2020/08/20(木)10:05
【国土と体づくり】3:材料を揃える
栄養素は考え方もありますが、ここでは理解いただくために
ザックリと一部分を強調してお話してみたいと思います。
まず、「栄養素には作用性はない!」
栄養素には何かを治癒したり、作用したりはしない
とういうお話をしてみたいと思います。
矛盾するお話で実際には、食品には食効がありますが
その食効の発生の仕方を説明したく思います。
結果として食べれば、何かの不都合があれば
改善することがあります。これが食効です。
土用の丑の日にウナギを食べて
夏バテに備えましょうと言う、
夏の体の弱りを支える食事をしますし
私が最近食べたのはスッポンですが
スッポンを食べればお肌がプルプルになると
話を聞くこともありますがそうした食事で起こる変化は
皆さんもそれぞれ知っている事でしょう。
繰り返しますが結果として体に反応を起こす栄養素ですが
そこには矛盾しますが「栄養素には作用性はない」のです
矛盾しておかしいですね。
これは段階的な問題で、体を作るのは酵素であり、
国土を作るときの作業員に重ねることができます
おおよそ酵素がイロイロ体を作るとここでは理解してください。
食効が起こると感じるのは、
この酵素作業員が作業の結果で起こるものが多いです。
この酵素は食事から得た栄養素で作られるので
一言で語ると食効があると見えますが
分けて考えると食事から得られる栄養素は
材料でしかないのです。
つまり、酵素がなければ栄養素(材料)が有っても
作用はしないのです。
これは動物の種族を重ねて考えるとわかることで、
材料はあるも作用が起こらない。。のは酵素が無いのです。
動物の種族をイロイロ眺めていると面白いですが
今回はその広い話に行くのではなくて
栄養素は体の材料
を理解していただきたいので話を勧めます。
国土作りと体の仕組みを重ねてお話を展開しています。
国を形作る材料の、木材、鉄、砂、石、、、、などの素材。
現場に持ってくるとします。
でも、作業員がいなければいつまでもそのままですね。
作業員がいないというのは、酵素がないということです。
材料は結果を出さずにそのままなのは想像できるでしょう。
人間で言うとビタミンCを作る酵素(作業員)が無いので作れません。
一方犬はその酵素が有るのでビタミンCを補給しないでも過ごせます。
人間はビタミンCを補給しないと死んでしまいます。
そう考えていくことを進めていくと「栄養素には作用」は
ない結論が産まれます。
体の材料を入れているのが栄養補給でしかないのです。
だからそれで病気が治る作用も起こりません。
ただし、結果としては利用管理をすると病気が治っていくのは
作業員が供えられた材料を使って健康を維持した結果なのですね。
ここは矛盾しているのですが段階的に理由があることを理解すれば
見える景色も違ってくるでしょう。
このことで理解に引っかかっている人は
サプリメントでは病気は治らないという人が出てきます。
これはある一面で正解ですが、
私たちが欲しい結論は、元気になる、健康に成ってほしいだけですので
どうしてその結論が産まれるのかを理解してほしいと願います。
栄養管理で病気は治らないという人がいればそれは完全な間違えで、
サプリメントで病気は治らないと言われれば
病気を治すためのモノではないので、その通りかもしれないけど
治る事もあります。
この、栄養素は材料である。
この理解をきちんとしないと
体の事情と違う認識を持ってしまうことになるので
ご自身でキチンと理解してみることをお勧めします