ね~さん流

2016/03/25(金)12:57

姫街道:嵩山宿~本坂峠~三ヶ日はアドベンチャー

姫街道(9)

仕事が終わってばびゅーんと豊橋へ朝の5時半前まっくら。しかも予報通り雨がっでむ・・・ 30分ほど暗い雨の中待ち、6時から開店している朝マックをしばき時間を潰しまして、再びバス移動前回のゴール長楽へ。 2番バスでしたが、この時間は長楽手前和田辻東までのバスしか無く。まぁ、たいした距離でもないので良しとする(笑)。 和田辻東バス停にはコンビニがありますのでね、そこでトイレ、そして合羽を着て準備万端の出立の頃には土砂降りの雨。マジか・・・ まぁ、予報通りなら昼前には止むから、、、た、たぶん。 気合いを入れて、いざいざいざ出立するでござる、どんどんど~ん!!!8時半過ぎ。 早朝の豊橋駅前 豊橋駅前から和田辻東へバス乗り継ぎ トラックが通り過ぎるたび、超絶水しぶきを浴びながら(笑)進んでいきますれば。マジ、合羽を持ってきておいて良かったよパトラッシュ・・・。 しばし歩けばすぐ嵩山(すせ)宿。そして、いよいよ今日のメイン、難所・本坂峠越えでござんすよぉいっ!!! 右に逸れます、、、これでトラックの水しぶきを浴びずに済むwww 筆の里らしい 嵩山宿入り口 山々が迫ります いよいよ最初の峠越え 細い山道を進んでいきます。山に入ってしまえば、そんなに雨は気にならず 一里塚を過ぎたあたりで「え!?」。道が水浸しで爆笑しちゃったんだからもーウケる。水浸しっつーか、沢ですな沢。一瞬、道を見失ったかと。 まぁ、沢登りは父と経験済みだし靴はとっくのとうにびしょびしょだっけ、なんてこと無く進みましたが、初っぱなからやってくれますな姫街道。おもしれぇ。 真ん中ちょろちょろは序の口www 嵩山一里塚 「萌~(*´ω`*) 」とかつぶやいている場合ぢゃなかったwww 沢ではなく道ですがなにか!?爆笑!!! 茶屋跡 弘法様が喉を潤したと言う弘法水 ところどころ水浸しながらも、無事本坂峠に10時半前。達者で三河国、参ったで遠江国、つまりは県境。 「本坂越は道狭く坂けはしくて箱根より難しく 一度往く者は二度越えんこと思はず」、、、いやいやいや、箱根峠の方が厳しいってばよ。 雨は完全に止み日が差してきましたので、ここで合羽を脱ぐ。あっちぃ・・・。 本坂峠 峠を越えると、椿の原生林を抜けて鏡岩(旅の女性は姿を映し化粧直しをしたというが、ある盗人が前に立ったところ曇ってしまったという)と進みます。 椿道、、、風情ですなぁ 鏡岩 川!!!! 流れてはりますなwww 麓 そんな絶賛アドベンチャーだった山を抜け、ミカン畑だらけの道を進むころにはすっかりお天気に 本坂関所(戦国時代~1624年寛永元年気賀関所が出来るまで)跡 満開 本坂一里塚 おぉっ!!!! 周りはミカン畑だらけ 華蔵寺をお参り。おトイレを借りまして、立派なモクレンを眺めながら握ってきた握り飯を食らうはちょうど12時。もうすぐ三ヶ日宿でござんすよ。 華蔵寺 立派なモクレン 握り飯 三ヶ日宿本陣付近 三ヶ日宿本陣跡は歯医者さん 三ヶ日宿にある酒屋さんで目にした「姫街道」ラベルの日本酒。おーこれは立ち寄らねば漢が廃るとご来店 ココでしか手に入らない酒なれど、四合瓶しかなく背負って歩くのも難儀だもんで泣く泣く諦め申したがすかす、おビールをお買い求めしばしお母さんと談笑一服つかまつった次第(笑)。 書道を習っていて、地元の小学校に教えに行っていると言うお母さんがラベルを描いた(!)んだとか。ごいすぅ。 他にもこの近辺の見所をたくさん教えてくれました。かたじけねぇ・・・。 雰囲気のある酒屋さん「日野屋」 オリジナル日本酒「姫街道」 酒屋のお母さんと 何故か拙者が吞んだ缶ビールを持つお母さんwww お母さん書いいね!!! 「お元気で」とお母さんと別れまして、先に進むと再び山方面へ。 ミカン畑の合間を抜けて東名高速を突っ切ります。東名高速によって一部分断され、当時通ったもう一つの難所大里峠は迂回しますれば。 再び山方面 ミカン畑の合間を抜けて振り返って三ヶ日宿 東名高速を渡り 大里峠を迂回して 東名高速をくぐります 東名高速によって分断されました この辺りを歩きながらずっとゴールをどこにするか考えておりまして。最寄り駅はもうすぐ。それともこの先もう一つ峠を越えるか。ぐるぐるぐるぐる・・・・。 だいぶ時間的にもお早かったのですが、深夜バス移動の朝が早かったと言うこと、雨の中峠を越えたと言うこと、この先もう一つ峠を越えるには時間的にも体力的にも無理があると言うことで、、、結局この辺で終了としたでござる。 靴もびしょびしょで、足がふやけるしねー(笑)。 初日は早めにお終い、よよよいよいっ!!! いやぁ~、初日からシビレたで御座候。ぷ。 さて。 街道を外れまして、最寄り駅は天浜線こと天竜浜名湖鉄道「都筑駅」。のどかで風情のある、どこか懐かしい駅です。 ここから三ヶ日方面へ戻りまして、今宵のお宿は「尾奈駅」にあります。 ここでまた一つの出会いがあったのでございました つづく・・・。

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