イタリアいなかまち暮らし

2008/07/31(木)03:02

高級ふりかけ

日本の味(15)

5月終わりに送ってもらった荷物、SAL便は20日で来て、船便は2ヶ月で昨日着いた。 SALで送ってもらったのは、笑わないで・・・日本ではやっているという、デニムレギンス(爆)その結果は・・・全然使ってない。それと切れて困っていた生ごみネット。 それとちょっと面白いふりかけ類を買ったので、感想を書いてみる。 北前船のカワモト楽天市場店 こちらで買いました。参考までに。ここから「ふりかけ」の項目に行くと探せます。 私の買ったのは ○ふりかけお試しセット(今は売ってない) ○梅ちりめん ○ひじきご飯 ○大根葉ふりかけ ○モズクスープ お試しセットは送料無料の下限まで達するため買った。セットの中で他の単品とかぶってないのは「カリカリ梅入り赤しそご飯」「ゴマふりかけ」「梅ひじきご飯」。 これでぎりぎり送料無料(笑) 母に他のものと一緒にして送ってもらうので、今回はいったん家に送ってもらったけど、海外発送もしてるみたい。ただしSALはなくて一番高いEMSのみ。 買ったときはお試しセットだけ実家で食べてもらおうと思ってたんだけど、そう言っておいたのに母は遠慮したのか?全部入れてくれたのだ。早速電話して「こんなにあってもよう食べへん」て文句言ったんだけど、今となっては逆に感謝している。結構なペースで消費しているから。 これらのうち「カリカリ梅入り赤しそご飯」「ひじきご飯」「梅ひじきご飯」「梅ちりめん」は「ソフトふりかけ」つまり半生タイプの高級感ありふりかけ。(↑ちなみに「ご飯」とあるけどご飯が入ってるわけじゃないから。ご飯に混ぜ込む用のふりかけってことかな)一袋500円前後と値段もなんかえらそう。でも、海外、いやイタリアなんて国でこうやって生き延びてる私に、今はやりの「自分へのご褒美」だから~。(プッ) なんせこっちで日本食しようと思ったら、だしの素やしょうゆ、みそはあっても、肝心の具材がそろわないので結局何ができるのかというと・・・わかめの味噌汁、ホウレンソウのおひたしか白和え、茶碗蒸し、焼き鳥、てんぷら、うどん・・・マンネリになるので結局、普段はイタリア料理を中心にした洋食系になるのだ。和食ってイタリア料理と比べるとちょっとめんどくさいし、ローテーションから外れだすとメニュー考えるのもめんどくさくなってしまう。 ローマで日本米は手に入るけど、ご飯炊いてもおかずが貧弱だから結局残す(冷凍するからいいけど)。 でもこういうちょっとした料理に近いような高級ふりかけとかそろえとくとご飯もしっかり食べれる。味噌汁作りたいけど他のおかずどうしようとか悩む事も無し!味噌汁とご飯とふりかけでいいんだから!(よくないって) って、うちは夕食はイタリア式に軽くでいいんです(私が勝手に決めた)。イタリアの夕飯なんてアレですよ、生ハムとチーズ切って出しときゃいいんだから。それをパンのおかずに食べるだけ。ゆで野菜をオリーブ油であえたやつがあればベター。まあ若い人や昼食を外で食べる人は事情は違うみたいだけど。 しかもこれで和風スパゲッティとかも作れるし、野菜と混ぜたら立派な一品。しかも和風ドレッシングまで作れてしまう。私って賢い! 「カリカリ梅入り赤しそご飯」 そう、そういう風にして一番活躍頻度が高いのは、送ってもらうつもりのなかったお試しセットの中のこれ。カリカリ梅って、ただの乾燥してからからになった梅肉エキスかと勝手に思ってたんだけど、それがなんと本物のカリカリ梅。あの駄菓子屋で買う一個ずつ袋に入ったあのカリカリ梅、アレが刻まれて粒粒になって入っているのだ。それと赤シソの葉とまあいろいろ人工的な調味料が原材料。 でも上記のようにスパゲッティに混ぜたり、しょうゆとサラダ油に混ぜるだけで梅の和風ドレッシング(和風ドレって、日本から持ってくるのにはちょっと無駄な気がするのに、ローマには売ってないし、でも無性に恋しくなるクセモノ)になる。 そしてキュウリのぶつ切りに混ぜると立派なおかずになる。これにわかめとか、イカとか足したらもうご馳走? あとそうめんのつゆに入れてみたり、うどんにかけてみたりとか。 ようはチューブ入り梅シソとかと似た使い方。でもチューブのやつよりもずっとうまい(そりゃ値段がずっと違うから) ここまで料理の味付けとして融通が利くのはやはり味付けが結構、梅の酸っぱさが前面に出てるからか。実はオーディナリーにご飯に混ぜ込んで食べると、何口目かの後に気になりだすほどの酸味がある。酸っぱいの平気な人なら全然大丈夫だと思う。梅干大好きなウチの相方とかは全く平気。 これは他のイタリア人にも受けるんじゃないかと思う。とりあえず「外国料理もOK」って人(多くないんだけど、上昇中だとおもう)にはまず受け入れられる。もったいないのであまり振舞ってないけど(笑) 「梅ちりめん」 カリカリ梅とちりめんじゃこが半生ふりかけになったもの。これは買ったものの中で一番、「そのものがおいしい」ふりかけかも。酸っぱくもなく塩辛くもなく。だからもっぱらご飯一筋。パスタもおいしそうなんだけど、やっぱりご飯に混ぜるのが一番じっくりあじわえそうで、いつもそうなる。ていうかそのまま食べておつまみにもなるんじゃない?相方がそうやって食べつくしたせいか、すぐになくなった。 「ひじきご飯」 ひじきとシソエキスといろんな調味料が入ったもの。ひじきは苦手なんだけど、写真を見た瞬間「コレなら食べれる」とピンと来た物。レビューを見て確信して買った。もちろん感は当たっていた。 味は甘辛いというか、甘甘甘辛いというべきか。複雑な味なんだけど、その分ひじきのクセが抑えられてて、全然気にせず食べれる。シソ風味がそれに大きな役を買ってるんだけど、甘めの味付けも。ちょっと甘すぎるかなと思うくらいだけど、甘め好きの私は平気。イタリア人はまずだめだろうなぁ。ご飯が甘いってありえないから。相方はこれも何も言わずひたすら食べてるんだけど・・・ごめんねよっぽど和食に飢えてたのね(笑) ここまでが秀逸ふりかけ、これら全部ミックスしてもまたおいしい。相方はもうほんとに惚れ込んでしまって、食べるたびに、う~ん、このフリカケはすごいって同じ言葉をつぶやきながらご飯掻きこんでる。私はそこまでじゃないだろと思うんだけどねぇ。 その他 「ゴマふりかけ」 はっきり言って普通の乾燥ふりかけ。味も普通。かつお味。 「梅ひじきご飯」 まだ開けてないけど、単に「ひじきご飯」と「カリカリ梅入り赤しそご飯」が合体したものだそうだから、味は想像できる。 「大根葉ふりかけ」 一番よくなかった。なんか珍しいから興味が先にたってどうしても欲しくて買ったんだけど・・・塩辛いし、完全乾燥だからかあまり味がしなくて、アミノ酸調味料の味だけ・・・。野沢菜漬けとか食べてたほうがいいですね。 「モズクスープゆず風味」 ふりかけじゃないんだけど、同じ店で何か他のもので送れるものはないかと探してて。これもなんか珍しいから惹かれた。モズクってフリーズドライできるなんて、知らなかった!作ってみたらホントにモズクになった。こりこり感もぬるぬる感も磯の香りもちゃんとあった。もちろん相方のお気に入りになった。 他にもおいしそうなものがいっぱいあって・・・全部試したい。 しかし結論は、「赤しそご飯は海外必需品」だな。応用ききまくりだから。スーパーで買うゆかりでもいいけど、やっぱ生タイプ。

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