カテゴリ:自作ラジオ
周波数表示が一番必要なラジオは、やっぱり短波ラジオでしょうね。 ということで、短波ラジオを作ってみることにしました。 が、短波ラジオといっても周波数帯域が広いのでどこをターゲットにしたらいいのでしょうか? というか、自分的に短波で一番聞きたいのはやっぱりラジオNIKKEI(笑)。 なので、3.9MHz~10MHz位はほしいところでと。 しかし、3.9MHzあたりはあまり海外の局も無い?ので、やっぱり6~7MHzあたりでしょうか? 問題は、どうやったらその周波数に同調できるラジオが作れるのか、よく知りませんが(笑)。 ということで、調べました。 RF&OSCに使うコイルをその周波数に同調させればよい、同調できるコイルを選べばよい、ということだと判明。 ところが、そのコイル、通常(ネットや者の本で)はFCZコイルと言うものを使うのが前提で回路が設計されています。しかし、FCZコイルは生産しているメーカー?(FCZ研究所)が生産を止めてしまっています。 そのため、たぶん中華製だと思うのですが、代替品のAMZコイルと言うものを使うことになります。 たまたま、AMZコイルの7MHzが手元にあったので、ターゲットは7MHz近傍ということで製作を始めました。 っで、回路はネットで検索して探してみるのですが、なぜか、見つかるのはバリコン不使用でバリキャップを使っています。 バリキャップって自分的にはデジタル選局(あるいはオート選局)のためだと思っていたのですが、なぜ、これを使うのでしょうかね。 自分的にはバリキャップも持ってますが、今日は使うつもりは無いです。ってか、短波で使えるのか?(FM用に買ったものだから。) ということで、バリコンで製作しました。とりあえず。 ラジオNIKKEI第2?を受信中。 AM用2連バリコンを2個使っています。 なぜか?理解しました。RFとOSCで同じコイル(AMZ7MHz)を使用しているので、同調容量が同じ2連バリコンが必要なのです。 そんなものは無い(わけではない)し、持っていない(わけではない)のでAM用2連バリコンの190pFの側(ANT側)のみ2個使ってみました。 左がRF側、右がOSC側。選局はOSC側で目的の周波数に合わせ、RF側を同じ周波数あたりにあわせると同調できるという独特な感覚のもの。 OSC側はクリチカルですが、RF側はかなりブロードで一番音が大きくなるようにあわせると言う感じですね。 なので、周波数表示は必須というところです。 ちなみに、ダイアルはAMラジオ用ですが、たまたま偶然ちょうどメモリが同調周波数のMHzに合致しているという状態で面白いです。 しかし、なぜか、この周波数カウンターを接続しないと同調しないのです。なぜ? 周波数カウンタを外すとノイズばかりでまったく入感する気配なし。おまけに周波数カウンタ外すとどこのに同調できているのか分からないし。(とりあえず今は。) ただ、AMZコイルはまったくまわしていません。これを調整すればよいかもしれないのですが、FMラジオ(自作8号機)のときにこいつのコアをいくつ割ったかわからないくらいなので、あまりいじりたくない。(笑) なんか、おかしいですが、ラジオNIKKEIは昼間でも入感したので、これでもまあ、いいか。 上側は16MHzくらい。 下側は5.7MHzくらいで、これよりバリコンを下に回すと同調しなくなります。表示は45MHzとかになってしまいます。そうなったら、バリコンを一番右まで回さないと局発が正常に発振しないようです。うううーーーん。 バリコン裏側。 RF&OSCコイル このラジオ、アンテナが十分長くないと放送が入感しないです。ロッドアンテナ程度ではダメのようで、とりあえずワイヤー総長3mくらいでどうにか聞けるという感じ。 DEGENのAM&SW用簡易ループアンテナ(四角いワイヤーみたいな?)でブースター使用でどうにかラジオNIKKEIやアジアの強力な局は入りますね。 できれば本体内に感度アップのアンプ(ブースター?)を入れてロッドアンテナで使用できるようにしたいのですがね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.02.20 00:24:59
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