2005/07/03(日)09:26
ありがとうございます!
昨日は、個展の打ち上げとカオンさんのライブがあった。
カオンさんの笛の音はいつ聞いても素晴らしい!
あれほどまでに、楽しそうに笛を吹いている人はおそらく
この世にはいてないやろう、もちろん、あの世にもいてないやろう!(笑)
もし小学生の頃、カオンさんにお会いしていれば音楽の「たて笛」の
時間がもっと楽しかったのかなって、ちょっと思ったりしてみた。
昨日、気付いたことがある。
「親友」・・・
親友ってなんやろう?
気の合う友達、一生涯の友達、心の深いところで信頼し合える友達。
俺にも親友がいる。中学のときからの付き合いやからもうかれこれ
20年にもなる。「東京⇔奈良」やから年に1回会えるか会えないか
やけど、俺の人生にはなくてはならない存在やし、そいつがいたから
「がんばろう!」って思えたときもいっぱいあった。
もちろん、それは今も同じ。
新たなことにチャレンジする時、やっぱり人に応援してもらいたい。
家族や親友といった、自分のこと長く見守ってくれている人からの応援
は嬉しくもあり、パワーになる。
そんな観点から、俺は無意識のうちにこんな風に思ってしまっていた。
「応援」とは、時間をかけて築き上げた人間関係の上にはじめて成り立つ
ものだ、と。
でもそれが間違いだということに気がついた。
とても素晴らしい感動の一瞬やった。
初の個展を開かせてもらい、打ち上げパーティをしてくれた。
そして、そこに集まってくれる人。
わざわざ遠方から個展に来てくれる人、
貴重な時間を割いてお祝いを言いにきてくれる人、
アメリカ行きに対して大切な友達を紹介してくれる人、
「この本いいよ」って、わざわざ俺に合ったものを持ってきてくれる人、
毎週、心のこもったおいしいお弁当を作ってきてくれる人、
個展のチラシを配って宣伝してくれる人・・・
この人たちがいないと今の俺は存在しない。
これほどの感謝の気持ちを言い表せるだけの言葉を、正直、俺は知らない。
それほど心の底から感謝してしている。
驚くのは、それが、たった数回しか会っていない人たちばかりやということ。
最初の一歩は去年の11月23日、読書普及協会千葉支部のイベントやった。
それから7ヶ月、どんなに多く顔を合わせている人でも、ようやく30回
ぐらいやと思う。
ここには共有してきた「時間」という概念があまりない。
でも、20年付き合ってきた親友と同等の心のつながりみたいなものが、
少なくとも俺は感じる。きっとみんなも感じてくれていると思う。
人を信頼するのに「時間」は関係ないんや。あらためて気付いたことやった。
そう考えると、友達や知り合いがいない環境に身を置くことがまったく怖く
なくなる。むしろ、また同じ感動が味わえるのかと思うと、ワクワクしてくる。
『一寸先は、光』
まさに、ピッタリの言葉だ!
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