さっちゃんと9人家族

2009/12/01(火)14:28

旧家族の集い(2)

家族の姿(283)

  土曜夜のコンサートを終えて大ママの家に夜中過ぎに帰宅した兄は、私にメールをくれた。「あす朝一緒に朝食食べへんか? その後帰らなあかんから・・・」 もちろん、OK8時半に大ママんちに行くと、大パパと大ママ、兄と妹と私、5人の旧家族が顔を揃え、あれこれとお話をする。そんな中で大ママのことばが耳に残った。「身体が動かなくなって、誰かのお世話になるのは嫌や~」私「身体が動かなくなることが嫌なのではなくて、お世話になるのが嫌なん?」「うん」そうやね、誰かに面倒を見てもらわなければならない、それは本人にとってものすごく大きな問題。「この若さでおしめをすることを受け入れるのは超高いハードルやった」という阿南慈子さんの言葉が思い出された。自分にとって嬉しいことではないけれども、だれでもそういう時がいつかやって来る、そう覚悟する以外に道はない。だとしてもお世話になることは決して誰かに醜態をさらすわけでもないしその人を傷つけるわけでもない。赤ちゃんがそうであったように、人間はそのように年老いるものなんだ。 どのような未来が自分の老いの姿になるであろうとも、その日までの毎日に心血を注いでいたいと思う。もちろん動けなくなっても終わりではない。まだまだやれることはあるはず・・・大ママの添削のように・・・ おしめをしているおばあちゃん、おじいちゃんたちのその姿を見て微笑ましく思え、お世話することがご飯を作るのと同じように、当たり前のこととしていけたらいいなぁと思う。 

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