時にはイタリア人のように

　　　　昨日の問題

お酒に「カクテル」というものがありますが
この語源はどれでしょうか？

1、オンドリの尾
2、メンドリの尾
3、七面鳥の尾

1、オンドリの尾 （777sugaさん）
１、オンドリの尾 （あかね空1043さん）4
（駄洒落そのままでした）

答え
1のオンドリの尾でした
説明はちょっとトリビアで

　　　　今日の問題

服についているボタンの語源は何でしょうか？

1、花のつぼみ
2、赤ちゃんの手
3、落ちてきた星

さてどれでしょうか？

　　　　ちょっとトリビア

カクテルの語源を調べていくと、オンドリの尾のにいきつきます
アメリカ独立戦争の頃にベッチー・フラナガンという
未亡人がバーを経営していました
彼女が調合する混合酒はすばらしくおいしいと
アメリカやフランスの士官は大変人気がありました
あるとき、仕官がオンドリを数羽持参しベッチー婦人のバーで
パーティーを開きました
そのとき夫人は、オンドリの尾羽を部屋を飾り
その上で混合酒に尾羽を調合して歓待しました
この時、アメリカの仕官が
「コック（オンドリ）のテール（尾羽）が美しいように
　この酒の味もすばらしいものだ」といいました
それを聞いたフランスの仕官が
「ビーブ・ル・コクテール（カクテル万歳）」といい
それ以降、混合酒の事をコクテール（カクテル）と
いうようになりました
ちなみにアメリカでカクテルが広まったのは
輸入されてくるお酒が品質の悪い物ばかりだったために
苦肉の策としてお酒どうしを混ぜた事にあるそうです

　　　　結婚式

一人の女性が、あるマンションを訪ねていた
普通のマンションの中にある
表札もかかっていない部屋のベルを押すと
中から美しい女性が出てきた

にこりと笑った彼女にうながされて中に入り
ソファーに腰掛けて待っているように言われた

しばらくすると彼女はコーヒーを持って現れた
「どのようなご依頼でしょうか？」
その言葉に女性は仕事の内容を話し始めた

要約すると
女性には結婚を約束した同僚の男性がいたが
彼に好きな女が出来て、
彼女との婚約を解消したということだった
その相手というのが彼の会社の社長の娘で
彼は愛よりも将来の社長の座を選んだという事だった
そこで彼の結婚式に乗り込んでぶち壊してやろうとも思ったが
彼女にも恥と会社での将来がある
その為、この会社に仕事の依頼をする為にきたのだった

この会社は男女関係専門の「何でも屋」
請けた仕事は責任を持って成功させる
それがこの会社の売りだった

彼女と相談の結果、結婚式の最中に乗り込み、彼をひっぱたき
結婚式を無茶苦茶にするという事になった

当日、準備を整えて、結婚式場に向かい
ころあいを見計らって、式場に飛び込み
驚くお客さんたちを尻目に彼の元に近づき
彼の頬を泣きながら思いっきり叩いた

「私の事を捨てたくせに、自分だけ幸せになるのね」
そう言って、泣きながら結婚式場の入り口の傍に隠れて
中の混乱を確認した

「今の女は一体誰なのよ？(｀Д´) ムキー!」

「いや、誰なのかわからないよ（ll;´Д`)」

「〇〇君、今の女性は誰なのかね？(@￣□￣@;)」

「本当に誰だかわからないんのです（T_T) ウルウル」

「もう結婚式は中止だΣ(｀Д´)」

「(ノ´口｀)ノああぁあぁヽ(;´Д`ヽ)(ノ;´Д`)ノあぁ」

式場内の混乱を確認して、女は会社に帰り
依頼主の女性に電話した
「式をぶち壊すのを成功しました」
「ありがとうございます、明日が楽しみです」
そう言って彼女は電話を切った

依頼主を満足させる仕事が出来た時は気分がいい
その日はお酒を飲み、気持ちよく眠った

しかし次の朝、怒りの電話が入った
「一体どういうことですの？
　参加した友人から、式がうまく言ったという
　報告を貰いましたよ」
「いや、そんなはずはないんですけど
　きっと口裏を合わせているだけだと思いますが
　一度調べて見たいと思います」
そう言って電話を切り、調べてみると
大変な間違いをおかしていた事がわかった

鈴木家の結婚式ではなくすすき家の結婚式を
混乱させてしまったのだという事を

　　　　この話し終わり