|
カテゴリ:東京 目黒区の石仏
ホームページ「私家版さいたまの石仏」はこちら
今日は目黒の大鳥神社の庚申塔を見てみましょう。 大鳥神社 目黒区下目黒3-1 山手通りと目黒通りの交差点の南西の角に大鳥神社がある。大同元年(806)に 社殿が造営されたという古社であり、目黒総鎮守とされる。 拝殿の左、石仏が並んでいた。左から3番目と右から3基の石塔が庚申塔。 右から 庚申塔 元禄元年(1688)唐破風付角柱 日月 青面金剛立像 合掌型六臂。 足元に三猿。その下に施主8名の名前を刻む。 隣 庚申塔 宝永元年(1704)日月雲 青面金剛立像 合掌型六臂。足元に三猿を彫る。 三猿の下に施主11名の名前。光背右「奉納青面金剛一体」講中 目黒村。光背左 年号に続いて、同行十一人と刻む。 3番目 庚申塔 元禄元年(1688)重厚な唐破風付角柱 日月雲 青面金剛立像 剣・ショケラ持ち六臂。足元に三猿。その下には大聖院と刻まれている。 大聖院は大鳥神社の隣にあり、もと別当であったらしい。 左から3番目 庚申塔 延宝3(1675)中央に「奉納庚申供養二世安楽祈所」とある。 下部に三猿。三猿の下に施主としていくつかの名前が見えるがよく読めない。 ここでは三猿のみで、邪鬼、二鶏は見られなかった。四基とも1675年~1704年、 江戸前期の庚申塔。年代的な特徴か、地域的な特徴か、どうなのだろう? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.10.12 10:47:23
コメント(0) | コメントを書く
[東京 目黒区の石仏] カテゴリの最新記事
|