマクロ経済の安定性に好影響を与え、生産、輸出及び雇用を増加させる、持続可能な経済成長のためにも必要な条件を形成するために貢献するであろう。この関連で、金融政策委員会会合を、これまでに世論に明らかにされた日程に適応して実施すること、また、適用される政策における透明性と予測可能性の原則に従って、全ての関係者との情報伝達回路を効率的な形で使用することになる。」　ここからは一言解説・雑感です。ここでも「金利を引下げる」とは言っていませんが、「引下げない」とも言っていません。言っているのは「インフレ率を低下させる、金融政策委員会会合は発表通りの日程で行う(＝臨時会合は行わない)、透明性と予測可能性には配慮する」と言うことだけのように思います。ただし、高金利は「生産、輸出及び雇用を増加させる」ことには役に立たないと思われますので、「臨時会合は開催しなくても、次回会合では金利を引下げる可能性は濃厚」ということになるのではないかと思います。  　今日、3つ目に紹介するAA記事の見出しは、「週間KOVID-19感染数は、70県で増加し、11県で減少した」です。これも今日付の記事です。こちらは抜粋して紹介します。　保健省は81県の3月13～19日の10万人当たりの(1週間の)感染者数を発表しました　10万人当たりの感染者数は、サムスン県が508.97人、ギレスン県が356.35人、スィノップ県が309.06人、バルクケスィル県が288.16人、ヤロヴァ県が275.31人となりました。一方、シュルナク(8.18人)、スィイルト(14.20人)、ハッキャーリ(15.69人)、マルディン(17.08人)及びシャンルウルファ(18.30人)の各県は(人口10万人当たりで)最も患者数が少ない県となりました。　イスタンブル県は前週の178.25人から今週は251.12人に、イズミル県では78.57人から111.41人に、アンカラ県は68.53人から107.99人に増加しました。先週、10万人当たりの感染者数が458.53人で最も感染者数が多かったサムスン県は今週は508.97人に増加しました。サムスン県のほか、リゼ、チャナッカレ、アクサライ、エディルネ、トラブゾン、トカット、イスタンブル、コンヤ、キリス、オルドゥ、ヤロヴァ、バルクケスィル、スィノップ、ギレスンの各県が10万人当たりの感染者数が200～600人となりました。一方、シュルナク、スィイルト、ハッキャーリ、マルディン、シャンルウルファ、ディヤルバクル、ムシュ、ビトリス、バトマン、カルス及びウシャクの各県は、10万人当たりの感染者数が35人以下となりました。   　トルコリラ等の外貨建ても含めた債券投資に関する情報を発信しています。外債投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。社債投資まとめ　いろいろな投資情報が出ています。投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。株初心者向けＩＰＯ初値予想​​​　今日はオリーブ・オイルを紹介します。日本への売り込みにも力を入れ始めたそうです。​​​

  2021.03.22

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  19日の夜中の2つの重大決定(イスタンブル協定からの脱退と、トルコ中央銀行(TCMB)総裁の解任と新総裁(イェニ・シャファック紙経済コラムニスト)の任命)、トルコにおける新型コロナウイルス患者発生374日目の状況

  ​​　19、20日​はインターネット環境になく、ブログを更新できませんでした。​　​　その一方、19日の夜中に2つの重要な事件が起こっています。既に、日本のメディアも報じていると思いますが、今回は要約だけ紹介します。　1つは、アジ・ナーバル・トルコ中央銀行(TCMB)総裁が4ヶ月後に解任されました。アルバイラク前国庫・財務大臣の一族が所有しているイェニ・シャファック紙が19日の記事で、18日に中央銀行の決定を批判しましたが、その当日に、ナジ・アーバル・トルコ中央銀行(TCMB)総裁が解任されました。それだけではなく、イェニ・シャファック紙の経済コラムニストが新総裁に任命されました。同コラムニストは、野党が繰り返し指摘している「128億ドルの外貨準備の消失問題」に関して、「中央銀行が反論しないために、野党の攻撃がいつまでも継続している」という趣旨の主張もしていました。　もう１つは、女性の権利(もっと言えば命)を守るための協定であるイスタンブル協定から、大統領令によって脱退が決まりました。「（離婚を容易にする、同性婚を認める内容があるなど、）家族関係を壊す内容を含んでいる」との主張により、濃いイスラム系の人たちから根強い批判があった協定でしたが、国会でAKPを含む全会一致で成立し、エルドーアン大統領が署名した国際協定です。その協定から、大統領令という「トルコの行政の長の判断」で脱退が決められました。野党などは「憲法違反である」という批判を展開するとともに、「今後、夫、元夫、元恋人、言い寄った男などによって女性が殺された場合、それは全てエルドーアン大統領の責任である」とクルチダルオールCHP党首は主張しています。（条約から脱退する以前から「夫、元夫、元恋人、言い寄った男などによって女性が殺される事件」は後を絶っておらず、協定に加盟していても実行が伴っていなかったことは明白ですが、、、、）　この2つが同じ日に、突然、決まったことには多分重要な意味があるものと思われますが、その理由は現時点では明確になっていません。時間がたてば明確になってくるものと思われます。つい1ヶ月前に「人権行動計画」を発表し、つい2週間前には、「経済改革パッケージ」を発表したところでした。突然に、これだけ大きな転換が起こるには、それなりに重大な意味があると思われます。　しかも、中央銀行がインフレとの闘いのために200ベーシスポイントの金利引上げを行った翌日にこのような決定をし、さらには、銀行とも行政とも全く無関係な同紙の経済コラムニストを新総裁に指名した以上、19日のイェニ・シャファック紙が重要な意味を持っていたものと考えざるを得ません。そう考えれば、今回の「夜中の2つの決定」は、「経済の問題」というようりも「政治の問題」であることはほぼ間違いなく、場合によっては「権力闘争」が起こっているのかもしれません。 　3月19日(最初の患者確認から374日目)付け「トルコの日々のコロナウイルス統計」から新型コロナウイルス(KOVID-19)の感染状況を紹介します(なお、保健省から発表される統計には、明確な矛盾が明らかになっているため、必要最小限度の紹介にとどめています)。今日の検査件数：　　　　　　　 18万7,859件今日の感染者数：　　　　　　　　2万1,030人今日の死者数：　　　　　　　　　 87人今日の完治者数：　　　　　　　　1万8,116人今日までの累計完治者数：　278万8,757人今日までの累計検査件数：　3,597万5,339件今日までの累計感染者数：　297万1,633人今日までの累計死者数：　　　2万9,864人重症患者数：　　　　　　　　　　　 1,547人  　励みにしていますので、クリックをよろしくお願いします。にほんブログ村にほんブログ村  TEKSUT テキスュトゥ 白チーズ 500g トルコ産 Beyaz Peynir ベヤズペイニール ホワイトチーズ価格：1512円（税込、送料別) (2020/9/12時点) TARIS タリッシュ クラッシュグリーンオリーブの瓶詰め 300g トルコ産 タリシュ価格：1080円（税込、送料別) (2020/9/12時点) TARIS タリッシュ EXVオリーブオイル Erkence エルケンジェ 500ml トルコ産価格：3780円（税込、送料別) (2020/9/12時点)     　トルコ・リラ等の外貨建ても含めた債券投資に関する情報を発信しています。外債投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。社債投資まとめ　いろいろな投資情報が出ています。投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。株初心者向けＩＰＯ初値予想今日はトルコ石のストラップを紹介します。トルコ石ではありませんが、、、ココからはブレスレッドです。エスプレッソ・デミタスコーヒーカップ＆ソーサー珍しい小さめ椀皿トルココーヒー用2客セット：ルーミー /トルコお土産価格：2380円（税込、送料別) (2020/9/12時点)トルコ｜トルコみやげ｜トルコ土産｜トルコおみやげ｜トルコお土産｜トルコタイル｜トルコ陶器｜トルコ雑貨｜コースター｜角タイル【小】19価格：900円（税込、送料別) (2020/9/12時点)  ​

  2021.03.22

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