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カテゴリ:栄養雑学
脚気でとてもたくさんの日本人が亡くなったことは
ペットの栄養学で紹介しています。 そんなに大量に病気になり死んでしまう病気が ところ変われば起こらないんですね。 なんででしょう? 病気の原因は加齢や、ウィルス、寄生虫、栄養不足、毒物というような 区分ができると思います。 明治以降日本は傾向として寄生虫やウィルスが 病気の原因と捉える人が多かったのか 新しい知見に病気の原因を求めて研究する人がたくさんいました。 でも、それがすべてではないんですよね。 すべてではないのですが 栄養不足で起こる病気も、 ウィルスや寄生虫に原因があるとして言い張る 有名な医者もたくさんいました。 ともかく、ウィルスや寄生虫が原因の物もありますが はっきりしないことを断定するのは違うと思うんですけどね。 と、医療の歴史を読み込むと思うことです。 ある集団で起こる共通の病気は 発生しない集団と何か違いがあるんですね。 脚気は、日本で多くて、ヨーロッパではあまりないのはなんででしょう? 似たようなことにペラグラというビタミンのナイアシンが 不足してなくなる病気で、アメリカで発生していました。 結局はトウモロコシを主食としていたので ナイアシン摂取不足で起こっていた病気でした。 アミノ酸のトリプトファンから体内でできる成分なのですが トリプトファンも補給できていなかったんですね 集団の病気の発生模様を調べていると 病気にならない集団との差が「病気の原因」ってことなんですよね なので、いろんな病気の発生原因や いろんな動物の病気の傾向を調べていました お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.08.18 17:57:09
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