時にはイタリア人のように

　　　　昨日の問題

和菓子の中に「もなか（最中）」というものがありますが
字を見ると「もっともなか」とかいてあります
さて何がもっともなかなのでしょうか？

1、太陽
2、月
3、神様

2、月 （あかね空1043さん）
２、月 （yatoさん）
（昔はもっと平べったいものでした）
答え
2の月でした
説明はちょっとトリビアで

　　　　今日の問題

シシャモといえば漢字で「柳葉魚」と書く
酒のあてなどにおいしい魚ですが
さてこのシシャモとは何処の言葉でしょうか？

1、アイヌ語
2、ロシア語
3、中国語

さてどれでしょう？

　　　　ちょっとトリビア

和菓子の中でモナカといえば漢字で書くと最中と書きますが
これは中天に輝く満月になぞらえて「最中の月」と
いわれるようになったものが、いつしか省略されて
モナカと呼ばれるようになったといわれています
モナカが一般に出回り始めたのは江戸時代中期と言われ
当時のモナカは皮だけの平べったい、直径６～７寸もある
大きなもので、味は薄甘味のごく軽いものだったそうです
また古語ではもなかとは「まんなか」「中心」を意味する言葉です

　　　　親子

それは突然の事だった
真由美が母親と買い物に行く途中に事故に遭い
母親は突如としてこの世を去ってしまった

真由美は寝たきりの父親にその事を話すべきかどうか悩んだ

（どうしよう、最近は滅多に目を覚まさないけど
　寝たきりのお父さんがこの事を知ったら
　ショックで死んでしまうかもしれない）
そう思った真由美だったが本心は
　父親が死ぬと各会社から入ってくるお金が途絶えてしまう
　ことが怖かったからだった

考えた真由美は、母親とそっくりの人形を作る為に
有名な造詣師の下を訪れた

真由美は造詣師に成り行きを話すと
造詣師は人形を一週間で作る事を約束してくれた

父親の世話はお手伝いさんがやってくれていた為に
父に聞かれたら「旅行に出ていると」言ってもらっておいた

一週間後、人形は完成し
さすが有名な造詣師と思えるほど、見た目には完璧な人形だった

最初はばれるんじゃないかと思っていたが
お手伝いさんの話では気がついていないという事だった

しばらくすると真由美はふと考えた
（そういえばお父さんの顔を最近見ていないな）
そう思い、父親の部屋に入り声をかけたが返事が無かった

布団を捲くり、真由美は驚いた
布団に眠っているのは父親ではなく
父親の顔をした人形だったからだ

お手伝いさんに聞くと
父親はすでに数年前に死んでおり
母親がお金が入ってこなくなる事を恐れて
造詣師に頼んで人形を作ったということだった

真由美は
（やっぱり親子だな）
そう心の中で思い、人形に布団をかぶせると
お手伝いさんもそれ以上何も言わずに人形の世話を続けた

　　　　この話し終わり