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テーマ:レンタル映画(818)
カテゴリ:映画の感想
「巡回して下さっている皆さん、明けましておめでとうございます。新年1発目のレビューは、フランス映画のボン・ヴォヤージュです、昨日(去年)観たレンタルビデオです。さてどのような作品だったんでしょうか?ネタバレに注意して読んでいって下されば幸いです」 1940年パリ、今まさにドイツがパリを攻め落とそうとしてた時、有名女優のヴィヴィアンヌがしつこくつきまとう男を誤って殺害してしまう。困った彼女は幼なじみのオジェに連絡し、すぐに来てもらった。事故ならば警察に来てもらえばいいとオジェは言うのだが彼女はスキャンダルを恐れてそれは出来ないと泣き崩れる。初恋の女性ヴィヴィアンヌに今でも好意を持っていたオジェは彼女のために遺体を車のトランクに入れ、どこかに捨てに行った。ところがその車は事故を起こし、トランクに遺体があったことから殺人犯として逮捕されてしまう。それから数ヶ月後、パリ陥落の時、獄中で収監されていたオジェは混乱に乗じて仲間と共に脱獄する。パリから逃げるために乗り込んだ列車で、科学者の助手をしている女学生と知り合い、彼らの車に便乗させてもらってボルドーへと向かった。一方ヴィヴィアンヌの方も、時の大臣、ボーフォールの愛人となっていて、彼と共にボリドーへと向かい、そこで幼なじみの二人は再会することになる。そんな時だった、科学者一行が密かに持っていた荷物、原爆製造に必要な重水を狙うドイツのスパイがヴィヴィアンヌに接近して来た・・・/愛されていることを利用して男を翻弄させるヴィヴィアンヌ、このキャラクターには本当にイライラさせられました。よりによってという絶妙のタイミングで最善の状況を最悪にもって行ってしまうそんな女でしたので。フランスの男性はこのような女性に弱いのかもしれませんね。演じていた女優さんがイザベル・アジャーニだったのではまり役と言ってもいいでしょう。後、エンディングのfinの出し方も皮肉なアイデアが盛り込まれていて、良かったです。 映像特典では、CG合成が使われていたということに少々の驚きを感じました。メイキングを見て初めて判るような使い方で、最近の映像マジックはここまで進化したんだなあと感動すらおぼえました。あの風景がマットペインティングだったなんて、あの群衆がCG合成だったなんて、凄すぎましたね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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