いたち(医達)塾。ナルヘソサプリ 栄養管理で健康を保つ

2021/04/18(日)22:43

ワクチン接種で無敵?

フェレットの健康(712)

新型コロナウィルスのワクチン接種が広がっていますね。  そして知らないうちにたくさんの人が接種して なんの変化もないと思う中でもスーッと状況が変わるタイミングがこれからあるのでしょうね。  最近ワクチンを打つ?という話がよくします  とはいっても新型コロナではなくて、 フェレットのジステンパーワクチンのお話。  フェレットをお迎えしてワクチン接種をしますね。  それまでは外出を控えるように指示され、 接種後しばらくしてから外出をするような感じです。  ワクチンを接種すれば外には敵はいない無敵の状態になっているように 思っていませんか?  思うところがあって、ジステンパーワクチンを接種しないという 選択をされている方も何人もいます。  それはリスクを承知してそうあれるのならそれでいいと思います。   というのは、ジステンパーワクチンを接種すれば 広範囲のウィルスに対しての抵抗力を持てるというわけではないんですね。  意味わかりますか?  ジステンパーのワクチンを接種すれば、 外に出ていても問題ないと思っていませんか?  この無敵感が事実ではないし、それはそれで理解をしておけばいいってことなんですね。  ジステンパーワクチン単体ってことはなくて、 複合ワクチンを使われていると思います。  フェレットにメーカーが使用許可をしている ワクチンは現時点でもないんではないですか?  私が知らないだけで、追跡をしているわけでもないんですが、  フェレットにメーカーが認可を受けているかどうかは別にどうでもいいんですが ジステンパーの抗体が付けばそれでいいですね。  話を進める前に、ワクチンを接種しても100%の子に抗体が付くわけではないんですね。 1年後にまた接種をしますね。それは1年そのワクチンで抗体が持続していると 考えるので1年ごとってことなのですが、実は接種後抗体が付いたにもかかわらず、 1年持たない子もいます。そして運悪くジステンパーウィルスに感染してなくなっている子もいます。  また、耳にした話では3年有効なワクチンもあるという話も聞いています。  長い間にいろいろな話を耳にするので、 そういうこともあるんだなーと記憶の引き出しにしまっている情報はいろいろあります。  今回お話をしたいのは、ワクチンを接種すれば無敵感を感じるのは間違えですよってことです。  私は人類の医学の歴史を調べています。 その話もよく電話相談の時には話題にするのですが 人類医学の歴史からいろんなことが見えてきますし、  医学もマダマダ発展する期待をしています。  ワクチンの歴史もそんなに古くなくて、ざっと200年くらいなもんです。 そして、自然界にウィルスを存在させなくなった(?) 人類が駆逐した初めてのウィルスは1980年代の天然痘になります。    今の疫病は人類の歴史が繰り返しているので 私は必ず起こると思っていましたし、 今後も起こるでしょうね。  マダマダ新型コロナがどういうものなのかは研究途上で結果が私はわからないので 注目していますが、要は、私たちは子供のころから いろんなワクチンを接種してきましたね。  それが政治的な判断なのか?世代で風疹をしていないとか 麻疹のワクチンをしていないとかありますね。  100%の日本人がみんな同じではないってことなんですね。  それでも、それなりに私たちは過ごしていますでしょ。  伝えたいのはジステンパーのワクチン接種をしても 抗体を持つのはその対象ウィルスに対してなんですね。  数種混合の場合はその複数の物を持ちますね。  ウィルスによっては特定の種族にしか発病しないものもありますので フェレットのみの感染するウィルスや、 人畜共通ウィルスもあるわけで、 そのいくつかのウィルスに対しての抗体を持つことが ほかのウィルスに対しての安全性は何の担保されていないってことなんですね。  では、アリューシャンミンク病とか後からいくつかのフェレットに 感染するウィルスの存在を耳にしますね。  それらにはワクチンがあればいいのですが ないですよね。  ということは、ウィルスに対して何の防御もしていないってことなんですね。 自然免疫力のみで抵抗をするってことなんです。  インスリノーマの時にはステロイドを長期間しますでしょ。 ステロイドは免疫抑制をするので細菌・ウィルスへの抵抗力がぐっと下がりますでしょ。  そんなときには、外に散歩に行ったり、 病院に行くと、ステロイドを使っていることで 抵抗力が弱いってことですよね。  ジステンパーのワクチンを接種しているから 無敵ってことではなくて、摂取しているワクチンで抗体を持った ウィルスへの抵抗はあるってことです。  とはいっても、ウィルスに致命的なウィルスがそんなに存在をしているのか? と言えばそんなことはないのですが。  リンパ腫の原因のEBウィルスは犬との人畜感染は確認されています。 フェレットで感染するかの資料は見つけられないのですが リンパ腫を発生した家庭にはほかの子もリンパ腫になる傾向があるので 感染性の問題を推察していますが このウィルスはとりあえずわたしたち日本人の98%がキャリアですから ウィルスは身近にあるってことなんですね。  このEBウィルスのワクチン接種はフェレットにはしていませんでしょ  なので、いろいろお話をしても仕方がないのですが ジステンパーワクチンを接種すれば無敵感をもって 散歩に行く人がほとんどなんですが それってどうなんだろう?と問題提起をしてみたいと思いまして つらつら書きました。  今、お店さんからのサプリメントを製造をしている最中なのですが 書き残しておこうと打ち込んで、そのまま公開してみます。  まあ、練りに練ってブログの投稿がないよりはいいかなー程度のお話です

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