時にはイタリア人のように

2006/12/17(日)21:49

物色

    昨日の問題 たくさんの物や人の中から探す事を「物色する」といいますが この物色の色とはもともとは何の色の事でしょうか? 1、牛の色 2、豚の色 3、鳥の色 1、牛の色 (Dorikiさん)6 (オーッ、よく分かりましたねー) 答え 1の牛の色でした 説明はちょっとトリビアで     今日の問題 17世紀頃にキリスト教で「回教徒の麻薬」と言われた 飲み物は何でしょうか? 1、コーヒー 2、ビール 3、ワイン さてどれでしょうか?     ちょっとトリビア たくさんの物や人の中から探す事を「物色する」といいますが この色とは何の色の事かご存知でしょうか? この物色するの「物」という字には本来 色の混じった牛(雑色の牛)という意味があり 牛の毛色の事を表していました その後、他の動物の毛色の事を表すようになり 中国の経書「礼記」には物色という言葉が使われ この時には、生け贄の動物の毛色の意味に用いられました 物色とは 「牛の毛色」→「動物の毛色」→「姿形・容貌」→ 「姿形・容貌を求める」→「姿形・容貌によって人を探す」 という意味に変化して行き 今日では多くの人の中から人を探すという意味になりました     公園 八雲誠一さんが会社帰りに飲み、酔っ払っていました 電車を降りてフラフラになっていたので 公園のベンチに座り、酔いを醒ましていました 人影の無い公園の中は、一本の街路灯だけが 公園の中を照らしていました 空を見上げると星が光っており、しばらくその星を見ていて 酔いも覚めてきたので、帰ろうと視線を落とすと 自分の目の端に誰かの影がうつりました 視線をそちらに向けると 隣りのベンチに女の人が座っていました (一体いつの間に)そう思いベンチから立ち上がり 家に帰ろうと、その女性の前を通る瞬間に顔を見てみると 八雲さんが見ていた反対側の顔は血だらけになっていました 驚いた八雲さんが、急いで家に帰り玄関の電気を点けると 家のリビングに、先ほど見た女の人が立っていました 再び家から飛び出した八雲さんは、隣りの家に助けを求めました すると隣の家から出てきたのは、その女性でした 驚きのあまり、走り回っていると いつの間にか公園に出ていました そしてベンチを見ると 先ほどと同じように彼女が座っていました 何処に逃げても追いかけてくる彼女に どうしていいのかわからずに、その場所に座り込むと 彼女がベンチから立ちあがり、傍まで寄ってきました 彼女の顔を見上げると 彼女は瞬き一つしない目で八雲さんを見ると 「あなたじゃない」そう呟き消えてしまいました そこで八雲さんは公園のベンチで目を覚ましました (なんだ、酔っ払って公園のベンチで寝ていたのか) そう思い立ち上がり、家に帰ろうと隣りのベンチの前を通ると ベンチの横にたくさんの花束が置いてあるのを見かけました 家に帰り、ニュースをみていると あの公園で殺人事件があった事を伝えていました 「本日、〇〇公園で顔面を殴打された女性が亡くなりました  犯人はまだ逃走中で・・・・・・・」 その後、犯人は飛び降り自殺で死にました 見ていた人の話しでは 最後まで「来るな、来るな」叫んでいたそうです     この話し終わり

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