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カテゴリ:仕事
タイチキンカレー
curry tailandese con pollo e riso bianco ちなみにcurryはイタリア語でもこのまま(外来語)だが、なぜかケッリと発音する人が多い。 今まで客がいるときに厨房に立ったことはなかったんだが、昨日カレーをまかされてしまった。トロいから絶対料理人には向かないのになぁ。その間夫は客としゃべってて、その余裕がちょっとうれしそうだった。確かに私はしゃべらないから、イタリアではウェイトレスも向いてないや。 実は今のところこのタイカレーが一番人気だったりする。エスニックはもうちょっと人を集めてからしようと言ってたんだけど、先週、夫が客と話してて、「海外旅行(英語圏かスペインに行く人が多い)でエスニック好きになった人が沢山いて、カンポバッソではどこもやってないからみんな家で作ってるんだ」って聞いて、「これはすぐやらなきゃ」と思ったらしい。 今客は以前からの客が多いんだけど、結構前からエスニックもしてよという話はあった。だからだろうか、なじみの客が「ずいぶん変えたのねー」なんてふらっと入って来ると、必ずというくらいこれに決める。まあ物好きだからこそウチのなじみになったという考えかたもできるが・・・。 このまま人気を保つようなら他のエスニックもどんどん展開していきたい。 verdura lessa 茹で野菜 カレーとシチュー用に茹で野菜を常時用意してるから、必然的に副菜として茹で野菜もメニューに置く。こういうのもイタリアではレストランではちょっと珍しいもの。まだ頼んだ人はいない。 左上はローマ・ブロッコリ。ブロッコリとは言うがカリフラワーの味がする。 野菜を別に茹でてシチューやカレーにあとから入れるのは、色や形を保ちに崩れを防ぐためでもあるけど、イタリア人は野菜がソースに味がすっかりなじんでしまうのは嫌がるから。そもそもイタリア版ビーフシチューSPEZZATINOも肉ばっかり。野菜と肉を混ぜた料理は(あまり)イタリアにはなく、イタリア人は野菜は副菜として別の皿で食べるのを好む。 こうやってソースに入ってるときもあまり味がなじんでないほうが「野菜の味がちゃんと別にしてるからおいしい」と評価されるようだ。でないと「全部同じ味」でつまらないそうだ。 私なんかは「なじんでない」「統一感がない」と思っちゃうのにな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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