時にはイタリア人のように

　　　　昨日の問題

最終走者の事を「アンカー」といいますが
さてこの「アンカー」とは
何の競技で使われたのが最初だったでしょうか？

1、綱引き
2、水泳
3、玉いれ

1、綱引き　どっしり構えて動かないようにしている人（Dorikiさん）
綱引き 綱引きの一番後ろの人かな・ （がもぴーさん）
（完璧に当てられてしまいましたねー）
答え
1の綱引きでした
説明はちょっとトリビアで

　　　　今日の問題

経緯の本初子午線はイギリスのグリニッジ天文台を通る経線が
世界でも採用されていますが、自国独自で本初子午線を設けている
国があります、その国とは何処の国でしょうか？

1、フランス
2、ロシア
3、オランダ

さてどれでしょうか？

　　　　ちょっとトリビア

スポーツなどで最終走者事を「アンカー」といいますが
これは最初に何から言われだした言葉かご存知でしょうか？
もともとは「綱引き」が最初だったのです
綱引きでは最後尾に体重の重い人をおいて、おもりの役目とします
その存在が船の錨のような役割を果たすので
綱引きの最後尾の人の事を「アンカー」（錨）と呼ぶようになり
さらにこれが他のスポーツの最終走者のことにも転用されました
さらにニュースキャスターやテレビの司会などの呼称にも
つかわれるようになったそうです
（番組に重みをつける人という感じだったのでしょう）

　　　　昨日の続き
　　　　 夢と現実　後編

次は奥さんだな
そう思い奥さんを探していると私の彼女が怒っていた
どうやらさっきの女の子と話しているのを見られていたようだ
「どうしたんだ？」そう声をかけると
「さっきの女、誰？」そう詰め寄られた
自分を信じてくれない彼女にむしょうに腹が立ち
「お前は俺が信じられないのか？」
そういうと彼女はふくれて口を聞かなくなった
思わず口をついて言葉が出た
「信じられないならお前とはもう一緒にいられないな」
そう突き放してその場から立ち去り奥さんを探した

奥さんはラウンジでお酒を飲んでいた
「どうしたんですか？」と声をかけると
「主人が浮気しているみたいなの」と話してきた
ひとしきり話を聞き終わると聞いてみた
「もし、まっちゃんが浮気していたらどうするの？
　許してやる？、それとも別れようと思っている？」
奥さんは少し考えて
「別れる・・・」（この・・・は違うな）
「本当に？」
「・・・反省してくれたら考え直すかも」
（奥さんはまだ冷静だから今なら何とかできるな）
「奥さん、結婚してから何年？」
「30年かな、結婚したのが私が16の時だったから」
「それ以来一度も浮気らしいことしてないんだってね
　会社でもワシはおかあちゃんを愛してるんやって
　言ってたよ」
「本当に？」
「本当だよ」（これは本当に言っていた）
「30年も夫婦やっていて今までそれらしい事がなかったのが
　私にしたら不思議だと思うよ
　一時の気の迷いで離婚してしまったら
　30年の積み重ねが全部無くなって何も残らないよ
　だからこの旅行中は何も言わないであげてくれる
　私が話してみるから」そう言うと奥さんは頭を下げた

私はその場を離れまっちゃんを捜した

まっちゃんを捜している時に自分の彼女がロビーで
座り込んでいるのを見かけた
「何しているんだ？」
「・・・・・・・・」
「さっきはゴメン、言い過ぎた」
「・・・・・・・・」
「そりゃそうだよね、彼氏が違う女と話しているのを見て
　問い詰めたら逆切れされたら怒るよな
　でも本当に違うんだよ、それは後でちゃんと話すから
　俺はお前と出会うのが運命で決まっていると思ってるから
　お前が別れたいといわない限りは絶対に別れないから」
そう言って抱きしめると彼女も抱き返してきた
「ゴメン、まっちゃんを捜してすべてが終わったら
　部屋に帰るから先に帰ってて」
そう言ってまっちゃんを捜しに行った

まっちゃんは最初に話した場所でまだ悩んでいるようだった
「まっちゃん」そう声をかけると死にそうな顔をして
こちらに振り向いた
「どうするか決まった？」首を横にふり声を出さない
（これはかなり煮詰まってきているな）
「きっとこう思っているんだろうね
　彼女の事は好きだ
　でも本当にずっと一緒にいてくれるのか？
　奥さんにも愛情は残っているし子供の事もある
　自分ももう50代、あと10数年で定年するとその後どうする
　とか色んな事を考えて動けなくなったんでしょ？」
まっちゃんはウンウンと首をたてに振った
「じゃあその動けなくなった所から動かしてあげようか？」
まっちゃんは不思議そうな顔をしてこちらを見た

私はさっき女の子と話した時にポケットに録音する
機械を忍ばせて録音していた物をまっちゃんに聞かせた

まっちゃんは黙ったままそのテープを聞き
顔がみるみる青ざめていくのが分かった
（これで奥さんの元に戻るな）そう思った時に目が覚めた

（いやー本当みたいな話だったな、夢にしては
　ドラマみたいな事をやっていたな）
そう思い、それから1ヶ月ほど経った時に
まっちゃんから電話があった
ひさしぶりの電話に色々と話していたが
何か言い出せないようすが電話越しに感じられた
その時、誰かが私の口を借りて話した
「まっちゃん、あの18歳の女の子と別れたんだね」と
まっちゃんはしばらく黙ったままだったが
「ありがとう」と口にしてしばらく話さなくなった

後で聞いた話によるとまっちゃんは本当に18歳の女の子に
入れあげていたらしく、もう少しで後に引けなくなる所で
私が見たのと同じ夢をみたらしいのです

きっと、まっちゃんの守護霊が助けを求めて私とまっちゃんに
同じ夢を見させたのでしょう
だからあの時、口から
「まっちゃん、あの18歳の女の子と別れたんだね」という
言葉が勝手に出てきたんだと思います

まっちゃん夫婦は離婚することも無く孫まで生まれたそうで
今でも幸せに暮らしています
私も自分が彼女の事をこう思っていたんだと再認識できた
不思議な体験でした

　　　　この話し終わり