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梅雨みたいな天気が続いているここモリーセです。 最近ごく身近な人の息子の体調がよくありません。まだ6歳と、幼いのに。普段は元気なんですが、腰痛を訴えるようになって医者に見せたところ、腰の辺りに腫瘍が見つかったそうだ。それが悪性か良性かは近く行われる精密検査で分かるらしい。父親はショックでかなり落ち込んでいます。周りを見ても難病で苦しんでいる子供達がたくさんいるのは皆さんも分かると思います。 普段私達は「人生ってなかなかうまくいかないねえ、もう少しお金があれば完璧なのに」とか言ったりします。「完璧な人生」ってなんなのかと考えたりします。お金があっても友達も無く、家族も無く、孤独であったり、自由な時間が無いかもしれないし健康でないかもしれない。貧乏な人も友達も愛する家族もいるけど、病気かもしれないし、今日食べるものもないかもしれない。 また村に住む難病を患った別の子は、次の日目覚められるかも危うい状態。世の中を見渡してみるとこういう境遇の人間はたくさんいるように感じる。それじゃあ五体満足で呼吸ができて、食べ物を咀嚼できてうまく消化できる。翌朝生きて目覚められるか心配する必要も無い「普通の人達」は、奇跡に近いんじゃないかと思ってしまいます。 自分の足で歩けて、会話もできて、食べたいものも自分で食べれ、働くこともできて、そこそこ金もあり、夜寝て朝目覚めることができる人でも人生に悲観して命を絶ったりする。または自暴自棄になって犯罪に走る人もいる。人間関係に嫌気がさしている人もいるかもしれないが嫌ならその関係を絶てる。仕事が嫌ならやめることもできる。住んでいるところが嫌なら別のところに住むこともできる。借金が膨大なら自己破産という手もある。 だけど重い病気を患った人達はそんな風に簡単に病気をたつことができない。生きたくても生きられない。 普通に呼吸ができて、血液が体中を循環し、心臓が鼓動するということがこんなにも奇跡的で、幸せなことだったのかと思うと、普段不平ばかり言っていたことを申し訳なく思ってしまった。 幸せとは「生きていること」なのかな? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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