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イタリアいなかまち暮らし

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2009.05.22
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カテゴリ:日本の味
驚いたのですが、5月17日は1日で1531人、18日は1615人というアクセス数がありました。翌日からは何事もなかったように普通です。ちなみに最後にアップしたのは13日。いったい何がおきたの? いいことなんですが、困惑してます。
ブログ村のランキングも急上昇してイタリア情報で最高35位に。わーい。

+++++

さて、日本から帰ってきた後、ご飯のSHINODE米がまずいまずいとこぼしていたが、その後、炊き方を改善したらわりと食べれる代物になった。ちなみにブリタの水(軟水)は以前から使っているので原因は水ではない。

やはり問題は電子レンジで炊いてることだった。最初はローマの中国食料品店で買った電気炊飯器を使っていたが、1年で壊れた。40ユーロもしたのに。ちなみにマイコンじゃなくて温度は一定で水がなくなると自動的に切れるもの。底に張り付くし、ちっともいいものじゃないのでお勧めしない。

そこでその後は日本から買ってきたレンジ専用のプラスチックの容器で炊いていた。

こういうもの↓


これは簡単だ。17分レンジにかけておくだけ。

鍋でガスで炊くことはそれまで何度も挑戦したが、どうしても焦げになって底に張り付いてしまう。これはいくらこそげ取ろうとしても取れなくて、あきらめて一晩水にふやかした後、金だわしで必死でこするしかない。お米も無駄なら労力も無駄。

鍋は店の物でアルミだが充分厚みはある。イタリアのテラコッタの鍋でもやってみた。これは重いふたがぴったり閉まってる感じなのでよさそうだったのだが、沸騰するとぶくぶくの泡がふたを持ち上げて吹き出てくる。

よく考えたら日本の土鍋のふたって穴が開いてるけど、こっちのはない。
それに日本の土鍋は内側にふたを受ける出っ張りがあって、蓋はふちより低くしずんで置くようになってて、これがふきこぼれ防止になっている(ほんとに日本のモノって気が利いてる!)が、イタリアのテラコッタ鍋にそんな気のきいた構造はなくふたはそのまま上にのせるようになっている。

日本の土鍋↓


イタリアの土鍋↓
2009-photo 325.jpg
2009-photo 324.jpg


なのでふきこぼれ放題でガス台は汚れ放題。しかも同じく底に張り付く。
それでもご飯は鍋で炊いたほうが絶対おいしいといううわさなので、試行錯誤していた。

ここにいい知恵を授けてくれた救世主が現れた。しかもなんとインド人である。
彼はどこからか夫が見つけ出してきた、むちゃくちゃ面白いレシピビデオの先生なのだ。彼のビデオを見た夫は一度でファンになり師匠と呼んでいる。

師匠。ハイデラバード式・羊のブリヤーニ編。youtube

こてこてのインド訛りの英語で聞き取りにくいが、それも愛嬌がある。
最初はまじめに料理の説明をしているが、だんだん壊れてきて奇声をあげたりする。そして最後には決まって、むちゃくちゃおいしそうに自分の作った料理をばくばく食べるのだ。「んん~っうまい」と言う感じで。
普通、テレビの料理番組の先生はみんな済ました顔で、自分の料理をこんなにおいしそうに、感情たっぷりに食べる先生は見たことがない。たとえ演技でもいい演出だと思う。ハイデラバードブリヤーニ編では自分で作っておきながら味見して感極まって涙している。

このハイデラバードブリヤーニの作り方で、非常に役に立ったテクニックがでてくるのだ。ちなみにブリヤーニはスパイスの効いたインドのピラフ。本式の作り方はまず米をボイルして湯を捨て、スパイスとヨーグルトとあわせておいた具と一緒に鍋で炊くというもの。
仕上げに弱火で鍋で炊く時のやり方に、師匠は「底の厚い鍋があればいいけど、家になかったらこういう方法もある」と教えてくれた。
それは「フライパンの上に鍋をのせて弱火にかける」というものだ。彼はチャパティ用の平たいフライパン「タヴァ」を使っていたが。

非常に感心しながら、普通のフライパンに鍋をのせてブリヤーニを作ってみた(夫が)。出来は上々で、焦げ付きもない。
2008-photo 379.jpg
ブリヤニライスとヨーグルトサラダ

これは!と思って私は日本のご飯を炊くときにもこのテクニックを使ってみたら、やはり焦げ付かない。ご飯が底からきれいに取れて無駄が発生しない。あきらめていた鍋でのご飯炊きが初めて成功したのだ。そして鍋炊きご飯は、やっぱりレンジよりも微妙に味が上!
なんといってもネットでインド人に教わったというのがすごい。師匠が偉いのか、それともインドでは普通に行われているテクニックなのかはわからないが。

2009-photo 290.jpg

それではインド人を参考に確立した私式、鍋で日本のご飯を炊く方法。米4合の場合です。

分量:
米 4カップ
水 4カップと4分の3。海外ならブリタの水が望ましい。

用意するもの:
鍋。口のあるものを使うと、ふたに穴がなくても蒸気の逃げ場が出来る。
重いふた。重いのがなければ皿を使う。
フライパン。当然テフロンは×

※始める前に1時間浸水。
※その後の所要時間は約30分。

1.まず鍋を直接強火にかけ、沸騰させる。沸騰したらすごい勢いで吹き出てくるので、直前から見張っている。ウチのコンロでは大体7分くらいで沸騰する。吹き出たら速攻火を止める。

2.鍋をよけてフライパンを火にかける。温まってきたら弱火にしてフライパンに鍋をのせる。ここでキッチンタイマーをセットし、10分後に火を止め、もう10分ほど蒸らしてできあがり。

ご飯の炊きかたって、まず早く沸騰させてその後は弱火にするのがいい(「はじめちょろちょろ」だなんて、だれが言い始めたんだ全く!)ようなんだけど、最初からフライパンにのせて強火にかけるとフライパンから煙が出てきてしまうので、2段階に分けたというわけ。空焚きと同じで危険なので絶対フライパンはこの状態で強火にかけないでください。

水加減は米1カップになら水1カップ、米2カップなら水2カップと米にあわせた量の水をまず入れて、さらに4分の3カップ(ウチの場合)を足すが、この、足す4分の3カップというのは量に比例せずいつも同じなのだ。
つまり米と同容積の水を量って入れた後は、米が多くても少なくても4分の3カップを足すわけ。この足す分の量はあくまでウチの場合なので、お好みで調節してください。

日本米以外では私はイタリア米はあまり食べないけど、タイ米が好き。あと、イタリアで売っているRISO RIBEは中国米で、日本米が切れたらこれが代用になる。
しかしご飯てうまいよね。脂っこいものを口に入れて、ああ脂っこいと思いながらご飯を口に入れると、すーっと脂っこさが消えていく。なんなんだろうあの中和するようなスーッとする感じ。塩辛いものに対しても同じ作用がある。パンではあまりそんな効果がないように思える。

だから私はパンチェッタやラルドはパンよりもご飯で食べるほうが好きだったりする。プロシュットも塩辛いからご飯がいい。私はパンチェッタが特にいいと思うけど、まだやったことないなら試してみてください。「日本人(米食アジア人)でよかった~。イタリアに住んでよかった~」と至福に浸ります。





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Last updated  2009.05.22 23:52:48
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