2020/09/15(火)22:54
【フェレット】病気の予防する?しない?:2
前回は、病気の予防をしない。。。しないというより
特定のメーカー製品を使う使わないうえでの
ご意見だったと思いますが
私の眼にはフェレットと暮らしている人をこう見える時があります。
フェレットの命を吸っている
ドラキュラみたいに、
人の生き血を絞ってそこから若さを得るような怪物のお話ありますね
そんな感情を持つときがあります。
私が持つ感情なので、本当かウソかではなく、私はそう感じることが
たびたびあるという事です
ドラキュラなんかは空想の存在で、現実の伯爵を面白おかしく脚色した
存在で、そんな怪物は本当はいないんですよ。
モデルになった人の活動をご存知ですか?
フェレットってけなげで、フレンドリーで、かわいくて
一緒にいると癒されますでしょ。
フェレットと暮らしていると幸せを感じますでしょう。
だから、精一杯お世話をしようと思っている人が多いでしょうし
病気になれば治るために看病も、通院も、誠心誠意良くしようと
願い行動をしますでしょう。
分かりますよ、わかります。
その願い通りのことを私はすればいいと思いますし、
私はそういうフェレットが好きな人の願いが
自分の願いが具現化するようにフェレットを研究してきたのですね。
精一杯、精一杯、フェレットの為に行動をしているでしょう。
医療費を支出するために、一生懸命働くかもしれません。
本当に良くわかります。
でもね、フェレットの命を吸っているって
思うことがたびたびあるのです。
と言うのは、人間が幸せになるために
フェレットを囲っているって感じ。
これは「私の行動」も含めて、自戒もこめて
そうかもしれないなーと感じることなのですね。
私の今の主張の中心はフェレットには健やかに過ごせるために備わった
生命力がちゃんとある。と言うものです。
生命力を応援すれば病気になっても健康に戻れるし
病気になってもある程度の予防も可能だとも思っています。
では、なんでフェレットの命を吸っていると
感じるのかと言えば、
皆さんフェレットを大切に接していると思うのです。
わかりますけど、願いと裏腹に結果が伴っていないと・・・
フェレットのけなげない命をね・・・
ちゃんと育てられて、いっぱしだと思うんです。
病気にならないように考えて行動をして
病気になればちゃんと治るようにする。
予防しているツモリで病気になり
治療をしているツモリで病気が治らないのは
願いと結果が付いてきませんでしょ。
いくら看病をしても
お金を動物病院に支払っても
【健康でいられるレベルの問題】を解決できなければ
良くないでしょう。
私は病気を治せていますし
何なら予防できています。
治すというか、フェレットの生命力をちょっと応援していれば
スッと健康に戻っているだけで、治しているというわけでもないのですけど
それが動物病院に複数行っても良くならなかった問題も数々
健康を取り戻せている結果が有るので、ちょっと乱暴な言い方を記しています
フェレットにはちゃんと強い生命力が備わっているのです。
ブログの投稿を見ていただいた履歴が上ってくるのですが
一番多いのが2011年12月の投稿の肝臓について書いたことです
こちら
もうすぐ10年ということなのでしょうか。
ブログはカウントされることなく読めるページが有るので
この履歴の意味が良くわかりませんが
1300を超えて一番多い閲覧数です。
フェレットの肝臓病の対応は2002年にきっけかが産まれて
2006年にはカンスペエキスとして定番のアイテムをご用意して
動物病院で治らなかったことも多く下げてきています。
これは肝機能の数値を下げるだけの作用ですので
問題がある限り辞めると数値は上昇しますし、
下げきれない分は、数値は一定であるかもしれません。
これを薬に登録しようかと、ほかにも薬になりそうなものが有るので
調べたことが在るのですが、フェレットで動物実験しないといけないので
可愛そうなので今はあきらめている物です。
悪化した肝機能を下げる方向もですが、
ご紹介したブログ記事は「亜鉛不足と高タンパク質」の問題を紹介していますが
亜鉛とフェレットの関係を調べていたのは
2004年の履歴が残っているのでそのころから追っていた事象です。
おかげさまで悪化した肝機能(GPT上昇)も短期間で下げられますし
インスリノーマでステロイドを使って頻繁に起こる肝機能上昇も
あらかじめの処置をすることで肝臓に問題を感じないで
過ごしている方が、私の直接のお客様ではほとんどです。
今肝機能上昇で困っている人は、居ないかもしれません。
すぐに良くなるのでいないんですね。
居てもいいんです。すぐに良くなるので
上手く行かないこともありますが
結構フェレットは素直に反応してくれます。
ウルソを長くやっても効くことあるんでしょうか?
でね。
前回
予防の為の費用と病気になってからの費用が同じなら、
出来るかわからない予防にお金を使うよりも
病気になってからの治療費を払えば良い
こんなご意見ありましたね。
これは良く耳にします。
例えば肝臓疾患の時に動物病院に行って
どれくらいの確率で良くなります?
ほんと、困っている人が多くあります。
1998年の問題の一番最初のフェレットの問題は肝臓でした。
何回も書いているので目にしている人もいると思いますが
当時のお店に飼い主さんが訪ねてきて
2頭いる子が肝臓が共に悪くなり、
病院で治らない。。。で亡くなっていく
なんでだろうと思ったのが
私が分子栄養学にのめり込んでいったキッカケです。
副腎疾患でもなく、インスリノーマでもありません。
きっかけは肝臓疾患でした。
獣医さんに尋ねても、納得できる回答は得られないし
本を読んで回っても答えはない
むしろ「肝臓には薬が無い」と言うもっともらしい
結論を書いている本もたくさんありました。
でも、フェレットを肝臓の問題で苦しめたくないではないですか。
正直すぐに解決策は見つかると思っていたのです。
それが私の沼にはまるキッカケになりました。
2002年に初めての肝臓疾患が解決してきたので
4年かかって見つけたというものでしょう。
その子も、今は無い川崎のバンビ動物病院で
黄疸が出て死を待つしかないと言われた子です。
これはブログでも紹介している事例です。
その次はGPT2240単位かと思います。
愛知の人です。フェレットでトップレベルに名前の知れた
動物病院に通院していたと思います。
そういうことを重ねて2007年にカンスペエキスとしてパッケージになっています
ただ、これを飲めば下がるというものではなくて、
この中の一つの原料を倍量にすれば下がるとか
他の事がらとの組み合わせで解決して行っています。
なのでカンスペエキスが特攻的な薬の様なものではなく
効くものではないです。問題に当たり栄養改善すれば
フェレットは健康に戻っていくってだけです
2011年にご紹介した「亜鉛不足と高タンパク」はフェレットに当てはまる事象です。
肝硬変になると肝臓での亜鉛濃度が極端に下がっているという
生理学の本で記載があるものもあり、
これは亜鉛不足の結果の肝硬変ともとらえられます。
そのメカニズムもちゃんとあります。
ともかく、肝機能に問題があれば
亜鉛を問題のない範囲で与えるのはイイ事ですし
亜鉛の供給だけで良くなるとは思っていませんが
対策の一つのポイントです。
結局フェレットの肝臓のご相談で今は不安なく
自信を持って対応できるのですが
その元になる情報は
2001年に出会ったもの
2002年コロの電車の吊り下げ広告
お客様の何気ない情報提供
2011年の亜鉛不足と高タンパクの関係
などまだまだ継続して研究していって
触れる情報はその時その時に有って、
私は医療とは全く関係のない勉強をして
電気電子を学びに大学に行っている門外漢なので
これが答えですと言う先人の知識にはなかなか出会えませんでした。
でも、そういう答えも無いんだとは思いますけど
医療を歴史で捉え、どの時代にどういうことが判明してきたのかを追っているので
いま、この2020年にどこかの天才の発明、発案、気づきも
数年後私たち一般人伝わってくるのでしょうから
時間軸を広く見てフェレットと幸せに暮らせる術を探すしかないですね。
予防の為の費用と病気になってからの費用が同じなら、
出来るかわからない予防にお金を使うよりも
病気になってからの治療費を払えば良い
となると、肝臓の病気になってから動物病院に行っても
肝臓の数値を知るために血液検査でいくら
効かないウルソを処方されて終わり。
一回の医療費はいくらかかるでしょう
血液検査の7000円として
再診料が1500円
ウルソ1か月分・・・いくらですか?
どのくらいかかるのでしょう。1万円超えそうですね。
動物病院の医療の基本は6000円かららしいです。
そのように動物病院の経営指針の本に書かれていました。
診療時間15分で6000円
歯科医院のように何度も通院していただくようにすると経営が安定すると
静岡県立図書館に所蔵されていた動物病院の経営指針には書いてありました。
事実かどうかは知りません。
治らないウルソを与えられて何回通いますか?
2回、3回?通ってもウルソでは下がることを見た記憶がないです。
改善することは無くはないですけど、長くやっていても下がらないんですね。
下がるのでしょうか?
こんなことを何年も主張していて、2008年以降は
時折発信していますが、ウルソで良くなりましたと言うお話は
一件も私には届いていません。
動物病院で肝臓疾患は良くできるのでしょうか?
私はできないと思っています。
予防の為の費用と病気になってからの費用が同じなら、
出来るかわからない予防にお金を使うよりも
病気になってからの治療費を払えば良い
病気になってからの治療費を払えば良い
は、青天井でいくら支出をしても良くならない・・・かもしれません。
そういう問題です。
出来るかどうかわからない予防にお金を使う・・・
できるかどうかわからないけど
研究に時間と費用の投資をするのは
病気にならないで済む、異常が有っても治る未来を作る術なんですね。
前回と同様、「未来の可能性を潰す」
そう同じ主張をさせていただきます。
特定の病気の予防を意図していない設計なのですが
フェレットでは特定の病気が直接のお客様では
発生していないことに気が付きました。
病気の発生をしてもいいのですが
無いってことは、やっぱりうれしいです。
フェレットと幸せに過ごすためには
病気にさせない術を学び、
病気にならない暮らしの情報を
フェレットが好きな人はみんなで作って行くしかないと思いますが
いかが思われますか?
私は研究協力として多めにお金をいただけるすべてのお客様は
こういう気持ちに賛同いただけていると思っています。
私はそういう気持ちを共にしていただける皆さんの
小さな家族との幸せな暮らしを応援したいと思っています。