エクセルの式を自作(ユーザー定義関数をつくってみた)の壁
エクセルの式を自作(ユーザー定義関数)こんにちは、今回はExcel VBAの話を少し。上司に頼まれて、EXCELの式(関数)を作成した。実際には、ユーザー定義関数と呼ぶらしい。式(関数)を自分用に作成した時の注意点を。VBAの基本的な事が出来れば、作成は、難しくありません。ただ、下記のことに注意してください。◇困る事-1 ●関数が再計算しない。 入力した際は、正常に動くが、数字が変わった後、”再計算されない”◇回避-1 Functionのすぐ下に次のコードを書きます。 「Application.Volatile」 こんな感じです。 Function 関数名() As Variant Application.Volatile 処理 End Function これで自動で再計算されます。 volatile自作 = "一番上に書く"◇困る事-2 ●ファイル毎にプログラム(マクロ)を作らなければならない。◇回避-2 アドインを利用する。 他サイトに詳しい手順が載っていますが簡単に説明します。 1.保存する際に、「名前をつけて保存を選択」。 2.ファイルの種類で「Excel アドイン」や「Microsoft Office Excel アドイン」 を探して選択(バージョンによって表記が若干異なります。)。 ”保存先はデフォルトで「AddIns」となっているのでそのまま。” 3.保存が済んだら、アドインで、有効なアドインを登録する。 2003以前では、([ツール]→[アドイン]→作成したアドインへチェック。) 2007以降は、( [Microsoft Office ボタン] →[Excel のオプション] →[アドイン]→ アクティブなアプリケーション アドインへ登録) ☆アドインとして保存したファイルを直したい場合は、 アドインの登録を解除してから。保存→登録を行います。 そうしないと、修正したファイルを保存できません。◇困る事-3 ●数式バーのfxを押しても表示されない。 計算式を入力するところの「fx」を押しても、一覧に表示されていない。◇回避-3 ●Application.MacroOptions メソッドを流す こんな感じです。↓ Private Sub Set_Option()'関数の説明 Application.MacroOptions Macro:="関数名", _ Description:="説明", Category:="カテゴリ" End Sub 【重要】 ☆アドインを利用する場合は、”ThisWorkbook”の中”Workbook_AddinInstall”の 関数名(プロシージャ名)で記述する。 こんな感じです。↓ Private Sub Workbook_AddinInstall() Application.MacroOptions Macro:="関数名", _ Description:="説明", Category:="カテゴリ" End Subまとめると 1.Functionのすぐ下に「Application.Volatile」のコードを書きます。 2.「Application.MacroOptions Macro:="関数名", Description:="説明",Category:="カテゴリ"」 を”ThisWorkbook”の中へ”Workbook_AddinInstall”のプロシージャ名で記述。 3.アドインを利用する。”これで、自作関数の基本は、終わりです。注意:アドインは、使用するパソコン毎に設定しなければなりません。 ファイル単位で利用するのであれば。アドインを使用しない方が良いかも知れません。 Microsoft ExcelでVBAの使い方を効果的に学習できるトレーニン...価格:26,640円(税込、送料込)