2009/08/05(水)16:23
昆虫物語(3)
羽化したてのせみを帰ってくる家族一人一人に見せているうちにだんだん白さが抜けてふつうの濃い茶色になって行きました。家にはあいにく木の樹液などありません。せみちゃん、お腹すかしてパワーがなくなったら困るのでよく朝早く起きて、近くの公園に連れて行きました。元気良くせみが鳴いている木の根元にしがみつかせてやると、のそのそと上のほうにしばらく登って、アッと思った瞬間飛立って行きました。あれから一週間の命、元気に過ごしてくれたら万々歳です。
今朝、カブトムシの世話をしたAがちょっといいにくそうに
「オスがちっとも動かない」
といいました。とうとうそのときが来たか!「良く頑張って一緒に暮らしてくれたね。お墓作ってあげよう」早速小さなお庭に小さな穴を掘ってカブトムシの飼育箱を見に行きました。オスのカブトムシは土の中に隠れていて、かろうじて角の先が見えているだけです。触ってもビクともしません。ため息をつきながら、角をそっと引っ張ったら・・・もそもそっと頭を動かしました。あぁ~~良かった!まだ生きてくれているよAもほっとして笑顔になりました。