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私家版 さいたまの石仏

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自転車とカメラが趣味で、気軽に写真を撮っています。
お地蔵様や庚申塔などの石仏にはまってしまいました。

さいたま市の石仏探しの参考書として
「石の文化財-浦和の石造物」浦和市教育委員会
「郷土の石佛 写生行脚一期一会」酒井 正

私家版さいたまの石仏のホームページ版は
http://saita-seki.jimdo.com/

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2014.12.03
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カテゴリ:東京 目黒区の石仏
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今日は目黒の大鳥神社の庚申塔を見てみましょう。

大鳥神社 目黒区下目黒3-1

DSC_0661.jpg

山手通りと目黒通りの交差点の南西の角に大鳥神社がある。大同元年(806)に
社殿が造営されたという古社であり、目黒総鎮守とされる。

DSC_0662.jpg

拝殿の左、石仏が並んでいた。左から3番目と右から3基の石塔が庚申塔。

DSC_0664.jpg

右から 庚申塔 元禄元年(1688)唐破風付角柱 日月 青面金剛立像 合掌型六臂。
足元に三猿。その下に施主8名の名前を刻む。

DSC_0665.jpg

隣 庚申塔 宝永元年(1704)日月雲 青面金剛立像 合掌型六臂。足元に三猿を彫る。
三猿の下に施主11名の名前。光背右「奉納青面金剛一体」講中 目黒村。光背左
年号に続いて、同行十一人と刻む。

DSC_0666.jpg

3番目 庚申塔 元禄元年(1688)重厚な唐破風付角柱 日月雲 青面金剛立像
剣・ショケラ持ち六臂。足元に三猿。その下には大聖院と刻まれている。
大聖院は大鳥神社の隣にあり、もと別当であったらしい。

DSC_0670.jpg

左から3番目 庚申塔 延宝3(1675)中央に「奉納庚申供養二世安楽祈所」とある。
下部に三猿。三猿の下に施主としていくつかの名前が見えるがよく読めない。

ここでは三猿のみで、邪鬼、二鶏は見られなかった。四基とも1675年~1704年、
江戸前期の庚申塔。年代的な特徴か、地域的な特徴か、どうなのだろう?






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Last updated  2015.10.12 10:47:23
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