さっちゃんと9人家族

2009/12/20(日)00:19

混みこみの時こそ

ひととき(126)

   朝から妹と明日本番のリハーサルをし、 午後から楽器屋さんに行ってもうガタがきている肩当てを新調し、 ちょっとメサイアの合唱練習をのぞいて 夜のオーケストラ練習に行こう、 と思っていた。朝のリハーサル後下のAをバレエに送っていこうと一緒に出かけたら、 手をつなぎにきたAが 「あぁ~ こうやって歩いていると、まるで日曜に教会に行く時みたいやなぁ~」とても懐かしんでいるように言う。 そうやね、スケジュールの合間を縫って一緒に歩ける時間ははっきり言って貴重やね。バレエに行ってみるとWはトウシューズの練習をしていた。ずいぶん力強くトウシューズが使えるようになったものだ。 そのレッスンが終わると W「このトウシューズ、柔らかすぎになってしまった」 「それは危ないね。じゃぁこのレッスンの後トウシューズ買いに行く? 今日ぐらいしか時間取れないから・・・、私!」 スケジュール変更・・・ 子どもたちがさらにレッスンしている間に楽器屋さんに行って、レッスンの後再び合流して、バレエ用品の店に向かうことにした。バスの中お向かいのおばあちゃま 「まぁ これぐらいの子どもって可愛いね。うちの孫たちはもう大人になってしまったから・・・。 一人でいるのってホント寂しいのよ。 今日もね、このバスに乗って終点まで行ったの。そしたらずいぶん田舎だってね。生まれ故郷のことをすっかり思い出してしまった。 懐かしくて、懐かしくて・・・・」 おばあちゃまは、たまたま目にした二人の姉妹WとAをきっかけに、どんどんご自分の心の中にあるものを語り始められた。「次のバス停で降ります。」 「そう、じゃぁ またどこかで会いましょうね。お譲ちゃんたちも、ね!!」 「ええ、きっとまたバスの中で会えますね」きっとおばあちゃん、今日はちょっと心を軽くしてお休みになっていると思う。良かった 

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