いたち(医達)塾。ナルヘソサプリ 栄養管理で健康を保つ

2021/06/05(土)22:03

お粗末:4

フェレットの健康(712)

一言で言いきるのは難しいのですが  我が子をなるべく健やかに暮らすためにどうするのかを考えていくうえで 獣医師が健康に向かっていく能力が足らないときには困ってしまいますね。  しっかり動物病院に通い、何度も診察を受けているのに 獣医の能力の問題で残念な結果になるのは悲しいものです。  そうならないために飼い主さんは難しいかもしれませんが 何をしているのか理解と確認が必要だと思います。  例えば亡くなる前には黒い便をする傾向があります。    便が緩くなって、便が黒いタール状であればかなり危ない状態かと思います。  黒いのは血液が時間の経過で黒色に変わることでの鉄の色です。  出血が想定されるので、止血のためにビタミンKの補給が大切です。  止血の仕組みを調べてみてください。    大切なのがビタミンKです。  2000年・・・その頃に新生児にビタミンK2シロップを与えるようになっています。   いろいろ調べてみてください。ビタミンKが止血に大切な様子を  突然黒い便をすることではなくて、調子が悪くなって下痢が続いての タール便になっていきます。  下痢を続けてしだした時にはビタミンKの補給を頭に入れておくべきと私は思います  ビタミンKは腸内細菌が作るので、下痢が続いて腸内細菌の環境が悪くなれば 十分なビタミンKが作れなくなると、出血が起こりやすくなります。  下痢をすると緑色の粘膜が出ることがあります。  激しい蠕動運動により、粘膜が排泄されます。 それが複数起こると、腸壁の防御力が弱まり、傷つきやすくなり 出血しやすくなります。  腸内細菌が減るのでビタミンKが足らなくなると出血を止めれなくなり タール便が続きます。  黒い便そのものは別にどうでもいいのですが、 出血が続いているのは止めなければなりません。  では、獣医さんはそんな時にビタミンKの補給をしてくれるでしょうか?  結構してくれませんし、せっついてもビタミンKを持っていない病院がかなりあります。  最近も複数の事例がありました。  病院にビタミンKを出してもらうのと、 自分で対応することをお勧めして、 死亡にまでは至っていませんが、 黒いタール便は死ぬ前に起こるので怖いんですね。  2002年に繁殖させたベビーフェレットがタール便で3頭死にました  なんでかなーと調べていてやっと対応方法を見つけたわけでした それ以降死亡事例にまではなっていません。  おそらく、止血はできているのではないかな?と思いますが どうなんでしょうね。  でね、ほんと、私の家でいえば冷蔵庫にあるもので対応できますし なんなら、外に行けば材料があるので数日で薬を作ることは可能です。 効くかどうかはわかりませんが作ることはできます。  下痢が続いている。黒い便をしだしたという時に 獣医さんにビタミンKを出してもらいましょう。  ないと言われれば自分で与えましょう。  大量に与えるとビタミンKは過剰症がありますが それまで大量に与えなくても有効なので安全に使ってみましょう。  西日本の病院で最近あった話ですが 黒い便をしているのにビタミンKの処方をしてくれなかった獣医さんはお粗末だなーと思いました。

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